FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- | スポンサー広告  TOP

「ごめんなさい」その九十九_第九十六話_激しい複数プレイ

 こんばんは、三日月です。
 お盆ということで更新をば。至極どうでもいいことですが、お盆と言えば甲子園、甲子園といえばそれは高校野球、そう野球。いつもいつも見ていて思うのですが、審判、いつ機械、というかビデオ判定が導入されるのでしょうね? 別に高校野球に限った話ではなく、昨今はビデオでのたとえばアウトセーフ、ファールホームランの判定など、ほかの競技では導入されつつあるのになぜしないのでしょうか。日本では華のベースボールですし、お金がないということはないと思うのですが……なぜでしょうね?(本当にどうでもいい)
 さておき、ようやく暑さも彼岸を超え落ち着きつつあり、これでご先祖様も暑い中お帰りになることもないとは思うのですが、まあ落ち着いたという程度、楽観せず生者側の私たちは健康管理に気をつけないといけませんね。正直お水お茶をがぶ飲みで、お酒じゃあないけれど飲まないとやっていられないというか(笑) 困ったものです。
 えぇと、私事で恐縮ですが、これでストックは尽きました。趣味に時間をかけられる時間が減り、なんとかここまでは来ましたがもう厳しいようです。次回更新予定にも書きますが、現時点で次話も完成しておらず、更新予定日は未定です。書いている内容は愉しくてしようがないのですが、何分時間もとれず遅筆も相まって……ぐすん。早くて十月下旬にできればとは思いますが、どうなることやら。頭の中では次の学園編も浮かびつつあり、どれを書こうかあれも書きたいこれも書きたい、と、欲望ばかりが先に立ち。ままならぬものです。期待せず気長に待ってくれれば幸いです。また目処が立った頃に目次のほうへ近況報告をしたいと思いますので。
 拍手コメントメール、いつもありがたく受け取っております。
 次回予告のコーナー! 上でも書きました通り今のところ予定ですが、父の日プレゼント、深町邸えろ露出アトラクションを予定しております。ようやくの運びとなり、ますますフェティシズムの道を歩んでいる気が……いっか。
 それでは第九十六話です、どうぞ。




















 九十六 激しい複数プレイ








「よし、それじゃあ時間もいい時間だし、いったん休憩しようか。
良子(りょうこ)(ともえ)がお菓子を用意してくれてるからね」


「ええご主人様。ではみなさん、休憩しましょうっか。
奈々穂(ななほ)ちゃん、おやつの時間ですよー、お手伝いしてくださいねー」


「はぁい!」


 嬉しい奈々穂ちゃん。ぴょんぴょんとまた飛び跳ね(またぱんちら)、良子さんたちを手伝ってシートを広げていったわ。


 その間。
憲邇(けんじ)は愉しげに紗絵子(さえこ)さんの鈴を指で弾いて、転がして、いたわ。喘ぐ紗絵子さん、必死に我慢し憲邇を見つめ、涙目で感じて、いる様子。はぁ、はぁ。


 おやつの時間になるの。シートの上でわたしたちはお菓子とお茶を広げ、ひと時の安らぎを楽しんでいったわ。こういう、穏やかな時間ってとっても素敵よね。さわさわと風もいい心地。憲邇にお茶を飲んでもらう、おいしいとお菓子に微笑んでもらう、小さな幸せ。それをみんなも感じているようだったわ。


 えっちな格好で。


「おりょ、先にだれかいるぞ」


「わぁー、きれいなお姉さんばっかり」


「……カッコいいお兄さんだぁ」


 と、そこへ子供たちがわぁっと公園へいきなり入ってきたわ。足音がお茶の喧騒で聞こえず、危ないところ。すぐにさっとブラウスのボタンを留める紗絵子さん。そのほかは一応そのままでいたわ。


 そのままでいろ、との、本日の露出だものね。


「こんにちは。今みんなでおやつの時間なんだ。よかったら一緒にどうだい?」


「えっ、いいのっ。やったぁ」


「わぁ、ありがとうございます、カッコいいお兄さん……カッコいい……すてき……はぁ……」


 一人憲邇に一目ぼれでもしてそうなちっちゃい女の子がいそいそ、憲邇の傍に陣取る。さわさわと髪をいじり、ちょっとでも綺麗になろうとするのがかわいらしく、みんなも微笑ましくそれを見守るの。


 五歳くらいかしら。みんな同じくらいの年齢で、みゆよりも小さそう。それでも背の高さはみゆとどっこいね。みゆは少し、小さいものね。


「うっめー。このドーナツすっげーうまいよ!」


「ほんとだー! おっいしー!」


「うふふ。ありがとうございます。よかったですね、メイド二号よ」


「ええ、ありがとう」


 微笑む良子さんと巴さん。さすがにお菓子作りも天才的な良子さんの指導を受ければ、巴さんもわずか二か月足らずでめきめき腕前も上達するものね。


「ししし、そいね、このお姉さんたちの手作りなんだよ、すごいでしょ」


「すごーい。いいなー。あたしもおかしいーっぱい作って、食べたいんだー」


「……な、なぁ、お前、さ、その」


 きょろきょろ、ちらちら、まゆちゃんを見る、男の子。「か、かわいいじゃん、その格好」


「そう? うふふ。ミニスカ好きなんだ? うぇいとれすさんだよー?」


 にっこりと笑う、楽し気なまゆちゃん。男の子はでれでれで、ちらちらまゆちゃんの太ももに見入っていたわ。健康的な太もも、むっちりさんだものね(その年にしてはだけど)。


「お姉ちゃんコートであつくなーい? 今日あついでしょ?」


「えっ。ええっと、さ、寒がりなので」


 向こうでは
花雪(かゆき)ちゃんが、無邪気に無情にも絡まれていたわ。


「脱いじゃいなよ、ね」ぐいぐい、無邪気が引っぱっていく。花雪ちゃんはかあっと必死に、それに抵抗していたわ。


「お姉さん、そのワンピかわいいね。あたしもこんなもよういっぱいの着たいんだぁ。いいなぁ」


「えっ、そ、そう? あはは、あ、ありゅがちょ」


「えー、どしたの? へんなのー」


 あっちではパティちゃんがスリップ姿をいじいじとされていたわ。ワンピースと思われたのが幸い、それで通すしかないパティちゃん。たこさんほっぺ、かわいいけれど恥ずかしそう。


「……」


「なーに? ふふ、おまーせさん、おっぱいばっかり見て。これはおしゃれなの。大人っておっぱいちょっぴり見せたりするでしょ? ドレスとか見たことなーい? ふふ」


 こつん、と男の子を軽く小突く、なんと
千歳(ちとせ)ちゃん。斜めにきちんと揃えて座る、それでもセクシーなチャイナドレス、ノーブラの谷間がのぞき、スリットは下着を着ていないと明らかにする。そこに男の子は気づいてはおらず、ただのぞく谷間にでれでれ。まあ、あれくらいならいいかしら。ドレスだと同じようになるものね。


 ……さっきからちらちら、わたしと
詩音(ふみね)にも一人、濡れてるんじゃあ、透けてるんじゃあないかって見てる、子、いるけど。気にしないどきましょう。ああ恥ずかしい。紗絵子さんの首輪、どうかしら。ちらちら。平気みたいだけど、はぁ。


「ね、ねぇ、お兄さん。お名前なんていうの? あたしね、
雪菜(ゆきな)っていうの。お兄さんのお名前は?」


「私は憲邇っていうんだ」


「わぁ、ぼくでもおれでもないんだぁ。大人っぽーい。お、お兄さんどこの人? 見たことないなぁ」


「ん、ちょっと遠くから遊びに来たんだ。ここ、いい公園だって聞いたからね」


 さて、憲邇のやつが隣の女の子をあやしているのでも見ていましょうっか。ふふふ。いじいじ、ぽっとしながら勇気を出してお話をする女の子。お菓子にも目もくれず、ただ憲邇を見ていたわ。


「そ、そうなんだぁ。ま、また来てほしいなぁ。また、会いたいなぁ」


「そうかい? じゃあ、また来ようかなぁ。いつもこの時間になると来るのかい?」


「うん。だいたい毎日、ここで遊んでるの。あんまり遠くへ行っちゃいけないよって、言われてるし」


「ああ、そうかい。ふふ。お父さんお母さんの言うこと、ちゃんと守ってるんだね。偉い偉い」


 まぁたなでなで。もう。こんな子供なんだから嬉しがるにきまってるのに、どうしてやっちゃうのかしら。女の子も、んふふって嬉しそうに受け、ますます憲邇にめろめろ。


「せっかくだしお菓子、食べなよ。ほら、食べさせてあげる。あーん?」


 ああっ、ずるい。わたしたちだって日替わりなのに、ってみんなが少しじとおってするも、しょうがないっかと甘やかす憲邇を見ていたわ。


「あ、あーん」ぱくっ。もぐ、もぐ。「えへへ、とってもおいしいです」


「ありがとう。嬉しいよ。
上岡(かみおか)さんも食べなよ、ほらほら」


「えっ。あ、あーん」


 ぱくっ。もぐもぐ……ばかな弟の言うとおり、この子は食べてるとこ、なんだかかわいいわね。にこおって笑顔が花開くっていうか、本当にほくほく顔で、幸せそうに食べるっていうか。憲邇もにっこり、そんな
可奈(かな)ちゃんをかわいいと思っているようだったわ。


 と、くいくい、憲邇の裾を引っぱる女の子。またちっちゃな口をあーんと開き、おねだりをする。みゆより上手かしら、と思っていると、憲邇ったら甘やかしに甘やかしまた食べさせてる。


「おいしい……ね、ね、あたしも食べさせてあげるねっ。はい、あーんっ」


「ありがとう。ん、おいしいよ」なでなで。


「えへへ……うれしいなぁ。やさしくってカッコいいお兄さんだぁ……」


 にへへと笑顔で憲邇にすり寄る、女の子。ああ、かわいいわねぇ。うふふ。子供はいいものね、と、そっとお腹をさする。次の子は男の子かしら、女の子かしら。ふふふ。


 おいしいお茶の時間。みんなが楽しく過ごしていき、なにもない平穏な時間、と思いきや。


 奈々穂ちゃんにそっと憲邇が耳打ちしたかと思えば、赤い顔の奈々穂ちゃんが照れを見せ、するりとさっきの巴さんたちのように脚をハの字にして座って、ぱんちらをしていたわ。十秒くらいそうしていたかしら、憲邇がよし、とぽんと頭に手を置くと、あのばかはワンピを着ている女の子に次々と同じことを言い、子供たちがいるのに気づかれないよう短い時間とはいえ、露出命令をしていったの。巴さんがちらり、ノーパンのあそこを披露しまっかっか、良子さんがちらり、ノーパンのあそこを披露しまっかっか。どうにか彼女たちは気づかれていないものの、このままだとどうなることやら。


 憲邇の露出、すごいわ。はぁ。ああ、人が集まってきたらどうしましょう。その中、隠れてだなんて、はぁ、はぁ。


 こうふ……いいえ、し、して、ううう……


 誤魔化すのはよしましょうっか。ええ、ええ、感じて、いるの。下着が、別の濡れでも、透け透けになって、いくの。


「さて、じゃあ遊ぼうか。君たちはいつもなにして遊んでいるの?」


 憲邇が言うと子供たちは口々に鬼ごっこかくれんぼと言い収拾がつかず、まあまあといったん憲邇がなだめ、一人ずつ聞いていった。


「ふむふむ、おにごっことかくれんぼ、缶けりにかけっこ、砂遊びに、ボール使っていろいろと、バドミントンか」


「あ、今日はバドミントン持ってくんのわすれちゃったね」


「ね」


「ふむ、じゃあみんなで、したことない遊びをしようか。ああいや、久しぶりにかくれんぼもいいなぁ。うぅん、いや、その前に一回、したことない遊びしよう」


「なーになーに?」


「ボール蹴り競争さ。やったことあるかもしれないけど、ちょっと違うのは使うのはアメフト、アメリカンフットボールっていう、スポーツで使うボールを使うんだ」


 ごそごそ、憲邇が取り出したのは楕円形のボール。アメフトで使う、慣れるまではうまく投げられず蹴られないボール。はぁ、またそれね。それもわたしのときのサッカーボールやテニスボールじゃあなくって、難しいアメフトのボールだなんて。そっちでさえ大変だったのに、もう。


「ふぅん。むずかしいの? おれたち、ボールけりきょうそうもやったことないんだー」


「なー」


「ちょっぴり難しいぞー。うまく蹴られないからね。じゃあゴールを設置して、っと」


 ことん、これまたどこに入っていたのか、三角錐の形をした赤いゴールポスト代わりの三角コーンををシートから一定の距離に三つ設置し、これまたどこから用意したのか、チョークでスタート地点をそれぞれ三ヶ所作っていたわ。いいのかしら、落書きして。


「このスタートからあそこのゴールを回って、戻ってくるのが早い人が勝ちだよ。リレーしても面白いけど、最初は一人ずつで勝負しようっか」


 憲邇が言うと子供たちがざわつき出す。


「ふぅん。おもしろそう。やったことないもんねー」


「ねー。大人っていろいろじゅんびとかするんだね。あたしたちぜんぜんしたことないや」


「なー」


「ボール遊びは面白いぞー、いろいろ遊べるしね。ただヘディングとかキャッチボールしても面白いしね。じゃあやろうっか。そうだなぁ、もしも私に勝てたら、なにかご褒美あげちゃおう。お願いでもいいよ、聞いてあげる」


 好きねぇ、憲邇。あの女の子、雪菜ちゃんが目の色変えてまた憲邇に迫っていたわ。


「じゃ、じゃあ、あの、お兄さん、あたし勝ったら、ぎゅってして、くれませんか」


「そんなことでいいのなら、今すぐでもするけど?」


「……い、いいです。勝ったらで。はぁ」


 どきどきしてるのがわかるわ。ふふ。


 男の子たちはしきりにゲームほしいカードほしいって言ってたけど、憲邇はそこまではダメ、三百円以内って言っていたわ。うーんとなる男子たちはじゃあとお土産にお菓子をよこせー、と言っていたわ。軽く笑う憲邇がいいよと、帰り際にどこか寄ろうかと言っちゃうの。甘やかして。女の子たちもお菓子でいいですと同調していたわ。


 わたし、たちは。わかっているの。ビリの子が罰ゲームで、一番なら憲邇にご褒美で脱がせられる、って。みんな目を合わせ、言うまでもなくこくりと頷き合っていたわ。


 その代わりというか、参加人数も全員でやらずに済むようで、ひとまず子供たち六人と、みゆ、まゆちゃん、奈々穂ちゃん、花雪ちゃん、詩音、そして憲邇の、十二人で行うことにするみたい。


「じゃあ、
葛西(かさい)さん、竹花(たけはな)さん、タイム計ってくれ」


「はいご主人様」


「ごしゅじんさま?」


 子供たちが不思議そうな顔をすると、憲邇がああ、と説明をしておく。


「彼女たちは私のメイドさんなんだ。女中、じゃあないや、お手伝いさんっていうか、家政婦さんみたいなものなんだよ」


「ふぅん。いいなー、あんな美人のかせいふさん。おれもしょうらい、あんな美人のおよめさんもらうんだー」


「お前じゃ無理に決まってんよ」


「うるせーうるせー」


 男子はやかましいわね。ふふふ。


「じゃあ、まずは私がお手本を見せよう。見てなさい」


 憲邇がスタート地点にボールを置き、それを蹴り出す。明後日の方向に飛んでいくボールに飛びつき、すぐさま軌道修正を行いつつジグザグにぱっ、ぱっと走って、あっという間に簡単に往復してみせたわ。簡単に見えるけれど、今の動き相当難しいわよ、と、気づいたのはわたしだけみたい。みんな意外と簡単なんだと、高をくくってしまっていたわ。


「ほい、こんな感じ。今みたいにボールを蹴って往復すればいいんだ。早い人が勝ち。タイムを計ってもらうから、一番早い人に私からご褒美をあげよう」


「わかったよー」「なんだ、簡単じゃん」


 わいわい。まゆちゃんもふふんと「サッカーと一緒じゃん」と言っていたけれど、そうは問屋が卸さない、と思うわ。


 はてさて。開始されたゲームの模様は……


「あれ」「あーあー」「なんでそっちいくんだよー」


 まず始めた男子たち三人はてんてんと思うように転がらないボールに翻弄され、あっちこっち走り回り、危うく公園から出そうになる子まで出る始末。うまいことボールを運んできたのは、憲邇の何倍もの時間がかかってからだったわ。


「うー、くっそー」「なんでだよ、すげーむずいじゃん」「なー」


「あはは、普通のボールじゃあないからね。では次、女の子たち、どうぞ」


「ふぅん、むずかしいんだぁ。負けないもん」「あたしも」「……」


 憲邇のスタートに駆け出す女の子たち。しかしやはりうまくいかず、男子たちよりも遅い結果となってしまっていたわ。


 そんな中、雪菜ちゃんだけはなんとかボールをコントロール、しているように見えるくらいにはうまく運んで、男子たちよりも早くゴールしていたわ。それでも憲邇には遠く及ばないけれど。


「うう、むずかしいね」「ねー」「はぁ……」


「まあまあ、最初だからそんなものさ。面白かったらまたみんなでやるといいよ。ボールならあげるし」


「ほんと? ありがとー」


「では、こちらからも参加者がいるからね、彼女たちのを見てみようか」


 憲邇が言うと、みゆ、まゆちゃん、奈々穂ちゃんがスタンバイしていったわ。みゆは負けてもいいけどそれでも頑張るみたい。


 ようい、スタート。まずだっとまゆちゃんが蹴り、ぽんぽんとあらぬ方向へ飛んじゃうと「あれれー」と驚く彼女は、またてててっと駆け出し四苦八苦。みゆはもちろん、どたっ、ばしっ、ぐう、と、転びかけ、蹴ることすらままならず、ああ、見ていて怖いわ。はらはら。


 そんな中、奈々穂ちゃんは飄々とボールを蹴り、ふんふんと頷きながらうまくコントロールし、あっという間にゴールしていたわ。金魚すくいといい、こういうこと得意なのかしら。


「わぁい、ななほいっちばーん」


「ちぇっ、ちぇっ」


「はぁ、はぁ、つかれたぁ」


 奈々穂ちゃん、まゆちゃん、みゆの順でゴールする。タイムはどう考えても奈々穂ちゃんが今までを含めてさえ、一番ね。みゆはビリもビリ、最下位まっしぐらだわ。


「では最後、私たちでやろう。合図お願い」


「はいご主人様。ようい……スタート!」


 さて、憲邇、花雪ちゃん、詩音の三人の番になる。合図がされ、花雪ちゃんはこつん、と、あら、蹴るにしても弱すぎるわ。と、思ったけれど。


 ふるふる、震えてる。ああ、ああ憲邇、あなた今、ローターさん強くしたでしょう。そうでなくともコート一枚、下は裸同然、それ以上の恥ずかしさ。めくれる怖さにうまく蹴られないのね。詩音はウェイトレスさんのミニスカがめくれるのが怖いのか、同じようにこつん、とだけ蹴っていく。ところが二人ともそのこつん、が、あまりあらぬ方向へいかず、地味に着実に進んで行っていたわ。


 しかし。憲邇は無情にも本気を出し、なんとぽーんと一回真上に蹴り上げ、そしてちょうどゴール付近までゆっくりと弧を描くように蹴り飛ばし、すぐにそこまで走りボールが落ちるより早く到達して、また蹴り上げそれを一気にスタート地点まで戻す、という、リフティングをアメフトのボールで行い一瞬でゴールしてしまっていたわ。


「……すごぉい……」「なー」


 子供たちはぽかーんとしている。ぱちぱちぱち、と、奈々穂ちゃんとまゆちゃん、みゆが拍手までしていたわ。


 当然断トツの一位。タイムを調べるまでもなく憲邇が一位、ビリがみゆ、だったわ。


「ああ、ええっと……ごめんね、つい。こういう勝負になると、張り切っちゃうんだ」


 それでもあれ、憲邇は手加減もいいところでしょうけれど。今の憲邇なら、もっと早くだって余裕のはずだわ。


「いや、いいよ。すっげーんだー、兄さん。はー。どーやんの?」


「あたしも知りたーい。教えて憲邇さん」


「うぅん、口で説明するのは難しいなぁ」


 言いつつ、ぽんぽんとリフティングを続ける憲邇。「慣れたらできるよ」と適当だったわ。


「憲邇くん、子供相手に大人げないわよ」


「あ、うん、ごめんね。お詫びにみんなにお土産あげるよ」


「わーい!」子供たちは大喜び。


 まったく、あれは憲邇の手なんだけどね。わざとなのよ。いつものことね。まったく。


 と。いそいそ、いじいじ、雪菜ちゃんが憲邇の前に立ち、そっと両手を広げるの。


 憲邇はもちろん、ぎゅっとしてあげるの。にへらっと、雪菜ちゃんは幸せそうなの。


 みんな(わたし含め)羨ましそう、なの。


 それから子供たちは夢中で、順番に何度もアメフトボール競争をしていたわ。奈々穂ちゃん、まゆちゃん、みゆも混ざって、何度も練習して、うまいこと飛ばないボールを楽しんでいる様子。わたしたち大人はそれを見守っていたわ。


「かわいいわねぇ。あら、みゆちゃん転んじゃったわ。大丈夫かしら」


「ああみゆっ……平気みたい。わたし、心配性かしら」


「そうですね、柚香里さんはちょっと子煩悩が過ぎますよ」


 うぐ、冷静な巴さんに言われるとぐうの音も出ないわ。


「夢中ですわね、みなさん。かわいらしいですわ。うふふ」


「花雪ちゃんも混ざればよいのですよ?」


「いいえ、不肖花雪ももう大人のレディーですの。子供と一緒には遊べませんわ。良子さんこそ、いつものように監督しなくてよいので?」


 スイッチ止まったみたいね。その辺はさすが憲邇は周到ね、まったく。


「ええ、ここで見ていれば充分です。まあ、いつもなら本当、奈々穂ちゃんがやんちゃで
花織(かおり)ちゃんがやんちゃで大変なのですよ。ねぇメイド二号や」


「ああそうですねぇ。あの二人には本当、手を焼きます」


「まあ、花織ったら。今度言っておきませんと」


「まあまあ、いいじゃないか。子供は元気で、やんちゃでおてんばで充分」


「ばかけんの言うことなんて気にしなくていいのよ、花雪ちゃん。憲邇のどあほうはね、甘やかしがすぎるんだから」


「ええ、わかっておりますわ。甘やかした結果どうなるか、千歳さんのようなケースは稀だと思いますもの」


「私? 私がどうかしましたか?」


「なんでもないよ。さて、夢中だしこっちを見ているのはあの子だけだし……やるか」


 ま、さ、か。け、憲邇、子供たちが見ているのよ。気づかないとでも思ったの、そろそろ何度か人が公園の傍、通ってるじゃない。恥ずかしすぎるわ、そんなの。


 わたし、わたし、ああ、ああ、ううう……


 恥ずかしいのに、感じちゃうじゃない、そんなこと、言われたら。もじ、もじ。くね、くね。


「あ、雪菜ちゃんがトイレ行ったね。ちょうどいい……柚香里? なんだいその顔は、ふふふ」


「えっ、な、なにか変な顔してたかしら」


「お前今日の露出している子を見る目、違っていたよ? いいなぁ、ってね。自分も透け透けにさせたら、うっとりしてたじゃあないか」


「……」もじっ。


「赤い顔に羞恥と悦楽が混ざって、とても美しく露出をこなしてるじゃあないか。濡らして戻ってきたとき、ちょっととろんとしてたぞ」


「……」もじもじっ。


 遠くから子供たちの声が聞こえる。あはは、あんなとこ飛んでったー、と。急に風が強くなり、さわさわとみんなの髪がなびき、スカートがふわり、みんな押さえだす。


「見せてみろ」


「……恥ずかしいです、弟様。後ろに子供たちが、通行人も」


「見せろ、二度言わすな」


「……はい、大好きな弟様」


 するする、ミニスカをめくる。ほんのわずかめくるだけで、のぞく透け透けのピンクのフリルショーツ。かあっと頭が熱くなり、そっぽを向きつつ、でもめくる手が止まらない。もちろん水で濡らしたのは上半身が主で、こんなところ濡れるとしてもわずか、それがこんなに……


 こんなに濡れて、いるのは。露出を楽しみにしていたわけでも、あるけどない、みんなの露出を見て興奮したわけでも、あるけどない。ただ、今憲邇にめくれと言われ、感じた、恥ずかしさと見せる喜びと露出の快楽が、めくっただけでできた、それだけ。


 それだけで、濡れるの。わたしは、こんなに……濡れちゃう、の。


「そんなに濡らして、変態だな。子供たちに見てもらったらどうだ?」


「いや、いや……」


「嫌なら下ろせばいいじゃないか。戻すといい、隠れるぞ」


「け、憲邇が見たいって言ったんじゃあ、ない」


「言ったかな? 見せたいから見てくださいませと、柚香里から希ったんじゃあ、なかったっけ」


「ち、ちが、ううう……」


「ブラも」


「はい憲邇ご主人様」


 二つ返事でブラウスもめくり上げてしまう、はしたないわたし。憲邇にピンクを見てもらって、どこか恍惚とする、ふしだらなわたし。


 じいっと、視線が突き刺さる。しゅうしゅう、やかんになって、恥ずかしくって、でもこういうの、嫌いじゃあなくって。


 むしろ、大好きなの。


 感じるの。


 露出好きに、大好きな弟さんに、してもらった、もの。


 愛液がどんどん、溢れてくる……あん、憲邇、そんなに目で、犯さないで……感じちゃうわ……


「あはは、へたくそー」


 びくん。背中が跳ね上がり、子供たちの声に驚く、わたし。どきどきが胸を支配し、ちらちらきょろきょろしてしまい、ここが公園だと、人が通ってると気づくとまた、かあっとなる。けど、でも、下ろせない。憲邇が下ろせと言っていないもの。


 露出が、気持ちいいもの。


「おいで柚香里。膝の上に、ただし向こう向いて」


「……はい」


 どくん、どくん。こんな、女の子たちですぐさっと壁を作ったけれど、こんな公園で、少し歩けば子供たちが遊んでいるところで、えっちをする。憲邇はそう言っていたわ。ああ、それにどうして従っちゃうのかしら。逆らえないのかしら。わたしお姉ちゃんなのに。


 ベンチに座る、憲邇の膝の上に、座る。温かな大きい背中、ほっとする、けれど。胸の高鳴りはやまない。


「脱げ」


「……はい、ご主人様」


 憲邇のこの言い方は、裸になりなさい、との、こと。透け透けは堪能したから、今度は肌が見たいって、いうこと。変態の憲邇、でも従う、わたし。マゾね、ええ、マゾなんだわ……


 するり、ブラウスを脱ぎ捨て横に置き、同じところにブラと、ミニスカと、スリップ、ショーツを置く。より着直すのに時間がかかるよう、今回は靴下、ガーターまで、脱がされるの。


 ああ、全裸、だわ。全裸で、公園にいる。恥ずかしい……恥ずかしいわ、憲邇……わたしの乳房がぴんとなり、隠すものがなく突き出されて、いくの。腰はくねり、お尻は跳ね、大事なところからはぽたぽた、もう愛液が止まらない。興奮しすぎてるって、わかるほどわたしの身体は火照っていた。憲邇の雰囲気、匂いも変わり、淫靡な空気に包まれてかぐわしい、の。


「すぐに終わるよ、大丈夫。見られても子供だからうまく誤魔化してあげる。その代わり、私を気持ちよくさせなさい、いいね?」


「はぁい……で、でも、優しくしてね? お腹にあなたの大事な赤ちゃんいるんだから」


「うん、わかってる」ちゅっ。はぁ、はぁ。


 濡れているわたしに憲邇は既にぎんっぎんだったのか、すぐ挿入してきた。わたしはそれでまず軽く達し、身をのけ反らせる。


 背面座位で、セックス、していくの。憲邇がまず奥にぶつかり、わたしは達してスタートするの。


「またイッたね、ふふ。感じすぎだよ、柚香里」


「だ、だって、んっ、はぁ、はぁ……弟が大好きなのは、姉の共通事項よ」


「そうだね、姉が大好きなのも、弟の共通事項だ。大好きだよ」


「わたしも、大好きぃ……憲邇、憲邇ぃ」


「こら、声我慢しろ、お前ならできるはずだ。散々やったろう?」


「はぁい。んっ、ふぁっ、んっ、んっ……」


 汗が散っていく。憲邇は本当に優しく、ゆったり動いてくれ、とても気持ちがいい。声を我慢するのも慣れたもの、それさえ、嬉しいの。


「……すご……」ごくん。


 かああ……っ。か、可奈ちゃん、壁作ってくれてるのはいいけど、あっち向いててくれないかしら。は、さすがにはず、恥ずかしいわ。て、ていうか、みんなもあっち向いて壁作ってくれたら、いいのに。わたしのえっちするとこなんて、見たってしょうがないでしょう。ううう。


「みんなも見せろ」


「……はい、ご主人様」


 可奈ちゃん、良子さん、千歳ちゃん、詩音、花雪ちゃん、紗絵子さん、巴さん、パティちゃんが、それぞれの衣装をめくっていく。それぞれがそれぞれ、大事なところや、胸を見せてくれていたわ。あん、はぁ、はぁ。ああ、声、我慢するの大変っ。だって、だってっ、憲邇の男の子、とっても気持ちいいものっ。


「ん、ふぅっ、ふぅっ……はぁっ、んっ、んんっ……はぁ、はぁーっ……」


「ちょっと大きいぞ声、できなくなったのか、かわいい柚香里」


「そんなこと、ないけど」ぼそぼそ。「憲邇が好きだから、憲邇が気持ちよす、ぎて、ぁん」


「ふふ、そうか。私も気持ちいいよ、今日のお前、露出のせいかぎゅうぎゅう締めつけて、気持ちいいぞ、変態」


 あん、やめてよぅ。変態はそっちでしょう、ううう。憲邇だってぎんっぎんのかっちかちじゃない。ううう。はぁ。かたぁい。かたぁいおっきいのが、ずんずん下から突き上げわたしを懲らしめる。恥ずかしいのに、みんなに見られてるのに、向こうに子供がいるのに、ここは公園なのに、わたしったら感じて、いくの。ああ、詩音、ちっちゃいおっぱい、綺麗ねぇ。うふふ。将来はとっても美人さんになるわ。憲邇も喜んでくれるわよ、うふふ……はぁ、はぁっ。


 振り向かせられキスを迫られる。舌を絡め、唾液を交換し橋を作る。見つめ合い、はぁ、はぁと艶やかな声を上げ、憲邇の伸ばした舌と、自分の舌をお口の外で絡める。そのまま伸びた舌がわたしの頬をなぞり、鎖骨を通り過ぎ、肩を舐め、長い髪をも舐めていく。ああ、気持ちいい。わたしも憲邇を舐め、硬い男の子の肌を舐め、気持ちよくなっていくの。


「みんなも回転して、見せておけ。順番に、私はそれも愉しみながらやりたいから」


「はいご主人様」


 みんなが二つ返事で順番に子供たちのほうへ身体を向け、順序よく集団露出をしている中、憲邇はそれでも昂り容赦なく突き上げ、硬いモノを何度も何度もぶつけてくれる。擦れていくたびに香る男のフェロモンに、わたしは酩酊していくの。おっぱいだって揉み放題、乳首をぴんとされ、紗絵子さんなら鈴がうるさいほど鳴るくらいに、弾かれまた揉まれ、ぐしゃりと潰されていく。憲邇はそれがいいと、柔らかいと目で伝え舌で教え、楽しげに今度はお腹をさすっていく。びくびくっと跳ね上がるそこも弱いわたし、性感帯は憲邇なので、またそこで感じイッてしまう。何度目か、わかっているけど知らないフリをしてまた、イッている最中に憲邇に突き上げられ、快感が身をうねっていく。渦が全身を支配し、火傷するほど熱くなっていくの。


 とろけていく……身体が憲邇と一つになりたいって、だんだんとろけていくの……ああ、気持ちいい、幸せ……わたしはうっとりと、だらしのない顔をして、いたわ。


「いいよ、柚香里のとろんとした顔、みんなの羞恥に歪む顔、どちらも綺麗だ」


 あん、嬉しいわ、うふふ……そう言ってくれるのはあなただけ、弟だけね、それでいいんだけれど……思わずお口でお返事をしかけたけれど、我慢して、膣でいやらしく、性奴隷らしくお返事をしていく。膣を蠢かせ、憲邇を招き、締めつける動き。自ら腰を振り、憲邇をよく、させていくの。


「んっ! んっ! んぅ、はぁっ! ん、ん……っ」


 腰をくねらせ、回転を加えつつ上下に動いていく。憲邇の動きにも合わせ、お互いに息を合わせての、愛のあるらぶらぶセックス。わたしは何度も快感の波に呑まれ、憲邇の海に呑まれ、溺れていくの。気持ちいいって、よすぎるって、もうベンチがべとべとな、ほど。


「ねぇ、お兄さん」


 びくぅっ。ぞくぞくぞくっ、ふわぁっとわたしはまた達し、身体をのけ反らせ、イッてしまった、の。


 外から声が、かかり。バレるかもしれない、から。その、背徳と、緊張と興奮、で。


「お兄さんそこにいるんでしょ? よく見えないけど……あ、あのね、あたし、上手にできるようになったんだぁ。み、見てほしいなぁ」


 声をかけてきたのはやっぱり、トイレからいつの間に戻ったのか雪菜ちゃんだった。幸い彼女はベンチから回りこむことなく、わたしの正面から話しかけてくれているみたい。


 正面! ああ、ああ恥ずかしいわ憲邇。順番が終わりこちらに向き直っているとはいえ、正面の紗絵子さんがいたずらでどいたら、丸見えじゃない。ああ、ううう……


 そこで膣が、恥と悦楽で締めつけ、蠢き、轟いたのは。憲邇でなくとも、わかることだったわ。


 耳もとでぼそり、囁かれるいじわるに、わたしはまたぞくぞくぞくと感じ、震え、軽く達してしまう、の。わたしはあわあわと口を開き、ごくんと喉を鳴らしてから、憲邇の求める恥辱に、応じるの。


「ごっ、ぁん、ごめんね、雪菜ちゃん。ぁっ、ぁっ、ん……け、憲邇お兄さん、っ、ねっ、んっ、い、今、お仕事、疲れて、眠ってる、っ、のっ。や、休ませてあげて、ちょうだいっ」


「あっ、そ、そうなんだ……ご、ごめんなさい無理言って」


「いっ、いいのよ、はぁ、はぁ……」


「あっ、じゃあ、寝顔見ていいですかぁ? 見たいなぁ、えへへ」


 ぎくっ。ぶるぶるぶるっと全身が震え、バレる、バレちゃうと、思うとまた快楽に膣が締めつけたわ。お腹が喜び、し、しきゅ、ごくん、お腹が喜び、声を上げていそうなほど。わたしは感じて、どきどきに酩酊感をも感じていくの。


「ごっ、ぁん、あん、ごめんなさい、寝顔、見られたく、っ、ないから、こうして隠してるのっ。はぁ、はぁ、け、憲邇お兄さん、恥ずかしいんだって、ぁぅんっ……はぁ、はぁ……っ」


「そっかぁ。残念だなぁ。じゃ、じゃあ起きたら言ってほしいな」


「え、ええ、わか、ぁん、わかったわ、雪菜ちゃん。イッておく、わっ」


「お願いねっ。じゃあ、また練習しよっ」


 たたたっ……駆け出していく女の子の靴音が聞こえる。じゅぷじゅぷとうるさい憲邇の突き上げでも、それは聞こえたわ。


 いじわるな憲邇はもちろん、わたしに応対をさせたときでさえ容赦なく突いて、突いて、あん、突いて、くれていたわ。嬉しい、うふふ……いじめてもらえて、幸せぇ……


 気持ちいい、ああ、またイッちゃう……


「行ったね、ふふ、よくできました。じゃあ柚香里もイきなさい。
膣内射精(なかだし)してあげる」


「ありがとうございますわ、憲邇ご主人様ぁ。うふふ、ぁっ、ぁっ……っ」


「ほうら、おねだり」


「わたしの淫らな花弁に、蜜をくださいませ、ご主人様……熱いご主人様の蜜で、征服されたく思います、んぅ……っ」


「ふふ、たまにそうなるよね、柚香里。いいよ、面白いしそういうのも興奮する……じゃあ、膣内射精だっ」


「ああっ
 憲邇ぃ はぁぅ、ナカダシィ ありがと、あぁん はぁ、はぁ…… 嬉しい、わ 幸せぇ はぁ、はぁ


 とくとくう
 はぁ、はぁ、大量ね うふふ、ありがとう、憲邇……大好きな弟様……ああ、とくとく、ながぁい……何分、かかる、かし、ら、あん……


 永遠にも思える、長い射精の時間。全身が弓なりにのけ反り、今日一番の絶頂を露わにするの。わたしの涙を作る瞳には、公園の景色が、子供たちが、通りすがる人が、映っていたわ。それがスパイスでしかないと、気づけないわたしでは、なかったわ。


 ……事後の火照り。憲邇とちゅっちゅし続け、甘い時間。抜かない優しい憲邇を感じ続け、うっとりと見つめ合うの。


 公園なのに。


「じゃあ、今日は早めでいいね」


「うん、ありがとう、大好きな弟様」


 そっと離れる。今日もこぼさず憲邇の白いのが全部わたしのお腹に入ったのを確認し、にへらっとしてしまうの。さすさす、お腹をさすり、幸せだけを感じるの。


「さ、さすが柚香里さんね。はぁ。お母さんまでどきどきしてきちゃったわ」


「ね、すごいね」


「ち、千歳さん、素直に驚きすぎですわ。い、淫靡にもほどがありますのっ」


「で、でも、すごいわ。さすが柚香里さん。はぁ」


 巴さん、そろそろ下ろしていいわよ。憲邇もおしまいの気分だろうし。まあ、まだぎんっぎんだけどね。ぺろぺろ、舐めて綺麗にしておくの。うふふ、憲邇の、おいし。


 ぱしゃり。容赦なくカメラを光らせる憲邇。幸い子供たちは気づかなかったみたい。にっこりとする憲邇の前では、誰も逆らえないの。撮ってもらうの。みんなも、もう一度たくし上げ、恥ずかしいところを憲邇に見せ、赤い顔で撮ってもらっていったわ。


「じゃあ、濡れたまま壁を少しだけ壊そうか。どいていいよみんな、でもそのままね」


 どくん。あん、憲邇ったら、いじわるなんだからぁ。


「……い、いいんですか?」


 巴さんが代表して聞くと、憲邇はうんと頷き、わたしを前へ出そうとする。わたしは、わたしは逆らえず、一歩二歩、歩いて、いくの。


 さっと、人の壁がどかされる。通りすがる人、遊ぶ子供たち……砂場、象さんの滑り台、黄色いジャングルジム、水色のブランコ……季節の花が咲く、花壇。壁のない休憩所、丸見えのわたしの、裸体……なにを隠すこともなく、えっちしたばかりの火照った汗だくの熱い体、まだたらたらと垂れる、濡れたあそこ、揺れる胸、尻、腰、髪、顔、心……


 全部全部、見られちゃう。ああ、あの子たちが振り返ったら、夢中でなくなったら、人が入ってきたら、通りすがりの人がこっちを見たら……


 どき、どき……どくん、あん、気持ちいい、快感、なの……


 またたらたら、垂れていく、の。


 いいよと憲邇が言うのはすぐだったかもしれない。けれどわたしにはまた永遠と感じられるほど、長い間。裸で公園に立つ、露出を感じていったわ。


 人の壁が戻っていく。いそいそ、その中で着がえていくわたし。憲邇はあっという間でいいわよね、もう。わたしは着がえに手間取り、またガーターリングから靴下からと、大変だったわ。


 ああ、でもこの緊張……たまらない、わ。


 替えのショーツを(まったく同じものがバッグの中にあってまたため息というかなんというかだけど)履こうとすると、変態憲邇はええ、と顔を歪ませ、ちょんちょんと、さっきまで履いていたわたしの愛液で濡れた透け透けを指さす。


「……」


 わなわなしつつ、でも逆らえないわたし。憲邇の言うとおり、濡れた透け透けショーツを履き、透け透けブラを着け、またウェイトレスさんに戻っていくの。


 濡れたショーツの感触は、いやらしいものでしか、なかったわ。


 えっち。でも、嬉しいわ。もっともっと、いじめてね……


「さて、じゃあ、かくれんぼしようか。おーい、みんなー」


 憲邇が壁を崩し子供たちに向かっていく。さっきまでのえっちからの豹変っぷりに脱帽するばかりだわ。みんなもほっ、と手を下ろし、見せつけていたあそこや胸を隠し、戻していく。


 かくれんぼ露出、かぁ。大変ね、まったくもう。頑張らなくっちゃ。憲邇を、喜ばせなくっちゃ。まだまだ足りてないもの、あいつ。うふふ。


 弟様。柚香里は頑張りますわ。精一杯露出しますので、楽しんでくださいね……
















「いーち、にーい、さーん、よーん」


 男の子の数える声が聞こえる。今度はかくれんぼ。ふふふ。普通にみんなで遊ぶのも楽しいのになぁ。


 かくれんぼ露出だって。先生はえっちなんだ。さっきあれだけ柚香里さんと愛のある、ふかぁいえっちしたのに。はぁ。柚香里さん、うらやまし。


 さすさす、彼女のようにお腹をさすってしまう。高校三年生って妊娠しやすいのかなぁ。大人のほうがやっぱり、いいのかなぁ。早くほしいなぁ。できても先生にえっちを、彼女のように迫られるの。赤ちゃん作るのも、欲望に応じるのも務めだよ、って。そうなりたい、そうありたいな。


「ち、千歳ちゃん、はさ、ああいうえっち、して、るの?」


 そわそわとまだ経験が少ない可奈さんが聞いてくる。公園で私、千歳と、可奈さんと一緒に隠れてるの。ルールは公園から出ないことだからあんまり隠れるところないけど、しゃがめばこうして花壇の陰に隠れることだってできる。


「うぅん、私は自分からああして動くの、まだ無理かなぁ。先生、見てたとおり激しいでしょ? 自分からってね、大変なんだ」


「そ、そ、ごくん、そうじゃあ、なくってね。はぁ、ああいう、その、なんていうか、らぶらぶっていうか、うぅんそうじゃあなくって、え、エロいっていうか、いやらしい、の?」


「人によるかなぁ。柚香里さんってね、昔先生とお付き合いしていて、いっぱい調教してもらったんだって。私たちもああなるのかもね」


「そ、そ、そっかぁ。はぁ、はぁ……ごくん。す、すごいね、
深町(ふかまち)先生」


 あー、可奈さん自分のしてもらったとき思い出してるでしょ。ふふふ。私もそうだもん。


「そうなの。先生はすごいの」


「にーじゅっ! どーこだー、ぜってー見つけてやるかんなー!」


 ばたばた男の子が駆け出していく。楽しげにかくれんぼ、ふふふ。


「や、野外露出、とか、いっつも、その、今日みたいなこと、して、るの?」


「だいたい二週間おきにね、先生がね、慣れちゃ困るからって、やりたいけど我慢してるんだって。私は恥ずかしいからちょうどいいくらいだけど」


「ふ、ふぅん。そ、そっかぁ」


「上岡さんは露出に興味ある?」


「とっ、とんでも、ないっ。外でえっちなんて、でき、ないよ。はぁ。は、外で、裸で、えっちなんて、無理、無理」


「でもお洋服の下、脱いじゃってるじゃない。いつでも脱ぐって」


「そ、それはまだ、あの人しかいなかったから……そ、それにね、あたしが言ってるのは、その、外でのえっち、青姦のことで」


 あおかんって、お外でのえっちのこと、だよね。でもやらなきゃだよ。わかってるくせに、ふっふっふ。


「ああ、そっちか。そうだよねぇ。先生ったらひどいんだ。私はいつしてもらえるのかなぁ。ふふふ。恥ずかしいから、しばらくあとがいいなぁ」


「……す、すごいね、千歳ちゃん。ほんとに逆らわないんだ」


「逆らうわけないよ。それだけえっちなことしたいって、嬉しいもの。女を求められてるって、嬉しいんだ。ふふ。それ以外もデートしてくれるし、私の作ったおべんとおいしいって言ってくれるし、怖くないし、かわいがってくれるし。先生大好きなの」


「そっかぁ。はぁ……素敵な関係ね。いいね、すごく」


「可奈さんもこれから、だよ。すぐわかると思うな」


「そ、そう? で、でもいきなりあそこまではきついし、さっきもだし、今もだし、これから大変そう、はぁ」


「ふふふ。そうだねぇ。でも、それもいいよ」


「……うん、わかる。わかる気がする」


 しっとりと頷く可奈さん。赤いほっぺがりんごみたい。うまくいくといいね。応援してるよ。一緒に頑張っていこうね。ふふ。


「きっとすぐわかるし、できるようになるよ、可奈さんなら。こんなにいい女だもの」


「あ、ありがと……千歳ちゃんも、すごくいい女だよ。チャイナ、似合ってる。セクシー」


「そう? ありがとう。もうちょっとお胸さんがあったほうがいいかなって気はするけど」


「ふふ、そうかなぁ。バランスがあるし、千歳ちゃん美乳だからそのままでいいと思うけど」


「みーっけた!」


 がさごそ、茂みを横切って男の子が私たちを見つけてしまった。にんまりと笑顔、かわいい。うふふ。


「へっへっへ、しゃべってっとすぐわかるぜー」


「ああ、見つかっちゃった。うふふ」


「残念。この話はまた今度だね、千歳ちゃん」


「なん、なに話してたんだ? がーるずとーくってやつ?」


「そうだよ。うぅん、でも悔しいなぁ。見つからないと思ったのに。……ね、僕、おっぱい見たく、なーい?」


 この子はじっと、私の谷間を見ていた子だ。成功、するかも。


「えっ。そりゃ見たいけど、へへ、お姉さんえっちなんだ?」


「えっちな女の子、嫌い?」


「えっ。そ、そんなのよくわかんねーよ」


「うふふ、ごめんごめん。じゃあ、おっぱい見せたげるから、見逃してくれないかな? このお洋服、めくっていいよ」


「えっ、い、いいの?」


「できないなら私がめくっちゃうけど」


 するする、チャイナに手をかける。ごっくん、男の子は生唾を飲みこみ、私の指先に注視していた。


 私はするり、としゃがんだままチャイナをめくり上げる。幸い、そうすればあそこは見えないかもしれないから助かった。


 お胸だけで、許してもらうの。


「触っちゃダメだよ、私ね、大好きな彼氏さんがいるから」


「う、うん」


 するり、チャイナがめくれていく。今さら気づいたけれど、これ、スリットが深すぎて、横からもぺろん、できるなぁ。横からぺろんってめくって、バストを披露できるんだ。えっち。


 私は自分の胸を、知らない男の子に披露した。ノーブラの胸の先まで全部、を、彼に見せるの。


 男の子はぎんぎん、おっぱいを凝視していた。えっちだ。恥ずかしい……


 恥ずかしいです、先生。


「……おまーせさん」


「えうっ、ば、ばかやろ、うるせーよ」


「うふふ、ごめんごめん。ちゃんと見た? もういい? まだ見たい?」


「も、もうちょっと」


「ふふ、やっぱりおませさん」


「……」


 あ、もじもじ、あそこ押さえてる。おっきくなっちゃったのかな。男の子って大変だ。私はその辺で切り上げ、チャイナを戻していった。


「はい、おーしまい」


「えーっ。もうちょっと見せろよー」


「ダーメ。じゃあ、見逃してね。私たちがここにいるって、見つけられなかったフリしてね。してくれたら、ふふ、今度はちゅうしてあげよっかなぁ」


「ちゅうよりもっかいおっぱい見たい」


 子供は正直だなぁ。私も子供だけど。


「いいよ、見せたげる。その代わり、ね?」


「うん、いいよ。ね、ね、そっちのお姉さんはー?」


「……あたし? しょうがないなぁ、もう」


 可奈さんもごそごそ、ワンピをいじって、しゃがんだまま前かがみ、そっと胸元を強調してた。やっぱりおっきいなぁ。あ、でもやっぱりまだまだ恥ずかしいのか、すっと戻してる。


「ね、ねぇ僕、お尻じゃあダメかな」


「おしり? そんなの見てどーすんのさ。おっぱいがいいー」


 ふぅん。子供っておっぱいのほうがいいんだ。先生は
静香(しずか)さんとか、お尻も好きだし、お尻ぺんぺんもよくするけど。


「う、わ、わかったわよ。ちょっとよ? お姉さんはそんなえっちじゃないんだから」


 あ、私だって。そう言い返そうとしたけどでも、まだ全然露出してない可奈さんは確かにえっちじゃないかも。


 可奈さんはきょろきょろ辺りを見渡して、ぐっと一回目をつむってからぐいっと胸元を開いた。おっきな谷間がでんと出てきて、綺麗。もうちょっとで胸の先が見えちゃいそう。そこって人によって大きさとか色とか違うよね。
(めぐみ)さんはおっぱいそのものの形が左右で違ったりしてたけど。


 露出した谷間はすぐに消えて、可奈さんは荒い息でおしまいって言ってた。鼻の下が伸びていっぱい見てたこの子はちょっぴり残念そうだけど。


「おっぱいおっきいお姉さんはぴんくじゃないの? そこまで見たいなー」


 乳首のことかな? えっちだな、この子。


「だ、ダメッ。恥ずかしい、から、許して」


「そーお? まあいいや。じゃあね、えっちなお姉さんたち」


 ぱたぱた、笑顔で男の子は行っちゃった。可奈さんはいいと思ってくれて助かるなぁ。ふふふ。


 ああ、恥ずかしかった。


「千歳ちゃん、慣れすぎだよ、えっち」


「そ、そう? 先生の言うこと、こなしすぎたかなぁ。そんなことないと思うけど」


 相手がちっちゃいし、楽だったかなぁ。これが大人だと、前みたくクラスメイトとかだともっと緊張したと思う。恥ずかしさも倍増してそう。可奈さんはまだ経験が少ないからもっとだね。はぁ。先生の相手、大変だね。


「とりあえずまだここにいようよ。もうちょっと話してよう」


「うん。千歳ちゃん、デートなにした? なにが嬉しかった?」


「うぅん、そうだなぁ……」


 私の体験を話していると時間なんてあっという間。すぐに楽しいときは過ぎゆくの。


 九月も終わり頃、公園は日が、傾きかけていた。
















 思い切ってやってよかった。千歳ちゃんに手伝ってもらえて助かった。ふう。


 ……こんな、お仲間のみんなと一緒じゃあないと、とてもじゃないけど恥ずかしすぎて卒倒しそうなこと、してる。一緒にやる人がいるからまだ、軽減できてるよね、恥ずかしさ。千歳ちゃんのあられもない痴態を見ることができた学園祭の経験もあるけど。


 まだ高校生なんだからやりすぎかもって、ずっと悶々としている、けど。大好きな深町先生が楽し気だからいっか。頑張るのだよ、可奈。今が踏ん張りどき、きっと。


 ノーパンノーブラ、ワンピ一枚。そして肌には卑猥な落書きつき。心臓が早鐘を打ち続けてる。それなりにふっくらした胸があるだけに、ち、乳首とかワンピにくっきりしてそうで怖い(あまり見てられないし)。


 でも。わいわいと子供たちとともに楽しそうな笑顔の深町先生を、見つめられるだけで今は幸せ。楽しくってしょうがないの。


 ほかの人は今以上にいろんなことを一緒にしてきたんだろうなぁ。エロはさておき、普通の触れ合い、恋人らしいこと……膝の上とか、あすなろに座って後ろからぎゅっととか。いいなぁ。千歳ちゃんの話だって羨ましすぎて、ずるいと思う。


 不思議、なのは。それでどうしてほかの子へ嫉妬しないのか、だった。わいわいとかしましく過ごす本当に綺麗な、人たちを。性格もよくって、器量も気立てもいい人たち、ばかり。
春花(はるか)さんとか完全に深窓の令嬢っていうかお嬢様っていうか、はぁ。比べるべくもないよねぇ。普通ならここで嫉妬の炎に狂ったっておかしくないはず。あたしに限らず、ほかの人もみんな。でもどうしてか、そういういざこざもいさかいもなにもない。みんなみんな仲良しだった。


 なんて。そんなことはもう、いいの。あたしは深町先生のものになった。それだけが今、すべてを占めている。


 うん。お腹に直接、証拠をサインしてもらったもの。


 さーてと。今からいったいなにをするのかな。子供たちと一緒に遊ぶからあんまり難しいことはしないと思うけど。


「今ふと思ったんだけど、テニスってよくない? やりたくない? あ、ゴルフもよさそう」


 かくれんぼが終わってまだまだ時間が残る午後、深町先生は次はなにをして遊ぼうと子供たちと一緒になって話し合っていた。


「テニス? 道具あるの?」


「あー……どっちもないなぁ。ごめん、本当に適当に思いついただけだからね。えーっと、なに持ってきたっけ」


 ごそごそと荷物を探す深町先生。ずいぶんたくさん持ってきていたけれど、あれ大体がえっちな、その、あれだよね。堂々としてるなぁ。


「あ、ドッジボールならあった。よしせっかくだし、これみんなでしよう。大勢でこそだね」


「わー、いいねいいね」


「なー。仲間どーする? 大人は少なくしよーぜ」


 わいわいと子供たちは本当に高い声、そして移動が常にダッシュだ。ちょっとの距離も走って、歩くことを知らないみたい。不思議だなぁ。そういえば奈々穂ちゃんもそうかも。


「ななほお兄ちゃんといっしょっしょがいいー」


 ぴたっとくっついてその奈々穂ちゃんが言ってる。負けじとちっちゃい雪菜ちゃんまで争うように近くに寄り、ちょんと裾を何回かつまもうとしてた。かわいい。


「ふむ、じゃあ背の高い人と小さい人で分けて、小さいほうが倍くらい人数多めでやってみようっか」


 ということで。


 公園に来た子供たちは合計五人。まずその五人と、まゆちゃん、みゆちゃん、パティちゃんの八人がチーム。


 そして片方は深町先生、奈々穂ちゃん、紗絵子さん、そして千歳ちゃんの四人でチーム。


 大人たちは手加減できるけど、奈々穂ちゃんはどうなのかなぁ。手加減うんぬん以前にそんなに運動が得意じゃないのかな。心は子供でも、体は大人なんだし。


 あたし含め残りのみんなはボール拾い。どこから持ってきたのかパズーのような魔法のバッグから深町先生はチョークを取り出し、地面にコートを作ってた。その外側であたしたちはボールが飛んでっちゃわないようにうまく均等に分散しておく。もちろんだけど、妊婦の柚香里さんは体を使うので除外。見学だけにしてもらう。


 今回は外野はコートの後ろ側のみで、左右の側面にはなしというルールでやることにした。ほかにも細かいルールはあるみたいだけど、とりあえず今回は子供たちがよく使っているというこのルールでやることになった。


「いっくぞおらー!」


 じゃんけんで勝った男の子が一発、ボールを投げてドッジボールはスタートした。


 野球みたいに振りかぶって投げられた初球、かなり前面に出ていた奈々穂ちゃんに見事キャッチされ、ふふんと笑う彼女がお返しとばかりに振りかぶって(ってもう、めっちゃぱんちらしてる)、思いっきり投げつけたボールはやっぱり、さほど威力もなく当たらずに明後日へ飛んでいった。ちょうどあたしのほう、拾って子供たちのほうへ返しておく。


 これはいい勝負かも。と思っていたとおり、大人たちはうまく手加減して(一人のぞく)勝負は拮抗していた。なにせ千歳ちゃんも運動音痴をここぞとばかりに発揮し、うまく思ったとおりの方向に投げられず何度も首を傾げ、外し続けていたし。深町先生はもちろん弱く投げてやり、よけ方も適当で何度もわざと当たりそうになってる。子供たちはちゃんと懸命に投げても、そもそもまっすぐ飛ばせないのでなかなか当たらない。……よく見ていると紗絵子さん、避ける一方ですね。あっ。ああー……そりゃあそうっか。顔もそんなに激しく動いてないのに真っ赤ですものね。パティちゃんもよく見ればすごい顔、大変そう。それは、そうっか。あたしならとてもできやしないものね。はぁ。


「あぅっ」


 まず真っ先にみゆちゃんが脱落し、とぼとぼと外野に回っていた。


 そのままラリーが続き、場が白熱してくる。きゃーきゃーと子供たちの黄色い声、奈々穂ちゃんも混ざり楽しそう。ふふふ。飛び交うボールにばかり注目していて、遊んでる人たちはちらちら、通行人が微笑ましい光景だなって見てるのに気づいてないみたい。


 ……あれ。みゆちゃんどうしてそんなに、顔真っ赤なのかしら。こっち見てる、あたし? じゃあないのね。誰かしら、隣には花雪ちゃん、その奥のベンチで柚香里さんが座ってるだけだけど……


 子供たちの背中の、向こう。後ろ側であたしと花雪ちゃんがボール拾い、その奥に柚香里さんの見学。子供たちはほとんど見ていない、だから。


 花雪ちゃんはコートの前をはだけさせて、大人のおもちゃがくっついた幼い体を、裸を見せつけていた。赤い頬でそっぽ向きつつ、白い柔肌が空気と触れ合っていく。柚香里さんは両脚をかなり開いて、そのウェイトレスさんのスカートをまくり上げて中の透け透けを丸見せ。さっきみたいな、とろんとした紅潮した顔、してた。


 ふ、深町先生に言われて? 花雪ちゃんと目が合うと、こくんと頷いていた。命令……アイコンタクトが愛のコンタクトになってる、のね。はぁ。すごいわ。それでもできる、喜んでもらいたいんだ。見てもらい、たいんだ。


 どくん。


 あたし、だって。ふぇ、フェラチオ、した。してる。まだ途中だけれど、ちょっとずつうまくなってる、はず。


 できる。見て、もらうの。


 するするとゆっくり、ボールがこっちへ飛んでこないよう祈りながら、ワンピをたくし上げ露出を自ら、して……


 見て、もらうの。


 恥ずかしいの。どくん。でも、でも……深町先生の視線、突き刺さって……


 ああ、そうだ。そうだわ。好きな男の人なら、大好きな相手からなら、見られてもどれだけ凝視されても、そこに色が混ざっていても、平気。いくらでも、いい。むしろ……気持ちいい、かも。


 ちらりと意識を外へ向ける。通りすがる人はそれなりにいる。時間も進んで、午後は下り坂。男女問わず人が通る。大人も子供も……ああ、気づいちゃった。微笑ましいって視線と、主に花雪ちゃんに気づいた人がぎょっとしてちらちらしてる、の。


 見ている人、いる。子供たちの声が遠くなる。あたしには実質初めての、露出……いきなりこんな、ノーパンノーブラワンピ一枚、それにたくさんの落書きなんて、あっ、い、今の人、絶対あたし、見た、目、合ったっ。


 ……どくん……どくん、どくん……


「おらおらー、よけねーとけがするぜっ!」


「うっせーねーちゃん、負けっかよ!」


 奈々穂ちゃんと男の子の激しい煽り合いが聞こえる。気づいてない。それがせめて、幸い……けれど通行人は立ち止まる人にも不審がり、見ていく人が少しずつ増えていく……増えていけばそれは男の人も増える。どんどん、どんどん、見られていく……


 あたしは見せつけている、お股を、くねらせた。時折びくんと、体全体が跳ねる。


 これが野外、露出……露出、調教……


 頭がぼうっとしてきた。熱い。熱いよ……


「おっ、し、しまった」


 深町先生が当たってしまってた。意外と早く脱落し、ちょっぴり悔しそう。してやったりの男の子の顔、かわいい。まゆちゃんなんて大笑いね、ふふ。


 ふふ、ふ。その大好きな男の人がこっち側にやってくる。じっと三人を、見つめながら。


 外野の場所の割当ては適当で、すいすいと深町先生はあたしと花雪ちゃんの間に入って、こう、囁いた。


「綺麗だよ、しばらくそのままでね」


 ぞくって、した。ぞくってした。身震いしたあたしはすぐさま頷き、体全体がなまこみたいに蠢いてしまうの。


 恥ずかしいのに、どうして……人がいっぱい、見てるのに……


 気にならなくなるの。うぅん、もっと気になるの。ああ、わかんない……


 ただ深町先生が好き。大好き。そう、隣の花雪ちゃんも奥の柚香里さんも、目で言ってた。あたしも言う、言い続ける。


 ずっと傍にいるんだ。ずっと一緒に、いるんだ。見て、もらうんだ。


 気持ちいいもの。


 ドッジボールは緩やかに進んでいった。たまにボールが当たり、外野に人が向かう。それでもみゆちゃんと同じ外野に、あたしたちが丸見えの外野に子供たちが行っても、ボールの行方ばかり追いこちらの痴態なんて目もくれていない。だから、ずっと続けた。ずっと、見られ続けた。見せ続けたの。


 ずっとずっと、恥ずかしいの。


「あぁんっ!」


 紗絵子さんにボールが当たった。あまりにもわかりやすく盛大に喘いだ大人の女性は真っ赤に恥ずかしがり、もじもじと身をくねらせて恥を深町先生に告げてる。潤んだ瞳と荒い息遣いが遠目でもセクシーで色っぽかった。とぼとぼとこちらまで、ふらふら歩いてくる紗絵子さんは、ときどき声を我慢し鈴の揺れに震えかけていた。幸い、子供たちはなんにも不思議がっていない。


 深町先生の隣に立ち。よしよしとなでてもらう、年上の女性。にっこりと眉を曲げつつ笑う、綺麗で艶美な表情。またなにか囁かれ、もぞっと体を揺らしていた。


 少しずつ日が暮れていく。九月も終わり、もうすぐ秋が本格的にやってくる。時計は五時を回り、夢中で過ごす時間の早さを、遠くから聞こえるお姉さんのアナウンスと一緒に教えていた。


 運動後の火照った(別の意味でも)体に爽やかな風が吹いていき、遊ぶ子供たちを過ぎ去っていく。最後の奈々穂ちゃんが当てられ、大人チームの負けでドッジボールは終わった。


 あたしたちの露出も、終わる。いそいそと衣類が、肌を隠していくの。


「へへへ、やりー! おれたちの勝ちだぜ」


 残った男子二人に、女子が喜んでいる。まゆちゃんも途中で抜けたけれどうれしそうだった。


「いやいや、負けたよ。悔しいなぁ。でも久しぶりに体を思いっきり動かせて楽しかったよ。一緒に遊んでくれてありがとう」


 にっこり言う深町先生にどういたしましてと、みんなが笑っていた。


 楽しかった。それがすべて。


 ええ、楽しかったの。


「さてと。そろそろ帰ったほうがいいんじゃあないかな。私も一緒に帰るよ。おみやげ今から買うけど、みんな自分で選びたいかな?」


「うん! もっちろん」


「よし、それじゃあ行こうか。この辺のお菓子屋さん知らないんだ、案内してよ」


「いーよー。あんね、あっちのほう行ったらだがしやさんがあるの。お母さんね、いっつも三つまでしか買ってくれないから、いっぱいほしーなー」


「あはは、どうしようかなぁ。あんまりあげるのもよくないかなぁ」


「えー買って買ってー」


 あの辺まゆちゃんと全然変わらないなぁ。そろそろと後片付けをしながら、おねだりをする子供たちを見ていた。


「えーっと、ご主人様。後片づけに少々かかるので、お先に選んでおきませんか。時間をかけるのもなんでしょうし」


 なんだかぎこちない声で良子さんが言ってた。確かに時間はかかりそうだし、先行っててもらったほうがいいかも。


「そうかい? あとで合流する?」


「ええ、おみやげも買いたいですし。それで場所を案内してもらうのに、一人お子さんから残ってもらえると助かります」


「そうだね、あとでちゃんと買うから、誰か残ってくれないかな?」


「えー早くほしーよねー」「なー」


 と誰も譲らない。そこで深町先生が先のこともあり、
拓海(たくみ)くんに声をかけていた。はっとする彼は思い出したのか、もぞもぞしながらいいぜと言ってくれる。


「じゃあ先行っているね。急がなくていいよ」


 と笑顔で告げる、深町先生と子供たちを見送り。途中からやってきた公園の常連さんたちは、拓海くんだけになった。


 見せろ、と。笑顔の海が言っていた。ええ、やり、ます。


 拓海くんのほかに、深町先生の女が全員残っている。少し顔を赤らめた面々が片づけをさっさと終わらせ、いそいそと服を繕っていく。


「うふ、じゃあ約束ね、僕。お姉さんたちが帰りにもっかい、見せてあげるわ。お触りめっ、よ? いいわね?」


 紗絵子さんがにっこり、軽く声も震えさせつつ言っていた。ドッジボールが終わり花雪ちゃんと一緒の見せっこが終わると人の注目は遠い。子供と遊ぶ大人たちへの温かい視線以外は、この場には届いていない。


 それでも。ここは人通りが絶えなかった。やれば絶対に、また見られだす。そういう、時間帯。


「うんっ。おれも早くおかしほしーから、短くっていいよ」


「あら、欲がないのねぇ、うふふ。じゃあ、ちょびっとだけ、またサービスしてあげる」


 しっとりと色気のある声を出す、紗絵子さん。ぷるんと艶やかなルージュを弾けさせ、みんなと頷き合った。


 全員が幼い男児のために一列に並び、そっとスカートとワンピとコートの裾をつまむ。どきどきするみんなが同時に、一斉にそれをたくし上げていった……


「わぁ……」


 この贅沢もの。ふふふ。壮観だろうなぁ。深町先生に見せたいなぁ。あ、でも帰宅時ときどきみんなでやってるんだっけ。深町先生も贅沢ものだ。


 着ている布がたくし上げられ、全員の中身がのぞいてる。ノーパン、下着、それからおもちゃ、お腹の落書きまで、全部……一応、全員が背を公園の入り口へ向けており、通りすがる人からは見えにくくしていたけれど。異様な光景だとは、思う。


「女の子のぱんつってかわいいなー。はー……あれ? お姉さんなんかぬれてない?」


 男の子が柚香里さんを見て指摘する。無情な人さし指が指すところ、もちろん、柚香里さんはびしょ濡れ。さっき座っていたベンチもひどく濡れているし、すごい。感じるんだ。そのくせ、指摘されたらあんなに真っ赤になるんだ。気持ちいいのに、恥ずかしいんだ。あたしなんてまだまだ、してもらってもそんなに濡れないのに。


「ぬ、濡れてなんていないわ。僕の気のせいよ」


「そーお? ねーねー、おっぱいも見たい見たーい」


「いやだわもう、えっちっちねぇ。はぁ……ちょびっとよ?」


 そう言う紗絵子さんもしなりと傾き感じている顔、だった。女になった同類ならわかる、陶酔の表情……やはりの、色っぽさが強い。紗絵子さんも柚香里さんも、妖艶と言ってもいいたくし上げの色気を纏っているみたい。


 またみんな、頷き合い。ゆっくりと胸を、出していくの。


 公園で裸同然の女が、一ダースでき上がる。それぞれの実った乳房を見せつけ、恥に頬染めながら。


 身をよじる、でも隠さない、女が、そこにあった。


 音もなく。と思ったら、鈴だけがしゃらんと鳴る。女の喘ぎと、等しく。


「……ほわぁ……」


 お股を押さえてもじもじっと男の子がしだしたところで、全員がさっと痴態を隠していった。満足なのかなにも言わず男の子は妙な体勢でいた。


 女たちも震える。何人かは、見られることへの悦びを見出しているようだった。


 あたしは、違う。まだ、違うの。……きっと。


 それで終わり、案内してもらうかと思いきや。まだを言われていた良子さんが男の子に告げる。


「ね、僕。よかったら案内、おっぱい見ながらにしない? 誰か一人選んでくれないかな、その子、おっぱい見せたまま一緒に歩くから」


 とんでもないことを言う。もちろん残りの面子で隠しながらと瞳は言っているけれど、人の壁は完全じゃあない。海でもしてたって千歳ちゃんさっきも教えてくれたけど、それも絶対じゃあなくって大変だったってみんな言ってたはず。してないからわかんないけどとも言ってたけど、今日柚香里さんでこなしてみんなわかってるはず。それでも、なんだ。そこでしたから、かも。


「えっ、いいの? おれ以外に見られちゃうよ?」


「うん、いいの。ね、誰か選んでくれないかな、一人だけだよ?」


「うーん、そうだなー……」


 腕を組んでじっくり考える、えっちな男の子。まゆちゃんみゆちゃんを無視して、主におっきなおっぱいを探していた。あたしも、うう。ひどい。


「ねーちゃんにする!」


 びっと指さしたのは奈々穂ちゃんだった。唸る奈々穂ちゃんはぎゅっとワンピースの裾をつかみ、恨めしそうに良子さんと男の子で目線を往復させていた。


「なんでななほなのぉ? りょうこさんのほうがおっきいじゃん」


「だってねーちゃんおっぱい見てないもん。見たいなー」


 そういえば未だに奈々穂ちゃんは下着を着ていたっけ。みんな脱いでるからわかんなかったな。


「ちえー。いいけどっ、あんましじろじろ見ちゃ、やだからねっ」


 半ばやけになったような奈々穂ちゃんはばさりとワンピースを脱ぎ捨て、薄ピンクの下着姿になる。じとっと男の子を睨んだあと、ふんと鼻息荒くブラを脱ぎ捨てていた。


 白い巨乳。細い両腕で隠されていてもはみ出る、おっきなおっぱい。本当に色白、多いなぁ。あたしはあんまり肌が白いわけじゃあないから羨ましい。美白はなにに気をつけたらいいのかな。今度メイド長かメイド二号先輩さんに聞こうっと。


「せんせぇお兄ちゃんこれでいいって言ってたでしょっ」


「いいえ、ご主人様は全裸になりなさいと言っていましたので、下も」


 非情なメイド長の通知にまたぐう、と唸りながら、奈々穂ちゃんはぱんつも脱いでしまっていた。ガーターリングだっけ? が残る両脚も細く、また羨ましい。ていうか細すぎ、ずるい。同い年、じゃあなくって、肉体年齢は一応一つ下か。はぁ。


「おわぁ……ねーちゃんも美人な、すげー」


「うっさい、ばか。いーい? 今だけちょびっと見せるけど、あるくときはかくすからねっ」


「えー、ずっと見てたいなー」


「ううう、ななほだってはずかしいもん。お兄ちゃんにはずかしいねっていっぱいおしえられたもん。やだ、ぜったいやだ」


 譲らない子供たちが二人、見たい見せてと、やだ見せないで争っている。一人は全裸でいるからかなり異様な光景だけど。人の壁で入り口から、隠せているかなぁ。人通り増えてきたけど。


「はーい、遅れるといけないから、もう行きましょうねー。なな、見せてあげてないともっとひどいこと憲邇くんに言われちゃうわよ? 覚悟を決めなさい」


「ううう……そお? もっとされちゃうのぉ?」いじいじ。かわいい。「じゃあ、しょうがないっか」


 両腕が裸体を隠さなくなる。完全に裸になった奈々穂ちゃんの肢体は、朱色に色づいていてとても美しかった。


 羞恥に冒されるのは千歳ちゃんと同じ。本当にとても、美しかった。


「さあ行きましょう。僕もみんなの中に入っててね、案内もちゃんとしてちょうだい」


 紗絵子さんが先導し、みんなで奈々穂ちゃんと男の子を囲んでゆっくりと歩き出す。なるべく隙間を作らないよう慎重に歩みを合わせ、人ごみの中へと紛れていった。


 あたしがどきどきしているんだから、当の奈々穂ちゃんは相当だろうなぁ。すれ違う人たち、あまりにも多く、車や自転車まで通りだす。公園のすぐ傍から並ぶ道路の道すがら、駄菓子屋さんはそのまま少し歩いて、そのあと左に曲がって路地の奥、だそうな。つまりその間、車は何台も通っていく……当然、舗装された歩道も人がいっぱい。今日は平日、買いもの帰りの主婦なんかがスーパーの袋を提げて通ったり、仕事帰りの作業着の若い男性が通ったり、ちっちゃな子供たちも杖を突く老人も、いろいろいる。


 女たちの集団、塊に一瞬見てしまう人が多かったけれど、それは単に大勢いるなぁという単純な視線でしかなく、注目を浴びているとは言えない。もちろん目を見張る美人の良子さんを筆頭に、男の人が目を奪われることはあったけれど。


 見られている、視線が通り抜けている。それはあたしでもわかる、誰でも、この中なら。男の子なんて見つめっぱなし。


 奈々穂ちゃんの足取りはふらついていた。何度も「やぁ」と泣きそうな声を上げ、紗絵子さんにしーと人さし指を立たされていた。何度も何度も隠そうとするたび良子さんと巴さんがそれを防ぎ、恥ずかしいとうずくまりかけまた立ち上がらされている。まっすぐ前を見れず、地面を見て挙動不審、軽く震えて。


 恥ずかしいと、見ればわかる。


 それだけに、綺麗だった。


「そこまがったらすぐだよ」


 男の子の声と同時に、甲高いさっきの子供たちの声が聞こえ出し、ようやく終わりと奈々穂ちゃんが服を急かしていた。よししよしとなでられながら渡されたワンピース一枚だけでも、ほっとしていた。


 目的地の駄菓子屋さんは本当にテレビや映画なんかで見る、昔ながらといった感じのお店だった。言っちゃ悪いけどすごく古臭い、でも温かみのある。


「お、来たね。こっちのみんなはもう買っちゃったから、残りは君だけだよ」


 深町先生がみんなの中から飛び出してきた男の子に言う。男の子はさっきのことなんてすぐ忘れたかのように陳列された商品に飛びつき、あれもこれもとおねだりしていた。


 みんなのご主人様は露出してきた子が奈々穂ちゃんだと、目で教えてもらうとにっこり、彼女をなでていた。それだけでさっきの恥ずかしいを忘れてるような六歳児。


 まゆちゃんも駄菓子屋さんは珍しいのか、ふんふんと見ながらお財布を取り出しお小遣いとにらめっこ。なにを買おうか迷っているけど、お父さんにはおねだりしないんだ。意外。あ、みゆちゃんもだ。前はおねだりしてたけど、駄菓子だからかな?


「あの、お兄さん、絶対だよ? 絶対また、来てね」


 いじいじと深町先生に一目惚れ確定の女の子が裾をちょんちょんしてお願いしてた。深町先生もわかってるよって何度も頷いてる。またかぁ。また、やるのかぁ。今度は休日ならずっと、うぅんでももっと見られ、ああっ。染まってるっ。


 最後の子がお菓子を選んでお買いものは終わった。まゆちゃんもみゆちゃんも結局一つしか買わず、ラムネみたいなガムクレープ(という商品名、なんじゃそりゃ)を手にとってどんな味だろと想像を巡らせてた。


「それじゃあ私たちは行くね。ばいばい。また会おうね。帰り道気をつけるんだよ」


「はーい」


 いい返事の子供たちがうきうきと帰宅していった。あの女の子だけは名残惜しそうに何度も振り返り、置いてくよと友達に言われ慌てて走り出しつつ、最後にもう一度振り返ってぶんぶんと大きく手を振っていた。かわい。


「あー楽しかった。やっぱりちっちゃい子と遊ぶのはいいねぇ。パワーが違うよ」


 うーんと伸びをする深町先生は本当に明るい笑顔だった。元気をもらったみたい。


「そうねぇ。ななが一気に五人も増えたみたいで、大変だったわ」


「ななほあんなのじゃないもん。もっとおしとやかでしゃらあん、だよっ」


「ふふ、そうねぇ。奈々穂はそうだったわ」


 紗絵子さんと奈々穂ちゃん親子も楽しげに語り合い、みんなも今日を振り返っている。いい日だったのは間違いないね、ふふ。


 駄菓子屋さんにも別れを告げ、みんなそろって帰宅する。何気ない会話を交わして、ゆっくりと。


 深町邸に帰ればまた、不夜城も同然。いつ寝ているのかわからぬほど、大勢の女が枕を共にする。


 今夜もやらなきゃ、えっちなこと。フェラだってなんだって、するんだ。


 夕陽を背中に受け。同じくらいの熱視線を、大好きな人の背中へぶつけていた。









「あっ、ああっ、深町さまぁ……あっ、あんっ」


 花雪ちゃんが後ろから犯されるのを目の前で見つめながら、自分も奉仕を続ける。せっかくある程度ある胸、使えるなら使うの。


 あまりにも大きな男根が、蜜口を出ては入りを繰り返す様を、なるべく見ないようにしながら。


 深町先生の寝室で、花雪ちゃんと紗絵子さんと千歳ちゃんと一緒に、可奈がセックスするの。今は背中で、おっぱいむにゅんなの。


「深町さまぁ、は、はっ、はぁ、ああっ、お願い、今夜も、今夜も子宝をっ」


「ほしいの? 昨日もくれてやったのにまだ足りないんだ?」


「はいっ、くだ、あんっ、ください、ああ、深町さまのお子を授かりたいのですわ、ああ、赤子を抱きたいのです……なかだしをお」


 まだ中学生の女の子が、官能に満ちた言葉を作り出す。甘い声色が煩悶とした唇から届けられ、艶めいていた。


「違うだろう?」いじわるな男の人が、美しい少女をいじめる。「お前がただ気持ちよくなりたいだけだろう? 淫乱だからほしいんだ、違うか?」


「ち、ちが……そ、それは最近はようやく、性の営みで感ずるようにはなりましたけれど……ああっ、そんな深く、突かないでください、なっ、あっ、んっ」


「言えたらやる」


 短い言葉、乱暴に近く花雪ちゃんを懲らしめる。わなわなと震える雪のような肌と唇、すぐに揺らめいた。


「か、花雪はいんらんな女です……ろ、ろーたーさんを着けてずっと悦んでいました、あんっ……はぁ、はぁ、い、今も着けたまま、えっちなことをされて悦んでいます、ああっ……ど、どうかいんらんな花雪に、なまなかだしを……」


「最初からそう素直になっていればよかったんだよ、ほらっ、
射精()してやるぞっ」


「きゃあっ! ああ、は、は、はぁっ
 はぁ、ん 深町さま…… おおぃ、すご、ああ……っ 大好きですの んふっ


 目の前でまだ十四の女の子が生ナカダシされてる……どくどくってあんな大きなああ見ちゃったっ。うう、す、すごお……ちらちら、どうしても見ちゃうな、自分だと見れるものじゃあないし、深町先生の肉体美はすごく見たいし。ちら、ちら。


 ずぼっと抜けた男根とともに、愛液と精液が溢れてあっちこっちへ暴走していた。すごい量、とめどない。荒い息遣いの花雪ちゃんはもうイッちゃったりするのか、弛緩した顔で笑顔を崩してた。き、気持ちよかったのかな。さっき感じるようになったって、お嬢様言葉で言ってたけど。上気した頬、とても中学二年生とは思えない。


「深町さま……」


「よかったよ、花雪。とってもな。お前はいい女だ」ちゅっ。


「はぁ、ありがとうございますわ。私こそ使っていただいて誠にありがとうございます。性欲処理に少しでも役立てば幸いですわ」


「ああすっきりしたよ。お前の子宮は私の精液を溜めておくための蜜壺だからな、子供ができるまでは」


「はいな。花雪の幼い子宮は妊娠するまでは深町さまに使っていただく道具ですし、妊娠後も深町さまの魔法でずっと精液を排泄されるためだけの調度品にございます」


 す、すごいこと言ってる。お互いさもそれが当然みたいな口調だけど、どうかしてる、よ。


 深町先生不思議なことができるって教えてもらったし見たけど、未だにちょっと信じられないなぁ。さすがに目の前で深町先生が子供から老人に変身したのを見ると信じざるを得ないけど。


「ほら、開けてカメラにご挨拶しろ」


「はい」くち、といけない入り口を自ら開いて、撮影中のカメラにお尻を向けた。どろどろとした白濁液と女の蜜が溢れ、それが正面からカメラに映されていった。


「こんなにも愛していただきましたの。花雪のお腹は深町さまの精液でいっぱいですわ……」


 恍惚に近い顔をする花雪ちゃんは、すっかり女の色情魔だった。しなを作りいやらしく映ろうとさえする、淫売(と言わせてもらう)。


「そうだ花雪、お前快感はまだ得つつある程度なんだろう? これだけ犯してやっているのにまだなんて不甲斐ないから、次えっちしたときイかなかったら仕置きな」


「……はい、深町さま」


 またうっとりしてる。変態だ。


 でも。あたし。


 心の中が荒波にもまれ爆発しそうだった。こういう、愛の形。ほしいと、お前を寄越せと迫られたからわかってはいたけれど。こんな、形。


 いい、かも。


「イクときイクって宣言しないとノーカウントだぞ、認めないからな」


「はい」


「よろしい。ああ、舐めないでいい、このまま千歳を犯すから。ほら千歳、おねだりは?」


 そこで向こうががさごそと蠢いた。紗絵子さんだ。必死に深町先生になにかを訴えながら無視されている。


 放置プレイにもがいていた。深町先生ももちろんわかっていての無視をしていた。


 紗絵子さんは椅子に固定されていた。全裸にガーターベルトだけという妙にフェティッシュな格好で(これがこのハーレムの日常だとか)、両膝を椅子の上に立てさせられ、縄で両腕と一緒にM字に縛られている。公園で着けられた鈴がまだ乳首に提げられており、椅子をがたがたと鳴らす以外できないけどそうして動くたびそれもしゃらんと鳴っていた。声も出せないよう猿ぐつわを噛まされて、大事なところ含め全部が丸見えのまま、放っておかれて紗絵子さんは切なそう。陰部は見てないけどきっと濡れてると思う。だって紗絵子さん、露出して昂ってたもの。変態だもの。


「うふふ。紗絵子さま、挿れてくださいませと声に出してお願いしませんといけませんわ」


 わかってての花雪ちゃんもいじわるに参加し、いそいそと千歳ちゃんがベッドに仰向けになって恥じらいながらまたお股を開いて中身まで開いていくのまでもを、黙って見せつけられていた。あたしも参加しよっと。よいしょっと、今度はこっちもそれなりむっちりのお尻をくっつけにいった。どこがいいかな、脚が邪魔しないかな。


 ご奉仕、する。十回もしてないうちに
5pだって、なんだって。


「挿れてください、ご主人様。私もご主人様に言われ一人えっちをこなし、今もちゃんとできました。濡れて、ます。挿れて、生ナカダシしてください」


 ずぶうっと今度は千歳ちゃんに挿入される。また椅子ががたごとうるさい。焦らされてうれしいくせに(多分)。


「今日可奈と一緒に来てくれて嬉しかったよ。ありがとう。これはそのご褒美だ、花雪と違って甘やかしてあげるね」


「ああそんな、嬉しいです。でも甘やかさなくったって」


「うるさい」


「あっ、ふああっ」


 あ、耳ぺろぺろはむはむされてる。そっか、千歳ちゃんそこ性感帯なんだ。道理で学校でそこいじられるとえっちな声出てたんだ。はぁ。


 でも、でもその、なんというか、親しいクラスメイトが目の前で乱れているのって見るの、妙な気分。あたしまでちょっぴり興奮してくるし、困ったものだわ、複数でって。でも深町先生カッコいいし、楽しそうだし、尽くしたいしで、もっと困っちゃう。よいしょっと、強すぎない程度にお尻を右脚にむにゅんってさせるの。


「ふあっ、先生、先生……好き、好きっ」


「私も好きだよ、ふふふ。ほら気持ちいいって、言えよ」


「はい、はいっ、気持ちいいですっ、とっても、とってもっ、ふぁっ」


「ああ千歳、言うたびぎゅうって締まるな、変態」


「ち、ちが……ふやっ、んっ、はっ、ふあ」


 千歳ちゃんの体に深町先生が沈むたび、嬌声が耳の奥まで届いていく。男の芳しい香りが飛散し、女も混ざるはずなのに感じさせず未成年を酔わせにくる。すっかりえっちな気分なあたし、もうずっと深町先生しか見えていなかった。花雪ちゃんがにこにこにやにや、あたしを見ているのさえ気にならない。


 楽しい。幸せ、だ。


「千歳もきちんと授業中や学園祭でさえ命令をこなしてくれるし、嬉しいんだよ。ありがとう、いつも」


 ねぎらいの言葉、いーなー。千歳ちゃん泣きながら笑ってる。モデル顔負けの美貌が歪んでそれでもなお、綺麗だった。……耳で感じる変態さんだけど。


「だからね、お礼をしたいんだ。なにかしてほしいこととか、ないかい?」


 小休止に入り、弱い耳もとで甘い声を出す深町先生。あたしが休まずお尻を擦りつけていると、深町先生はぎゅっとおっぱいに手を伸ばし揉んで、それに戻せと言っていた。すぐにおっぱいのほうを押しつけ、むにゅむにゅと弾力をぶつけていく。はぁ、ちょっと疲れる、でも楽しい。胸があってよかった。はぁ。


「なにがいい?」


「……ふぁ、ん……やらしいこと、だけ、ですよね?」


「もちろん」


 も、もちろんなんだ。すごいな。すごすぎるなぁ。あたし、ついてけるかなぁ。ちらり、紗絵子さんを見る。あそこまでされて、濡れるような女になれるかなぁ。なったほうがいいのかなぁ。


「……プレゼントを、ください……あ、ん、ただしお値段控え目の、安いので……ものはなんでもいいです、久しぶりに、プレゼントがほしいです……」


「わかった、考えておくよ。今はひとまず、膣内射精で我慢してくれ」


「あん、嬉しいです、それが一番、嬉しい、ふあっ、ん……先生との子供、一番のプレゼントです」


「いい子だ」ちゅっ。はぁ、うらやまし。


 それからあたしがおっぱいで追っかけるのが難しくなるほど、屈強な男性は激しく動いていった。親友の喘ぎ声が高く室内に響き渡り、興奮を届けてくれる。引き締まる筋肉がどれだけ柔らかな女を懲らしめているか、見るまでもない。


 千歳ちゃんは綺麗だった。綺麗に、乱れていた。花雪ちゃんもだけど、同性は美しくばかり見える。


 それ以上に、深町先生がカッコいいけど。すごくすごくカッコよくって、素敵で、見惚れちゃって、どうしよう。寄り添いたいし、おっぱいでくっつけてほんと幸せ。むにゅんって形を変える自分のバストが、なんだか気持ちいいもの。


 ぼそぼそと淫語を言わせたがる(それくらいすぐ気づいた)深町先生が迫り、あわあわと焦りつつ赤くなりつつ、千歳ちゃんも唇を揺らめかせる。


「ね、ねぇ可奈さん、私のあそこ、見て? ね、すっごく濡れてるの、感じちゃってるの。気持ちいいとこ、いっぱい見て……」


 うぐ、と胸が詰まる。学園祭のあれを思い出し、あたしもかあっと熱くなって、でも楽しげな深町先生の海にも射抜かれ、おそるおそる結合部を見つめ……


 じゅぷっ、じゅぷっ。はぁっ。確かにどろどろにずぶ濡れで、動くたび液体が跳ね、匂いまで飛んでいた。え、エロすぎ……っ。はぁ、はぁ。ひ、ごく、ひろ、おっきすぎて、広がりすぎてるように見えるけど、千歳ちゃん平気かなぁ。ああ見えるとおり華奢だからなぁ。どきどき。


「ほら千歳、いい子だ、見られてまたきつく締まったよ」


「ああ、ん、言わない、で、ふああっ!」


「あらあら、私も見てよろしくて? うふふ、千歳さんの美しい肉体、存分に眺めたいですわ」


 花雪ちゃんも回復したのか(ぜぇぜぇ言ってたもんね)、千歳ちゃんに近寄ってじっと見てる。またかあってなる千歳ちゃん泣いて泣いて、でもお腹が気持ちよくって、頭こんがらがってそう。


「ああダメ、ダメ、見ちゃや……あっ、あっ」


「まだ知ってる人でマシだろう? これから柚香里みたいに知らない人にまで見られるかもしれないよ?」


 知ってる人だからこその恥ずかしさもあるけど、黙っとこう。


「そんな、ひどい、恥ずかしすぎます、ふああ、ああ……」


 千歳ちゃんがぐったりしてきた。深町先生はとにかく夜が激しいので、体力もない彼女は精根尽き果てそう。そこも感じ取れる深町先生は突き方を変えリズムを変え、終わりへと近づけていくようだった。


「ふふ、安心しなさい、千歳にはまだまだ早いよ、それぞれ適した頃を見計らってやるから。いつかは、するけどね。さあ、今日の分をあげるよ、ちゃんと孕むんだよ? かわいい女子高生奥さん?」


「奥さんじゃないです、ただのえっちな奴隷で、ふあっ、んっ、あっ、んっ、ああっ」


「響きがいいじゃないか、恥ずかしがるなよ、ほら、言ってごらん、お前?」


 なにをかは、言わずとも伝わる関係。千歳ちゃんは違う赤面ででも、言いたくてたまらないのかすぐに口を割ってしまった。


「あなたの精子ちょうだい……妊娠させて、あなたの、あなたのっ、子を産みたいの……」


 この言葉のおかげで昂った深町先生は、すごかった。壊れるかと思うほど強く千歳ちゃんを抉り、最大の嬌声を引き出していく。控え目な千歳ちゃんのおっぱいでさえ揺れそうになるほど強く突かれ、千歳ちゃんはすぐ限界に達した。


「ふああ
 ああ、ああ、出てる いっぱいいっぱい、出てるう ああ……


 射精が始まり、びくんびくんと痙攣していく、同い年の女子高生。おとがいを反らしたのは花雪ちゃんとは違う、絶頂の証明。ごくん。え、エロ……千歳ちゃん、そんな清楚な顔して、エロすぎだよ……


 たっぷりと生ナカダシされ、ご満悦の変態千歳ちゃん。ずぷっと抜けたあそこからまた大量に白濁液と愛液。淫らに事後の火照りと浮遊感に揺蕩うような笑顔を作る千歳ちゃんは、うっとりとハートの塊だった。


「先生、今日もまたたくさんナカダシしてくれてありがとうございました。私を使ってくれて嬉しいです。先生のでお腹いっぱい、ふふ……」


 さすさす、お腹さすって、もう。


「こちらこそ気持ちよかったよ、千歳。ああ舐めないでいい、このまま可奈を犯すから」


 どきり。深町先生は絶倫もいいとこ、未だにあそこを興奮状態に保ち、疲れた様子を微塵も見せたりしない。むしろますます昂るのか、男の匂いが増えるばかり。


 向こうではまたばたばた、放置プレイを楽しむ椅子の音が聞こえた。


「む、いや待てよ。可奈はせっかく大きいんだし、あまりしたことないことをしてくれ」


「な、なにをでしょう」どきどき。


「胸で挟んでパイズリしてくれ、このままね。それで一回射精させられるかどうかやってみてよ」


「は、はい」


 きた。そりゃああたしも女子高生、話はいくらでも聞いたことあるけど。深町先生が最初で最後の相手、そんな経験なんてない。フェラと一緒で、これから練習させられるのかな……


 どきどきしながら、巨根の前にひざまずく。そうして自分で自分のおっぱいを寄せて、熱いモノに近づけた……


 にゅるん、てした。どろどろの性の液体に塗れたかたぁいものは、柔い胸に触れると滑り、うまくとらえられない。それでも必死で擦ろうとすると逃げ回るばかり。うまくできなくてじれったくなってくる。


 それなのに。真上にいる人は楽しげに頭をなでてくれた。自分の番までとっておいてもらった、結わいた髪が優しくほどかれる。


 どくん。あたしはそれこそ懸命に奉仕した。できるだけ痛くないよう、強くならないよう、でも刺激が足りなくはならないよう、ほどほどに胸を擦りつけていく。


 熱さが伝わってくる。熱が胸に触れ、その奥まで届く感じ。


「いいよ、まだまだぎこちないけど、悪くはない。その調子で」


 なでなでしてもらいながら言われる、言葉の心地よさといったら。耳が気持ちいいわ、すごく。春花さんはテノールって言ってたっけ、そんな美声。はぁ。


「まぁ小憎らしい。ご立派なものをお持ちになっておられますもの、それは気持ちよいはずですわ。可奈さんもまだなりたてで不慣れだというのに健気に奉仕をなさいますこと。まあ、私も胸はすくすくと成長しておりますけれどもね、ふっふっふ」


 花雪ちゃんが自慢げに胸を張っていた。そういえば……あたしも最近、ブラきついかも。合わないと大変だし、思い切ってオーダーメイドしようっかなぁ。ふ、深町先生にも、見てほしいし。


「どうした可奈? もっとちゃんとなさい、物思いに耽ったりしないで。花雪も喋るよりくっついてほしいな」


「はいな」すりすり、そのちっちゃなおっぱいくっつけてた。あたしも負けじと、ぱ、パイズリを続ける。


「いいぞ、その調子だ、二人とも。千歳も回復し次第私に抱きつくなりなんなりしなさい。ふふふ。花雪も確かに膨らんできたかもね。可奈はどうだい? その年で大きくなったりしないのかな?」


「あ、はい。んっ、はぁ、その、最近ブラが入らなくなってきてて……」


「まあ憎らしい」じとっと、花雪ちゃんがかわいい瞳で睨んでくる。「ずるいですわ、そんなに大きいのに」


広子(ひろこ)も前言っていたねぇ。大きい人ほどもっと大きくなりやすいのかなぁ」


「まあ! 私だってお母さまのようにおっきくなりますわ! そうしてもっと深町さまに尽くすのです! 私も大きくなりましたら、同じようにして深町さまに尽くさせてくださいな……」


 必死にちっちゃいおっぱいを擦りつける花雪ちゃん。深町先生はそっちにもよしよし、なでてあげながら両腕を順にやってごらんと言ってた。


「もちろんだよ、楽しみにしてる。ふふふ。可奈、もっと激しくしていいぞ。それじゃあいつまでたっても射精できそうもない」


「は、はい。んしょっ、はぁっ……」


 難しい。正直直視できるものではないのに、しなくちゃいけないのがとっても。目で見て、視界にしっかりととらえて胸を擦らせないといけないから。ていうか、こういうこと平然とできるほど耐性まだ、ないし。千歳ちゃんも花雪ちゃんもすごいなぁ。


 いろいろと試行錯誤を繰り返し、結構時間がかかった。深町先生はあたしにやらせるのが好きらしく、指示もあまりしない。胸での愛撫でずっと硬いのを保っていられるみたいで、むしろへたくそなあたしを楽しんでた。千歳ちゃんも途中で花雪ちゃんと混ざり、懸命に肌を擦りつけていってる。なでなでされる髪だけが心地よく、あたしはだんだん焦ってきた。


 下からこう、持ち上げてみよう。やりやすいかも。ホットドッグのパンのようにあたしの体そのものをあれの下に置き、下から挟んで擦ってみる。今までの縦に擦るのでなく、深町先生にとっては横からの刺激、どうかな?


「へぇ、すごいね可奈。きちんと自分で工夫できるし、よく考えてる。ふふ。向いてるよ、ご奉仕」


「そ、そうですか? ちょっとでも気持ちよかったらうれしいです」


「うん、どこ汚されたい?」


 びくっとなる。それでも胸は動かしながら、明後日を見つつ(紗絵子さんが目に入ったのでまた逸らし)思案し、そっと告げた。


「か、顔はまだ怖いので、胸とか、体で一つ……」


「わかった。出るときおでこ押して突き放すから、そのままにしていてくれ」


「は、はい。つ、続けますねっ」


 ごし、ごし、はぁっ。か、かけられちゃう……熱いのが、あんなに熱いのが、お腹じゃなくて、体に……


「まあ深町さまったら、変態ですわ。それにせっかくの受精のチャンスを活かさぬなど、もったいないのでは?」


「いいんだ、このあとまた可奈にも膣内射精するし」


 や、やっぱりっ。思わず胸の動きが強くなる。あ、おでここんって押された、そのまま少しだけ距離を置き……


 降りかかる、白濁液のシャワー。とんでもない勢いで裸の上半身に注がれ、汚されていく。主におっぱいが、白いものでいやらしくお化粧されちゃうの。ああ……べっとり、だ。


 ごく、ん。


「まあ、可奈さんたら、いやらしいお顔、うふふ」


「そ、そんな顔してませんっ」


「いいやしているね、ふふ。今度はお腹に注いでほしいって顔だ」


「し、してな……」


 そのまま引きずられるようにがたごとうるさい椅子の傍へ連れて行かれる。引っ張られる腕の先に逆らえず、なにをされるのかどきどきさえしている。


 深町先生はもがく紗絵子さんを解放し、それをあたしに手伝わせた。縄をほどく作業さえなんだか、えっちな感じ。そのまま男の人は猿ぐつわも外し、ぷはぁっと息を吐いてすぐに抗議を言いそうな唇と潤んだ瞳にしーっと黙るようサインを出した。


「紗絵子、今日のもきちんとホームページに使うからね。嫌かい?」


「……い、嫌……」


「わかった、ちゃんと使ったら、紗絵子にも確認させてあげる。さて、紗絵子は上か下かどっちがいい?」


「し、下……下で憲邇くんに、めちゃくちゃにされたいのぉ」


「わかった。どろどろに濡れてるし我慢の限界だろうね、おいで」


 紗絵子さんも手を引かれ、ベッドに上に案内される。あたしも上がるよう言われ、おそるおそる二人でちょこんと座りこむ。そわそわと落ち着かない紗絵子さん、押し倒されたがってるのが丸わかりだ。深町先生はそっとそんな彼女を押してあげてた。甘い喘ぎをうれしそうに上げて仰向けになる紗絵子さん。あれだけ濡らしておいてそれでもお股を閉じる、ちゃんとしている人。


「可奈、紗絵子の上に跨りなさい」


「……え?」


 きょとんとしてしまう。なにを言われているか理解できなかった。


「本当は上を紗絵子で、濡れまくってるからよりやりやすいほうがいいかとは思うけど、待たせたしね。ちょっとは言うことも聞いてやろう。可奈の巨乳が揺れるのもいいし。ほら、早く跨りなさい」


 言うと同時に深町先生は紗絵子さんの両脚を広げてしまった。抵抗せず紗絵子さんはうっとりとふしだらに身をくねらせる。


 どろどろの陰部が、目の前。


「……えっと」


「俗に貝合わせっていうんだ。覆いかぶさるようにくっついて、可奈と、紗絵子の、ま○こをくっつけるんだよ。その間を素股でやったり、交互に挿れたり出したりして、私が楽しめるのさ」


 どくん。そわ、そわ。ど、どエロだわ。ど変態だわ。ああ、うう。


「あぁん、可奈ちゃん、早くしてぇ。私もう、もう……そ、それでいいわ、この際なんでも、早く憲邇くんがほしいのぉ」


 ひ、卑猥ですっ。よくそんなこと平気で、もうっ。ど、どうしよ、恥ずかしくってそんなこと……


「ひゃんっ」


 そっとお尻がなでられる。催促のさわさわ、早くしろとのお達し。あたしはおそるおそる、眼下の紗絵子さんへと、体を落下させていった……


 ぐちゅって。ぐちゅってしたっ。ぬ、濡れすぎっ。ああもうっ。あと、あと、陰毛がっ、おっぱいがっ。変態っ。


「ぴったりくっつけなさい。二人で動いてそのまま擦りつけてもいいぞ?」


「で、できませんそんなの」


「け、憲邇くん壮観でしょ? いい眺めでしょ? た、堪能したら好きなほうから挿れていいから、ね?」


「わかったわかった、すぐえっちな言葉言わせてやるから、さっきの花雪みたいに広げてみせろ」


 あ、あれやれっていうの? 無理、無理っ。できない、できっこないっ。


「あぁん、憲邇くんがしてぇ。それに私、この体勢じゃあ可奈ちゃんが邪魔でうまくできないわ」


「嘘つけ、手も届くし動かせるくせに。わかったわかった、花雪、千歳。手伝ってやれ」


 えっ。「えっ」


「はいな」「可奈さんもですか? はい、わかりました」


 ちょっとっ。どうして千歳ちゃんはそう、躊躇がないのっ。ああ近づいてくる、やだ……っ。


 抵抗すればいいのに、動いて逃げればいいのに、なぜかしないあたしと紗絵子さんは二人の手がお股に伸びるのを、黙って見ているしかなかった。


 二人分の大事なところが、開かれる。ぴったりくっついていたところがよりよく見えるようとも言われ、素直に二人があそこの奥までをよくのぞけるよう、位置までずらされた。とろり、紗絵子さんからだけ、透明で粘っこい液体が流れたの。


 紗絵子さんだけ、なの。


「思い出した、サーモンピンクだ。綺麗なサーモンピンクだよ、二人とも」


 なんでかかあっとなる。紗絵子さん目を覆ってた。いやいやと首を振ってる、けどそれされたら、んっ、おっぱいの先が鈴が擦れちゃいますっ。ああさっきもらった白いのが、落ちてく……紗絵子さんに付着すると、その淫らな肢体がうねうねと揺れ動いて跳ねた。しゃらん。


 かしゃかしゃっ。そしてその光景が写真に撮られてしまう。恥ずかしさにあたしも目を覆いたくなるけど、四つんばいに等しい格好、できやしない。紗絵子さんのくぐもった悲鳴が聞こえた。


「奥まで丸見えだよ、二人とも」


 変態、なの。


「今からどちらとも、そこまで全部精子で埋め尽くしてあげるね」


 ど変態、なの。


 言うが早いか深町先生はずぶっと紗絵子さんに挿入してた。二人ほぼ重なってるのによくピンポイントで、ああ花雪ちゃんが導いているのかしら。


「はぁんっ
 憲邇くぅん、あん、嬉しい、やっとぉ、ああっ」


「はしたない女だ、すぐそうやってでかい声を出す。これは四六時中調教してやらないと淑やかになりそうもないな」


「嫌、嫌ぁ、そんなの余計淫らになっちゃうわ」


「外出するときは必ずバイブ挿してやろうか? 縄のほうがいい? 今日のはどうだった?」


「あぁん、そんなの無理よぉ、恥ずかしいのぉ、ああ、憲邇くぅん、はぁ、はぁんっ」


「いやこれから一週間は調教をなしにして、今みたく紗絵子のほうが我慢できないほうがいいかな? 紗絵子は淫乱だからそっちのほうが効きそうだ」


「そんなことないわ、普通にいられる、もう憲邇くんのいじわるぅ、あんっ」


 目を覆ったまま盛大に喘ぐ紗絵子さんもやっぱり、ど変態だった。きっと両手の下は笑っているんだ。


 お腹のほうからぐちゅぐちゅと、えっちな音が聞こえる。……なにより、深町先生と紗絵子さんが混ざり合うたび、あたしにまで刺激が、届く、の。その、クリトリスとか、に。


「んっ、ふうっ」


「はぁ、はぁ、憲邇くん、憲邇くんっ」


「ほらせっかくだし、注いでやったんだから乳合わせもして、お互いどろどろになれよ、鈴ごと」


 エロにもほどがありますっ。もうっ。うわ、紗絵子さんでもすぐ手をどかしてあたしを見上げて、また自分で胸を持ち上げて擦りつけてきたっ。うわ、うわ、積極的すぎるっていうか、焦らされるとこうなっちゃうのかしら。しゃらしゃらんと、鈴がうるさくなる。


「いいわね可奈ちゃん、すべすべやわらかおっぱい、羨ましいわ。あん、ねぇもっと体落として? くっつきましょう、一つになるの」


「え、えっと、す、鈴が冷たくって」


 適当な言いわけをしても逃れられるものじゃあなかった。紗絵子さん越しに深町先生があそこで指示を出し、空気からも伝わり、仕方なく体を下ろしていく。


 紗絵子さんこそ柔らかなおっぱいとむにゅむにゅと潰し合い、どろどろねばねばと硬質な鈴が混ざりなんとも、ほんとにいやらしい。


 それなのに大人の女の人は恍惚として、いた。快楽を貪る、女の、いえ牝の貌。突かれて揺れ動くとまたさらに擦れ、気持ちよさそうに美貌を歪めてた。


 顔も胸も陰部もすべて、淫らな液体でどろどろになっていた。それでよがっていた。


 深町先生がぼそりとそんな女に呟く。あたしには届かない声、けれど確実に彼女には聞こえているようだった。


「紗絵子はお外で裸以上に恥ずかしい格好をして、悦んだ変態です……どうか変態さえにお仕置きを、熱い白濁液でお仕置きをくださぁい、ああん!」


「首輪も鈴も落書きも靴を舐めたのも全部気持ちよかったんだろう?」


「うん、うんっ。とっても気持ちよかったのぉ、イきそうにもなったのぉ! はぁ、はぁ、んっ、はぁっ」


「花雪、千歳、こんな淫売にはもっと仕置きだ、乳首を噛んでやりなさい」


「嫌、嫌ぁ! やめ、やめてぇ!」


 エロスの饗宴が続く。躊躇せず二人は紗絵子さんの両脇に座り、重なる乳房をかき分け、身動きの取れない彼女の、鈴がついた尖り乳首を取り出し、噛んだ。


「きゃああん! やめ、やめてぇ! 私、おかしくなっちゃうわ! ああん今だけは突かないであああん!」


「可奈も嫌かもしれないけどキスで塞いでくれ、ちょっとうるさい」


「……はい」


 あたしも躊躇せず、髪を振り乱す女のぷるんとしたピンクのルージュに自分を重ねた。


 性の味が、する。


「んうっ、んっ、んーっ」


 あたしの口の中でまた大声で喘いでる。深町先生はあたしも濡れてくるほど強く突き、結合部を大いに懲らしめていた。


 そのままでしばらく、セックスは続いた。紗絵子さんは狂ったように喘ぎ、肢体を跳ねさせ、乱れていた。深町先生が何度も「愛液とめどないよ」や、「噛まれるたび締まるね、変態」と言うので、ますます彼女は感じてた。はっきりわかる、唇から。


 そこでぐぽっと音がした。抜けたんだ。急に紗絵子さんから力が抜け、思わず唇も離してしまう。千歳ちゃんたちと一緒に深町先生を振り返ると、いいよと三人に離れるよう指示をしていた。


 そのままあたしに挿入される。今度はあたしの番だった。


「ふああっ、きゅ、急ですっ」


「言ったろう、これは私が好き勝手やるための趣向だと」


「ああ、憲邇くん抜けちゃったのぉ? ん、お母さん、気持ちよくなかった?」


「誰が膣内射精してやるって言った? 可奈にはすると言ったけど」


 そこでさあーっと紗絵子さんが顔面蒼白になる。……いや、でもそれ、普通におかしいですよ。ナカダシしてもらえないと悲しむとか、普通逆です。あ、愛し合う夫婦ならいいのかな? ちょっと
(ひかる)たちに毒されてるかも。


 そう、考えを明後日にやらないと大変だった。なにしろ、硬すぎて大きすぎて、ふ、太いから、壊れそう……ああでも、あたし、濡れてた……


 体も言ってる。心はもっと言ってる。うれしいって。気持ち、いいって。快感はまだ遠くとも、繋がる喜びが満ちているって。


「はぁっ、んっ、あっ、あっ……深町先生……」


「可奈は女子高生だし、もう気持ちいい?」


「ま、まだそんなには……あっ、ふあっ」


「け、憲邇くん、お母さんにしてくれないの? ね、ねぇ、奥まで精子でいっぱいにしてくれるって言ったじゃない」


「すぐよくなるよ、千歳ですらこうだからね。ふふふ。ああいいおっぱいだ、揉んでて楽しいよ」


 また急にめっちゃくちゃ下から揉まれちゃう。ぐしゃりと潰されても不快感なんてなく、ただうれしいだけだった。


「あん、深町先生ったら……好きなだけ揉んでいいですからね、深町先生だけ……んっ、はっ、ふぁ」


 どろどろのかたぁいのが奥へ奥へと突き進んでくる。角度を変え突き上げられるとなんだか芯がぐっとくる。あたしは狭いわけじゃあないと思うけど、こじ開けられていく感覚があって、擦れて絡み合う感覚も合わさってとっても、とっても……


 どくん。どき、どき。熱くなってくるの。


「憲邇くぅん、お母さん子作り準備ばっちりよ? 受け入れ態勢は整ってるの、ね? い、いつでもいいのよ? 今ならきっと妊娠できるわ」


「このおっぱいを独占できるなんて幸せものだよ、私は。可奈は腋もいいけどね」


「ま、またもう。えっちです」


 さわさわ腋をなでられ、舌を伸ばされちゃう。花雪ちゃんと千歳ちゃんがおお、となぜか声を上げ、「えっちは深いですわ」、「そうですね、びっくりです」と無邪気にもう、おバカさんたちめ。


「あはは、女はすごいからね、どこでも性感帯になるよ。千歳だって耳だし。花雪はまだどこもかな? どこがいい?」


「そ、そんな、お胸や大事なところくらいで充分ですわ、いじめられるのは……」


「可奈は腋にしてあげるね」


 ぞくう。耳もとで囁かれるテノールはどうしようもないほど、色気たっぷりだった。


 してください、と。思わず言いそうになるほど。


「憲邇くぅん……ねぇ、ねぇ」


「あっ、んっ、ああっ……はぁ、深町先生、その、紗絵子さん」


「いいから」


「あんっ」


 深町先生はまた奥を突き上げた。じゅぷじゅぷ内側から聞こえる音、はしたなく、そしてまた芯に響く。ベッドのぎしぎしもテノールの歌声も、そして重なる女体と男の柔らかさ硬さ、匂い……


 くらくらしてきた。刺激が強い。あたしもおかしくなるかも……あん、深町先生、強いです、そんなに強く、ああ……


 うれしい。


「可奈も言いたい顔、してるね。ふふ。最初みたいに自分で考えてみる?」


「……あん、教えて……」


 甘える声、出てるかな。


「わかった。こう言ってごらん」


 ぼそぼそ、吹きこまれるは魔法の調べ。女を、酔わすの。


「……可奈を汚してください、精子で……在学中に受精させてください……毎日お口でもらうだけじゃ足りません、精子を、精子をもっとください……」


 全身から火が出そう。恥ずかしすぎてぼうっとしてきた。またそれで男の人は大興奮、かたぁくなって、ああ、うあ、すごい……


「あっ、あっ、ふああっ、ふか、あんっ、はぁ、はぁっ、んっ、ああっ、おっきいですっ」


「……」「……」


 下にまだの女性を敷いての、セックスが続いた。硬いモノをぶつけられるたび、まだ十七の女が目覚めそうになる。快感をつかもうとしている。疼きかける、体。


 目覚め、たい。


「ああっ」


 そこでまた不意に硬いのが抜けちゃう。あたしも熱が引き、なんだかもにょもにょする。


 ほしいと。ほんとは願ってるんだ。ああ、あたしも淫らかも。


 すると今度はあたしと紗絵子さんの間のえっちなお肉を擦り抜け、さっき言ってたすまた? ってやつをされる。これはこれでクリトリスが擦れ、刺激が強い……でもえっちで気持ちいいがまだ遠くにあるあたしは、挿入のほうがうれしかった。


「あぁん、憲邇くぅん、はっ、はぁっ、こんなのじゃあイけないのぉ! 焦らさないでナカに出してぇ!」


「これでイッたら膣内射精してあげるね。ああ可奈はそんなのしなくても次あげるから」


 どくん。そわ、そわ。ああ自分で体動かしそう。奉仕しそう。自分でお股を動かしたら深町先生も擦れて気持ちよくならないかしら。やろうかな、ちら、ちら。


「ひっく、憲邇くんひどい……お母さんおかしくなるわ、狂っちゃうわ……お願い、えっちしてぇ、えっち、えっち」


「これはこれで楽しいなぁ。交互に突いて遊ぶのもよさそうだ。ただ可奈がよかったからもう
射精()そうだし、どうしようかなぁ。一回ここで射精して、紗絵子のお腹汚そうかなぁ」


 ダメ、あたしに……なんて、言えない。ほしいと、子作りしたいと、迫るなんてできなかった。ただ、自然と腰が動き、自分の陰部を硬いものに擦りつけてしまう。


 軽く、痺れを食らい。


「嫌ぁ、ダメ、お母さんにナカダシしないとダメよぉ。ねぇナカ、ナカに出してぇ」


「わかった、可奈がそんなにほしいのなら可奈にたっぷり膣内射精してあげるね。今日もありがとう、嬉しかったよ」


「そんな、あたしこそ、ああっ」


 また入ってきた……遠慮のないピストン運動があたしを貫く。また高鳴る全身が喜んでいた。


 泣き叫ぶ紗絵子さんが無視され、花雪ちゃんと千歳ちゃんがまた背後に回り、たくましい背中におっぱいをくっつけ出してのセックスが続いた。だんだんと疲れが押し寄せ、紗絵子さんの上に乗っかりそうになる。力が入らなくなり、しなだれてきた頃。


 わずかな、快感を得て、いた。


「ほら射精すよっ、可奈っ」


「ふああ
 ああ、ん…… はぁ、はぁ、はぁー あん、多すぎです もう えっちな人……


 本当にたっぷりと生ナカダシをされる。お腹が熱いもので満たされていくの。あたしまだ十七、女子高生だけど、生で……セックスまた、しちゃった。何回目かなぁ、いつ孕んでもおかしくないよ。孕みたいからいいけど、うふふ。


 幸せ……


 海のとき千歳ちゃんの生ナカダシの話きいて、正直ちょっとどうかしてるって思ったけど、今ならわかる。すごくわかる。うれしいもの。ふふ。


 まだ千歳ちゃんほどびくびくと痙攣したりしないし、のけ反ったりしないけど、気持ちいいはいいな。んふふ。うれしくってできるだけ精液を逃がさないようお尻を高く掲げ、そこから男根が抜けていった。


 どろり、それでも濃厚な精液がこぼれ落ちる。それが空気を伝って、紗絵子さんの陰部に落下した。


「ひゃんっ、憲邇くん、これ、これをぉ」


「さて、すっきりしたし、お前たちを使って性欲処理も終わったし、寝るか。みんなで寝ようっか。二人だけだけど腕枕してあげるね」


「そうですわね。うふふ。紗絵子さま、わかっているくせにいつまででも言わないのは滑稽ですらありますわ。深町さま、私は腕枕はいりませんわ。ただお傍で眠りにつけるのならばそれでしあわせものです」


「私もいいです、先生と一緒に寝られるならそれで。可奈さん腕枕してもらった? まだならしたほうがいいよ、ぐっすり眠れるから」


「そ、そう?」ちらり紗絵子さんを見下ろす。めちゃくちゃ泣いてるけど、いいのかな? わかってて言わないってなんだろ。


「……こ、今度……」


 涙ぐみながら紗絵子さんが言う。「
彩子(あやこ)さんと飲みに行く予定があるの……そ、そのとき、おもちゃ着けていく、から……」


「紗絵子?」


「あぁん、首輪、首輪もこっそり、チョーカーで隠したりして、あと、あと、えっと……な、縄も憲邇くん、興味あるでしょ? ならそっちも、縛ってもらって……」


「お前が今日縛られて興奮したからだろう? 素直になりなさい」


「はぁい、ん、そうなの、今日縛られてめちゃくちゃ興奮したから、今度人前でこっそり、縛ったままでいたいの……こんなえっちなお母さんでごめんなさい、お仕置き、今度こそしてぇ」


 あたしと距離が離れたこともあってか、今度は紗絵子さんのほうがためらわずにえっちな下のお口を開いていた。またとろとろ、愛液に塗れてる。たらりと垂れるおつゆは、彼女の淫靡さ加減を的確に表していた。


「途中経過、証拠、ちゃんと写真で送って、ホームページにも使っていいなら、犯してあげる」


「うん、うん、いいの、いいから、犯してぇ、憲邇くんの赤ちゃんちょうだいっ」


 またそこで深町先生が囁く。かあっとさらに赤くなる紗絵子さんはでも、わなわなと紅唇を艶めかせた。


「ザーメンちょうだい、おま○こにいっぱい注いでぇ……」


「今の言葉、動画でホームページに明日にでも使うね」


 ずぶっ。言葉と同時に責められ、紗絵子さんはつんざくような悲鳴を上げた。もちろん、うれしいほうの。


 あたしもその場をどき、深町先生の背後に回って、花雪ちゃん千歳ちゃんと一緒に三人分の胸を寄せ合った。愛してもらってほぐれたおっぱいをくっつけ、背中にマッサージをしていく。寄り添いたい背中、うっとりする。隣の二人とも微笑みながらの奉仕作業、楽しかった。


「あぁん! ああ、けんじく、ああっ! 強い、ちょっと激しい、わっ! やめ、あん、こわれ、し、しんじゃ、ああ!」


「お前がちょっと焦らされて感じすぎてるだけさ、お前が淫乱なんだよ」


「ちが、違うのぉ、あん、けん、ああ、うああ……っ」


 深町先生が実母の乳房に隠されたほくろを舐めとる。またびくびくっと感じる紗絵子さん、涙目でやめてと懇願するけど、どう聞いてもそれは、もっとしてにしか聞こえない。


 さらに深町先生は背後のあたしたちのおっぱいをわしづかみ、胸に指示を出した。すぐわかるよくできた花雪ちゃん千歳ちゃんは紗絵子さんの両隣に位置し、またおっぱいを揉んであげていく。わからず戸惑うあたしに深町先生はちょっとだけ強く胸を潰し(うれしい)、口と目で教えてくれた。


 どくん。で、できるかな。そこ、大体の人が性感帯ってとこ、でしょ。いいのかなぁ。さっき紗絵子さん、それじゃあイかないなんて言ってたけど……


 おそるおそる、年上の人のおへその隣に座りこむ。喘ぎまくるえっちな人の、動き回るクリトリスを目に捉える(すぐ傍の男根は捉えない)。うるさいからまた塞いどけと男の声がし、花雪ちゃんが紗絵子さんの唇を塞いでた。ゆっくり、あたしの指先が尖がった小さな小さな、お豆さんをつまみ……


 泣きぼくろがセクシーな女性は、のたうち回った。暴れ回り、塞いでも聞こえるほど大声で喘ぎ、そしてだらだらと、蜜を飛び散らせる。


 エロスが過ぎる、できごと。
5pってすごい。


「よし、じゃあ今、射精してあげるね」


 むぐっとした声が今だけはダメと、言って言える。それくらいわかる。それなのに深町先生は容赦なく、深く深く突き刺し生ナカダシを行っていた。


 紗絵子さんの体が激しく痙攣する。下腹部がぐるんぐるんと渦を巻くように跳ね、あたしにはまだの絶頂を教えていた。暴れるせいで白濁液が飛び散り、シーツを汚していく。


 すべてが。カメラに収まっていた。


 ゆっくりと大きなものが抜けると、あたしたちみんなも鈴で飾られた裸体から離れていく。どろどろの精液は入りきらず当然のように痙攣が続くお腹から溢れ出していく。


「……っ……っ」


 紗絵子さんは失神していた。意識を失い、体だけが快感に反応を示している。両脚なんて深町先生の背中に離さないよってがっしりした形のまま石みたいに固まってた。


 ごくん。残りの女三人はあまりの形相と状況に、もじもじっとしてしまう。えっちすぎる、って。もし自分も……なんて。


 してほしい、って。同じ顔、してた。


「ああ気持ちよかった。よかったよ、さえ。ふふ。もう聞こえてないかもしれないけど。終わったから練習、可奈」


「は、はい」


 そろそろとどろどろのかちんこちんだったものを舐めていく。甘い精子の味は愛蜜も混ざり、とってもおいしかった。


 綺麗に舐めとって後処理をして、ようやく五人で眠りにつくの。失神した紗絵子さんは何枚も写真まで撮られ、アダルトホームページに使われるんだって。災難、いえ、幸いでしたね。ふふ。


「やっぱり複数でやるなら、君たちに奉仕させるに限るね。最高だったよ、ありがとう」


「まあそんな、して当然ですわ。うふ。深町さまに喜んでもらえて光栄ですの」


「うん。先生がよかったならそれでいいです。ね、可奈さん?」


「……うん。よ、よかったですか、パイズリ、とか」


 紗絵子さんがいいのか彼女を右隣で寝かせ、左にあたしを置いてくれた深町先生。花雪ちゃん千歳ちゃんはさらにその隣で、あたしたちを挟んで愛する人だけど、それでも本当にうれしそう。深町先生はキス魔かつなでなで魔なのか、しきりにみんなをなでなでいちゃいちゃ、ごろごろしてる。


「ああ、よかったよ。今後もお願いするね。花雪も大きくなったらしてもらおうかな」


「はい、もちろんですわ。というより、今でもできますわ。お任せくださいな」


「ふむ、確かにな。よし、今度してもらおう。へたくそだったらさらに仕置きだぞ、いいな?」


「……はい、深町さま」


 うっとり、淫乱中学生。


「それはさておき、今日は張り切っちゃったから、紗絵子に限らずしばらく抑えようかなぁ。ああでも、来月頭はピアノ教室もあるだろうし、ホームページの発表、はいいとして、静香の監禁があるしなぁ。ううむ。それだけに抑えておくか。そう言えば奈々穂の父の日プレゼントもあるって言ってたし……いやはや、参るよ」


「まあ、うれしい悲鳴ですわね。ふふふ。深町さまが大変だというなら自重しますわ、ちゃんと仰ってくださいな」


「うん、まだいけるから、このままでいこうかな。毎日大体これくらいえっちしてちょうどだから、今くらいがいいのかもね」


 ……す、すごすぎ、だよ。絶倫ですぜ、旦那。もじ、もじ。一人でこれ全部受け止められる絵里さん柚香里さんって、化けものかしら。


「よかった、私これ以上増えると大変です。すぐ眠くなっちゃうし、体も持ちませんし」


「千歳ちゃん、ちょっと一緒に体鍛えようっか? もっと深町先生についていきたいもんね」


 あたしが言うとにっこり、淫乱千歳ちゃんも頷いてた。動機はさておき、体を鍛えるのは悪いことじゃあないものね。


「ありがとう。嬉しいなぁ。はぁ。毎日幸せだよ……おやすみ、みんな」


 ちゅっ、と。おやすみのちゅう。にへへっとみんなで微笑み、ゆったりと眠りについていったの。


 起床したら。お願いして、あたし一人で朝のご奉仕、お口でなの。きちんとやらなくっちゃ。


 大好き、深町先生。うふふっ。
















 おまけ 少年のラッキーな午後




(注意! 本編とは著しくいろいろと違います。おふざけにも近いものがあるので、そのつもりでお楽しみください。なお、ケース一 千歳と可奈は、本編をご参照ください。では、どうぞ)




 ケース二 紗絵子と奈々穂




 拓海(かくれんぼの鬼役)「みーっけ!」


 紗絵子「あーん、見つかっちゃったわぁ。ななのせいよぅ」


 奈々穂「さえこお母さんのせいでしょお」


 拓海「へっへっへ、おれ、かくれんぼとくいなんだー」


 紗絵子「あらそう? うふふ。でも残念ねぇ。ね、僕、お姉さんのおっぱい、見たくなぁい?」


 拓海「え? さっきもえっちなお姉さんいたけど、お姉さんもえっちなの?」


 紗絵子「うふ、そうよう。このね、奈々穂ってお姉さんね、とってもえっちなんだから」


 奈々穂「ちがうよぅ。さえこお母さんがえっちっちなのぉ」


 紗絵子「うふ、どう僕、お姉さんたちのおっぱい見せたげるから、見つけられなかったことにしてくれないかしら」


 拓海「ほんと? いいんだ?」


 紗絵子「いいわよー? うふふ。ほらなな、見せてあげましょう」


 奈々穂「ううう、やだ。ななほはね、えっちじゃないから、ぶらとぱんつだけ、見せたげるね」


 拓海「わぁ、そっちでもいいよ。へへへ」


 紗絵子「ふふ、おませさんね。じゃあ、いくわよ、見てちょうだい……」


 奈々穂「はい、どうぞ」




 紗絵子がブラウスを、奈々穂がワンピースをめくっていく。紗絵子の形のいい美乳が、ふんわりと明らかになり、鈴が軽く鳴る。奈々穂の桃色のフリルショーツが明らかになる。少年はごくんと唾を飲みこみ、紗絵子の落書きの意味がわからずとも、首輪に気づかずとも、自らが興奮していると、確信していた……




 拓海「……」


 紗絵子「うふ、僕のお母さんおっぱいに鈴つけたりしてないかしら。体にえっちな落書きしてないかしら? してないわよね、ふふふ」


 奈々穂「はぅ、おとこのこに見せちゃうの、はずかしいよぅ。あ、あんましじろじろ、見ないで」


 紗絵子「そうよ、あんまりじろじろ見ないでね、恥ずかしいんだから」


 拓海「じ、自分で見せてんだろ」


 紗絵子「そうだったかしら。はい、おしまい」


 奈々穂「おしまいねっ」


 拓海「あ、ありがと。な、なぁ、見つけられなかったことにするから、その、帰る前に、もっかい」


 紗絵子「もっかい見たいの? えっちっちな子ねぇ。ふふふ。しょうがない、特別よ? でも、触っちゃダメダーメよ? 私たちね、素敵な旦那様がいるんだから」


 拓海「うん、わかった。お願いだよっ」




 たたたっと少年は駆けだす。その様子を、はぁっと深いため息をついて赤い顔で見送る、紗絵子と奈々穂だった。


 恥に塗れる、美しい顔だった。












 ケース三 良子と花雪




 花雪「こうして間近でまじまじと見ますと、やはりの金星人ですわね」


 良子「きんせいじん?」


 花雪「なんでもありませんわ。はぁ、でも、己から見せるだなんて、恥ずかしや」


 良子「そうですよね、ああ恥ずかしい……あ、こっち来ましたっ」


 拓海「みーっけ!」


 花雪「まあ、見つかってしまいましたわ」


 良子「うう、しょうがありませんねぇ。あ、あの僕? その、よかったら」


 拓海「なーに? またおっぱい見せてくれるの? えっちなお姉さんなの?」


 花雪「まあ、ほかにも見つけていたのですね、ふふふ。ええ、そうですわ。おっぱい見せてあげますので、見逃してくださいな。私のはちっちゃいですけれど」


 拓海「うん、いいよ! へへ、ちっちゃくってもいいよ、お姉さん美人だもん」


 花雪「まあ、お上手なおませさん。で、では、その、ど、どうぞ」


 良子「うう、恥ずかしい……」




 さすがの花雪も恥ずかしいのか、コートの上のボタンだけを外し、うまいことバストだけを披露していた。良子もしゃがみこみ、きょろきょろと辺りを見渡してそろそろとワンピースをめくり、バストだけを披露する。その、ノーブラ。ほのかな小さい乳房に、丸く美しい大きな乳房。四つのピンク色の乳首がとんと揺れ、少年の視線を釘付けにさせる。恥ずかしいと、二人は身をくねらせすぐに隠してしまった。




 拓海「へへ、あんがとっ。じゃっ、見逃したげるね」


 花雪「お、お願いしますわ。はぁ、恥ずかしかった」


 良子「うう、ご主人様ぁ……」


 拓海「ねぇ、シャツとか着ないの? 大人ならさ、ぶらとか、しないの? しないのが普通なのかな? 母ちゃんしてたけど」


 花雪「……え、ええっと、えっちな女の子は、しない子もいるのですわ」


 拓海「ふぅん、そうなんだ」


 良子「ほ、ほかの子には言わないでくださいね、見せたことも、ブラをしていないことも」


 拓海「いいよ。ね、言わないからさ、もっかい、帰る前に見せてよ」


 花雪「まあ、その年からえっちでは将来が心配ですわね、もう。いいですわ、私は。良子さん? ご主人様がどう思うか、考えてはいかが?」


 良子「……はい。で、では、見せたげますねっ。はぁ。恥ずかし。で、でも、絶対ですよ?」


 拓海「うんっ。じゃあねっ」




 たたたっと少年は駆けだす。はぁとため息を吐く二人。自分から見せた、自分から見せた、と、思うと両手で、頬を挟まざるを得ないようだった。


 いつもならそれなりに饒舌な二人も、今だけは静かだった。












 ケース四 みゆと詩音




 みゆ「ど、どうしよっかなぁ。ど、どっちのほうが、憲邇さま、喜んでくれるかなぁ、ううう」


 詩音「わ、わたし一人でやるよ。あ、相手の子、ちっちゃいし、ろりこんさんの大人じゃないとみゆは、見せる意味ないんじゃあないかなぁ」


 みゆ「そ、そうかなぁ。ちっちゃいから、見たいってならないかなぁ。で、でも、学校にえっちな子、いないもんね、そっかぁ」


 拓海「みーっけ!」


 みゆ「ああ、見つかっちゃったぁ」


 詩音「ううう、いいとこだと思ったのになぁ」


 拓海「ね、ね、お姉さんもえっちなの?」


 詩音「わたし? わ、わたしはえっちじゃあ、ないよぅ」


 拓海「なーんだ。おっぱい見れると思ったのに」


 詩音、「あぅ、あ、そ、そっか。うん、えっちなの。はぁ、はぁ。ぉ、おっぱいは恥ずかしいからやだけど、ぶ、ブラとぱんつ、見せてあげるから、見逃してくれない、かなぁ?」


 拓海「へへへ、いーよ! お姉さん、あれ、お姉さんってほど、年上じゃあないのかな?」


 詩音「君、いくつ?」


 拓海「六歳!」


 詩音「じゃあ、お姉さんだよ。わたしね、十四歳だもの」


 拓海「えー、見えなーい」


 みゆ「詩音お姉ちゃんどうがんだもんね」


 拓海「君は年下に見えるね」


 みゆ「ううう、こ、これでも七歳だよぅ」


 拓海「ね、早く早くー。へへへ。お姉さんほんっとかわいいなー。アイドルみたい」


 詩音「ぁ、ありがと……えいっ」




 ばさっと、勇気を出した詩音がブラウスを脱ぎ、その水色を披露する。かあっとまっかっかなかわいい美少女は、目をつむってそのまま、軽くだけミニスカエプロンをめくり、上と同じ水色を出してはしたないウェイトレスへと変身していた。それはそれで美しくあり、少年はまじまじと見つめ、はぁとため息すらつかせるほどだった。詩音はよくできた子で、そのままくるりと振り返り、ふっくらとした男を知った女の双臀をも見せていた。わぁと感嘆のため息をつく、少年。すぐに戻し、隠すと、ちぇっとさえ言っていた。




 詩音「はぁ、ふぅ、恥ずかしかったぁ。ど、どう? お姉ちゃん、綺麗だった?」


 拓海「うん、すげーきれいだったよ。へへへ。えっちな女の子、おれ、好きかも」


 みゆ「も、もう、えっちなんだからぁ。み、みゆのは見たくないよね?」


 拓海「うん、別に。ねーねー、帰りにもっかい、見たいなー」


 詩音「そっちのが憲先生、喜んでくれるよね、うん、ブラでよければ、いいけど」


 拓海「うん、お願いだよっ、じゃーね!」





 すたたた……はぁと盛大なため息をつく、詩音。みゆもほっとしていた。




 みゆ「……みゆ、みりょくないのかなぁ」


 詩音「ちっちゃいから、ね? しょうがないよ」


 みゆ「そ、そうだよねっ。憲邇さまがえっちすぎるだけだよね。はぁ。ろりこんさんなんだから」


 詩音「ねっ。はぁ、ふぅ」




 どきどき胸が止まらない、詩音だった。












 ケース五 まゆと巴




 拓海「おりょ? なんでもうはだかなの?」


 巴「あっ。うう……み、見たわね? えっちっ」


 拓海「お姉さんが先にはだかなんじゃん」


 まゆ「ししし」




 少年の言葉通り、既に指令通り裸になっていた巴。元モデルの美しく均整のとれた裸体がそこにはあった。しかしその全身のお化粧は、淫らで、自身のスリーサイズと、『ご主人様大好き
』と『ご主人様のをにんしん希望』と、書かれていた(相合傘はともかく)。控え目なお椀、くびれのある腰、張った臀部と、文句のつけようもない。ただ、卑猥な落書きがその、清楚な巴を、過激に彩っていた。




 拓海「……」


 巴「な、なによ、じっと見て、えっち」


 拓海「あ、ね、かくれんぼ見逃すからさ、もうちょっと見てていーい?」


 巴「そ、それなら、いいけど……」もじっとする、巴。恥ずかしさに赤面は最高潮だった。


 拓海「母ちゃんとおんなじ、ここくろいんだなぁ……はちじゅう、いち、ごじゅう、はち、はちじゅう、いち? ご、のをにんしん……? なにこれ、どういう意味?」


 まゆ「しし、大人になればわかるよ」


 拓海「君はわかるの? すげーな。全然わかんねー」


 まゆ「うふふ。巴さんきれいでしょー」


 拓海「うん、すっげーきれい。母ちゃんと全然違うのな」


 巴「あ、ありがと。あん、あんまり、見ないで……」




 少年は初めて聞く、『女』の喘ぎ声に、己の下腹部が滾ることを、知った。




 まゆ「もう、巴さんえっちなんだからぁ。ね、あたしのも、見たい? ぱんつとか、あそことか、黒くないけど」


 拓海「君のはいいや」


 まゆ「ひっどーい。ふんだ、怒ったもん。もう頼んでも見せたげないかんねっ。いーっだっ」


 拓海「うるさいなぁ。静かに見せてくれよ。はぁ、すっげー、おっぱいってこんなきれいになるんだなぁ」


 巴「も、もういいでしょ? 恥ずかしいわ、もう許して?」


 拓海「あ、うん。ね、帰る前に、もっかい見たいな。いいでしょ? えっちなんだから」


 巴「……ごくん。え、ええ、ええいいわ。見せたげる。でも誰にも、内緒よ?」


 拓海「うん! お姉さん大好き! じゃあね!」




 走り出す元気な、現金な少年。はぁっと崩れ落ちかける、巴は、裸のままでいた。


 その羞恥に、身を焦がし。悶え、続けるのだ。


 まゆに見られながら。まゆもまた、そんな巴に、「うー」と唸りながら、どきどきしていた、けれど。


 自分も、となる日を、想像せざるを、えないのだ。




 巴「ああ……恥ずかしい……早く終わらないかしら」




 彼女にとっては、やはり永遠とも思える時間なのだろう。それはゆっくり、しかし確実に過ぎ去っていく。


 秋空の公園に、十九の女の花が、咲いていくのだった。












 ケース六 柚香里とパティ




 パティ「柚香里さん……さ、さっきの、さ、参考にしていいでしゅかねっ」


 柚香里「な、なに言ってるのパティちゃん。あのね、愛は二人で育むものなのよ。パティちゃんはパティちゃんのやり方があるわ。へたに人のまねをするより、パティちゃんらしく憲邇の求めに応じるのがいいと思うわ」


 パティ「わぁ、さすがです……そ、そうですね。で、でも、自分で動いたほうが、その、ますたぁ、喜んでくれるかなって」


 柚香里「そ、そうね、それは、そうかもしれないわね、はぁ。ね、そういうの、お外で話すものじゃあ、ないわ。お家でも、だけど」


 拓海「みーっけ!」


 柚香里「きゃあっ!」


 拓海「あ、ご、ごめん。おどろいた?」


 柚香里「あ、なんだ、びっくりしちゃったわ。ふう」


 パティ「見つかっちゃいましたね」


 拓海「ね、ね、見せてよ」


 柚香里「ううう……みんなを見つけてきたのね、えっちな子。じゃあ……わたしたちのどっちが見たい? なにが見たい? 見たいとこしか、見せてあげないんだから」


 拓海「じゃあ、ぶら! あ、ぶらとぱんつ! おっぱいいっぱい見たし、下着もすげー、きれいでいいなーって思うんだー」


 パティ「え、えっちですねぇ。わわ、私はもう、いいですよね? これでもう、下着ですから」


 拓海「え、そーなの? えーそれ、下着なんだ?」


 パティ「そうなの。スリップっていって下着なの。きょ、今日は暑いから、このままでいるの。え、えっちだからじゃあ、ないんだからねっ」


 拓海「ぱんつー」


 パティ「えっちっ。でで、では、その、柚香里さん」


 柚香里「え、ええ。どうぞ、見てちょうだいね……」




 柚香里とパティはそれぞれスリップとミニスカートをめくり、それぞれのショーツを見せていった。年頃の男でない、幼子に見せることでさえ感じる柚香里。またじっとりと濡れ出す、透け透けのシースルーのフリルレースショーツ、奥には女の秘部がいやらしくのぞき、少年はぎんぎんと目を見開いて、なにかに目覚めたように見つめていた。純白を披露するパティそっちのけである。




 柚香里「ああ、恥ずかしいわ、僕……」


 拓海「すけすけ……ぶ、ぶらは?」


 柚香里「えっちぃ……」




 しなを帯びた『女』の声にまた、反応する少年。今日で大人への階段を一気に、何段も飛ばして上ってしまったようだった。


 するするとブラウスをめくり、恥ずかしそうにこちらも透け透け、シースルーブラジャーを見せていく、柚香里。その美しく、最高に均整の取れたバストが、お椀となって少年の目に留まっていく。少年はじっと上も、下もと忙しく見つめ、やはり同じく膨らみかけを披露するパティそっちのけだった。目覚めたようである。




 柚香里「……恥ずかしい、わ……み、見ないで……」


 拓海「……ごくん」




 セックスをした直後ということもあるのだろう。女のフェロモンが、幼子の幼生を刺激し、男を引っぱりだそうとしていた。それほど、今の柚香里は魅力的だった。


 露出で輝く、女だった。




 柚香里「も、もういいでしょ、はぁ。おしまいっ」


 パティ「おしましでうっ」


 拓海「あ、うん。あんがと」


 柚香里「ね、僕、帰りにもっかい、見せてあげるから、内緒よ?」


 拓海「わぁ、ありがと、へへへ。絶対だよ! じゃあね、ありがと!」




 ちょっぴり変な体勢で駆け出していく少年。見送る柚香里は、はぁと艶やかな色っぽさを出し身をよじっていた。




 パティ「ゆゆ、柚香里さんばっかし見てましたね。はぁ。助かった」


 柚香里「もう、えっちな子ねぇ。憲邇よりはマシだけど」


 パティ「まま、ますたぁ、もっとえっちだったんですかぁ?」


 柚香里「ええ、それはもう。聞いてよパティちゃん……」




 柚香里の愚痴という名ののろけ話が始まる。パティはそれを、心底羨ましそうに聞き入っていった。












 ラストケース 憲邇




 憲邇「どうだった? 私はすぐ見つけられたけど、女の子たちは全然集まらないじゃあないか」


 拓海「うーん、見つかんないんだー。おれたちの友達はすぐ見つかったけど、兄さんのお友達はすげーな、見つかんねー」


 憲邇「そうかそうか、それはよかった」


 拓海「よくねーよ、ったく」


 憲邇「よかったろう?」ぼそっと。「みんなのおっぱいや裸が見られて」


 拓海「……み、見てたのかよ」


 憲邇「ああ、一緒に見てた。大丈夫、内緒にしてあげる。君の好きな、雪菜ちゃんにも秘密にしてあげるよ」


 拓海「なっ、なに言ってんだよっ」


 憲邇「ふふふ。なんでもないよ。そうだ、携帯持ってる子はいるかい? 番号かメールアドレス、交換したいな」


 拓海「ああ、それならごだいが持ってるよ。
古代(こだい)の母ちゃんが持ってないと不安なんだってさ」


 憲邇「そうか、ありがとう。そうだね、そういう親がいても、しょうがない時代か」


 拓海「なに言ってんだ?」


 憲邇「なんでもないよ。じゃあ、交換してこようかな。拓海くん、また私に、憲邇っていうんだ、私。私に、みんなに、あそこのえっちなお姉さんたちに会いたくなったら、電話とかメールとか、連絡してくれていいんだよ。あのお姉さんたち、私のお友達だからね。えっちな写真とか送ってあげたり、するかもね。じゃあね」


 拓海「お、おう」


 憲邇「触っちゃダメだよ、そこで全部おしまいになっちゃうからね。それじゃあ」


 拓海「……」




 少年は絶対、もう一度見るんだと、深い決意をするのであった。


 おしまい。
















































































 第九十六話あとがき的戯言




 こんばんは、
三日月(みかづき)です。


 拓海くんが羨ましい、と思ったそこのあなた! 少年時代、似たようなラッキーなこと、ありませんでしたか? 忘れているだけでは? 幼少時代のことなんて、忘れるものなのです。ああ、逆にかわいそうな拓海くん。


 こほん。案外と公園って、えろいですよね。ふふふ。また公園露出、やるかも。いっぱい公共の場を、えっちに使いたいなぁ。


 今回はリクエスト、『公園で裸にして背面座位でえっち。周りは奴隷さんたちに囲ませて壁にする。壁になってる奴隷さんたちも胸とかを露出させる』を、こなさせていただきました。ありがとうございました。すごくえろいですね、ふふふ。


 それではここまでお読みくださり、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。




 
20150813 三日月まるる






 第九十五話へ    目次へ    第九十七話へ




テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

2015/08/14 23:55 | 小説COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。