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「ごめんなさい」その九十八_第九十五話_公園での一幕

 こんばんは、三日月です。
 海の日なのに公園のお話でよいのかというツッコミもあるかと思いますが、たまたまですので。以前は二十日固定だったんですよねぇ。月日が流れるのは……と言い出すと年を感じて悲しくなるのでやめます。
 今さらなにをと思うかもしれませんが作者は羞恥が好きです。羞恥露出が好きだから露出ものを書いているわけでして。そういう意味では今回のお話はフェティッシュな趣を醸し出しながらも、羞恥な面が強くて気に入っています。
 話は変わりますが、この前焼肉屋さんであまりにもおいしいアジのたたきと豚足を食べたので思わず写真に撮ってしまいました。いまだにフィーチャーフォンなのであれですが、せっかくなのでブログらしく載せたりしてみます。こんばんはと言ってはいますが、この写真を深夜に見るのはよくないかもしれませんね(笑)。おいしかったなぁ。
 拍手コメントメール、ありがとうございます。嬉しいです。本当に。
 次回予告のコーナー! 次回も公園での出来事が続きます。おまけもあるよ! ぽろりももちろんあるよ!
 それでは第九十五話です、どうぞ。
アジのたたきと豚足
























 九十五 公園での一幕








 何時間経ったか知れない。旦那様はよほどこの下着が、あるいは
(いずみ)さんの下着が好きなのか、じっと眺めてくださるの。


 もじもじ、泉さんは我慢の限界そう。私はまだまだ平気だった。
深町(ふかまち)絵里(えり)、深町憲邇(けんじ)旦那様、いえご主人様の妻として、この程度はまだまだ、平気ですもの。


「あ、あの、せんせー。そ、そろそろ……」


「いやぁ、眼福眼福。もうちょっと」


「そう言ってもう、時間、大変ですよ? こ、この次の子が、大変です」


「気にしないでいいよ、あっても次で終わりにするし。いやぁ、今日の露出がよかったからね。ふふふ。何度学校で犯そうと思ったか」


 してくださってもよかったのに。優しいご主人様ですわね。うふふ。


 今宵、この夜、
千歳(ちとせ)ちゃんの学校で校内学園祭露出をした、夜に。ご主人様の寝室で、ご主人様に泉さんと一緒に、犯していただく。なんて幸せな、夜なのかしら。


 子を、授かっても、なお。犯しに来る、素敵なご主人様。ああ、本日の露出調教、恥ずかしかったですわ、と、目で訴えておく。よしよしと、目でも撫でてくださる、旦那様が大好き。


 二人、旦那様の性奴隷は下着姿で、ただ立たされているの。ただ立たされ、見られるだけ、視姦されるだけの、時間。私はとても幸せですわ。泉さんはもじもじと早く早くと、急かしそうですけれど。


 二人の、下着。片方は透け、片方はふりふり。旦那様は奥の奥まで、見通していそう。二人の乳房、陰毛、その奥まで。


「せ、せんせー、夜が明けますよ」


「うるさいなぁ、欲しいなら欲しいって言えよ。やるかどうかは、私の気分次第だ。私をコントロールするのは許さんぞ」


「……犯して……」


 我慢できずにねだる、泉さんの淫乱。身をくねらせて、喘ぎかけながら、声を出す。


「なんでも……します……あなたの子を授かる、名誉をください、ませ……」


「まだわからないのか、なになにしますから、どうか犯してやってくださいませ、だ。ただで犯してもらえると思うな」


「あん、いじわる……で、では、これから同じ勤務日は、お昼ご飯、必ずご一緒して、必ずなにか一つ、えっちなことをします。その日その日を、日替わりで……」


「ふぅん? 軽いものだったら許さんぞ、よし、犯してあげる」


「ああ、嬉しい、えへ……押し倒してー」


 両手を広げて、旦那様を誘う、淫売。透け透けの下着を、強く押し倒し、のしかかる旦那様。私は旦那様に言われるまでもなく、泉さんの隣に行き、彼女の腕を上げさせ、拘束した。


 きっと今日は、そんな気分。


「さすが絵里、気が利くね。いいね泉、今日は抵抗できないよ?」


「はい、ご主人様。一切抵抗いたしません。どうぞお好きに、お料理してくださいませ」


「よろしい」


 と、べろり、透けショーツの上から泉さんを舐めると、旦那様は少し苦笑いなさいました。


「なんだ、もう準備万端じゃあないか。見られて興奮したのか」


「だってあたくし、そーゆー女でしたもの。そうしたの、目覚めさせたのは、ほかならぬご主人様でしょ」


「そうだったね。いい女だよ、お前」


 さわり、いいなぁと思いつつ、泉さんの頬が撫でられるのを横目で見ます。泉さんもうっとり、同じことを返そうとして腕を動かしますが、それはなりません。


「この調子なら、ハーレム全員露出狂計画も早く済みそうだ。泉、お前と同じようになるようみんなを先導してやってくれ」


「はーい。うふふ。絵里さん、どうですか露出? あたくし、なんなら練習で手伝いますよ?」


「あら、それは泉さんが露出したいだけでしょ。いい? 憲邇ご主人様がやりなさいと仰ったときだけ、露出の許可がありますのよ。練習とはいえ勝手にだなんて、許されませんわ」


「うわ、なーによー今日はいっそう淑やかに。露出の日はそーなんですか、せんせー?」


「そうだね、そうかもしれない。ふふ、泉もいるのに、その状態なんだね、絵里? いいぞ、今日はそのままでいなさい」


「はいご主人様。いい泉さん、勝手にやろうものならひどいお仕置きですわ。勝手にだなんて、絶対めっ、ですわ」


「はいはい、わかりましたよーっだ。それよりせんせ―、早く挿れてくださいませー、えへへ」


「本当に勝手にしないだろうな、泉? 一人で楽しもうものなら、お前なんか一生籠の鳥になるぞ?」


「……そ、それはやですよ、やだなぁ、あはは」


 あら、あらら? 泉さんったら、一瞬、逡巡の躊躇いが顔をよぎったわね。


「ふぅん……まあ、余裕ができるのは少なくとも来年以降だから……有給は何日だったかな……あの辺で使って……いけそうか…ま、それはそれとして、絶対に勝手にやるなよ、泉? したらすぐわかるからな。ひどいお仕置き、してやるからな」


「あーん、お仕置きやですわ、あたくし。しちゃおうっかしら」


「まったくもう、変態め!」


 ずぷん! そこで一気にご主人様が挿入なさります。びくん! と全身が跳ね、うっとりととろんとした顔で受け止めた泉さんは、すぐさま脚をご主人様に絡めました。うぅん、脚のほうも縛っておけばよかったかも。


 無抵抗を蹂躙される。その欲が、泉さんにはあり、蹂躙したいとの、欲が旦那様にもおありになるのですから。


「どかせ、動きにくい」


「はいご主人様。申しわけございません」


 すぐに外し、すりすりと喘ぐ、泉さん。色っぽい声が夜に響き、ベッドを振動させます。


 結合部も音を出し、濡れが二人を滑らせます。くちゅぐちゅといやらしい音がし、匂いがこちらまで香って来、夜の息吹が感じられます。


「あんっ、あんっ、大好き、せんせーっ」


「ああ、私も好きだよ、泉」


 愛のお言葉、激しいのです。


 泉さんのその小さな乳房が揺れ、二人の振動の激しさを表します。かたぁく大きい、旦那様のモノが、何度も卑猥な匂いを醸し出し、出入りを繰り返すのです。強く突かれるたび、檄を飛ばすように喘ぐ、泉さん。よほど気持ちいいのか、嬉し泣きも強そうでした。好き、好きと連呼し、はぁはぁと喘ぎ、艶を出してメガネを曇らせ、ずらすほど動いていくのです。


 旦那様がにんまりと胸を揉みました。小休止さえさせてくれぬと、顔に書く泉さん。胸もぴんとなり、感じるのか、そわそわと脚がはしたない。透け下着越しに胸を舐められるとまたびくん、と跳ねるのです。ああ、いやらしい。うっとりとそれもまた嬉しいと、気持ちいいとまた顔に書く泉さん。にんまりとまた旦那様もそれに応じ、ぺろぺろと胸を舐め上げ、楽しんでいるご様子。


「あん、あっあっあっ、あん、あん」


 喘ぎっぱなしの泉さん。今日は露出したためかよほど感じるらしく、いやらしく喘いでばかりでした。私も気をつけませんと。


「今日は敏感だね、泉? どうしたの、どうして感じるのかな?」


「だってー、せんせーが露出させるからですわ」


「私のせいにするのか、ずるいぞ」


「せんせーのせいですっ」


「つまり、泉は淫乱ってことだよ。露出させられて感じるんだからね」


「ふんだ、違います―。せんせーが大好きなだけで、せんせーのご命令を聞くのが幸せなだけですー」


「淫乱」


 びくん。感じる、泉さん。揺れる、その心。傍目にもよくわかり、私は彼女にキスをしてあげた。


「ん、絵里さんはダメ、正妻は正妻らしく、旦那とだけになさいな」


「いいじゃないか、私が許しているんだから。絵里、どんどんなさい。女の味も覚えて、レズプレイができるようにね」


「はい憲邇ご主人様。うふふ。泉さんは
広子(ひろこ)さんとだし、もう必要ないと思いますけど」


 どきり、としたのか、傍目にもよくわかる。うふふ。図星ね、まったくもう。


 淫乱。


 私は泉さんとキスを繰り返し、時折(ぎこちないけれど)胸を揉んであげ、彼女を楽しませていった。その間も突く、突き続ける旦那様。泉さんも昂り続け、早くも絶頂に達しようとしていた。


「あっ、あっ、あっ、ああーっ! せ、せんせー、もう、もう」


「我慢しろ、でないと
膣内射精(なかだし)してやらないぞ」


「ダメ、ダメダメダメあぁんイク、イクッ……! イッ、ちゃ……ああー! あー、あー、ああーっ!」


 びくびくんと全身が跳ね、抑えつける腕も暴れ、ばたばたとみっともなく、激しく、そしてなにより、美しく達する、泉さん。絶頂に弓と化し、快感に震え、よじり、幸福と化す、泉さん。はぁ、はぁと余韻に浸るところをまた、まだの旦那様が小突く。


「あん、ダメ、せんせー、イッてるから」


「我慢しろと言ったろう、泉? これはお仕置きだな、罰ゲーム」


「や、やだ、あっ、んっ、ふう、や、いや、です」


「なにをしたい?」


「あっ、あ、あ、ん……」


 いじめてほしい、もちろん被虐癖が満載の、泉さん。余韻に浸りつつ、あれこれと要らぬ考えを巡らせ、結局は。


「せんせーのしたいこと、して……」


「うん、だから、泉の口から聞きたい」


「……」


 言え、と言ってほしいんだわ。きっと。うふふ。


「言え」ずぐん。


「あっ、露出、露出いっぱい、しますっ」


「ダメだよ、二週間後。あーあ、言えないなら絵里で処理しようかな、今日は孕ませないでおこうっと」


「やだ、やだやだやだ、孕みたいの。ええっと、ええっと……んっ、あ、あ、あ……っ」


 こちらを見上げる泉さん。助けなど出しませんわ、私だってわからないもの。


「わ、わかりました。んっ……ろ、ローターを、着け、ます。あ、あの、明日から、毎日……ずっと、ずっとでも、いいです」


「でも? 言葉おかしくないかい?」ずぷん。泉さんの顔が、綺麗にも歪む。


「はい、はい、ずっと、ずっとがいいです! ずっともう、四六時中ローター着けてますー!」


「よろしい。でもずっとは面白くないから、明日仕事の間だけにしてやるよ。そっちのほうが、お前には罰だろうからね」


「あん、せんせーったら、優しい……」


 うっとりする泉さん。にこりと微笑み、罰ゲームに震えず、ただただあそこをご主人様に堪能していただく、構え。にっこりと笑顔を花開かせ、ただただ動くご主人様を受け止めていくのです。


「気持ちいいよ、泉。そうだ、明日一日の代わりに、いくつも着けようか。何個がいい? 絵里、お前が決めなさい」


「はい旦那様。二個、いえ三個はいけますわね、泉さん?」


「うん、うん平気っ。せんせ―のこと思えばあぁん! へ、平気ですから、何個でも、どうぞっ」


「では四個、着けましょうね、泉さん」


「決定だね。じゃあ胸に二つ、あそこに二つだ。泉に尻はないな、泉はうなじだしな」


 そこでべろり、無理矢理泉さんのうなじを舐め、また全身を弓に変化させた旦那様。泉さんは軽くまた達してしまったのか、びく、びくと蠢き、愛を囁くばかりでした。


「せんせー、好き、好き、愛してる……」


「ああ、私も愛しているよ」ちゅっ。らぶらぶ、ですわ。


 そのまま二人は夢を味わっていくかのように、ゆらゆらと楽しんでいきました。旦那様はリズミカルに突いたかと思えば、乱調に入り思うさま、泉さんを犯していきます。泉さんも感じ続け、愛液が大量に溢れ、シーツを濡らしていきました。ベッドはただひたすらぎしぎしと揺れ、両腕を拘束する私も疲れてくる、頃。


「そろそろかな。泉? わかっているだろう、言え」


「はいご主人様。射精、して。孕ませて、くださいませ」


「泉?」ずぐんっ。はぁはぁ、喘ぎながら宣言する、泉さん。


「おま○こ、おま○こおっ。おま○こにおち○ぽ、生ナカダシしてっ。孕みたいの、お願いっ」


「泉っ」


「ああっ
 あー、あー、ああーっ イク、あー、イク、イク、あう あうう……っ


 どくどくと注がれる旦那様の精液。子宮が男を欲しがり、ぎゅうときっと締めつけていることで、でしょう。ああ、私ったらなにを考えているの、かし、ごくん、かしら。泉さんはまた最後に弓となりしなり、絶頂に達し、旦那様を受け止め、受精なさっていました。妊娠していますようにと、私も祈っておきましょう。


 ああ、お美しいお二人。特に旦那様の、しなやかな筋肉の律動はとても、惚れ惚れしますわ。


 やがて幸せな射精の時間が長くも終わり、泉さんはため息をつき、にっこりと微笑みました。旦那様も気持ちよかったよと口づけ、にっこりです。抜けるとすぐさま私は旦那様を綺麗にし、泉さんを綺麗にし、口でお掃除したあと、泉さんに白いものをあげました。だって泉さんのものですものね。うふふ。


「はぁ、はぁ、ん、おいし
 せんせーの精液」「ふふふ」


「変態だな、泉」


「惚れた女はみんな惚れた男の精液が好きですよーっだ。ふふふ。ああ、気持ちよかったぁ。あたくし、こんな幸せでいいのかしらって、ちょっとマリッジブルーね」


「いいんだよ泉。もっともっと幸せにしてやる。いいな?」


「はいっ、せんせー!」


「だから黙って私についてきなさい、いいね?」


「はいっ、ご主人様!」


 ようやくと腕を解放してやると、すぐにぎゅうと抱きつく、泉さん。全身で幸せを表現し、にこにこと微笑むばかり。ちょっぴり、羨ましいですわ。ふふ。


「昼食、ちゃんとしろよ? じゃないと許さないからね」


「はーい。ふふ。じゃー、次、絵里さん。受精なさい」


「もうしていますわ、うふふ。泉さんにはその時点で勝ちですの」さすさす。幸せ。


「ぐぬぬ、悔しいわー。じゃーしょーがない。膨らんだお腹での露出を先に見て、参考にしようっと」


「そうだね、いずれ泉もやらせるし。じゃあ絵里、やろうか。お前はなになにするから犯してと言わずともよいぞ、なにしろ正妻だからな」


「いいえ旦那様、そうはいきませんわ。正妻などありません、みな、旦那様の妻ですもの。私も明日一日、泉さんと同じ数、ローターを着けていますわ。ど、どうでしょう? お気に召しまきゃあっ!」


 押し倒されてしまいました。キスの嵐を受け、私も幸せに満ち足りていきます。


 一息入れ、小休止で見つめ合います。いつの間にか、泉さんが頭の上に座り、私の腕を拘束していました。さっきのお返し、嬉しく思います。


「悔しいが明日は仕事だから、定期連絡しなさい、いいね? なにをするか、お前ならわかるだろう?」


「はい旦那様。定期的に、えっちな写メを撮って、送ります。きちんとローターを着けていると、お知らせしますわ」


「よろしい。泉は明日仕事だから、仕事中はいいぞ。休憩になったら教えなさい、いいね?」


「はいせんせー」


「ありがとう絵里。犯してあげる」


 ぞく、り。快感の調べがまた、階段を早くも、駆け上がるのでした。


 私は犯され、ました。


 舌で全身を蹂躙され、唾がてかてかと化粧をし、その様を写真に撮られます。「売ってもいいよね? 人に見せようよ、お前もホームページしようか」と言われ、震えつつも旦那様に喜んでいただこうと、頷きかける、私。泉さんがそんな私を「淫乱ですね、ふふ」となじり、大きく首を振り、嫌と宣言します。すると旦那様も「冗談だよ、今はまだ、お前を独占していたい」と愛の言葉を囁き、私にキスをくださいました。優しいお人に涙が止まらず、先の泉さんのように、ただただ目の前の大きな人に、私も愛を囁くばかり。


「愛して、います、旦那様……」


「ああ、私も、愛しているよ、絵里」


 どくん。それが、それだけが私を、悦ばせる。幸せに満ち満ちて、もうそれだけで、達しそうな、ほど。ああ、
柚香里(ゆかり)さんみたい。なでなでを受け、それでも感じ、達しそうになる、はしたない自分。見つめられ、それでも感じる、あまりにも淫らな、自分。


 なにをされても、感じる。私はそう、改造された、の。


「イクときに黙ったら許さないぞ、大声でイけ」


「……嫌……はしたない……」


「ふふ、よろしい」なでなで。「そこではいご主人様と言ったら、叱るところだった」


「まー、せんせーのお相手って難しいですね、ふふふ」


「当たり前だよ、百人百様、人によりけり、気分によりけりさ。さっきのなら、二つ返事が正解のときもある。運かもね」


 ああ、ひどいお人。大好きですわ。大好き、大好き。「大好き」


「うん、私も大好きだよ、かわいい絵里」


 ちゅっ。それから下着をずらされ、挿入をされる、私。


 もう準備なんて、見つめられて三分で完了していた、もの。


 ずぶ、ずぶ……あああ、私、幸せものね……


 旦那様のそそり立つあまりにも大きな、かたぁいモノが私を蹂躙していく。犯され、ぶつけられ、乱暴にも膣を破壊されると思うほど強く、突かれると。女の声が、嬌声が、漏れる。恥ずかしいと、思うほどに。


「……んっ、ぁ、ぁ……ふぅ、ふぅ……ぁっ、ぅ、うー、ぁん、ぁん……っ」


「あらやだ、絵里さん声、我慢することないですよー? うふふ。あたくしにも聞かせてちょうだいな」


「嫌……我慢、するの……」


「そうだ、我慢しろ絵里」ずぶずぶ、はぁ、はぁ。「聞かせるな、黙ってろ。お前には我慢がお似合いだ」


 はい旦那様。そう、目で訴え、涙目ながらも頷き、ひたすら我慢をする、私。


 我慢が、最高。幸せ、なの。旦那様のためにする我慢ほど、嬉しいものはないのですわ。嬉しい、嬉しいの。うふふ……


 今度は静かな夜になりました。ベッドのほうが大きな悲鳴を上げるほど、私は声を我慢し、なるたけ淑やかになるよう努めました。旦那様がそうお求めなのです。応じるのが務めですわ、と、必死で唇を噛み締め、出てくる己の女を、性欲を抑えました。


 下着のフリルが、揺れ。私の小ぶりな乳房も、揺れ。伸ばしてきた髪も、揺れ。泉さんの見下ろす風景も揺れて、いきました。はぁはぁと息が荒くなり、我慢もだんだん大変になってきます。


 その間、擦れる、旦那様と己。


 あまりにも、気持ちよく。あまりにも、快楽で。あまりにも、悦でした。


 女、でした。母であるのに、女の性しか、出ませんでした。


 私は悦んで、いました。あまりにも犯される悦びが強く、気持ちよくてしょうがありませんでした。


 ……あっさりと達しました。旦那様にもうダメ、もう無理ですわと言う暇も、なく。


「……っ
 はぁ、はぁ 旦那様……っ ぐすっ、申しわけ、ありません……ああ、ああ、うー ううー


「あはは、いいよ絵里、お前はかわいいから許す。その代わり、いっぱいイきなさい。いいね? 柚香里ほどじゃあないにせよ、イきたいだけ、イきなさい。ね?」


「……」ぶんぶん、首を振る。旦那様と同じ回数がいい、と、言っても苦笑いされるばかりでした。


 だって、達しすぎるだなんて、淫らすぎますもの。まるで娼婦ですわ。


「ダメだよ」耳もとの甘い、お言葉。「たくさんイかせてあげる」


 ぶるぶるぶるっ。全身が震え、また快感が頭脳を通り過ぎ、膣が蠢きました。


「……締めつけたね、嬉しい?」


「……」


 涙が滲むばかり。ふいと、横を向いてしまいます。けれど……


 いじわるな旦那様が、大好き、です。


「ふふ、絵里、絵里……」


「ああ、んっ、うー、うー……好き、好きぃ、好き、好き好き、旦那様、旦那様……」


 私も好きだよ、とお返事をもらいながら。犯され続けました。旦那様はまだぎんぎんで、いつ達するのか知れぬほど。それなのに私は、かの人が擦れて通り過ぎてぶつかり、戻るたびに。膣が収縮し、危うく軽く達しかけるほど、感じていました。


 露出の日は、昂るのかしら。そうとしか思えぬほど今日の私はおかしい。ああ、はしたない。淫らな、自分。認めたく、ない。


 キャンプのときも、花火大会のときも、妙な有り様だったけれど、忘れたわ。ああ、あんなときとは、違うと、思いたい。


 違うの。キャンプのときと花火大会のときは、死ぬほどイッたけど、違うの。あれは私じゃあ、ないの。


 だって私、今日は電車露出した日の、状態だもの。ええ、違うわ。あの日の自分とは、違うの。


 だのに、私はまた奥に到達され、達して、しまう。


「うー
 旦那様ぁ ごめ、ごめんなさい、うー ま、また先に、ううー


「あらかわいい、うふふ」


 うるさいわ、泉さんったらっ。


「一緒じゃあなくていいんだよ、気にするな。どうせお前、射精したら必ずイクよう調教してやったんだから」


 そ、そうでした。今までイかぬことなどないほど、旦那様の射精で達してきた、私でした。


「そうだ、妊娠したことだし、射精は一回でいいよね、絵里? その代わり濃く、長くしてやるから。で、泉、絵里が達した回数、正の字書いてやりなさい、終わったあとでいいから」


「はーい。うふふ。覚悟なさい絵里さん。明日の写メ、毎回自分の達した回数見ることになるのよ」


 ぞくり。ああ、いけないわ。泉さんの言葉で感じるだなんて、はしたない。旦那様のお言葉だけに、反応するようになりませんと。


「安心しろよ、気が向いたら、お前の達した回数など書けぬほど私が膣内射精してやるから。そのときは反対に、私の回数を書いてあげる」


 ぞくぞくぞくう。私はあわあわと、その言葉でまた、高い性感を得ていました。


「今日はたっぷり、お前だけイけ、絵里っ」


「ああっ、旦那様っ! 好き、愛してますわっ! 大好き、大好き」


「私もだよっ、愛しているぞっ、絵里っ」


「ああっ、ううーっ、うっ、うっ、うぁっ」


 ぷつん。


 ……


 ……


 ……


 またイク……


 ……


 ……


 ……


 また、イク、イッちゃう……


 ……


 ……


 も、もうダメ、イき過ぎ、イき、イク、またイッ、あう、ううー……


 ……


 早く、早くナカダシ、してえ、おかしく、なっちゃう……またイク、イッちゃうのお……


 ……


 ……


 おま○こ、おま○こおま○こ、おち○ぽお! ナカダシ、ナカダシしてえ! いやぁ泉さんには嫌、私もほしい、孕んでますから好き放題射精できますわ、ね、ね? ここまでやったんですからナカダシしないとダメです、どうかお願いしますわ、旦那様、焦らさないで、
射精()してえっ!


 ……


 ……


 ……


 はぁん
 うー はい、今日一番の、絶頂でしたわ 幸せですの うー


 ……


 ……


 ……


 ようやく、意識の中の電気がつけられる。ふっと目を開けると、世界が正しく感じられます。


 なにが、あったか。夢中でなにも、なにも、ああ……気持ちよかった……


 そこでようやっと正常な思考が戻ります。ふ、ふう。ようやく、終わりましたわ。はぁ、はぁ。私は息も絶え絶え、セックスを終えた火照りでかあっとなっていました。


 それはそう、泉さんが書き書き、私の内股にすごい数の正の字を書くから、ですの。


「い、泉さん、さすがに盛りすぎですわ」


「なーに言ってんの、これで正解よ。あたくしちゃんと数えてたし、メモだって取ったんだから」


 ほうら、と差し出される、ベッドの横のメモ用紙に、正の字が確かに同じ数、書かれていました。ああ、なんてことでしょう。わなわなしつつ、にこりとこちらを見やる旦那様も正解だよと仰るので、仕方なく受け止めるほか、ないようでした。


「よかったよ、絵里」


「あ、ありがとうございますわ、旦那様。またいつでも、今日のようになれと仰れば、なりますわ」


「ああ、いつでも頼むぞ、私が望んだときにね。ああ、気持ちよかった。ふふふ」


「うふふ。あたくしも幸せでしたわ」


 すり寄る泉さん。終わったあとのいちゃいちゃ、開始です。


 ちゅっちゅ、キスをし、抱きしめ合い、撫で合い。三人は幸福な時間を過ごしていきました。


「明日が楽しみだよ、二人とも」


「はーい。頑張りますわ、うふふ」


「ええ、私も、頑張りますの」


「よろしい。時間まだあるし、ほかの子を犯してくるよ、じゃあね」


「はーい。いってらっしゃいませ、ご主人様



「いってらっしゃいませ、旦那様。愛していますわ」


「ああ、私も愛しているよ」


 最後のキス。おやすみのキスですわ。うふふ。


 ばたん、旦那様が出ていくと、その匂いが残るベッドで、私と泉さんはにっこり、微笑みながら眠りにつきました。


 なんて幸せな、夜なのでしょう。うふふ。
















 小首を傾げつつ、先輩がナース服のスカートをめくり上げる。そこには、下着ではなく、紺色の水着がのぞいていた。多分、スクール水着。


 そして、内股にテープで張り付けられた、ピンクの、ローターさんが二人。見せつける水着の真ん中に鎮座している。かすかに振動しているのか、ここからでも、わかる。


「ど、どうでしょう? こ、これからしばらくは、ん、その、コスプレお昼ご飯ということで、ひとつ」


「私をおかずにご飯食べてください、と?」


 こくりと頷く、かわいい先輩。


 病院でのお昼、今日から泉先輩はお昼ご飯を憲邇さんと一緒するとき、必ずえっちなことをするんだって(だから今は憲邇さんの部屋に人が来ないよう、言ってあるの。集中したいと、嘘ついて)。大変だなぁ、と他人事。もしこれが私にきたらと思うと怖いけれど、多分、ないわ。ないわよ、ね、きっと。


「前もはだけさせて見せなさい」


「はい、ご主人様」


 先輩、お嫁に行ってからしばらく、かなり甲斐甲斐しいっていうか、より従順になりましたよね。やっぱり露出調教が効いているのかなぁ。


 ぷちぷちとボタンを外し、前をはだけさせる先輩。そこには見事な紺色のスクール水着がのぞき、白い名札で『
3-1 沢田(さわだ)』と書いてあった。


 紐とその先の丸っこいものが、胸についている以外は、普通のスクール水着だった。


「それ、学生時代のやつかい?」


「はい。んぅっ……本当に着てたやつです」


「なるほど、よかった。名札があって。あるとないとじゃあ、違うからね」


 そういうものなんですかね。男の人ってやっぱり、わかんない。


「よかった、今日は休憩が今までなかったみたいだから、楽しみだったんだ。ふぅん……やっぱり、泉は最近、痩せたね。腰回りがすっきりしてきたろう」


 言いながらいやらしく腰を触る、憲邇さん。泉先輩はいやんと、腰をくねらせ、微笑んだ。


「わかります? ふふふ。あたくしもウエストが細くなってて、びっくりですわ。せんせーなら、広子ちゃんみたくむっちりちゃんも好きでしょーけど」


「気にしてるんですから言わないでくださいよ、もう」


「あはは、いいじゃんいいじゃん。で、どーです? こーふん、します? んん、あ、あ……っ」


 ……してるの、先輩じゃあ、ないですか。


「うん、いいね。私スクール水着には一切興味がなかったんだけど、最近目覚めつつあってね。性癖って変わるものだね。君たちのせいだよ」


「はい、ごめんなさい。次の日は体操服着てきますね。あたくしたちちょうどぎりぎりブルマですから、ありますよー?」


「ああ、頼む。楽しみだ。ちなみに、スクール水着にもブルマにも色の種類があるんだけど、そっちはあるかい?」


「へ?」「?」


 泉先輩と二人、見つめ合う。そんなのもちろん、知らない。


「知らないか。じゃあ今度プレゼントしたげるよ。ああ、いい眺めだ。そのまま開いてなさい。広子、食べさせろ」


「はいご主人様。なんだろ、ちょっと怖いなぁ」


 言いつつ、おべんと箱を開く。ご主人様の憲邇さんはぱしゃぱしゃ、数枚、写真を撮ってご満悦だった。泉先輩もさすがに恥ずかしそうにまた身をくねらせる。


「ねー。うふ。えっちコスプレ、どんとこいですよ、せんせー?」


「ああ、お前からするよう、仕向けてあげる。ありがたく思え」


「はい、はいご主人様。うっふん。えへ、大好きー」


 いいなぁ。泉先輩、最近甘え上手になってる気がする。まね、は無理だからいっか。


 それから憲邇さんは泉先輩をおかずにしながら、もりもり三人前はお弁当を食べました。今日は誰のかしら。ふふ。おいしそうに食べる憲邇さんに、私たち二人もにっこりだ。


 スクール水着の先輩も、なんだかいやらしい色気、たっぷり、むんむん(当たり前か、この年だし、変なお化粧、四つもあるし)。それ下に着て勤務かぁ、大変だろうなぁ。よく今まで、平気で勤務できてたなぁ。ノーパンでさえ大変だったのに。


「そのままで何事もなかったら、ちゃんと撫でてやるよ、嬉しいだろう?」


「はい、とってもとっても、嬉しいです。ああ、そんなにもらえて、もったいないくらいですわ」


「あはは、本当にみんな、撫でられるのが好きだねぇ。私が好きだからいいけど」


 もぐもぐ。楽しそうな憲邇さん。


 それが、なにより。仕事に身が、入るの。


 るるる、そこで憲邇さんの携帯が鳴った。憲邇さんは食べながらそれを開き、ぴっぴと操作して、またにんまり。ぱたんと閉じ、もぐもぐとまた食べ続ける。


「ふふ。せんせー、あん、ど、どーでしたか、絵里の野郎の定時連絡」


「うん、時間になるとどこでもやりなさいと最初に言ったから、ちゃんと備えて、今はスーパーのトイレからだったね。しかし消えないし滲まないものだねぇ」


「あれ、そういう用に買ったんじゃあないんですか」


「うん。だからびっくりだ。使えるね、まったく」


「なんの話ですか?」


 私があーんしながら聞くと、二人はにこにこ、ヒミツだそうな。うぅん、なんだろ。


「どーせいずれ広子ちゃんもやるから、そのとき教えたげるね」


「ま、またえっちっちですかぁ。最近すごすぎですよ、憲邇さん」


「うん、抑えようと思ってこれだからね。でもまあ、露出の翌日だからしょうがないよ。二週に一度だから、許してくれ」


 まあ、それなら、いいかなぁ。二週間、月に二度、って、ちょうどいい間隔の空き方だと思うな。憲邇さんのお休みのこともあるし、火、土って、考えやすいものね。はぁ。


「もう九月も終わりだねぇ。季節が移ろうのも早いわけだ。紅葉見たいなぁ。どうしようかなぁ」


「うぅん、難しいですよねー。ん、はぁ、はぁ、せ、先月のキャンプ、奇跡みたいなものですからねー」


「うーん、全員で行きたいけど大人数だし、何人かばらばらで行ったほうが、個々人が楽しめていいかなぁ。どうしようかなぁ」


「憲邇さんがいないとみんな行く意味ないですよー?」あーん?


「そんなことないだろう。行ってくればいいんだ、私に合わせなくともね」


「絵里の野郎は主婦になるわけだし、ぷち旅行とかしそうではあるなー。うーんでも、そうしたらメイド長がかんかんになりそーだ」


 確かに。


「でも旅行は問題だよね。行きたいなぁ。子供たちもいることだし、なるべくね。考えておこう」


 もぐもぐ。これからに思いを馳せる、憲邇さんなのでした。


 残りの時間は、せめて知ったんだし、先輩のフォローに、なるべく、回ろうっと。


 憲邇さんも泉先輩も(へんてことはいえ)、笑顔のお昼休みでした。うふふ。
















 みゆったらあんなこと言って、もう。憲邇のちょうきょうったらないわ。もう。


「えへへ、で、でも、憲邇さまが喜んでくれるから、みゆ、うれしいなぁ」にこにこ。


 まったくもう、かわいい。ぱしゃぱしゃ憲邇ならずとも、つい写真を撮ってしまう、ばか親のわたしだった。


 今日は憲邇のお休み。また、露出をするとか。誰にするかはまだ決めてないみたい。してない子優先とは言っていたけれど。


 平日とはいえ、わたしと
紗絵子(さえこ)さんは今日は岡山(おかやま)さんご夫妻がまた旅行に出ちゃったのでお休みをもらえ、ありがたく憲邇にご奉仕するのに使わせてもらっている。みゆとまゆちゃんも今日は早く、すぐ帰ってきて、午後から憲邇に時間のある子がご奉仕するの。午前中は肩を揉んであげたり髭を剃ってあげたりしつつ、憲邇もお仕事が大変だったりお客様が来たりと忙しかったから、午後から張り切るんだって。まったくもう、まったく。


 あ。そろそろ憲邇、髪切ったほうがよくないかしら。昔みたく紗絵子お母さんに頼むか、わたしにやらせてほしいなぁ。ちょっとあとで頼んでみようっと。


 今は、露出を、楽しませて、あげるの。憲邇をできるだけ、喜ばせて、あげるの。


 さて、今日いるのは、ええっと……わたし、柚香里とみゆに
詩音(ふみね)の親子、まゆちゃん、それから紗絵子さんに奈々穂(ななほ)ちゃん、メイドの良子(りょうこ)さん、(ともえ)さんの八人だった。あとで仕事や学校が終わった子も合流するかもしれないけれど、ひとまずはこの人数で露出をこなしていくの。もちろん、全員じゃあないとは、思うけれど。


 ない、わよね。集団全裸露出行進でお散歩とか、早すぎるわ、みゆにだって、わ、わたしにだってっ。正妻で新妻で良妻の絵里さんならともかく、ねっ。


「じゃあ、みゆは今度それをするから、今日はいじめるのはよしてあげるよ。よかったね」なでなで。憲邇の悪いなでなでにみゆったらいちころ。わ、わたしもだけど。ていうか、みんなだけど。


「じゃあみゆには手伝ってもらうだけにするよ。悪いことはあんまり言わない。残りのみんなの中から露出する子を選ぼうかな」


「はぁい。いいなぁみゆおねえちゃん。ななほはずかしいのえっちっちだし、やだなぁ」


「な、奈々穂ちゃんもなになにしますからお許しくださいごしゅじんさまって、言えばいいよ」


「そお? あ! 思い出した。えへへ、ねぇねぇせんせぇお兄ちゃん、つぎいつおやすみなのぉ?」


「次? 次はええっと、
静香(しずか)を監禁する三日間の、確か間の日だから……来月三日の土曜日だね」


 静香ちゃん、大変ね。


「じゃあその日ね、父の日のぷれぜんとしたげる。あのね、みんなにもてつだってほしいの」


「ああ、なな、例のあれね。うふふ。わかったわ。紗絵子お母さんからもみんなに言っておくわ、すぐにね。みんな二つ返事でいいって言ってくれるわよ。なんてったって、憲邇くんがきっと喜んでくれるもの」


「な、なにかな。ちょっと楽しみだけど、なんだか怖いよ。危ないことじゃあ、ないだろうね?」


「うぅん、平気よね、なな?」


「うんっ。えへへ、お兄ちゃんにいっぱいいっぱいよろこんでもらうのー」


「そうかそうか。楽しみにしておくよ」またなでなで。なでなで魔の憲邇の魔の手からは、誰も逃れられないの。


「じゃあ、そろそろ出ようか。みんな渡した荷物、持ってくれ。あ、みゆの分は置いていって……いや、やっぱり持っていこう」


 言いつつ、憲邇も自分のバッグをずし、と持っていく。なにかしら、みんな自分のバッグがあるから、憲邇を持ってあげられないのがすごく悔しいけど。


「さあ行くよ、紗絵子、巴、ちゃんとついてきなさいね」


「はぁい憲邇くん」「はいご主人様」


 今日はメイド二人も私服で、外出ね。ほかのみんなもかわいい私服で、うふふ、ふわふわのワンピースばっかりだけれど。


 さあ、出発出発。








 紗絵子さんの車の中。晴れてよかったわねぇ、と思っていると、途中みゆはとんでもないことをあどけない顔で聞いてきた。


「あ、そうだ、あの、お母さん」


「なぁに、みゆ」


「めいきって、なぁに?」


 思わず吹き出しそうになった。それは紗絵子さんも同じようで、詩音だけが首を傾げている。


 きっとあの、めいき、だわ。


「そ、それはね、みゆ、こほん。いい器って意味なの。陶器ってわかる? 漆、あー、綺麗に塗ってあるお茶わんとか、すごくいいものを名器っていうのよ」


「ふぅん。それなんだかへんだね。だってみゆ、めいきだって言われたもん。どういう意味?」


 がくっ。憲邇のばか、変態。


「そ、そういうことは憲邇に聞きなさい、憲邇が言ったんでしょう?」


「憲邇さまが、お母さんたちに聞きなさいって」


「あのばか……こほん、じゃあ教えたげる。けど、絶対誰にも言っちゃダメよ?」


 ごにょごにょ。耳打ちした途端真っ赤になるかわいいみゆは、でもにへらっと、困ったような笑顔になった。


「そ、そっかぁ。えへへ、みゆ、は、恥ずかしいけど、うれしいかも。えへへ。け、憲邇さまにそう言ってもらえたんだぁ。はぅ、なんだか熱くなってきたけど、はぁ、うれしいなぁ。えへへ」


 まったくもう、まったく。詩音、あなたは興味ないわよね? と振り返ると、興味津々でこちらを見上げる、かわいい大きな、瞳。教えざるを、えないわ。


 ごにょごにょ。またかあっとなる詩音は、いいなぁとせん望の眼差しをみゆに向けていたわ。はぁ。憲邇ったら。


「いいわねぇみゆちゃん。うふふ。私言われたことないわ、まだ」


「そ、そうですかぁ? 大人のほうがきっと、みんなめいきだと思います」


「ふふふ。それこそね、個人差なのよー? 人によりけり、みゆちゃんはいいものを持って生まれたってことなの。生まれつきね。こればっかりは訓練とか、で、どうにかなるのかしら。ねぇ柚香里さん?」


「知りません。もう。みゆに変なこと教えないでくださいね」


「はーい。うふふ。いいなぁ。さて、じゃあそろそろ到着みたいね。車に忘れ物しないようにしましょうねー」


 はーいと、かわいい返事の二人。ああっ、かわいいっ。ごろごろと撫でまわしたいっ。と思うより早く、わたしは両隣のみゆと詩音を、ぎゅうと抱き寄せていた。


 この二人にひどいことしたら、許さないんだから。








 目的地は公園だった。いつぞやのみんなで行った、大きな花時計や木の影があったところとは違い、大きいとはいえ来たことのない場所。中央に屋根だけの休憩所があり、その傍に水飲み場が。休憩所にはベンチが四つ、テーブルが一つ。どちらも木でできていて、まだ新しかった。周りも木で囲まれ、緑の匂いが清々しく香ってくる。その傍には点々と小さな花壇が点在し、秋の花が(あれは金木犀ね)花開いて、遅い季節の到来を教えてくれていた。砂場、象さんの滑り台、黄色いジャングルジム、水色のブランコなど、一通りの遊具が揃っていた。けれど午後だというのに人っ子一人いない。


「ここに人が来るのは早くて三時からが多いんだ。今日もやっぱりまだ誰もいないね」


 憲邇が言う。まだ午後一時にもなっていない、お昼の十二時半。早めにお昼を食べたのはこのためだったのね。


「さあて、遊ぶぞー。ふふふ。じゃあまず、ゲームをしよう。そうだな、最初だし……」


「はいはーい、憲邇くんがずうっと王様の王様ゲーム」


「ダメだよさえ、私が決めるんだ。それも面白そうだけど、今度だし、私がずっとは面白くない」


「そう? ふふ、ならいいわ」


 相変わらず紗絵子さんは憲邇の母親だけあって、えっちだわね。


「ではまず、砂場で勝負をしよう。あ、最初は柚香里はいいよ、途中参加なさい」


「どうして?」


「そろそろ、柚香里のセクシーコスプレが見たいんだ。この前泉を見て、まだかなと思ってね。荷物、あるだろう? そうだなぁ、あれがいいな、あれ。柚香里なら目でわかるだろう?」


 じいっと、こちらを見やる、海の広いこと。はぁ。わかりましたよーっだ。せっかく忘れてるかもと思ってしめしめと思ってたのに。


 ええ、言われるのを、待って、いたの。きっとそう、だわ。


「わかったわ、着ます。お手洗いで」


「柚香里」


 じいっと、こちらを見やる、海の心の狭いこと。はぁ。わかりました、よーっだ。


 わたしは、公園のど真ん中で、着がえを、始めたの。


 白いふわふわのワンピースに手をかける。少しの躊躇、でも憲邇がじっと見てくれる、見てくれてる嬉しさに、照れながら手が早まった。ばさっと裾を持ち、めくり上げ、一気に脱いで、しまう。薄いスリップ姿になり、ピンクのガーターリングが見え、かなり恥ずかしい。ワンピをバッグにしまい、そこから憲邇ご所望のコスプレ衣装を取り出した。


 真っ白な、ブラウス。わたしのことを思ってか袖が結構長い。ご丁寧に『ゆかり』と書かれた名札つき。それなのに、少し、いえかなり、薄い。ブラが、スリップが透けそうなほど、薄々のブラウス。それにオレンジのエプロンスカート。当然、というか、かなりの、ミニ。ガーターがのぞきそうなほどのミニで、ぎりぎりスリップが隠れる程度、かがんだり階段を上ったりすれば見えそうなほど、ミニスカート、だった。その上バストを丁度隠さない、腰から下にエプロンが当たる、その、胸を強調したデザインだった、わ。はぁ。ブラウスの左胸、背中、スカートの裾にちらほらと、リボンがあるのが幸い、ちょっぴりかわいいけれど。袖口もフリル、デコルテもフリルが飾ってあり、エプロン部分も正面には、つまりお腹の辺りにひまわりのような模様が描かれており、妙に凝っていた(これでプリーツならよかったのに。わたしプリーツスカート大好きなのに、憲邇め)。まさか手作りじゃあ、ないでしょうね。こんなの良子さんたちに作らせ……目を合わせないのでそうなのね。はぁ。


 合わせて着てみれば、それはウェイトレスさんの、制服。靴下もあったけれど、今履いているのとほぼ同じなのでさすがに面倒だと憲邇も許してくれた。


 ブラウスに袖を通し、包帯が隠れ、それからエプロンスカートを着て、後ろで結んでいく。何度も何度も裾を伸ばしても、その、短い。日光に照らされ、透けそうな白、ああ、恥ずかしいわ。こんなコスプレ。しかもこんな、外。ああ、ああ外。考えると余計恥ずかしくなってきたわ。みんなそれとなく体で隠してくれていたけれど。み、見られていないかしら。人、いないかしら。きょろきょろ、落ち着かない。


「あれ、トレイなかった? 銀のトレイ。あと、雰囲気出すために機械のほら、注文取る計算機みたいなのあったろう?」


 ごそごそ。無言で探すと、凝り性の憲邇は確かにそんな小道具も用意し、高校時代とは財力が違うことを見せつけてくる。あのときはコスプレ衣装だけだったのに、まったくもう(まあ、それもほぼわたしが買うか作るかしたかしら)。


「じゃっ、それ持っててね。いやぁ眼福眼福。本当はバニーウェイトレスさんにでもしようかと思ったんだけど、早いかなぁと思ってね」


「ばかけん、豆腐の角に頭ぶつけて記憶でも失いなさい」


「それより憲邇くん、ゲームは? 柚香里さんの生着替えにらんらんとしてて、言ってくれないじゃない」


「あ、ごめん。ええっと、砂場でまず山を作ってくれ、五つほど。それから始めよう」


「はーい。ふふ、すなあそびだーっ。奈々穂ちゃん、きょうそうだよっ」


「いいよおまゆおねえちゃんっ。えっへっへー」


 まゆちゃんと奈々穂ちゃんが楽しげに遊び感覚で砂山を作り上げ、あっという間に五つ、完成してしまった。久々に砂を触ったけれど、これ、しゃがむとショーツ、ううう……


「さて、じゃあ参加者は……まゆ、巴と紗絵子は確定として……柚香里はそこで立ってなさい、みゆもいいよ。じゃあ、奈々穂と詩音も参加ね。では始めよう」


 憲邇はストップウォッチを取り出した。なにかしら。砂山だけ作っておいて、短距離走でもするのかしら。


「穴掘り競争をしよう。一番先にその山にトンネルを開通した人が勝ちだよ。一番遅かった人が罰ゲーム。いいね? 制限時間は三分以内。それ以上は待てないな。三分超えたら、自動的にその子も罰ゲーム、いいね?」


「さんぷんってなんびょう?」


「百八十秒よ。なななら、さっきの速さならきっと大丈夫だわ」なでなで。紗絵子さんも参加者なのに。


「じゃあ、好きな山を使って、位置について──」


 みんながしゃがみこむも、詩音は、自信なさげにおろおろ、みゆがエールを送っていたわ。


「よーい、スタート!」


 さすがにピストルは音が大きいのでなしだけれど、憲邇はそれなりに大声を出してゲームを始めたわ。にこにこと焦るみんなを見つめ、わたしを見てくれながら。見られるたび、なぜだか地面が動いて、憲邇が近くなるけれど、なぜかしら。不思議だわ。


 まゆちゃん奈々穂ちゃんはさすがに早く、えいしょえいしょと掘り進め、すぐにでも開通しそう。けれど詩音はどう考えても一番遅く、うんしょうんしょと頑張っても、まだ彼女らの半分もいってなさそう。ああ、時間が、時間が。はらはら。巴さんと紗絵子さんはさすがに大人、まゆちゃん奈々穂ちゃんほど急がず、慌てず、でもしっかりと掘り進め、時間は大丈夫そう。


 と、一番に奈々穂ちゃんが開通し、ぴょんぴょん飛び跳ねる(スカートひらり)。憲邇がストップウォッチを止め、なにかにメモ。続いてまゆちゃんが「くそー」と言いつつ、二番に続く。間もなく巴さんと紗絵子さんがほぼ同時に開通し、残るはのろのろ、詩音だけだった。


「ふ、詩音お姉ちゃん、ふぁいとっ」


「ぅ、うん。えいしょっ、えいしょっ」


 ところがまだまだそう。絵を描くなら早いけれど、単純な肉体労働のようなことは本当に苦手な詩音。憲邇が無情に「あと十秒」と言うも、まだまだの様子。必死に頑張るも、詩音はあえなくタイムアップ。そうでなくとも断トツのビリだったわ。はぁ。


「ううう……が、がんばったんだけどなぁ」


「次はきっとできるわ、詩音ですもの」なでなでしてしまう。深町の血筋ね。


「じゃあ、詩音は罰ゲーム、奈々穂にはご褒美だよ。ああ、その前に手を洗ってきなさい」


「はーい。うふふ。ななほいっちばーん」


「ちぇっ、ちぇーっ」


 ぶつぶつ言いつつも手洗いをするまゆちゃん奈々穂ちゃん。残りの三人も順番を待ち、一つしかない水飲み場で泥んこの手を洗っていった。


 と、そこで憲邇の携帯が鳴る。憲邇がメールと思われる内容を見、ふんふんと頷いて返事をしていた。


「パティが早く学校終わったんだって。すぐこっちに来てもらおう。ええっと、良子、ちょうどいいや、迎えに行ってきなさい」


「はいご主人様」


 良子さんが公園近くの駐車場を目指し出て行った。


「さてなな、ご褒美だよ。おいで」


「はぁい!」


 ぼふっ、と憲邇の胸に飛びこむ奈々穂ちゃん。なでなでを憲邇があげ、羨ましくってないみんな。くい、と顎を持ち上げられ、見つめ合い、そっと口づけ。


「ん、ふぁ、お兄ちゃん……」


「よくやったね、なな。大好きだよ」


「んふ、ななほも、だいすき」


 ぎゅうう、と強く強く抱きしめる奈々穂ちゃん。憲邇もよしよししながら、抱きしめてあげていた。いいなぁ。はぁ。うらやまし。


「じゃあ、なに脱ぎたい?」


「ええ? なにって、なぁに?」


「なに脱ぎたい? お洋服でも、下着でもいいよ?」


「ええっ。な、ななほえっちっちなのぉ?」


「なに脱ぎたい?」ぐいっ。今度は力強く、ちょっぴり乱暴に顎を持ち上げられる。ああ、いや、うらやまし、じゃあないわ。かわいそう。せっかく勝ったのに。


「ううう……ぬぎたくないよぉ」


「何度も言わすな、なにを、脱ぎたいんだ?」


 じいっと見つめる、憲邇の海のような瞳。あまりにも深く、拒絶を許さない、強い強い瞳。奈々穂ちゃんも唸りつつ、逆らえず、じゃあと宣言する。


「が、がーたーりんぐとくつしたがいい」


「ダメ、それは着てなさい。ずるだぞ、なな? 二枚脱ぎたいのか?」


「そ、それはやだよぅ。ううう。じゃ、じゃあ、すりっぷだけぬぐねっ」


 えいしょっといったん憲邇から離れ、ワンピを脱いでからスリップを脱ぎ、ピンク色の下着姿を一瞬だけ見せてからもう一度ワンピを着た。結構な早業、お母さんの紗絵子さんを見習ったのかしら。


「ふう、ふう。こ、これでいいでしょ?」


「うん、よろしい」なでなで。えへへとなる、安い奈々穂ちゃん。


「あー、はずかしかった。ちぇっ。ななほかったのにえっちっち。おかしいよっ、お兄ちゃん」


「ご褒美だろう、奈々穂にだって。ね?」


「そんなわけないもん」


「ご褒美だろう?」


 右手の甲を彼女の右頬に当て、また強く、見つめる憲邇。逆らえない、こちらもマゾの奈々穂ちゃんはかあっと、ぽーっとしつつ、軽くこくんと、頷いた。


 もう、そんな風に、ちょうきょうされて、いる。六歳児が、ああ、なんてこと。


「よろしい。詩音」


「ひゃっ、は、はぃ」


 どきどきする詩音、こちらまで心臓の音が聞こえそう。憲邇はざっ、ざっとそちらまで歩き、見下ろして言った。


「コスプレと落書きと、どっちがいい? かわいいお前」


「ううう……じゃ、じゃぁ、落書きがいい、です」


「あなた、は?」


「ううう……ふ、二人っきりがいいです」


「ふふ、よろしい。言うと叱るところだった。じゃあコスプレしなさい、荷物にあるよ、これ着なさい」


 こしょこしょ。内緒話にこくんと頷く、真っ赤な詩音。いいわね、あなたと言わされプレイかぁ。うふふ。わたしもよくやったっけ。


「け、憲邇さんひどいよ、詩音さん、落書きのがいいって言ったのに」


「うん、だからコスプレにしてやったんだ。嬉しいだろう、詩音?」


「……はぃ、うれしいです、ご主人様」


 ああ、詩音までなんてこと。もう、早すぎるわ。わたしがあの領域に至るまでどれだけ、おっと、よしましょうっと。


 詩音が取り出したのは、なんと、わたしと同じ衣装だった。お揃いだねって顔でこっちを見るけれど、まっかっかよ、詩音。そこがちょっと嬉しいけど、恥ずかしいって顔、いっぱいじゃない。もう。無理しなくていいのよ。


 えいしょっと、ふわふわのワンピースを脱ぎ、薄いスリップ姿になる。そのまま薄いブラウスに身を包み、恥ずかしそうに短いエプロンスカートを着て、きょろきょろ。はぁ。はぁ。恥ずかしそう。最後にワンピをしまって、ほっと一息。くるり自分を見渡して、また赤くなるかわいい愛娘。どきどきするのか胸を押さえ、またはぁ、はぁ。でも憲邇を見つめ、憲邇がにやけているとにっこり、眉を寄せて笑顔になる、かわいいかわいい、詩音。ずっとスカートを押さえながら、ブラが透けないかと心配でしょうがない、かわいい詩音。


「かわいいよ、詩音」


「ぁ、ありがとうございます、憲先生」


「おっと、柚香里もかわいいよ、そのコスプレ。ふふ」


「ありがとう、ばかちん。まさかみゆにも用意してるんじゃあ、ないでしょうね?」


「う、ど、どうしてわかったんだ」


 わからいでかっ。あなたの考えそうなことくらいっ。ああみゆ、あなたも赤くなって、ほっぺを両手で挟まなくっていいのよ。着る必要なんてないんだから。


「えー、だんなさま、まゆの分はー?」


「もちろんあるよ。着たい?」


「うんっ。ぱんつ見せますから、かわいいうぇいとれすさんの制服、着せてくれませんか、だんなさま」


 するする、ミニの赤いスカートをめくりそうなまゆちゃん。かわいい太ももがのぞくところで、憲邇はストップをかけた。


「ダメだよ、ゲーム中だからね。たとえパンツを見せてくれてもダメ。勝ったら着させてあげる。負けたらなしね」


「はーい。えへへ、がんばるぞー」


「もう、憲邇くんったら。それで、次はなんの勝負なの?」


「待って待って、写真撮ってからね。はい、ポーズ」


 詩音と二人、スカートの裾をちょんと(ほんとにちょんとだけ)つまみ、ぱしゃり。撮ってもらう。にっこり、憲邇が笑顔なのでこちらも笑顔になり、何枚も撮ってもらうの。うふふ。嬉しいわね、詩音。


「じゃあ、次のゲームをしよう。今度は砂を穴掘りしようか。一分以内にどれだけ深く掘れたか勝負しよう。さっきの五人で、あ、詩音の代わりに良子にやってもらおう……今いないんだったな。じゃあ、残りの四人で。下に掘るのはきついし、スコップ渡すね」


「はーい。へへ、奈々穂ちゃん、今度こそ負けないよ。あたしね、うぇいとれすさんのお洋服かわいくって好きなんだぁ」


「なにおう、ななほもあれかわいくってきたいもん。まけないよっ」


 みんなの手にスコップが渡り、それを振りかざす奈々穂ちゃん。危ないわと紗絵子さんがたしなめ、そこで憲邇が手を振り上げる。


「では、位置についてー? 用意、スタート」


 始まっちゃった。途端、憲邇はわたしと詩音の間に入り、さっとお尻を撫で回すの。こ、こんなところで、と身をくねらせて回避しようとするも、憲邇がじっと見下ろし逆らえない。逆らいたくない二人はただ、彼女たちに見えないところでお尻を撫でられ、軽く眉を困らせ顔を歪ませてしまうの。


 でも、嬉しいの。求められるのが、すごく。


「ぁ、ん」「ふぁ」


 ゲームは終始まゆちゃんがリードしていたわ。慣れてるのか、あっという間に掘り進めほかとは一気に差をつけていく。一分という短さもあり、あっという間に時間は過ぎてわたしたちも解放され、ゲームは終わった。憲邇がゆっくりと深さを測り、泥だらけになった彼女たちはすぐ水でお手洗いをしていく。


「へぇ、まゆが一番深いね。次が巴、奈々穂。ビリは紗絵子だね」


「あーん、負けちゃったわ。お母さんこういうのちょっぴり、苦手よ」


 憲邇の言うとおり、下に掘るのは難しいみたい。紗絵子さんは悔しそうに、でも少し嬉しそうに苦笑いしていた。


「やったぁ! えへへ、憲邇さん、ちゅうちょうだいっ」


「いいよ、おいでまゆ」


 がばっと抱きつくまゆちゃんを受け止め、軽くキスを交わしぎゅうと抱きしめ合う。なでなでころころかわいがったあと、じいっと見つめ合って愛を語らっていたわ。


「じゃあ、お望み通りウェイトレスさんのお洋服を着せてやろう。その代わりパンツも着がえなさい、中にあるから」


「はーい。えっちなぱんつ?」


「いや、単にちっちゃいだけだよ。子供用大人風パンツかな」


 なにそれ、変態。どこで手に入れるのかしら、そういうの。巴さん、は顔を伏せたりせず、視線をちゃんと合わせるので今度は手作りじゃあ、ないみたいだけど。


 まゆちゃんはよいしょっとバッグを開け、中のウェイトレスさんの制服ににんまり。そして取り出した確かにちっちゃそうなショーツにえへへとなりつつ着がえていった。


 赤と白のストライプのシャツを脱ぎ捨て、赤いミニスカもすぐに脱ぎ脱ぎ、下にはスリップもなくショーツ一枚、真っ白なショーツもすぐにこんな公園で脱いで、全裸になるまゆちゃん。はらはらしつつ、子供ならまだ誤魔化せるかしらと思う間にそのショーツを履いていた。ピンクの、確かに小さい、と言うか、紐ぱんだったわ。はぁ。憲邇のえっち。ずり落ちないかしら、と思うも、その辺はちゃんとしているはず。憲邇のことだから、ね。なんとかして、ね。


「わぁ、こい、ひも外したら脱げちゃうよ」


「それがいいんだよ」


「えへへ、そだね。ちょっぴしかーいーかも。やーん、お尻ちょびっとしか隠れないや」


「い、いいから早く着なよ、まゆちゃん。人来たら大変だわ」


 巴さんが常識を発揮し、はらはらしていたわ。ちらちら公園の入り口二つを見比べ、誰か来ないかと自分でないのに偉い子だったわ。


「だいじょぶ、そんときはすぐ隠れるし。ねぇねぇ、憲邇さん、せくしーなこいで、写真とりたくなーい?」


「お、いいね、わかってるじゃあないか、まゆ。いいぞ、撮ってあげよう」


「えへへ」


 小首傾げて腕を後ろに回し、にっこり笑顔でポーズをとるまゆちゃん。ぱしゃぱしゃカメラ小僧は写真を取り、後ろを振り向かせそのまん丸のお尻も何枚も撮っていた。


「ありがとう、まゆ。さ、早くウェイトレスさんになるのだ」


「はーい。えいしょっ」


 すぐにわたしたちと同じ透けかけミニスカウェイトレスさんになるまゆちゃん。子供なだけあってミニも大変で、動くだけでぱんちらしそうだったわ。


「わー、かーいー。うぇいとれすさんのまゆだよー、ごちゅうもんはなんですかー?」


 トレイを持って、また小首を傾げて注文を取るまゆちゃん。コスプレとかイメージプレイとか得意そう。子供なのにすごいわ。


「まゆがほしいな、いくらだい?」


「えへへ、憲邇さんならただだよ。もらってくれる?」


「もちろん。おいでまゆ、あっちのベンチで膝の上に来なさい」


「はーい」


 憲邇が休憩所のベンチに座り、ウェイトレス姿のまゆちゃんがその上に座った。さすさす、スカートの裾をちょっぴり恥ずかしそうに戻すも、まゆちゃんのかわいいセクシーショーツはのぞいてしまっている。でも憲邇はそんな彼女に首ったけ、なでなで地獄を味わわせていたわ。うらやまし。


「さて、紗絵子、お前の罰ゲームだが、コスプレと落書きどっちがいい?」


「露出がいいわ、憲邇くん」


「わかった、じゃあわがままさえにはお化粧してやろう、ブラウスのボタン外して、ブラも脱げ」


「あぁん、ありがとう憲邇くん。ああ、恥ずかしい」


 嘘つき。気持ちいいが強いくせに。でも、恥ずかしいと気持ちいいが混ざらないと、露出じゃあないものね。気持ちいいだけだなんて、ただの痴女だものね。


 ぷち、ぷち、とブラウスのボタンが外され、胸の谷間が露出していく。水色のブラもするっと脱ぎ捨て、お胸がわずかにのぞき、いやらしく、紗絵子さんも身をくねらせて恥ずかしさに顔を赤くしていた。その後ろに回った憲邇がまず『さえ』と名札のついた首輪を着けてあげ、にんまり。それだけではなく、後ろから指を胸の谷間に入れ、紗絵子さんのおっぱいになにかを着けてあげていた。かあっと真っ赤になる、紗絵子さん。とん、と装着が終わった紗絵子さんが後ろから小突かれると、しゃらん、という鈴の音が聞こえた。


「どう、乳首に鈴の感触は。わずかすぎるかな?」


「あぁん、恥ずかしいわ、憲邇くん……ああ、お胸がちょっぴり重いわ、はぁ、はぁ」


「そうだろう、ちょっと重いのを選んだからね。もうちょっと胸元はだけさせようか、鈴がぎりぎり、見えそうなほどにね」


 がばっとブラウスをはだけさせる憲邇。容赦のないご主人様にはぁんと喘ぐ、いやらしい紗絵子さん。みんなもどきどき、その顛末を見つめているばかりだった。


 紗絵子さんはほぼ半分、ブラウスを着ているのに胸が丸見えになり、動けば鈴が揺れのぞいてしまうほどになってしまっていた。紅潮は激しく、ふるふると震える紗絵子さん。ただじっと憲邇を見つめ、愛を囁き恥ずかしいと囁き、俯きかけるばかり。


「そのままでゲーム続行だよ、さえ」


「……はい、ご主人様」


 紗絵子さんもちょうきょう、ばっちりだった。


 憲邇がベンチに戻り、またまゆちゃんを抱え、にんまりと言葉を紡いでいく。


 しゃらんと鈴が鳴りつつ、ゲームは続いていくの。


 憲邇を喜ばせるため、だけの。








 公園での続いてのゲームは大なわとびみたい。憲邇が用意してあり、回す役がもう一人必要なのを誰にしようかというところで、しゃらんと鈴を鳴らして紗絵子さんが名乗り出る。その、白いブラウスがはだけた格好で大きく腕を回せば、きっとノーブラのバストとその先に着いた鈴が見えちゃうと思うけれど、きっとそのほうが憲邇が喜んでくれると思っての名乗り出なのね。


「あたしもやってみたーい」


 ぱたぱたと憲邇の膝の上で脚を動かすまゆちゃん。するとただでさえミニスカなのがまた上にめくれ、三角紐ぱんのショーツが丸見えになる(主に上から)。まゆちゃんはそこでちょっとだけ頬染め、くりくりとかわいい瞳で憲邇を見上げ、どうですかとお伺い。うーんと悩んだ憲邇の、携帯がそこで鳴った。ひとまずそれを見る憲邇。ああ、と頷きながらメールを打ち、ぱたんと閉じる。


「千歳と
花雪(かゆき)も早く終わったみたいだから、パティと一緒に良子に連れてきてもらって合流するんだってさ。ふむふむ。大所帯になるなぁ。ふふふ。楽しみだ」


 まったくもう、憲邇ったら。姉であるわたしも大変だわ。


「じゃあ、まゆが回してよ。紗絵子は飛びなさい。というか、全員でね、全員が一緒に十回、は厳しいか、五回飛べるまでやろう。その間に縄が足に引っかかった回数が一番多い子が罰ゲーム、少ない子がご褒美だよ」


「あら憲邇くん、引っかかった回数、お仕置きでもいいのよ?」


「そう言われるとやりたくなくなったから、やっぱり一番失敗した回数が多い子にしようっと。さえ、いい加減私の趣味をわかるんだね」


「うふふ。さあ、わかってるから、言っているのかもしれないわよ?」


 きっとそうだわ。紗絵子さん、憲邇の実の母親なんだし、一枚上手なのかも。


「むむむ、それは負けたな。うまいことコントロールされているわけか。ふふふ。それもいいかもね。じゃあ準備して。最初は柚香里から飛びなさい」


「はい憲邇」


 しっかりとミニスカを前後ろ押さえ、準備する。憲邇とまゆちゃんが太い縄を持ち、ぐるんぐるんと回していく。まゆちゃんはわぁーっと楽しそうに回し、にっこり笑顔でまたかわいくしかも上手だった。


「ゆーかりさんっ、おっはいんなさいっ」


 どこで覚えたのかしら、ふふふ。わたしはしっかりとスカートを押さえ、ぴょんとその輪に入っていった。


 ぱしん、ぱしん、縄が回る。わたしはなんとかスカートをひらりさせず飛び続けた。


「よしいいぞ、ああ、押さえてる姿も最高だなぁ。次、巴」


「はいっ」


 ぱたぱたと巴さんがふんわりワンピを翻らせ、わたしの前につく。長いマキシワンピなため押さえる必要もなく、ひらひらするワンピースに憲邇はめろめろ。次の奈々穂ちゃんもひらひらスカートをふわっとぱんちらさせつつ(ピンク)、飛び続けてくれたわ。押さえなさいな、もう。楽しんでばっかりね。あ、憲邇見たいからまゆちゃんに背を向ける格好で入っちゃったけど、普通逆よね。巴さんも奈々穂ちゃんも憲邇のほう向いてるからあれだけど、普通入っていくまゆちゃんのほう向くわよね。まあいいかしら。


 さて、次の紗絵子さん。興奮がこちらまで伝わり、どきどきが胸を伝播する。その、紗絵子さんがジャンプして、入ってきた。


「よーにんめっ、とっ。えーいっ」


 紗絵子さんもジャンプできているみたい。さすがに二人も前にいるとわかりにくく、特にブラウスがどうなっているか、わかるはずもなく。


「綺麗な美乳がよく見えるよ、さえ。鈴もよく鳴ってる」


「あぁん、言わないでぇ」


 ……憲邇のえっち。でも紗絵子さん、両手を横に置いてジャンプしているから、ふんわりスカートも浮かび上がり、きっとぱんちらもしつつ、胸ちらもしつつなのね。サービスうまいんだから。


「さあ、みゆだよ。お入んなさい」


「は、はいっ。え、えと、えと、えと」


 みゆはやっぱり、彼女にとって早く回る縄に躊躇しているみたいだったわ。ああはらはらする。みゆ、転んで怪我しないようにね。すぐ直したげるけどね。


「ししし。みゆちゃん、こい、一気に入っちゃったほうがいいよ。じゃないとみんなもつかれてくるもん」


「う、うん。え、え、えいっ」


 みゆったら目をつむって飛びこみ、何度かだんだんと飛んでくれていたけれど(もろぱんちら)、最後の詩音を憲邇が呼んだところでびたん! と縄が足首に当たり、転んでしまっていたわ。


「ああみゆ、大丈夫?」


「う、うん。けがはないよ、平気。はぅ、しっぱいしちゃったぁ」


「大丈夫よ、次はきっとできるわ」


「う、うん。できそうな気がする」


「みゆ一回目ね。じゃあ、次は飛ばなかった詩音から入りなさい」


「はぃ。うぅん、できるかなぁ。一気にかぁ」


 また縄が回りだす。みゆの擦れたところを撫でてやりつつ、詩音の様子を見てみる。詩音も何度か躊躇し、半歩踏み出し戻るを繰り返して、ようやくえいと飛びこんで……


 びたん。一回も飛べず、地面に激突してた。慌てて駆け寄り、大丈夫と起こすと、平気と苦笑する詩音。体を見渡しても傷もないようでほっとする。


「詩音も一回目だね。うぅん、どうしようかな。この調子だと詩音は飛べそうにないしなぁ」


「け、憲先生、できます。できますから、もう一回お願いします」


「そう? じゃあ、とりあえずもう一回やってみようっか」


 ぱしん、ぱしんとまた縄が動き出す。詩音はごくんと喉を鳴らし、リズムに合わせて顔を上下させ、またえいと飛びこんだ。


 すると今度は一回、二回と飛べ、次の人を待つ形になれた。すごいわ詩音、成長早すぎるわ。ああ撫でたい。けれど我慢我慢。


 ただ。飛ぶことに一生懸命で、ふわふわプリーツでもないのに、エプロンスカートがどんどん上へめくれ、詩音のかわいい水色のショーツがどんどん見えちゃってた。ガーターなんて丸見え、はしたない。でも気にせず、一生懸命な詩音は綺麗だったわ。


「はい次、また柚香里からだよ、さっきの順に並んで」


「はぁい」


 またわたしもスカートを押さえつつ飛び、巴さん、奈々穂ちゃん、紗絵子さんと次々飛び続け、詩音も必死に頑張って飛び続けてくれていた。リズム感はあるのかしら。たまたまにせよ続いている間に、と、みゆを待つ。


「よ、ようし……えいっ」


 みゆもなんと、大成功。全員で飛び続ける。


「いーっかい、にーかいっ」


 まゆちゃんが数え、三回目のとき、ばしんと縄が誰かの足首に当たり止まった。


 紗絵子さんだわ。紗絵子さんが、両手で胸を押さえて蹲っていた。


「紗絵子も一回だね」


「……恥ずかしいわ、憲邇くぅん……お胸、見えちゃってるの、恥ずかしいの……ここ、公園よ……」


 若干涙目で憲邇を見上げる、紗絵子さん。色っぽい瞳に打ちのめされ、憲邇はぐうと唸るも、そっぽを向いて宣言した。


「ダメだよ、ちゃんと飛びなさい、いいね」


「だって、飛ぶたびに鈴が鳴って、お胸が震えるの。それがとっても、恥ずかしいの。ね、憲邇くん、もうやめましょう? 次のゲームでお母さん、張り切るわ」


「ダメだよ、ほら立て」


「あぁん」


 ふらふら、無理矢理立ち上がらせられる紗絵子さん。胸を隠し、そのまま飛ぶことができるかしらと不安げな顔。頑張ってください。きっとできますよ。


「じゃあ、また詩音からね」


「はぃ。ようし、いけそうな気がする」


 詩音とみゆは自信をつけるも、紗絵子さんがふるふる、自信なさげ。詩音は次も見事に飛び続け、わたし、巴さん、奈々穂ちゃんと続けて飛び……


 紗絵子さんはもう一度入るところで、また失敗。びたん、と、足首に縄をぶつけていた。


「紗絵子二回目」


「……ボタン、留めちゃあ、ダメ?」


「ダメに決まってるだろう。よし、じゃあ次は紗絵子からやりなさい。ほうら、お入んなさい?」


 ぱしん、ぱしん、縄が回っていく。みんなが見つめる中、飛びこむ紗絵子さん。ところが、また失敗。


「紗絵子三回目。これは紗絵子かな」


「憲邇くぅん……恥ずかしいのぉ……」


「次失敗したら自動で紗絵子ね、長くもやってられないし」


「憲邇くんったらぁ……」


「さあ紗絵子、入りなさい。今度こそ飛べるって」


「うぅん……」


 艶めかしく身を震わせ、再度と飛びこむ紗絵子さん。けれどやっぱり、一度飛べはしたものの次でびたんとぶつかり、はぁとため息をついていた。


「じゃ、紗絵子だね、罰ゲーム。ええっと一番は、柚香里と巴と奈々穂か。じゃあ三人ともにあげるよ、おいで、順繰りにキスしてあげる」


「わぁい!」「ふふ」「うふふ」


 巴さんと目を合わせ、にっこりしている間に奈々穂ちゃんがキスしてしまっていた。いそいそ、順番を待ち、憲邇からキスをいただくの。


 ああ、幸せ。


「三人が一番だし、そのうち一人でいいよ。脱ぎたいもの脱ぎなさい」


「ええっ。またぁ? ななほもうえっちっちはやだぁ。ゆかりおねえちゃん、ぬいだらどお?」


「え、い、嫌よ、恥ずかしいわ。巴さん、どうぞどうぞ」


「あ、あたしだって嫌ですっ」


「そんなに揉めてると全員脱がせるぞ?」


「……」


 必然的になにかで決めようとなり、あっさりじゃんけんにしようとなり、強い奈々穂ちゃんは当然勝ち、偶然にもわたしも巴さんに勝ち、巴さんが脱ぐことになった。


 今日の彼女はマキシ丈花柄ワンピ。下になにを着ているか知らないけれど、ガーターリングと靴下は脱ぐのを許されないから、どうするのかしら。


 かすかに震える巴さんが選んだのは、やっぱりブラだった。スリップは着てないのか、するりとワンピの中から白いブラだけを脱ぎ、ごそごそとバッグにしまう巴さん。恥ずかしそうに赤面する、その頬に。あの色が混ざっていることを、同類のわたしは見逃さなかった。


 いいえ。全人類、女は全員、同類よ。女だもの。ナルシシズムが、あるわ。ええ、あるわ。


 一応、こうやって脱ぎ脱ぎするときはみんなで壁を作って、隠しているけれど。見ようと思えば見ることができるから、やっぱり恥ずかしいわね。


「さて、さえ、次だけどどうしようかな。コスプレはその状態はもうなしだし、そうだね、落書きしようっか。せっかくお化粧したんだし、もっとお化粧しよう」


「憲邇くん……お手柔らかにね……」


 きゅぽっとペンを取り出した憲邇が、紗絵子さんの胸の上、デコルテを飾るように『露出狂』と書いていく。割と難しい漢字、憲邇はすらすらと、ただしちょっぴり汚く書いていく。そのままスカートをめくり、「あん」と喘ぎながら押さえかける、紗絵子さんを押しのけ次を書こうとすると……


 こつ、こつ。足音がこちらに向かうのが聞こえてきた。あ、あ、どうしましょう。それも複数だわ。大変。ちょんちょんと憲邇の肩を叩くも、露出調教に夢中で気づいていない。あわあわととりあえず巴さんと二人で壁を作ったけれど、足音はまっすぐこの公園に向かってきていた。


 憲邇が『息子専用』と矢印をあそこに向け、お股の上にそれらを書いている最中に、足音の本体がこちらにやってきてしまった。


 ……ちょっぴり、拍子抜け。やってきたのは良子さんたちだった。ほっと一息、危機を脱したわ。これが見知らぬ人だったら大変だもの。良子さんたちはこちらにやって来、憲邇の調教真っ最中だと気づくとまた顔を赤くしつつ、近づいてくる。……あら? 千歳ちゃんに
可奈(かな)ちゃんもいるわね。


「……よし、っと。綺麗だよ、さえ」


「……ありがとう、憲邇くん。大好きなご主人様、綺麗に飾ってくれて、ありがとうございます」


「よろしい。さて、戻ったね、良子。千歳に可奈にパティも花雪も来てくれて嬉しいよ。ふふふ。そうだせっかくだし、紗絵子も気に入ってくれたみたいだから見てもらおうか、みんなに、特に可奈にね」


 知り合いならいいだろう? お仲間なんだからと怪しく海の底が光ると、とろんとしたまま紗絵子お母さんは頷き、いそいそと可奈ちゃんの前に陣取る。目を背けず、いえ逸らせずに可奈ちゃんはおろおろ。まだ日が浅い彼女で遊んで、もう。


「……可奈ちゃん、見てくれる? 私のはしたない姿……」


 可奈ちゃんの前に立つ紗絵子さん。こつこつしゃらんと靴と鈴を鳴らし、ごくんと喉を鳴らした可奈ちゃんに、スカートをたくし上げ今の自分を見せてあげる紗絵子さん。可奈ちゃんはまっかっかになり、目を背けかけ、でもと、見てしまっていたわ。


「息子専用なの、私。憲邇くん専用ね、ショーツの上に書いてあるでしょう? それで、露出狂なの。わかるでしょう? お胸にね、鈴まで着けちゃってるの」


「は、はい、わかります」


「もっと見て、いいのよ。みんなもほら、見て、いいのよ。憲邇くんが見なさいって言ってくれたんだから」


「ふわぁ、さえこお母さんえっちっちぃ」


「すごいね、ふわぁ。まゆもするのかなぁ、うー」


「み、みゆはできないよ、はぅ。恥ずかしすぎるもん」


 と言いつつ、ちらちら憲邇を窺う、こちらもコントロールのうまいみゆ。こう言っておけば憲邇がしたがるとわかっての、宣言。うまいわね。


 ぱしゃぱしゃ、何枚か写真を撮り次のゲームへ。今日の趣旨を説明すると、ついてきたみんなが頷いていた。


 覚悟は、決まっているようね。


「じゃあもう一回砂遊び……は汚れるしいいか。えーっと、それじゃあもう一回大なわとびをしようか。今来た子らでいいよ、あ、今度はまゆも飛びなさい。なな、回したくないかい?」


「うん、ちょっとやってみたい。いいの?」


「ああ、一緒に回そう。でも、ななが失敗したら脱ぐんだよ」


「ううう、はぁい」


「じゃあ、まゆから入りなさい」


 もう一度縄が回転していく。まゆちゃんはかわいらしく微笑み、その透けかけミニスカエプロンのウェイトレスさん姿にセクシーショーツの紐ぱんで、押さえることなくぴょんとすぐ飛びこみ軽く飛んでいたわ。ああ、ああ見え、見えちゃってる。はぁ。憲邇でれでれ。よかったわね、まゆちゃん。


 続いた良子さん、花雪ちゃんはスカートを押さえつつうまいこと飛び、上手だったわ。パティちゃんがちょっと不安だったけれど、どうにか飛べている様子(でもスカートを押さえる余裕がなく、ぱんちらぎりぎり、はらはら)。可奈ちゃんはそこそこ動けるのか比較的楽にこなしてる。最後の千歳ちゃんがやっぱり、その、運動音痴なので心配になったけれど……


 案の定、だったわ。一度は成功しても次であっさり、縄に引っかかり、ぎゃふん。ぺたんと座りこみ、はぁとため息をついていたわ。


「みんなで五回飛ぶまでやるよ。一番多く失敗した子がもちろん罰ゲームだからね。飛ばない子で適当に誰か来ないか見ててくれ。もちろん、失敗が少ない子はご褒美だよ。千歳が一回だね」


「はい先生。はぁ。どうしたらいいのかなぁ」


「ししし、あんね、こい、一気にぽーんって飛んだほうがいいよっ」


「そう? じゃあ、まゆちゃんまねてやってみようかなぁ」


 アドバイスを受け意気揚々、最初に飛んだ千歳ちゃん。一度、二度、三度と飛び、なんとか安定したかしら、と思ってまゆちゃんが飛び込むと、またすぐ引っかかりアウト。


「千歳が二回だね。さあて、五回できるかな? ああ、千歳が五回ミスしたらそれでも終わりにしよう、長いのもあれだ」


「うう、はーい」


 返事も元気のない千歳ちゃん。次もダメかしら、と思ったら、次に最初に入った良子さんがなんとアウト。単にミスしたらしく、むう、と唸っていたわ。


 これは大変かしら、と思っていたら、なんと次は全員まであっさり連続で飛べ、そのまま一気に五回飛んでしまっていた。あれまあ、すごいすごい。思わず五回を終えるとみんなで軽く拍手が巻き起こったわ。


「おめでとう、よくできたね。ふふ。じゃあ千歳が罰ゲーム、一番は、ええっと、まゆと花雪とパティと可奈だね。おいで、キスしてあげる」


「わぁい!」「ふふ」「えへ」「……」


 今度の四人も順番をつき、いそいそとキスをもらってにっこり、幸せそう。特に可奈ちゃん。うっとりしてる。


「さて、じゃあ、四人のうち誰が脱ぎたい?」


「? まあ深町さま、どういうことでしょう」


「ままままさかますたぁ、えっちですかぁ?」


「うん、勝ったんだから脱ぎたいだろう?」


「まあ深町さま、そんなこと」


「脱ぎたい、だろう?」


 そっとほっぺに手を寄せ、花雪ちゃんとパティちゃんを見下ろす、ずおおとした憲邇。その雰囲気に気圧されおずおずと赤面しつつ頷くしかない、えっちな奴隷の二人。


「えへへ、あたし脱ぐよ、いいでしょ?」


「ま、まあ、でしたらお願いしますわ……い、いえっ! やはり私が脱ぎますわ、深町さまに喜んでいただきますの」


「そそ、それにゃら私だって脱ぎまうっ」


「……あ、あた、うう……」


「ダメだよ、四人みんな脱がす許可はやってないぞ、一人だけだ」


 なんと今度は誰が脱ぐかをじゃんけんしていたわ(あ、可奈ちゃん乗り遅れたのかやっぱり踏ん切りがつかないのか、参加してないわ)。はぁ。激しい子らね。いえ、憲邇が大好きなだけね。


 じゃんけんで勝ったのは花雪ちゃんだったわ。うふふと淑やかに微笑みつつ、でも自ら、衣類を脱いでいくの。はぁ。いけないわね。


 するするとワンピースに手を入れ、なんといきなりピンクのショーツを脱ぎ、それも憲邇に見せつけてからしまいこむよくできた花雪ちゃん。またなでなで、憲邇にもらいご満悦。


 じっと見つめる可奈ちゃん。そこに羨ましいと思う心が、恥ずかしくてあんなことできないと恥じらう心が、いったりきたりしているのがよくわかってしまう。大変ね。


 ご命令してもらえたら、簡単なのに。と、顔に書いてあるのに、ね。


「じゃあ千歳。コスプレと落書きどっちがいい?」


「あ、じゃあ、コスプレがいいです」


「わかった、落書きしてあげる。ワンピめくって、胸まで」


「もう、先生ったらいじわるなんですから」


 言いつつ赤い顔がチェックのワンピースをゆっくりとめくり上げていく。一度辺りを見渡し、紗絵子さんと目を合わせ大丈夫と頷き合うと一気に胸が見えるまで、そのワンピースをめくっていったわ。公園に彼女の素敵なスリップが披露され、そこを楽しそうにめくる、憲邇。お腹に『千歳
17歳、ドMです』を書き上げ、満足そうになでなでもあげていたわ。罰ゲームなのに。


「よし、っと。前回書いてからこっち、楽しくてしょうがないよ、これ。ふふふ。まだ時間そんなに経ってない、な。よし。続けよう」


「ねぇねぇお兄ちゃん、ななほね、すべりだいするするーってしたいなぁ。なんにもしてないとき、ひまだよ」


「ああ、そうだね、なにもしてないときは見張りか、遊んでていいよ。でも次のが終わったらね、次は奈々穂も参加してもらうからね」


「はぁい」


「もちろん、私にサービスしてくれてもいいよ、暇なときはね。気分が乗ったら、ご褒美あげるから」


 ぴくん。みんなの耳が跳ね上がる。ど、どうしようかしら。憲邇の手をそっと導いておっぱ、うぅんおし、うぅん太ももがいいかしら。抱きついちゃおうかしら。うぅんどうしましょう。


「お、そうだ。童心に帰ってブランコで靴飛ばしでもしようか。女の子だしやったことないだろう」


「あたしあるよー。ふふふ、そいなら負けないもん」


「む、そうか。まあいい、じゃあブランコに乗って、勢いつけて一番遠くに靴を飛ばせた子がご褒美、一番飛ばなかった子が罰ゲームにしよう。これは全員できるな、順番で、ブランコは二つしかないから二人ずつで」


「はーい」


 どうするのかしら、と首を傾げる淑やかな花雪ちゃんたちは、一度まゆちゃんと奈々穂ちゃんがお手本を見せそれで理解した様子。その、お手本のまゆちゃん奈々穂ちゃんはぎこぎこ、ブランコをもうちょっと早くなったら危ない、と思うところまで加速させ、一気に靴を蹴り飛ばしていたわ。ああ、なんだかはしたない遊びね。女の子は確かに、あんまりやらないかしら。


 まゆちゃんは鉄棒手前、その十センチほど後ろに奈々穂ちゃんが飛んでいたわ。憲邇が(どこかから取り出したメジャーで)距離を測って、靴を拾って次を言っていたわ。


「なかなか難しそうですわね」


 むむむとなる花雪ちゃんと詩音が次にチャレンジし、残りのみんなも順番を待ち、脱げやすいよう靴を調整していたわ。


 結果……一番はなんと、偶然にも遠くへ飛ばした、千歳ちゃん。ビリは見事に失敗して、ブランコのすぐ傍に落とした(もっとも、詩音もみゆもだったけど)花雪ちゃんだった。


「へぇ、珍しいこともあるもんだ。じゃあ千歳、おいで」


「はい先生」


 そっと近寄り、憲邇にがばぁと抱きしめてもらう千歳ちゃん。ごろごろと甘え、憲邇とちゅっちゅ、キスを交わしてにっこり。


「では、脱ぎますね」


 わかっている千歳ちゃん。大胆にもすぐにするりと白いショーツを脱ぎ、ノーパンになったわ。偉いわねぇ。


「ご褒美ありがとうございます、先生。ご褒美くれるなら、どこでも、何枚でも脱ぎますね。ふふふ」


「ああ、そうしろ。いい子だね、千歳は。ふふふ。では花雪」


「コスプレも落書きも恥ずかしいですわ」


「ダメだよ、次はコスプレの気分だったから着がえなさい。こんなこともあろうかとお前たちの分もあるから、良子、巴、取ってきてあげなさい」


「はいご主人様」


 二つ返事で二人がとことこ、車へ戻り荷物を取りに行ったわ。その間憲邇はさわさわ、また詩音のお尻を触って、まっかっかにさせていたわ。非道め。奈々穂ちゃんは暇になったとわかるとすぐ滑り台で遊び出したわね。


 すぐに戻ってきた彼女たちの荷物を確かめ、憲邇が耳打ちしたものを着るよう言うと、最初はぽかんとした花雪ちゃんだったけれど衣装を見てそのいやらしさにかあっとなっていたわ。なにかしら。どきどき。


 花雪ちゃんがいそいそ、ワンピとスリップを脱ぎ、ノーパンにブラだけのフェティッシュな格好になってから着たのは(誰もいないわよね?)、なんと茶色のコート、だったわ。そういう季節も近いけれど、コート? って、あっ。


 そのままワンピースとスリップがしまわれる。コートの下はブラ一枚。それがどういうことかわからない彼女じゃあ、ない。わなわなしつつはぁと、艶めかしいため息をついて、じっと憲邇を見つめていたわ。


 恥ずかしい、って。


「よろしい。開けと言ったら?」


「はいな。いつでも開きますわ、ご主人様」


 うんと頷く、ひどい憲邇。パッと見わからないとはいえ、あれはどきどきでしょう。わたしも経験あるものね。はぁ。何度もじゃあ、ないけど。ええ二十回前後とか、何度ものうちに入らないでしょうし。ねっ。


「よし、途中経過で写真を撮ろう。全員めくって」


「はいご主人様」


 全員が本日のワンピース、ふわふわスカート、あるいはコスプレ衣装をめくっていく。ゆっくり、ゆっくりとたくし上げる、布たち。花雪ちゃんはコートをゆったりと開き、その半裸を見せつけていく。みんなも、まゆちゃんのセクシーショーツ、紗絵子さんの落書き、千歳ちゃんの落書き、詩音のミニスカの下が見えていき、それらが一列になって公園の入り口に背を向け、憲邇のほうに下着を、大事なところを見せていくの。


「壮観だな」ぱしゃっ。はぁ。恥ずかしいわ、憲邇。わたしの今日のショーツ、どうかしら? かわいいかしら。心配だわ。ああ憲邇に気に入ってもらえなかったらどうしましょう。


「みんなかわいいよ。ふりふりしてて、フリルもリボンもいっぱいでね、レースだし。そういう下着ばかり着けてなさい」


「はい、ご主人様」ほっ。


「さて次だ。そろそろ運動以外のことをしようか。せっかく公園来たけど、しょうがないね。詩音や千歳にもチャンスがあることにしないと。では、ええっと……」


 なにか荷物を漁る憲邇。どれだけ持ってきたのよ、今日のこの日を楽しみにしすぎでしょ。もう。


「では、トランプをしよう。やっぱりトランプはいいよね、脱衣トランプ」


「変態」


「うるさいよ、柚香里。その変態に一番ついて来れるくせによく言うな」


「ついてけないわよ、もう」


「まあそれはさておき、じゃあブラックジャックをしよう。脱衣ブラックジャックだね! トランプはいろいろ遊べていいよね。ルールは普通のブラックジャックだよ」


 そこで簡単に説明をしてもらう。要はカードをもらい、その合計が二十一になるように、もっともらうか、やめるかを選ぶだけ。親である憲邇がカードを配り、彼に勝つという前提があるけれど。


「とりあえず基本ルールだけでやろう、複雑だと大変だし、なにより私に有利でないとね。で、さっきうっかりみゆにもブランコとか参加してもらったけど、よく考えたらみゆは免除だったね。今回もいいよ」


「は、はい。はぁ、よかったぁ。じゃあ、憲邇さま応援してますねっ」


「ありがとう、頼むよ。では始めよう。私が親で、残りみんなで勝負だね」


 一度簡単に模擬ゲームをやったあと、それでもまだよくわからない面々にカードが配られる。憲邇のところに配られたトランプの一枚は六と、微妙な数字だった。


「では賭け金を選んでくれ。着ている服を一枚でも何枚でも、あるいは落書き一ヶ所でも何ヶ所でも、コスプレ一回でも二回でもね。ほかにも賭けたいと思うものがあればいいよ」


 
(めぐみ)さんなら全部一気に賭けそう。わたしは、そうね、せっかくコスプレしたんだし、えっちな注文一回受けるとかがいいかしら。憲邇に選んでもらわないと、自分で選ぶなんて、ねぇ。


「うぅん、ななほよくわかんないや。こい、ななほたちがかったらなにもらえるのお?」


「そうだね、奈々穂たちの誰かが勝ったら、勝った人は今日の露出は免除でもしてやろう。あと膝の上に乗せてあげる、髪も梳いてやろう」


「わぁ、じゃあがんばろうっと。えへへ、ななほせんせぇのひざのうえだぁいすきなの。かみくしくしも」


「あたしもだよっ、ゆずんないかんねっ。ええっと、二十一かぁ。指足んないじゃん」


 両手で数える二人の小さな子供。子供らしく懸命でかわいらしい。けれど、やってることはえっちなゲーム。憲邇のたらしったらないわ。


「まあまあなな、まゆ、先になにを賭けるか言いなさい。負けたらなになにします、ってね」


「じゃあななほまけたらちゅうしたげる」


「それはダメだよ、賭け金に足りない。もっとえっちっちだよ、なな」


「うぅん、じゃあ、じゃあ、ぬぐのははずかしいし、おっぱいもみもみとお、おしりくにくにさせたげる。どお?」


「よろしい。ほかのみんなは?」


「えへへ、あたしおしっこしたげるねっ」


「よろしい。ほかのみんなは?」


 奈々穂ちゃんやまゆちゃんみたく口に出すのも恥ずかしい子が多いので、そういう子は憲邇に耳打ちだけで済ますことになる。わたしもそうした。憲邇は記憶力だけはよいので、ふんふんと全員分を覚えていたわ。


「では始めよう。もう一枚ほしい子は言ってね」


 ひとまず今回はみんなもらったトランプはオープンせずに持っている。そして相談してもいいとのことなので、うんうん唸りながらどうしたらいいかわからないルールに四苦八苦していたわ。愛さんや、あるいは絵里さんなら基本的な戦略とか、知ってそうだけれど。あとは
春花(はるか)さんなら、持ち前の強運でどうにかしそう。


 とりあえず憲邇は六、ね。わたしはクイーンと二だし、もう一枚もらおうかしら。


「あ、最初に二十一な人は言ってね、その時点で勝ちだから」


 と憲邇が言っても、残念、今の面子にそんな運のいい子はいないみたいだった。


 千歳ちゃんと巴さんが八、花雪ちゃんとパティちゃんが十、わたしと奈々穂ちゃんは十二、まゆちゃんは十三、紗絵子さんと良子さんは十四、詩音と可奈ちゃんは十六、だった。


 よくわからないので、全員が一枚、もらっていたわ。と、詩音は五をもらい、なんと二十一に。これで憲邇が同数でない限り勝ち確定だよと、優しく言われえへへとなっていたわ。ああかわい。さて、わたしは、っと。


 またクイーン、だった。これは……どぼん、脱落、ね。はぁ。


「憲邇、これ負けでしょう?」


「うん、バストだね。ああ、いやらしい意味じゃあなくて、そう呼ぶんだ。気にしないで。柚香里がまず負けだね」


 それ以外に負けはいないみたい。残りのみんながうんうん唸りながら、十九や二十の子もいて、もういいかなと言っていた。そんな中千歳ちゃんは七をもらい、十五で微妙な様子。えいともう一枚もらい、ああとこれがジャック、バストだったわ。


「うん、千歳もそれ、負けだね。ほかのみんなはもういいかな? 勝てそうだったら、もっと賭け金を足してもいいぞ? そのときは、君たちが勝ったら半日だけどデート券をあげよう」


 ぴくっと反応するみんな。どうしよ、どうしようとなるも、やめておこうと脱ぐ恐怖にたじろぐみんな。詩音こそほぼ勝ちだけれど、その状態でいくことにずるだと思うのかやめておくみたい。いい子ね。


「ううう、どうしよっかなぁ。ななほこい、かてるかなぁ。お兄ちゃんろくばんでしょお。ううう、かちたいなぁ。くしくし、ほしいなぁ。でもえっちっちはやだし……」


「ね、難しいね。はぁ。どうすればよかったのかなぁ。恥ずかしいのはなぁ。うぅん」


 千歳ちゃんも(終わったのに)悩んでいる様子。クラスメイトの可奈ちゃんもアドバイスできればよかったのに、と思う顔でなにもできない自分にしゅんとしていたわ。気にしないでいいのに。ブラックジャックは知らなくても変じゃあないでしょう。あ、エースをもらってお得、かと思いきや十七か。微妙ねぇ。


「わかりましたわ、私、賭け金を足しますわ。お耳を拝借」


 ごにょごにょ。にっこり憲邇はいいよと言い、花雪ちゃんは勝負に出るみたい。恐る恐る手札を見ると、十九と確かに二つ違い、いけそうね。


「お母さんもいっちゃうわ。耳貸してちょうだいな」


 ごにょごにょ。にっこり憲邇はいいよと言い、紗絵子さんも勝負師になるみたい。こちらの手札を見ると十七で非常に微妙、難しいところなのに。はぁ。すごいわ。


「では、もういいかな? 奈々穂、悩むのもそろそろ終わりだよ」


「うぅん、わかった。やめとく。ななほぬぎたくないもん。こいでかって、おわりにするんだからねっ」


「はは、できたらいいね。ではこちらをオープンしよう」


 ぱらり、憲邇の残りのカードはジャックだった。十六ね。これは紗絵子さんも勝ちかしら。


「ああ、十七に足りないからもう一枚引かないとね。こっちはそういうルールがあるんだ」


「ふぅん」


「もちろんこっちが二十一を超えたらその時点でみんなの勝ちだよ。ほいっと」


 もう一枚、新品のトランプから取り出した憲邇のカードは、ハートの四。なんと二十で、わずか一つ違い。ああ、とみんなの顔が落胆に沈んでいったわ。


「今回は引き分けはそっちの勝ちでいいよ。二十以上、いるかい?」


「はぃ」と詩音だけが手を上げ、残りのみんなは惨敗みたい。憲邇、もしかしてこういうギャンブル、強いのかしら。


 結局、みゆと詩音以外全員が脱ぐかえっちなことになっちゃったわ。はぁ。


「さて、じゃあちっちゃい子から順にいこうか。まゆ」


「はーい。ちぇっ、ちぇっ」


 ベンチに座り、その上にちょこんと乗っかった詩音を羨ましそうに見ながら、まゆちゃんがきょろきょろと辺りを見渡す。さすがに見られると恥ずかしいと思うのか、念入りに辺りを確かめていたわ。


「まゆ、滑り台の上でしなさい」


「えーっ。汚しちゃうよ」


「さっさとしろ」


「は、はいっ。うー。いじわるっ」


 憲邇のちょっぴり強い言葉にすぐ頷く、従順なまゆちゃん。ぱたぱたとウェイトレスさんの制服を揺らし、かんかんと滑り台を上っていく。その上で、ちょこんとしゃがみこみ、小さなショーツをずらして……


 小さな小さな沢が、できてしまう。かああっとまっかっかなまゆちゃんが放尿をし、それが滑り台を滑り落ちていく様は、あまりにも真昼にエロティックだった。ふるふると涙目のまゆちゃん、終わるまで目をぎゅうっとつむって、恥ずかしさに耐えていたわ。ああ、なんて綺麗なんでしょう。ようやくとおしっこが終わると、持ってきたティッシュであそこを拭いて、滑り台はもちろん滑らずに上った階段を下りて行った。


「で、できたよ。はぁ、はぁ。恥ずかしかったぁ」


「よろしい。次、花雪」


「はいな。約束通り二つ賭けましたものを、これから行いますわ」


 ごそごそとどこからか取り出したのかカメラを取り出し、タイマーにセットしてからこと、とテーブルの上に置いて、花雪ちゃんは立ったままかがんでベンチに手を置き、ううう、お、お尻を突き出して、残った手でぱさり、とコートをはだけさせ、自分の未成熟な大事なところを強調して、突き出して、いたわ。


 そこでぱしゃり、カメラが光る。花雪ちゃんはえっちな自画撮りを自ら行い、ちょっぴり苦笑いしながらいかがですか? と憲邇に小首を傾げてお伺いしていたわ。ああかわいい、長い黒髪をなびかせる清楚な美少女なのに。なんてこと。


「いいよ、いいポージングだ。いい写真になったろうね」


「うふふ。将来、ホームページを作ってもようござんす、ですわ」


「あはは、それも面白そうだね。ふむ、私専用だけのホームページとか、作れないかい、パティ」


「でで、できましゅよっ。みんなのえっちなホームページ、作っちゃいますかぁ? 今の量なら、きっと簡単でしよ」


「ふむ、考えておこう。しかしよく思いついたね」


「はい。深町さまに撮っていただいたこれまでから、研究しましたの。うふふ。では次を、どうぞご堪能あれ」


 と、ごそごそと荷物を探す花雪ちゃん。途中、「まあ、こんなに」とまた顔を赤らめつつ、「で、では、なるたけ多いほうが……お、多すぎますわ、はぁ、で、では、二つほどで許していただきましょう」と言い、なにか二つ、するりとコートの下のガーターに挟んでいった。


 指が、大事なところへ向かうのを、全員が見ていた、わ。


 それから花雪ちゃんはにこっと笑い、恥ずかしさに真っ赤になりつつ、憲邇になにかを、ああスイッチを渡して、いたわ。


「落ちるかもしれないから、二つ右足じゃあなくて右足左足に分けたほうがいいんじゃあない?」


「そ、そうでしょうか? あぅ、へ、平気とは思いますが、そうしますわね、はぁ」


 もぞもぞ。ごくん。みんながこぞって見守る中、えっちは進む。


「で、では、お好きな強さで、どうぞ……花火大会でいたした、ように」


「うん」


 容赦なく憲邇はかちかちかちと最大の強さにし、ローターを動かせさせていったわ。それも二つ、も。はぁ。花雪ちゃんはぶるぶる震え出し、すぐにしゃがみこみ喘ぎかけ、女の顔をのぞかせる。


 少女が女に、なるの。


「ふ、深町さま……あなたさまがなさっていると思うと、立って、いられません、わ」


「ふぅん、わがまま言うんだ? 立て、ほら」


「あんっ」


 びくりとする、大きな嬌声。慣れない可奈ちゃんがしきりに公園の入り口を見やるも、まだ誰も来ていない様子。わたしたちには長い時間に思えるも、やはり露出自体は時間のかからぬ様子(露出ばかりじゃあ、ないけれど)。


 憲邇に引っ張られ、がくがくと脚を震えさせ、生まれたてのひ小鹿のように震えながら立ちすくむ花雪ちゃん。うるうると必死に訴えるも、憲邇はさて、次の人はと、舌舐めずり。変態。変態っ。


「け、憲先生、ゆ、許してあげてください。か、かわいそうです」


「うるさい詩音」


「ぇ、えいっ」


 急に詩音が背中の憲邇の手を引っぱり、自分の胸へくっつけていたわ。恥ずかしさにまた赤い顔、頑張ったわね詩音。憲邇は急に積極的な詩音ににこりとなり、しょうがないなぁと揉み揉み、詩音を味わってかちかちと強さを戻していってくれたわ。


「ぁ、ありがとうございます、ん、憲先生。えへ、やさしいんだぁ」


「はぁ、はぁ……」なんとか立っていられる、花雪ちゃん。「まあ、お優しいこと……ありがとうございますわ、深町さま、詩音さん」


「ふふふ、詩音には負けるよ。パンチラもしっぱなしだし、そんな中自分から胸を触らせるなんて、淫乱だね」


「ち、ちが、ううう、い、いじ、いじわるぅ」


「うるさいよ。柔らかくていい胸だね。これからも揉ませなさい」


「あぅ、はぃ、憲先生、ご主人様、大好き、ですぅ……ううう、ん、んっ」


「じゃあ次行こうか。パティ?」


「ひゃう、ひゃいっ。でで、では、どうじょごたんにょうくだひゃいまへっ」


 噛みすぎでしょ、もう。そりゃあ今のこの状況、えっちすぎるけれど。


 そういえばパティちゃんも千歳ちゃんたちも、着がえて来ていたわね。パティちゃんの私服もかわいらしい緑のワンピース。と、パティちゃんはえいと、気合を入れてばさりとそのワンピースを脱ぎ捨てたわ。かすかに薄いスリップ姿、着けたてのブラとショーツがうっすらと影を残し、ピンクのガーターのフリルがかわいらしい、下着姿になるのね。ああ、すごいわ、パティちゃん。


「えへへ、ど、どうでしゅかぁ? こ、このままでいまう」


「よろしい。手が離せないから、パティを誰か撮ってやりなさい」


「はぁい! ななほね、やってみたかったの。やらせてやらせて」


 奈々穂ちゃんがぱしゃぱしゃ、何枚もワンピースを脱いだ下着姿のパティちゃんを撮っていったわ(楽しげに)。パティちゃんは困ったような笑顔で、撮られていくの。


「いいね、よくなってきたぞ。まだまだ時間もあるし、次行こう次。紗絵子?」


「はぁい。うっふん。これ以上を求めるだなんて、ご主人様は鬼畜ですわ」


 言いつつ、どこかのりのりな紗絵子さん。さすが憲邇の母親、赤い顔こそするものの、躊躇いの色はなかったわ。


 するりとショーツを脱ぎ、憲邇に軽く見せてから、しまいこむ紗絵子さん。そのあと顎を動かした憲邇にまた顔を赤くしつつも、躊躇わずに自らスカートをたくし上げる、色っぽい紗絵子さん。『息子専用』と落書きのされた、矢印つき秘所は、かすかに、濡れていたわ。


 濡れて、いたわ。


「みんなが終わるまでそのまま、見せてなさい、後ろに人を作らずにね」


「はいご主人様。どいていいわ、可奈ちゃん」


「は、はい」せっかく隠してくれていた女子高生がどき、紗絵子さんは丸見えも丸見え。


「紗絵子の次は最後に楽しみたいから、次の子行こう。見ていたいしね。奈々穂」


「はぁい。おさわりしていいよっ」


 どかっと憲邇の横に座る奈々穂ちゃん。詩音の胸を堪能していた憲邇は次に奈々穂ちゃんのおっぱいとお尻を揉み揉み触りに触り、奈々穂ちゃんからすら女の顔を引き出してご満悦。そのまま軽く喘ぐ奈々穂ちゃんを揉み続けつつ、次を言ってくれたわ。


「はぅ、はずかしいよぅ、おにいちゃぁん」


「ダメだよ、しばらく揉み揉みさせなさい、かわいいなな。柚香里」


「はぁい。では、こほん。お客様、えっちなご注文はお決まりでしょうか?」


 左手を水平に横にし、トレイを抱えウェイトレスさんのように憲邇に聞く。憲邇はうーんと悩み、そうだと揉み揉みしつつ言った。


「水で濡らした制服姿を見たいな、所謂濡れ透けブラウスをちょうだい」


「はい、ご注文承りましたわ。ではすぐにお持ちしますので、どうぞご賞味くださいませ」


 すぐに水飲み場まで歩いていく。そこで、蛇口を上にし、噴水のように水を出してから、それをかぶった。


 当然、かわいいウェイトレスさんの制服が、濡れる。ただでさえ透けかけ、水で濡れれば、完全に本日のピンクのブラがスリップを通り越して、透け透け。風邪を引かない程度に程々に濡らしてから水を止め、くるりと踵を返し憲邇の前に立って、にこっと微笑む。


「お待たせしました、透け透けですわ」


 日付は九月も暮れ、午後の晴天。日差しは強め、風は平常運転、この地方なので少し強い。濡れた髪がわずかになびき、しっかりと日光が自分の、恥ずかしい透け透けのブラウスからブラまでを、憲邇に見せつけていたわ。ピンクのフリルが、リボンまで丸わかり。はぁ、恥ずかしい。


 なのに……


「うん、いいね。濡れた髪も最高だ。奈々穂、このままで写真撮ってあげなさい」


「ええー。ううう、はずかしくって手がうごいちゃうよぅ」


「なな」


「は、はぁい。はぅ、あまぁいこえ、さからえないよぅ」


 今度はぶれぶれの写真が、何枚もでき、憲邇がこら、とまた強く揉むと、「あぅん」と喘ぐ奈々穂ちゃん。はぁはぁと息を強くし、また何枚か撮って、ようやくよしをもらっていたわ。それでも憲邇はお尻をすべすべするのをやめない。非道だった。


「……おにいちゃぁん……えっちっちになってきちゃうよぅ」


「あっそ。じゃあやめよう」


 さっと揉むのを止める憲邇。お預けを食らった奈々穂ちゃん、さすが淫乱ではないのか、ほっとしていたわ。これが愛さんだったら、ごほん。


「良子」


「はい、ご主人様」


 まずはといった感じでサービスショット。ワンピースをたくし上げ、ちらりとだけガーターと下着をちら見せし(チラリズム、さすがね)、それからお洋服の中に手を入れ、するりとその(大きな)ブラを取り出し、真っ白をしまいこんでいったわ。憲邇の前に見せることは恥ずかしいのか、いそいそ、手早く、まっかっか。


「よろしい。千歳」


「はい先生。えいしょ、っと」


 千歳ちゃんはごそごそ荷物を開き、そこからチャイナ服を取り出していたわ。チャイナかぁ。正妻で新妻で良妻の若妻絵里さんにあれ、させたからチャイナが一番好きなのかしら。高校時代はそれほどだった気がするけれど(三十回くらいしか経験もないし)。


 藍色の美しいチャイナドレスは梅の花があしらえてあり、とても綺麗だったわ。その、けれど、ううう、胸のところがハートに切り取られてて、千歳ちゃんのブラと谷間がちら見せ状態。その上、ううう、スリットが深すぎるっていうか、腋に届くギリギリのところまで入っていて、横からお胸がのぞくほどだったわ。千歳ちゃんのふっくらはほどほどだから、あんましだけどブラが丸見え。はぁ。ノーパンだったし、スリットからのぞく肌にショーツが混ざらず、いやらしいことこの上なかったわ(混ざってもいやらしいけれど)。


 ぱしゃり。そこをまた奈々穂ちゃんが撮り、にこりと笑顔をとる、コスプレは好きそうな千歳ちゃん。さすがに恥ずかしいのか胸を押さえかけ、憲邇がじいっと見るとすぐ離す、よくできた子だったわ。


「あらあら、いっそブラまで脱いじゃいなさいな」


「さ、紗絵子さんじゃあないんですから、恥ずかしいです。せめて、あったほうが、その」


 言われてる言われてる。むう、と唸るけれど、日頃を顧みなさい、ばか母。


「いいじゃないか、ブラだけあるというのも、そそるよ。ふふふ。最後、は紗絵子だったな。その前に巴、やりなさい」


「はい憲邇先生。詩音ちゃん、ちょっと協力してもらっていいかしら。憲邇先生にはね、ヒミツにしてから書くって言っておいたの」


「は、はぃ」


 こそこそと向こうを向き、公園入口を見る二人。人はいないけれど、なにを見ているのかしら。と、こちらを向き直る。


 するすると俯きかけながら、ほっぺをたこさんにしてマキシ丈ワンピをめくり上げる、背の高い巴さん。そのお腹には、憲邇と巴と書かれた相合傘と、胸のところに『
B81』、その下に『W58』、最後にショーツの上に、『H81』と、落書きがされていたわ。ああ、えっちっち。


「ふむ、足りないぞ、巴」


「そ、そうですか。詩音ちゃん、じゃあ」


 ごにょごにょ。こくんと頷く真っ赤な詩音が書き書き、巴さんに落書きをしていく。


 もう一度振り返り、こちらをにこっと見ながら、またするする、マキシ丈がめくられていく。今度は右の太ももに『ご主人様大好き
』と、左の太ももに『ご主人様のをにんしん希望』と、ハートマークつきで落書きしていたわ。はぁ、えっちっちぃ。


「よろしい。すぐに孕ませてやる、ド変態の巴」


「……はい、ご主人様」


 そのご主人様がご所望とわかるのか、そのまま見せ続ける、よくできた真っ白の巴さん。落書きと共演して、はぁ。はぁ。わたしのほうがどきどきしてきたわ。


「さて、待たせたね、さえ……の前に、ふふふ、可奈? 本当にできるんだね?」


「はい」


 ……なん、と。まだ憲邇の調教が行き届いてないであろう、彼女は。するするとワンピースをたくし上げ、そのお腹に書かれたものを、見せつけた。一応、下着は薄い緑色を着ていたけれど。


『上岡可奈は  に服従します。いつでも脱ぎます。いつでもセックスします。お好きなときにま○こにザーメンを注いでください、喜びます』


 男の色のある視線が怖い、と。言っていた彼女は、今はもう愛する男からならばそれは受けたくてたまらないものだと、憲邇の視線が集中する体に恐怖など感じてはいないようだった。それよりも誇らしげな、みゆたちに感じるものが見える。


 ……空白は、なにかしら。明らかにおかしい部分がある、けれど。そこに憲邇の名前でもあれば完璧に見える、けれど。


 そこで彼女は大胆に、そう、調教初めにきっと考えに考えて、思い切ったことを言ってくれた。


「サインをお願い、します」


「……」


 驚いているのはむしろ憲邇だった。自分がやる前に既にほとんど準備が整っている。自分から進んで、堕ちていった、女子高生。それはもしかしたら憲邇は機嫌を損ねるかもしれないことだったけれど……


 気に入ったよう、だったわ。はぁ。変態な弟。


「ペンは?」


「はい、ここに」


 ポケットから取り出した紅潮する頬から、ペンを受け取った憲邇の、いやらしい顔。変態。変態。


 すらすらと憲邇らしい、汚い字で空白に自分の名を刻んで、あげていたわ。可奈ちゃんたらくねくね、腰を振って悶えてる。もう、頑張って自分で書いたんでしょう、我慢なさい、いやらしい。


 書き終えると憲邇ったらまたなでなで、それでいいよというの。すぐに下ろしたまっかっか可奈ちゃん、ほっと一息。


 奮発、したわね。最初からそうだと、大変よ。あ、憲邇が一応、釘刺してた。頑張りすぎなくっていいよって。またほっとしてる。もう、やりすぎよ。


 ……でも。完全にあれは、みんなと同じね。尽くすことに目覚めた、マゾの顔してるわ。もう。憲邇のばか。


「では最後、紗絵子、頼んだよ」


「はい、ご主人様。うふふ」


 たらりとおつゆを垂らし続けたえっちな紗絵子さん。これ以上なにを、と思ったら。


 しゃがみこみ、憲邇を見上げ、にやりとする彼が脚を組むと、その、組んだ先の浮いた脚の、く、靴、を、舐めだした、わ。


 靴を、舐める。


 普通ならなんて屈辱的なこと。まさに奴隷のなせる業なのに。なのに、どうして、あんなに、ああっ。それも実の息子の、靴を舐めさせられる、いえ自ずから、舐めたいと迫る。なんて、なんて、エロティックなのかしら。


「ん……はぁ、ん……っ」


 舌を伸ばし必死に憲邇の靴を舐める、紗絵子さん。うっとりとさえし、懸命に靴を舐めゆく彼女の仕草は、あまりにも淫猥で、淫靡だったわ。はぁ、はぁ。みんなどきどきしてる。自分も、と、想像がどうしてもいってしまうから。わたしだって、あんなの十五回も経験ないもの。


 今の光景を人が見たら、びっくりするでしょうね。なにせミニスカウェイトレス姿の子がわたし含め三人、一人は濡れていて、それからセクシーチャイナが一人、コート姿が一人、スリップ姿が一人、それに見た目は普通のワンピ姿が二人、普通のワンピとマキシ丈ワンピを自らめくる子が一人ずつ、滑り台からはおしっこの匂いがしていて、公園の中心のベンチでは美女が美丈夫の靴を、はだけたブラウス姿で舐めている。そんな中、見た目も中身も普通のワンピース姿のみゆと可奈ちゃんがごくりと見学中と、もうなんていったらいいのかわからない不思議空間だったわ。


 紗絵子さんが左右の靴をべろりと舐め終えると、はぁと艶やかな息を吐き、にっこりと憲邇を見上げ、「綺麗になりました、ご主人様」と宣言、よしよしとなでなでをもらっていたわ。そしてお口直しにキスまで。


「あぁん、今憲邇くんの靴を、んっ、はぁ」


「やかましい」


「んぅ……大好き、憲邇くん……っ」


 ねっとりとフレンチキス。公共の場で、なんてこと。はぁ、はぁ。憲邇ったら、すごいんだから。


 それが終わり、またにっこりと微笑み合う二人。さて、と憲邇がまた座りこみ、今度はみゆを招いて膝の上に乗っけていたわ。なでなでしつつ、次を言う。


「もう一回くらいブラックジャックしようか。みんな今ので感じはつかめたろうし。じゃあ、配るよ、席に着いて」


「はーい」


「ぁ、あのあの、憲先生、ゎ、わたしも、やっぱり、やりますっ」


「え、いいのに。本当にやりたいの?」


 こくん。よくできた詩音、十四歳だったわ。


 紗絵子さんとか、これ以上なにを賭けるのかしら。どきどきしながら、わたしは下着をどちらかにしましょうと決めていた。


 憲邇のカードはエース。一番いいので、一にも十一にもなりうるカードね。次に絵柄がめくれたらそれでブラックジャックだわ。はぁ、どうしましょう。


 わたしは十とほぼ半分。ほかのみんなも、最初に二十一な子はいないみたい。それぞれカードをもらい、うんうん唸っていたわ。


「ななほねぇ、じゅうごなんだけどねぇ、こいじゃあむりかなぁ。せんせぇいちでしょお?」


「奈々穂ちゃん、あれね、一にも十一にもなるんだよ。だからね、次絵が描いてあるのがきたらね、ちょうど二十一なんだって」


「ええっ、ううう、じゃあむりじゃん、ななほもらおっと」


「おっと、賭け金を言いなさい」


「あ、そっか。うぅん、じゃあ、じゃあ」


「えへへ、あたしもくつなめたいなぁ」


「あっ、ななほもななほもっ、やるやる。えへへ、せんせぇお兄ちゃん、とってもうれしそうだったもんねっ」


「ねー」


 まゆちゃんと奈々穂ちゃんも二人して変態、じゃなく、憲邇が大好きだったわ。


「そうかい? ならいいけど、ふふ。二人に舐めさせるのも面白そうだ」


 憲邇ったら。ごにょごにょ、残りの面々はそれぞれ内緒話をし、憲邇はふんふんとダメ出しはない様子。さて、どうしましょう。


 一応、私はなにをもらってもバストではないので、もらっておく。すると六、と微妙。うぅん、でもまた六以上もらうと自動で負けでしょう。どうしたものかしら。


「女は度胸、勝負ですわっ。もう一枚くださいな」


「はいよ」


「……ああっ。負けですわ、うう」


 花雪ちゃんがバストし、負けとなる。続けて勝負師の紗絵子さんももう一枚もらい、見事にバストしていたわ。


「なな、十五は危ないわ。お母さん十五でもらったけど、超えちゃったもの」


「そお? んじゃあ、やめとこうかなぁ」


「ね、ねぇ柚香里お母さん。こ、これ、どうかなぁ」


 詩音は十八、そこそこだった。うぅん、難しいわねぇ。でも、四以上ってことは厳しいわ。


「よしといたほうがいいわ、きっと。自動で負けそうだもの」


「そ、そうだよねぇ。わたしはこれでいいです」


「ふっふっふ。ご主人様、覚悟なさい。なでなでの準備をするのですね。私はこれで勝負です」


 最初の二枚からもらわなかった良子さん。不敵な笑みを浮かべ、カードを裏向きでテーブルに置いていたわ。


「じゃあ、もっと賭けたらどうだい? またデート、したいだろう?」


「あ、そうですね。ではお耳を」


 負けるはずがない、とでも思ったのか、すぐさま賭け金を提示する良子さん。知らないわよ、と思いつつ、巴さんたちと相談していく。


「うーん……やっぱりやったことないと感覚がわかんないなぁ」


「可奈さんはそれでいいんじゃあない? 私はどうしよう」


「千歳ちゃん、さすがに十二はもらったほうがいいよ」


「そうですか? 十もらうと終わっちゃうから、ちょっと怖いなって。巴さんこそ、十八ならそれでいいんじゃあ?」


「うぅん、なんか次は低いのもらいそうなのよねぇ。柚香里さんは?」


「十六なの。どうしたほうがいいかしら」


「五、五、六、なら、やめといたほうがいいんじゃあないですか。次はきっと高いのがきますよ」


「それ、ギャンブルで一番やっちゃダメな考えよ、巴さん。わたしね、散々憲邇とこういう勝負したから、教えてもらったもの」


「えっ、そ、そうなんですか? じゃ、じゃあ、私もこれで勝負しようっと」


「私ください、先生。あ、エースだ。これ、おしまいですか?」


「ああ、二十一を超えるときにエースがあったら、一で考えていいよ」


「じゃあ十三かぁ。うぅん、もう一枚。あ、いいのになった。これでいきます」


「わたしも、女は度胸、ね。もらうわ」


 もらったカードはまたエース。ええっと、これで三枚目かしら。うぅん、これ以上は、もらえないわねぇ。勝負!


「みんな出揃ったかい? 追加で賭けるなら今のうちだよ? ない? なら、オープンしようっと。ほい」


 ぱらり。……やっぱり憲邇のやつ、こういう勝負だけは運がいいのか、昔からこうだったような気もするわねと思い出しつつ、はぁとため息をついたわ。


 出たのは、スペードのキング。見事に二十一で、全員がああ、と嘆息していたわ。


「お、ブラックジャックだ。今回も引き分けならそっちの勝ちでいいけど……良子とか」


「残念、二十なのですよ」


「誰もいないみたいね、憲邇くん。はぁ。全勝ね、すごいわ」


「け、憲邇さまこういうの、強いですねぇ。まーじゃんも強かったし、どうしてですかぁ?」


 膝の上のみゆがかわいらしく、ただ単に興味で聞いていく。憲邇は首を傾げ、なんでだろうと考えながらなでなでしていたわ。


「うぅん、そういえばえっちが絡むゲームは負けたことないかもなぁ。ねぇ柚香里?」


「な、なんでわたしに聞くのよ」


「だって散々したじゃあないか、小学生の頃から高校時代まで」


「ううう……そ、そういうこと言わないの。もう」


 可奈ちゃんがびっくりしてるじゃない。あとで教えてあげなくもないけど、うぅんやっぱり教えませんから。


「まあいいや、じゃあ今度は背の高い人から順にやりなさい。では巴」


「はい憲邇先生」


「あーん、その前にあたしと奈々穂ちゃんがするよー?」


「お、そうだね。じゃあみんながえっちなことしている間、舐めてなさい」


「はーい!」「はぁい!」


 二人の女の子が憲邇の靴の前にしゃがみこむ。笑顔で、そう笑顔でその靴に舌を伸ばし、這わせ、綺麗に汚れを舐めとっていく。まだ、未成熟な美少女二人が、ああ、なんてこと。


 綺麗……


「巴、見てないで」


「は、はいっ。で、ではっ」


 さっとマキシ丈に手を入れ、するりとショーツを取り出す巴さん。これでノーパンノーブラになり、証拠を見せろとでも迫る憲邇の目線に、ゆっくりとワンピをたくし上げ、落書きされた肌を、憲邇に披露していったわ。


「ベンチに座って、脚をハの字、それで見せなさい」


 フェチズムね。憲邇、割と好きだものね。言われたとおりベンチに座って、ハの字の奥の大事な大人を見せる、赤い顔の巴さん。憲邇にだけ見せる分、まだ、恥ずかしさは小さいみたい。


「そのまま、まゆたちが終わるまでね。次、千歳」


「はい先生」


 千歳ちゃんもその深すぎるスリットから指を入れ、悠々とブラを外し、にっこりと笑顔でしまいこんで、憲邇を見つめたわ。ちょいちょいと指差す憲邇の指示どおり、巴さんの横に座って、同様にハの字で奥を見せるかわいい千歳ちゃん。ぽっと頬染めた、二人のモデルさんがにっこり、微笑み合う。見てもらえて嬉しいって、ね。


「さて可奈?」


「はい、ご、ごしゅ、ご主人様」


 すぐ慣れるわよ。本当にそう、なんだから。


 可奈ちゃんはワンピースの下に指を潜りこませ、ゆっくりと薄緑色を上下、脱いでしまいこみ、またゆったりと恥じらいながらワンピースをたくし上げ、裸になった自分を見せていたわ。サイン付き、いいわね。わたしもやっちゃおうかし、うぅんっ! 憲邇が、憲邇が迫ったとき、だけ、ね。ね。はぁ。わたしったら、よくないわ。すけべだわ。


 それはそれとして。可奈ちゃんの色白でけれど豊満な肉体も、健康的でとても綺麗で羨ましかったけれど。若々しく、女子高生らしいみずみずしいバストと、しっかりとへこんだお腹、そしてもっちりむっちりとしたヒップが、男を誘うようにまたくねくね、恥ずかしそう。いいわね、憲邇、大喜びじゃない。


 そんな美しい裸が、卑猥に落書きされているんだから。


「良子」


「はいご主人様」


 良子さんもさすがの恥ずかしがり屋さん、次はスリップだけを脱ごうとするものの、憲邇ほどの器用さはないのか(えっちなほうへね、普段はあるものね)なかなかうまく脱げず、しょうがなく頬染め、きょろきょろしたあとにするりとワンピースを脱ぎあげ、それで下着姿を隠しつつどうにかスリップを脱ぐ良子さん。すぐさまワンピを着直し、ほっとするのも束の間、二つも賭けたせいでもう一枚脱ぐらしく、そろ、そろと指をワンピに入れ、その真っ白メイドさんらしいショーツを脱いでいく。そこでにっこりすると、憲邇が見せなさいと谷間を強調するよう指示をする。かあっとなった彼女はまたきょろきょろしてから、憲邇の目の前、奈々穂ちゃんたちの横に陣取り、ぐいっとかがんで、両腕でバストを挟んで、強調してから憲邇を見上げたわ。憲邇はよろしいと次を言うの。


「柚香里」


「はぁい、ばかけん」


 じゃあ、憲邇のフェチをもっと満たしてあげないとね。ごそごそ、荷物を探し、お目当てのものをすぐに見つけ、さすが用意のいいこと、と感心しつつ、それに着がえるために一度、ブラを外す。憲邇に開発され着たままでも脱ぐことに長けたわたし、すぐにブラをするりと脱ぎショーツを脱ぎ、一度ノーパンノーブラになってからお目当ての下着に着直す。


 透け透けの、今着ていたものとほぼ同じ、フリルもいっぱいリボンいっぱい、だけど透け透けの、ピンクのブラとショーツ。大事なところが一切隠れない、透け透けのブラとショーツ。しょうがなくブラウスを一度脱ぎ、傷痕を晒して、それが平気な自分を誇りつつ、着がえ、もう一度水飲み場で自らを軽く、主に胸部を、濡らす。透け透けに透け透け、ダブル透け透けに、憲邇はにんまりだった。


「同じように」


「はぁい、大好きな弟さん」


 ことん、と千歳ちゃんの横にハの字に座る。透け透けがすーけすけ、憲邇のえっち。これでベンチはいっぱいだった。


「次は奈々穂、じゃなくって紗絵子か」


「はぁい憲邇くん。一分でいいわよね?」


「いいぞ、このあともしばらくここにいる予定だからね。そのときはブラウスも戻してやる。ただし、首輪はそのままな」


「ありがとう、優しいご主人様。それじゃあ脱ぎますわ」


 するり。ブラウスを脱ぎ捨てる、紗絵子さん。上半身裸になり、『露出狂』と乳首の鈴がいやらしく露見し、しゃらんと、ちりんと、鈴が鳴る。お胸の下に腕を置き、強調するように憲邇に迫り、にこりと笑顔。けれど頬は赤く、もじっと蠢くためまたしゃらんと鈴が鳴り、それがまた恥ずかしいのかもっと顔が赤くなっていくの。そっぽを向く紗絵子さんはその羞恥に耐え、一分間、憲邇に動く鈴と、首輪と、乳房を見てもらっていたわ。ぱしゃり、何枚も撮られ。


 綺麗ねぇ……


「も、もういいかしら。はぁ、お母さん恥ずかしすぎてしゅうしゅう頭が火傷しそう」


「いいよ、美しいおっぱいだね、さえ」


「うふん。ありがとう、憲邇くん。大好きなご主人様。露出、見てくださってありがとうございました」


 もぞもぞ。それでも戻したブラウスは、前をはだけさせ、しゃらんとした鈴が見え隠れする、えっちっちだったわ。


「パティ」


「ひゃいますたぁ」


 パティちゃんはたどたどしい手つきでわたわたとスリップを脱ぎ脱ぎ、ああ下着姿なんて、と思うとその膨らみかけのジュニアブラをするりと脱いで、わずかなお胸を軽く憲邇に見せたあと、もう一度スリップを着ていったわ。ノーブラスリップ、やらしいわね。ふふふ。憲邇がにこにこするので、えへへっと指をつんつんする、かわいいパティちゃん。


「花雪」


「はい、深町さま」


 花雪ちゃんも最後残った下着を脱ぐみたい。照れくさそうにコートをはだけ、赤いほっぺがしゅうしゅう、きょろきょろ、それからブラをぷち、と外して、さっとまたすぐ隠していたわ。いそいそ、コートを戻し、憲邇も恥ずかしがる花雪ちゃんにご満足。あ、ローターさん、今休憩中ね。憲邇ったら優しいんだから。


「詩音、はいいけど、本当にしてくれるのかい?」


「はぃ憲先生。します。そのほうがあなたさまが、喜んでくれると思いますから……」


 よくできた幼妻、詩音は、てててっと水飲み場まで走り、びたんと一回転んで、えいしょっと立ち上がると(平気かしら)、なんとその水で服を濡らして、戻ってきたわ。


 詩音も透け透け、になっちゃった。水で水色のブラが、透け透け。さすがにブラまで透け透けじゃあないけれど、日光に照らされ、公園で詩音のかわいい小さなブラがちらちら。はぁ、はぁと恥ずかしくってない詩音ったら、それでもにこっと憲邇の前でちょんとスカートつまみ、ポーズをとるの。偉いわ。憲邇も思わずにっこり。ふふ。


「最後にまゆ、はしてるんだったね。というか、まだかい? 遅いなぁ」


「ご、ごめんなさい、はぁ、だ、だって、楽しくって、うれしくって、ねっ、奈々穂ちゃん」


「うん。はぅ、もっともっときれえにしたいのぉ」ぺろぺろ小さな舌が這う、卑猥さ。


「もういいよ、充分だ。巴たちが恥ずかしいってまっかっかだしね。ありがとう、綺麗になったよ、かわいい性奴隷ちゃん」


「えへへ」「えへへぇ」


 にっこりまゆちゃん、奈々穂ちゃん。そのあとキス魔の憲邇がまた唇を奪い、「よごれちゃうよぅ」と言う彼女たちを無視して、甘いフレンチキスを交わしていたわ。


「さて、集合写真を撮ろうか。めくる前、あと、で二種類ね。何枚も撮るぞー」


「はぁい」


 みんなが集合し、えっちな格好で一枚二枚と撮ってもらってから、スカートをめくった状態で、ノーパンの子はノーパン、落書きの子は落書き、両方の子は両方、透け透けのわたしは透け透け、を、憲邇に撮ってもらっていったわ。


 ああ……恥ずかしい、って。だって今は、今だけは、壁がないもの、ね。今まではみんなでお着がえは壁作ってたのに、って。


 ああ……恥ずかしい。


 気持ちいい。
















































































 第九十五話あとがき的戯言




 こんばんは、
三日月(みかづき)です。


 えろゲーム筆頭はやはり王様ゲームなのでしょうが、まあ、それはまた今度ということで。


 こほん。えー、もうちょびっとだけ続きます。案外と公園って、えろいですよね。ふふふ。


 しかし、コスプレ集団露出、かぁ……いい……はぁ……


 それではここまでお読みくださり、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。




 
20150719 三日月まるる





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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

2015/07/20 23:34 | 小説COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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