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「ごめんなさい」その六十四_第六十一話_露出にえっちに大奮闘

 こんばんは、三日月です。
 たまにはサブカルチャーのお話でも。昨夜の映画、見ました。いやぁ、シンジ君カッコよかったですね。あの世界の一面赤い海というのは、いやはやなんとも。そこでの青い海は、とても綺麗でしたね。やはり海はいいものです。それにしても使徒が怖かった。ああ怖かった。あんなのが現れたら裸足で地球の裏側まで逃げますね。ナウシカでもそうでしたけど、役者さんの悲鳴って本当すごいですね。恐ろしい悲鳴です。映画、とても面白かったです。
 拍手コメントメール、ありがとうございます。とても嬉しいです。
 それでは第六十一話です、どうぞ。あ、そうだ。次回は少し遅れると思いますので、ちょっと予告でも。次回からカラオケ大会に入ります。もちろんちょっとえっちなカラオケ大会です。こうご期待!(一度言ってみたかった)。





















 六十一 露出にえっちに大奮闘








 別に下着じゃなくっておっぱい出したりお尻出したり、までやってもいいと思うけどな。私たち慣れることなんてないと思うけどな。先生がそう言うなら従うけど。


 
花雪(かゆき)さんと二人、夜の暗がりの中でふわふわのワンピースをめくってる。隣の明かりが私たちを照らして、きっと下着をカメラに映し出させてる。


 かしゃりと、光るシャッターの中に。私たちの下着が、しっかり写ってるはず。


 国道に面した大きなお店(なんのお店だろう、ここからだとわからない)の隣の空き地は、砂利の上に乗り捨てられたのか汚れた車がたくさん置いてあるだけの空間だった。隣から注がれる明かりの多くはコンクリートの塀を越えてこず、薄く私たちを照らすだけ。塀もそれなりに高いし、お店に用のある人はよっぽど大きな音でも出さない限り気付くとは思えない場所。シャッターの光もあんなに明るい向こうからだと目立たないだろうし、結構安全な露出場所なんですね。さすがに塀のすぐ傍にいればシャッターを押すと気付かれそうですけど、先生なら気を付けてくれるだろうし。心配ないんですね。だからみゆちゃんまゆちゃんをこんなとこで、ふふふ。関係ないっか。どの女の子も、平等にあっちこっちで野外露出させられるんですね。ふふふ。わかってます。


 先生にとっては、みんな同じ。同じ奥さんなの。


深町(ふかまち)さまはこのような場所をどうやって知るのです? まったくもう、知らぬほうがいいのに」


「付き合いでいろいろ行ったからね、そのときに気づくこともあったし、時間のあるときに探したりもしたねぇ。まあいいじゃないか、いきなり人気のあるところは嫌だろう?」


「それはそうですわ。深町さまの求めですので応じますけれど、なるべく人には見られたくのう存じます」


千歳(ちとせ)はどう? 人に見られたいと思うかい?」


「いいえ。やっぱりできるなら、先生だけがいいです」


「むむむ、そうかぁ。うぅんしかし、しかしねぇ。さて、お尻も見せてくれ」


「はい先生」「はい深町さま」


 二人でくるり、お尻を向けて。ふわふわワンピースをめくる。花雪さん、大丈夫かなぁ。
詩音(ふみね)さんもだけど脚細すぎるよねぇ。健康的に平気かなぁ。


 今日は真っ白レースにピンポイントの赤リボン、花雪さんはオレンジにフリルふんだん、リボンばっちりの下着だった。二人ともスリップごとめくってます。スリップがいいなら、そっち見せますね。スリップも下着ですからね。


 先生の視線がまっすぐなのは、やっぱりちょびっと恥ずかしい。写真に撮られるのもやっぱり、恥ずかしい。先生あとで見せてくるんですよ、ほら綺麗だろうって、やんなっちゃうね、花雪さん。かあってなっちゃうね。


 先生が喜んで笑ってるから、いいけど。


「もうちょっとお尻突き出して」


「いやですわ、恥ずかしい」


「やれ」


「はい深町さま」


 ……花雪さん、従うなら一回逆らう必要ないと思うけどな。言って欲しいのかな。先生にずびしって言われると嬉しいのわかるけど。


 二人で片手はめくったままもう片方は膝に置き、かがむようにしてお尻を先生のほうへ突き出す。こんなのがいいのかな、よくわからないけど。先生はぱしゃぱしゃ本当楽しそうだった。


「おっと誰か来るよ、静かに」


 車が近付き、それが止まり、そこから人が降りる音、砂を噛む音。ざっ、ざっ、と遠ざかっていく音。ほっと一息。これだけシャッターが光っても平気なんですね、意外と。


「危ない危ない。さて続けようか。ふふふ」


「まあまあ、どうしてあんなにも楽しそうなのでしょう。男の人ってよくわかりませんわ」


「先生だけだよ、普通はきっとこうじゃないよ」


「うるさいぞ、静かにしろ」


「はい」うふふ。


 次はせっかくだからと(どこがどうせっかくなんだろう)二人の片手を繋ぎ合わせ、空いたほうの手で横からワンピースを持ち上げるところを撮ってもらった。せっかく二人いるからってなにかおかしなポーズをされてるけど、面白いかも。こう、左右対称だし。


「む、二人ともスリップ着てるのか。暑くないの?」


「いいえ、平気ですわ。というより着てませんと恥ずかしいですわ。ワンピースの下がすぐ下着かと思うとぞっとしますの」


 へぇ、そうなんだ。割と平気だけどなぁ。先生が好きだから着てる部分も強いし。


「じゃあ、スリップもうまいことめくれないかな、せっかくなのに」


「はいはい、もう」「ふふふ」


 ワンピの上からスリップも重ねてつまみ、お望みどおりに。下着を見せてあげるとまた嬉しそうに笑う大好きな人。ふふふ。先生が笑ってくれるならこういうことはいくらでもできるな。簡単だな。胸だってあそこだって、なんだってできる。


「うお、これはいい画が撮れたぞ。よし、次はだな、ええとそうだ、そのまま顔近づけよう、キス寸前まで」


 変なの。十五センチくらい低い花雪さんとじゃ、キスはできないと思いますよ。ほら、近寄っても、おでこにするくらいになります。


「ああそうか、残念。これはいいや。じゃあじゃあ、そうだこれをやらせないと。先でいいや、後ろ向いて、その辺の石を拾ってよ」


 またですね、好きなんだ。なんていうか、やらしい角度っていうのを感じる。石を拾う、体が前にのめる、足が伸びる、ワンピースの裾が上がる。それらが見てしまった私にはわかる。先生はそこを、撮る。花雪さんは不思議そうに首を傾げて石を見せていた。


「これがなにか?」


「捨てていいよ、拾うだけでいいんだ」


「はぁ……一体なんだったんですの」


「気にしなくていいよ、先生ね、ときどき変だから」


「そうですわね」


 次はしゃがまされました。脚と脚をぴっちり合わせてしゃがむとそれじゃダメだと、やらしい先生は言います。なのでゆっくり、二人ともそろそろと脚を離していきました。ふふ、先生どうしても下着が撮りたいんですね。二人のわずかな面積がのぞくのがいいのか、ここぞとばかりに写真が。ああもう、えっち。


「これは、自分でめくるほうがましですわ」


 ぼそぼそと花雪さんは小声で愚痴を言っていた。そうかなぁ、自分でめくるのが一番恥ずかしいよ。私先生にそんな風にされたもの。


「さて、そろそろ上がいいかな。ワンピースの肩を外して、ブラが見たいな」


「まあやらしい。殿方は本当胸がお好きですのね」


 先生は下のほうだけど。まあ、上も好きかな。いっぱいいじるものね。


 お互いに肩を外してワンピースを支えると、下からスリップがのぞく。本当にうっすらと透けるブラまでが届いているかどうか、撮影の向こう側はしれない。


「うぅん、まあ、これもいいけど。スリップも外せない? ブラがいいんだ」


「はい先生」「まったくもう」


 いそいそ、ごそごそ。手を離すとすとんと二枚とも地面に落ちそうだから、しっかり持ってないと。肩から外れた二枚が支える腕だけで位置を保たれ、ずれたところからは更に下のブラジャーがのぞいてる。花雪さんはやっぱり膨らみ始めだった(なのにかわいい下着だ、どこに売ってるんだろう)。


 ぱしゃり。撮影会は続く。先生に撮ってもらえるのはもう、嬉しい私。恥ずかしいところでもなんでも、記念は嬉しかった。


「いいね、すごくいいぞ。どうしようかな、やってしまうか。ええい、千歳は動くな、花雪、千歳のブラをずらすんだ」


「まあ、最低ですの。こんなところで」


「ちゃんと胸が見えるところをずらすんだぞ、違うところを変にやってみろ、お前を全裸にする」


「ま、まあ、最低ですの」


 そろそろと花雪さんが近付く。やっぱり我慢のできない先生はこんなとこまでさせるんだ。ふふ、まゆちゃんもおっぱい見せちゃいましたしね。いいですよ、そこまでは覚悟が簡単です。


 それ以上は。どきどき、すると思うな。


 花雪さんの雪のような白い指が、私のブラにかかる。左胸をそっと露出させるように谷間を引っ張られたブラは、胸の先もなにもかも、隠してはくれなかった。


「そのまま、動くな」


 ぱしゃり。左のバストが、左のバストだけが露出してる思いのほか恥ずかしいところを、撮られる。海とは違う、私と花雪さんだけ。じっとりと。先生にこんなに見てもらえる……見られてる、こんなところで……


 やっぱり、恥ずかしい。ぐっと、くる。


 ブラを引っ張ったままかちんこちんになった花雪さんの指がぷるぷる震えてる。もういいです、早く離させてください。


「よし、いいぞ。花雪もいい表情をしていたぞ、恥に塗れたいい顔していた」


「まったくもう!」


 あ、もう。大きいよ。しょうがないよ、先生だもの。


「そ、それより、隠していいですか? 恥ずかしいです」


「千歳がしたんだ、次は花雪にしてあげなさい」


「まあ、私もですの? 勘弁してくださいな」


「全裸がいいの?」


「……千歳さん、早くお願いしますわ。まったくもう、男の方ときたら」


 しょうがないよね、先生だもの。


 お洋服を支えたまま、そっと花雪さんの胸に手を伸ばす。オレンジのふりふりしたブラは優しく彼女のバストを包んでいた。そっと、引っ張って、ずらす。ふわっとのぞく、雪のような胸。右胸の先は淡い薄いピンク色。綺麗……と見ていると花雪さんがやめてくださいと見てきた。慌てて離れようとすると動くなの声。びくりとして、でも離せなくて。雪のような胸の感触を指の先がいつまで味わい続け、撮影の音と唾を飲む音が聞こえた。


 光るたび映る、中学生のバスト。ほわわとしている雪原のほうが光を反射し、煌とした美しさを見せつけてきていた。


「……二人とも、美しいな」


「おだてても許しませんの。これは帰ったら相当手厚く通じ合いませんと許しませんの」


「うん、頑張る」


「……まったく、しょうがないですわ」


 嬉しそうだね、ふふふ。通じるって、えっちだよね? ふふふ。花雪さんが意外とやらしいのは知ってるよ。


「さて、じゃあ下着はそのままでワンピースを着て」


「まあ、そのままですの?」


「いいから」


 いそいそ、ごそごそ。変な感じ、ワンピに直接胸が触れてる。えっちだ。


「写真はこれで終わりだよ、かがんでカメラを見て、胸元を見せてくれ」


「まあ、まったくもう」


 いいじゃない、先生だけだし。二人でかがんで、ぐいっと胸元を引っ張って、露出した右のバスト左のバストを見せていった。


 撮られる。こんなやらしいのが残るのかなぁ。うぅん、大変だなぁ。


「よし、じゃあ最後に動画を撮影するから、一回転してくれ」


「ほんっとーにお好きですのね」


「ねぇ、ふふ」


 なんだか楽しい。やらしいことをさせられているのに、ねぇ、ふふふ。


 二人でくるり、ふわり。ひらひらとした裾が翻り、その様子をしっかりと撮影してもらう。にっこりの先生に私もにっこりした。


「じゃあ、今日の感想をどうぞ」


「恥ずかしかったですわ、もう二度とやりたくありません」


「たくさんやらなくちゃだよ、これからは十七日間ごとにだから。えっと、私はちょっぴり楽しかったです。恥ずかしかったけど」


「へぇ、そう? ふぅん……ああ、十七日後とは八月だけだよ、一応は。それ以降は未定さ。ふぅん、そうだな。千歳はもう一歩踏み出していいか、この前も軽くで、ああそうかやらせてないか。よし、千歳」


 はい、先生。やりますね、見せます。


 どきどき……女の子の一番大事なところを、見せるんだ。こんなところで、ああ、恥ずかしい。先生、綺麗に撮って、くださいね。


 ワンピをめくり、下着を、ショーツを横へ、ずらした。


 夜の風の中に、お店の遠い明かりの中に、先生のカメラの光の中に。私の大事な大事なところを溶かしていく。耳まで、ああ敏感な耳まで真っ赤にされ、何枚も何枚も……どくん……どき、どき……


 恥ずかしい。


「よし、いいよ。そろそろ帰ろうか、下着を戻していいぞ」


 そそくさ、あたふた。二人で下着を元に戻して、ほっと一息。誰も、誰もいないよね? ふう。


 助手席には花雪さんが乗って、三人を乗せた車は帰宅の途へついた。


 ……まだ、鼓動が早い。ああ……うん……ふふふ……


 先生、大好き。








 夜を重ねるたびに背を高くする人がいると思う。先生だ。夜を重ねるたびに背が高くなりたい人もいる。花雪さんだ。どちらも初めて見たときより何センチも大きくなっているように見える。


 服を脱ぎ、四角い裸体を見せる先生は、やっぱりどこか大きくなっているように見える。なぜだろう。私の背は伸びなくなって久しい。なんでだろう。人は変わる。けれど先生はもう大人。身長は伸びないはず。でも……見上げる背の高さは、先生の心の大きさだ。きっと、そうだ。花雪さんは背伸びをしている。先生はただ、大きくなってしまった。そんな風に見受けられる。


「そんなに見ると穴が開くぞ」


「開いたら埋めてあげますから」


「じゃあ見るといい。おかしなやつだな」


 くすりと笑う、先生。なぜだろう、なんでだろう。こんなに大きな先生を、どうしていつまでも見たくなるんだろう。夜のたびに思う。私は先生をそんなに……好きなんだ。


 愛して、いる。違う。きっとまだ、全然違う。先生はそう、そうに違いない。けれど、私は、まだ。きっとまだだ。先生を愛するほど、人間ができていない。
絵里(えり)さんや、柚香里(ゆかり)さんほどには。


「どうした? 今日はやめておく?」


「いえ、お願いします。……ねぇ、先生」


「ん? あ、こら先に脱ぐなよ、脱がせさせろよ」


「まあわがままな。女の勝手とさせてくださいな」


「えっちのとき、どんな気持ちですか?」


 ぱちくり、してる。「え? 急にどうしたんだ?」


「私、は、満たされるんです。先生とえっちをすると。でも先生は? 満たされていますか?」


「当たり前のことを聞くな、野暮め」


 ちょっぴり怒ってる、声。……ああ、なんでだろう。なんで今の怒った調子が、なにより嬉しいんだろう。


「私はお前を好きだよ。好きなんだよ。忘れないでくれ」


「……はい。ありがとうございます、先生」


 ああ、うん。大好きだ。どうして女ってこう、確認したがるんだろう。ダメだね、もう。


「じゃあやろうか。花雪、脱がせさせてくれよ」


「構いませんけれど。破かないでくださいな」


 わかってるよ、と。優しい先生の手つきがもうスリップ姿の花雪さんを脱がせていった。


 下着姿の花雪さんは、白い下着を着てはいけないと思えるほど色白だった。白の下着だと、肌と変わらないように見えてしまう。それほど、真っ白な肌をしていた。オレンジでよかった。名は体を現すって、こういうこと。


「いいね、お前は相変わらず美しい」


「まあ、どうせ誰にでも言っているのでしょう? ふふふ、知っておりますわよ」


「みんな綺麗なんだ、仕方ないだろう」


「ええ、仕方ありませんわ。深町さまにはみなさんが綺麗に見えるのですものね。ふふ」


 そっと身長差のある先生の頬へ手を、伸ばし。誘うように口付けをした。そのまま先生は愛撫に走る。優しく、丁寧に。


 私も駆け寄って、下着姿になった。


「ん……深町さま……」


「あ、千歳も先に脱いだな、薄情ものめ。下着は私に脱がせさせろ、絶対だぞ」


「はい先生。あ、あの」


「千歳も花雪を触ってあげなさい」


 ほっ。よかった。私も混ぜてもらえる。


「まあ、触りっこしますの? 私、深町さまだけがようございます」


「みんな言うなぁ、嬉しいけど。ダメだよ、お前もいやらしくなれ」


「まあ……」


「行くよ、花雪さん。えっちなとこ、触るね」


「はい……んっ」


 胸を、かする程度でもう、びっくりしている。男の人以外の手が自分の大切なところに触れるだけで、恥ずかしい、怖い。大丈夫です、優しくします。先生のようにはいかないけど。


 私も中学の頃はこのくらいだった。本当に膨らみかけ、触って平気かなと思えるほど、淡雪の手応え。解けてなくなってしまうんじゃないかと怖くなるほど、ほのかな感触だった。


「あっ、あの、千歳さん? ん、えっと、その、そんなにふんわりなでられると、その、びっくりしますわ」


「あ、ごめん。でもなんだか、押しちゃいけない気がして」


「そうだね、優しく触らないと」


「んっ……深町さま……」


 二人で一緒に触ると、目を閉じて受ける花雪さん。女の声を上げ、そっと好きな人に腕に、自分の手を忍ばせていた。優しくブラの上から触ってくれる人を感じようと、さわさわとしていた。私もやろうっと。先生に触れていたい、えっちの最中はずっとだって。


「どうだ? どっちがやらしい?」


「深町さまですわ」


「じゃあどっちが気持ちいい?」


「どちらもいけませんわ。二人ともへたくそですの」


「む、そうか。頑張るよ。花雪にも気持ちよくなってもらわないとね」


 中学くらいはまだえっちに耐性はできづらいのかな。
静香(しずか)さんは気持ちいいって言ってたけど、一つ違うし。私は高校生、もう、先生とのえっちは。感じる。


「今の私は、その、まだ子供ですの。行為そのものより、その、深町さまの言葉と、優しさが気持ちよいのですわ」


「そうか、それはちょっと残念だ。ふむ、じゃあなんて言われたい?」


「それくらい自分で考えあそばせ」


「お前の裸が見たいぞ」


 びくっと後ろへ。「脱がせるな」手が背中へ回る。


「……」


 目を開けた花雪さんはじい、っと先生を見つめ、ぽっと赤く、もじもじと待っていた。かわいい。


 ぱら、とブラが外れ、落ちる。花雪さんの胸は本当に白雪のように美しく、淡い。先生のような熱いものが触れると絶対に解ける。大丈夫かな、解かしたりしないかな、なんて。余計な心配だ。先生なら大丈夫。


 指は今度、下へ向かい。ショーツに指をかけた。じっと赤いまま先生を見つめる花雪さんは、軽く片足を上げ、先生もそのままショーツを下ろしていく。


 花雪さんは、生えてなかった。一筋の線があるのみで、女の子の大事なところをなにも、隠してない。わぁ、綺麗……と、なぜか思ってしまった。私もだったのに。


「み、見ないでくださいまし」


「あ、ごめん」


 女同士でも恥ずかしがる花雪さん。わ、私もちょっと恥ずかしかった。な、なんでだろ、変なの。


「ど、どうですか? 私の体。ふ、深町さまのお眼鏡に敵うでしょうか。こ、これでも、その、膨らんできた気がするのですっ」


「焦らなくていいよ。私はおっぱい星人だからね」


「おっぱいせいじん?」


「……おっぱいが大好きな男ってことさ。花雪のちびっこいのでも充分好きなんだよ」


「まあ、ちびっこいとは失礼ですの! これでも去年とは比べるべくもなく」


「ああごめん、悪かった。安心しろ、お前の胸が好きだよ」


「……そ、そう、それでよいのですっ、んっ」


 言うと同時に唇を奪う。ふふふ。いいなぁ。あ、私も混ざっていいですか? じゃあ、お言葉に甘えて。えいっ。


「きゃっ。ち、千歳さん……」


 胸の先をつんつんしたら驚いてた。そんなに変かなぁ。先生がするのと一緒なくらいにしてるんだけど。


「あ、あの、ん、深町さま、止まって、あの、言わせて、あの、ん……千歳さん、は、その、およしになって」


「千歳、あそこを触れ」


「はい先生、えっ?」


「や、やだ、そこだけは、お願い」


「じゃあ胸はいいよな? キスもしろ、な?」


「……はい」


 ああ、これだといつかえっちになっちゃうかも。お互いにお互いのあそこを触りあっちゃう、えっちになっちゃうかも。ど、どうしよう。大変だぁ。


 目を開けたうるうるの花雪さんの唇へと。自分を突っ込ませていった。


 淡い、女の子の味。えっちややらしいのは全然ない、女の子の味。


「……はっ……せさん……」


「……きさん……」


 見つめ合う、二人の距離が、縮まった。


 胸を、包んでも。今度は驚かない。


「ん……ふ、深町さま……私、いやらしいですわ……と、殿方以外の人を、受け入れて……ああ、恥ずかしい……」


「そうか、花雪も恥ずかしいか。ごめんね、私のやりたい放題をしてしまって。そんなに嫌ならいいよ、千歳も」


「い、いいえっ。あ、あなたさまの、求めですもの。ん……はっ……は、あ、ふう。こほん。深町さま、私ども妾女房は、千歳さん」


「うん、先生のものなんですよ。好きにしてくれたほうが」


「うれしいのですわ」


 二人でじっと見つめる。先生は少し戸惑い、でも笑顔で、よしよしとなでなでしてくれた。


「ありがとう。さすがだね、敵わないな。じゃあ、私があそこをいじるから、千歳はキスをしながら胸を揉みなさい。花雪は目を開けていろ、いいな」


「はい深町さま」「はい先生」


 ちゅっ。二人、くすりとキス。なんだか楽しくなる。先生色になってこうね、ね、ふふふ。ちゅっ。


 二人手と手を重ねながら、じっと目を開けたまま、唇を重ねる。女の子の唇は男の先生よりずいぶんと柔らかい。胸も硬くなんてなくて、ただただ柔らかい。揉むとえっちな声を我慢する顔になるから、ますますかわいい。キスして、揉んで、髪をさらさらし合った。


 その間に先生の愛撫で、花雪さんは準備が整っていた。先生がいじるとびくっと跳ねるからすぐわかる。えっちな声もどうしても漏れちゃって恥ずかしそうだった。


「深町さま……」


「うん、そろそろ挿れるよ。千歳は後ろに回りなさい、二人で花雪をサンドイッチしよう」


「はい」


 背後に回る。二人で挟むとなんだか襲ってるみたいですね、ちっちゃいから。


「右足上げるよ」


 先生の左手が花雪さんの脚の間から膝の下に入り、右足をひっかけ持ち上げていった。


「きゃ、きゃあ! ひ、ひどいですわ深町さま、は、恥ずかしいので、や、やめてっ」


「膝を上げるだけでいいから、大丈夫、私しか見えないよ」


「うう……ただ脚を広げるだけでも相当の勇気が要りますの。そこのところ、あなたさまにもわかっていただきたいですわ」


「うん、わかってる。頼むよ」


「……」


 右膝がそろり、上がる。先生を受け入れやすくするために。花雪さん、頑張って。それしたら優しくえっちだよ。


 先生は右足を軽々と支え、それからゆっくり、キスをしながら挿入を行った。


「あっ……う……もう、そんなに、硬く、しっ……う……」


「大丈夫? 先生、お手柔らかに」


「いいえっ、平気ですの。い、いつものことです、のっ。はっ、はっ……ふ、ふふ、うれしいの、です。あっ、深町さまと、一つになれましたもの……っ」


 ほんとかなぁ。大変そう。まゆちゃんも大きくて大変そうに見えたし、大丈夫かなぁ。あそこが壊れたりしないかな。先生がどれだけ優しくしても、私たちは子供だし。


 それから先生はよしよししながら待ってくれた。本当なら動きたいはずなのに。ちょっぴり申しわけない。私もぴと、と肌をくっつけて、花雪さんを安心させにいった。


「はぁ……も、もう平気ですわ。ほ、本日はよほど興奮しましたのね」


「ああ、二人の野外露出で昂ぶったのさ。収めてもらうぞ? いいな?」


「はい、深町さま。うふふ」


 そっとキスをして、どうぞとぎゅっと抱きしめる。しっかりと支え直した先生はゆったりと動いていった。


 肌を密着させている私にも、届くように。


 先生が突くと、花雪さんの体が私にぶつかる。私がクッションだ。花雪さんのお尻が上へ飛んでくるから、えっちなとこへぶつかる。ああ、やらしい。


「千歳さん、しっかり、受け止めて、っ、くださいなっ。私、うまく身動きが、とれません、のっ」


「うん、任せて」


 上から見るとうなじが見える。細く白い首、真珠のよう。ちょっと気になったのでなぞると、びくびくう、とぶつかってきた。


「はっ、はっ……上から、下から、大変ですの……っ」


 続けて上から、肩をなぞり、二の腕を滑っていく。女の子の体を意識的に触るのは自分以外で未体験ゾーンだ。こんなにいやらしいとは思わなかった。花雪さんの体、私より幼いのに、どうして触れているとえっちなものに感じるんだろう。さっきまでは違ったのに。


 上気した頬、涙ぐむ瞳、汗ばむ体。香ってくる女性の匂い、女の喘ぎ声。綺麗だな……と思って目を伸ばすと。


 もっと綺麗な先生が、いた。荒々しく女の子を苛めて、猛っていた。


 ぞくりとする。


 思わず手が、伸びて、先生ごと抱き寄せようとしてしまった。でも少し花雪さんと距離をとりつつ苛めてる先生は、ふっ、ふっ、と動き、なかなか捕まらない。背中の筋肉をつかみたいけど、そこはどうやら先客がいるようだった。しょうがない、諦めよう。次でいいや。


「はっ、はっ、はっ……はぁ、深町さま……」


「花雪……気持ちいいぞ」


「まあ、ありがたいお言葉、ん……はぁ」


「千歳、花雪とキスなさい。もっと興奮しそうだ」


「はい先生。ん……」


 ちゅ。下のほうへ向けてキスをするのは初めてだ、いっつも上ばっかり、これもいいな、ふふ。


 そろりと、指を今度は、また胸を。揉むと突くが同時に、「あっ」ぐらり揺れる。頬擦りしてよしよしして、もう一回揉ませてもらう。「あっ、あっ」……やらしい、喘ぎ声。先生の息遣いもやらしいけど、同性のもかなりのものだった。


 あそこの振動も、肌越しに伝わる。先生があそこを苛めまくっているのが、すごくわかる。きっと擦れて、ぶつかって、引っかいて……ああ考えちゃった、やらしい。


 先生はとびきり興奮して、とびきり優しかった。ゆったり、ゆったり、花雪さんの苦しくないようにしている。それでも時折先生の動きたいよう、ぐっさりしてるのもわかる。密着でわかる。花雪さんの嬉し涙でわかる。ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅでも。こんなに
挿入(はい)って、突かれてる。その衝撃に女の子は、喘いでいた。


 きっと、気持ちいい。先生の優しさが、気持ちいいんだ。


「花雪、好きだ。花雪」


「ま、まあっ。好きなどと、言うては、ああ……んっ……好きっ、深町さまっ、好きっ」


 大声で叫ぶ、喜びだ。先生はより一層、優しく丁寧に襲い掛かってくれた。興奮してるよと、思いっきり突き上げて。すりすり頬擦り、ちゅっちゅして。


「はっ、はっ、んっ、はっ……ふかま、ち、さまっ、はぁっ、わ、私この体勢、きつい、ですのっ。はっ、ん、はっ、はっ……そ、そろそろ、ご寵愛、たまわりたく、っ」


「じゃあ言え、教えたろう」


「は、はいっ。えっと、はぁっ、なかだし、なかだしして、くださいませ、はっ、私のおま○こに、なかだし、してください、ませぇっ、はっ、はっ……きゃあっ」


「いいだろう、してやるっ、花雪っ」


「っ
 深町さま ああ…… 深町さまですの ああ、うふふ、はぁっ 温かい……


 びくびく、してる。がくがく、膝が震えてる。私に全体重を預けて、下から襲い掛かる先生の射精に身を委ねているみたい。いいなぁ……ご寵愛、受けちゃったね。よかったね、ふふ。


 先生が脚から手を外すと、こてっとハの字に座り、横に転がっちゃった。くたくただね、大変だったね。先生がそっとお姫様抱っこでベッドに運んでくれてた。ふふふ、最後まで優しいんだ。


 横向きに力尽きた花雪さんの、なにも生えてないあそこから。白く濁った液体がこぽこぽと流れていった。やらし……っ。んん。はぁ。先生のあれ、全部飲み込むのどうやるんだろうねぇ、ふ、ふふふ。


「さすがに身長差がありすぎたかな。うぅん、失敗した」


「いいえ、ぁ、ん……構いません、の。背伸びしてえっちも、よかったですの」


「そうかい? ありがとう。でも次は台に載せたほうがいいかなぁ、うぅん」


「いいえ、次も、ん……同じがいいですわ。わ、私、きついのも結構、好きかもしれませんの」


「ええ、そう? うぅん、花雪がそう言うなら。本当はあまり負担をかけさせたくないんだけどね」


「……かかるほうが、なんだかうれしいのですわ……ああ、すみません、千歳さんのお手伝いは、とてもできませんわ」


「いいよ、休んでて。大変だったね」


「ええ、それはもう」


 二人で笑い合う。ね、大変だね。でも嬉しいね。


「千歳はこのままのほうが好きなんだよね? こっちのほうが赤ちゃんできやすいから」


「そ、そんなこと言った覚えはありません」


「ふぅん、そう。じゃあ綺麗にしろよ、お前も知ってるんだろう?」


「……はい、先生」


 ぞくぞく、どきどき。膝をつき、先生のあそこと目線を合わせ、そっと手を伸ばし。汚れた先生のあれに添え、口を近付けていった。


 ご奉仕は夢のよう。ほんのり苦い男の精子を口に含み、舐めあげていった。


「ん……ん、んふっ……」


「まあ、なんとやらしい……最低ですの」


「花雪もいつかやらせるよ、覚悟しておけ」


「……はい、深町さま」


「ん……はい、綺麗になりました」


 先生の精子を、飲み込んでしまった。飲み込んじゃった。ああ、どうしよう。私もやらしい女の子の仲間入りだ。どうしよう。


 大人の味に、くらくらしそう。


「おいしかった?」


「……」こくり。はい。おいしかったです。でも口には、出せません。


「それはよかった。じゃあ脱がせるよ」


 指がブラの後ろに回る。脱がせるほうがお好きなんですか? 脱いでもらうのも好きって言ってたような。要はえっちだ。


 先生が私を裸にする。手で押さえようとするといけないと広げられ、あられもない姿を存分に見られてしまう。相変わらずいつになっても恥ずかしい。裸を見られるのが誇らしいまゆちゃんや花雪さんは変だ。


 私のバストは花雪さんほど白くもなく、淡く柔らかくもない。それでも小さいながらもきちんと自己主張はしてる。


 あなたに、触れられたいと。


「……そんなにじっくり見ると穴が開きますよ」


「開いたら埋めてあげる」


「もう。さっきのお返しですか」


 そうだよとばかりに、じっと見つめられた。恥ずかしいところを恥ずかしげもなく見つめられ、視線だけで火照っていく。先生の視線は魔の視線だ。海の深さで貫いてくる。だから焦げる、焦がれてしまう。


 もじもじ、しちゃうの。


「見つめるだけでもえっちだろう?」


「はい。先生目つきやらしいから」


「いやいや、見られたいんだよ、千歳だって」


「そんなことありません」先生にだけです。


「そうかな。まあそういうことにしておこう」


「ん……」


 優しくタッチ。おっぱいこねこね。あそこをうりうり。唇がくっつく。髪をさらぁとかき上げられ、うっとりと身を寄せる。触れられるところは花雪さんに見られたくない。さっき見ちゃったけど、やっぱり見られたくない。あんなに仲良しになっても照れはある。いじいじと触れられる指先に、私もえっちな吐息を吐いていった。


「あ、ん……ん……はぁ……」


「千歳はあんまりすけべじゃないな。花雪が犯されるのを見て興奮しなかったんだ?」


「しましたよ? えっちだなぁって。まゆちゃんのときもしてたんです」


「ふぅん。まあ、頭と身体が直結してないんだろうねぇ。やっぱり男とは違うな。そうだ、千歳さ、あそこいつもなんて呼んでる?」


 くり、くり……いじられるとこ。熱くなるところ。


「お、おま○こ」


「いやいや、お前いつもは違うじゃあないか」


「……ま○こ」


 かあ……っ。ひどい、二回も言わせて。あなたに教えてもらったんですよ、えっちな言葉だって。


「なぁ、花雪も聞いたろう? 私はみんなにおま○こで教えたんだ。どうして千歳はおが抜けてるんだ?」


「あ、えっと、ん、
(いさお)ちゃんに教えてもらったんです。ちっちゃい頃」


「へぇ、そうなんだ。ふぅん」


 ぼそりと囁かれる、その言葉も確かに教えてもらった。そう、そういう、場所の、ことだって。こくり。


「なるほど、ませた子供だったわけだ。いろいろ教えてもらったんだ?」


「はい。私は世間知らずだったから」


「えっちなことも?」


「いいえ」


 それだけは確実に言える。面白半分に勲ちゃんに吹き込まれたことは多いけれど、えっちなことは一切していない。したいとも思わなかった。


「ふぅん、そう。証拠が欲しいなぁ、セックスは処女だったからいいとして、キスもしてない? あそこを見せたりとか」


 ふるふると首を振る。そんなことも一切ない。勲ちゃんはやらしい言葉だと知らずに覚える私を見るだけで満足していた。


「だから、証拠が欲しいんだ。そうだなぁ、花雪の目の前でお尻を突き出してようく見せてくれればきっとわかるだろうなぁ」


「……もう」


 しょうがありませんね。なにか理由をつけてやらしいことをしたいだけの変態さん。ベッドに横を向いて寝ている花雪さんの前に手を置き、お尻を突き出してあそこを見せつける。恥ずかしい格好、でも何度かした。先生なら、いい。


 花雪さんとばっちり、目が合う。かあって恥ずかしい思いが駆け巡り、思わず俯いてしまった。


 そんなあそこを、先生がじっと見ている。見られるだけでえっち……そのとおりだった。


「ふぅん、綺麗な形してるね」


 お尻? それともあそこ? 言わないとどっちかわかりませんよ。お尻なら嬉しいなぁ。あそこなら、恥ずかしいな。太ももだったら一番嬉しいな、自信を持てそう、絵里さんみたく。


「ああこれはしてるなぁ。確実にその勲ちゃんとやらに大事なとこを見せたな。悪い子め、お仕置きだ」


「してませんったら」


「このまま犯してやる。やらしい顔を花雪にばっちり見られるんだな」


「そんな、あっ……ふぁっ、ん……」


 さっきいじられて準備万端のあそこに、挿入ってきた……ああ、顔歪んじゃった、花雪さん、見ないで……


 ちゅっ。唇に触れる、淡雪。か、花雪さんっ。もうっ。


「うふふ、ちゃあんと見ておりますの。千歳さんの美しく乱れる様を見させていただきますわ」


「そんなぁ……っ、んっ、はっ、先生っ、ひどいっ」


「ダメだよ、さっき間近で見ておいて自分は見るなは通らない」


「あんまり見てませんっ」


「でもダメだ、お仕置きだからな。ふふ。いいじゃないか別に。見られて喜ぶ女になれよ」


「嫌です、あっ、あっ……先生……っ」


「まあ……」


 見られてるっ、せっかく後ろからぱんぱんだから先生に恥ずかしい顔見られないのにっ。ああもう、どうしよう。恥ずかしいなぁ。うう、花雪さん見ないで欲しいなぁ。


 でも、恥ずかしいという思いと一緒に、先生に苛められる嬉しさも、ある。お仕置きだよ、悪い子だ……なんだか、いいの。されたいの。


「私本当にしてませんっ。先生に誓って、なんにもえっちなことしてませんっ」


「嘘つけっ、こんなに濡らしてよく言うよ」


「それは先生とえっちしてるからですっ。先生とえっちできて嬉しいって、それだけですっ」


「嘘だな、お前は悪い子なんだよ」


 ああほら、なんでだろう。ぞくっ、した。


「悪い子は生でセックスするお仕置きだな、生でセックスして、生
膣内射精(なかだし)しないとな」


 それはご褒美ですよ、なんて。野暮なことは言いません。ここは先生に乗っかるの。私もわかってきた。


「ひどいっ、生でなんて赤ちゃんできちゃいますっ。私まだ高校生ですよっ」


「うるさいっ、本当は嬉しいくせによく言うよっ。こんなに締めつけて、嬉しいんだろう? こんなに濡らして、気持ちいいんだろう?」


 はい、そうですっ。言いたいっ、ぐっちゅぐちゅで、ああっ。


「……まあ……っ」


「こんな乱暴に犯されて嬉しい女はいませんっ。さっきはあんなこと言ったけど、あなたを丸め込むために言っただけでほんとはこんなの嬉しくもなんともないんだからぁ」


「なにっ、生意気言ってっ」


「ああっ。ひどいっ、えっちっ。抜いて、これ以上苛めないでっ」


 反対のことを言えばいい。だから簡単だった。これ以上なく演技してるけど、なんだか楽しい。先生も楽しそう、ふふ。


 先生がお尻に当たる。ぱんって、いい音が出る。私はよがり、喘いでいた。あまりの気持ちよさに、耳をかじられてないのに気持ちいいと思ってしまった。かぷっ、ああ耳かじかじされちゃった、気持ちいい……っ。


「ま、まあ、耳まで」


「花雪さん、ああ見ないで、恥ずかしい、見ないで……」


「花雪、見てやるんだ。千歳はこんなにやらしい女だとね」


「嫌っ、見られたくないっ、見ないで、お願い見ないでえ……っ。私えっちじゃないです。先生がえっち、ふぁっ」


 耳ぺろり、ぞわぁ……食べられるとぞくぞくするなぁ。なんでこんなになるんだろう。嬉しいなぁ。


 ああっ、今の顔、花雪さんばっちり見たでしょ? う、わぁ……! 恥ずかしい!


 ちゅっ。そんなときにキスが、先生じゃない、女の子の味。


「お綺麗ですわ、千歳さん。お、お仕置き、頑張ってくださいな」


 ちゃんと見ててあげます。その一言が胸に、突き刺さる。


「あっ、ふぁっ、ひどい、ひどい見ないでっ」


「見てるよ、お前の揺れる胸も、歪む顔も。後ろから犯される様がまじまじとなっ」


 ぞくっ。「ひどいっ、嫌っ」ぞくっ。


 あそこの感触がずいぶん、違う。なんだかいつもとは。ああぐちゅぐちゅう、ああ……えっち、えっち……硬くして……もう……擦れてる……こんなに引っかかれちゃ……しょうがないよ……


「ああそうだ、こう言えば抜いて許してやるよ」


 ぼそぼそ、すぐに繰り返す。この一言はいつも簡単に覚えられるの。


「私は幼い頃えっちなことをした悪い子です。どうぞ生ナカダシでお仕置きしてください。花雪さんの見てる前で、い、イきたいの」


 ずんっ。ああ、ふああ……ダメ、ダメ、ダメ……あん、気持ちいい、よすぎ……っ。


「よく言えました。お望みどおり生膣内射精してやるよ、千歳」


「そ、そんなぁ。ひどい、ナカダシやぁ、抜いてえ……」


「いきたい……? なんのことでしょう」


 花雪さんを置いて、私たちはえっちに走った。先生が押すとふぁと声が漏れる。喘ぎが、出ちゃう。胸をこねこねするとぷっくりしてるのがわかっちゃって恥ずかしく、気持ちいい。髪をかき上げられ耳をべろりとされると電気がびりびり走っていく。そうして、私は乱れていった。花雪さんの前で……


「はぁ、はぁっ……んっ、ふぁっ、ふぁ、う……んっ、はっ、ん……」


「千歳……お前、気持ちいいぞ、いい身体してるな」


「嫌、嫌……お願い、これ以上えっちなことしないで、私、妊娠しちゃうっ」


「うるさい、知ったことかっ」


「なんでもするからあっ。はぁっ、ふぁぁ、あ、ん……」


「……まあ……や、やらし……」


「お願い、やめて、なんでもする。あなたの奴隷になります、なんでも言うことを聞きますから、どうか妊娠だけは、許してえ」


「ようし言ったな、お前は今から私のものだ。一生付き従え、逆らうな。手始めに明日から三日ノーパンでいろ、いいな?」


 低い声に私は、うんとすぐ頷いていた。低くて、どっしりした声。従いたくなるもの。


 ぐぐぐって。盛る、ものにも。


「よく言った、そうだな、ついでに一時間毎にちゃんとしてるか携帯で送れよ、いいな? 一度でもできなかったらお仕置きだ、な?」


「はい、はいっ
 だからお願い、ナカダシはやめてえっ」


「なんでもするんだろ? 安心しろ、ちゃんと孕ませてやるっ」


「あっ、そんなあっ。なんでもするって、言ったのにいっ」


「……っ」


 どうして、どうしてなの。ああ、うん、気持ちいいよう。どうして、うん、いい気持ち。快感が駆け足だ。ぞくぞくって、ぞくぞくってっ。


「おらっ、
射精()すぞっ、ちゃんと受け取れっ」


「ああっ
 そんなぁ ナカダシ、されちゃったぁ ふぁぁ あ、ふぁぁ


 先生の精液が注がれる……嬉しい……ああ、気持ちいいなぁ、うふふ……こんなえっちもあるんですね、あ、ん、多い
 うふ、うふふ……できちゃうよう、へへへ……あっ、あっ、あっ、ん、ああ、ん……


 びく、びく、して。注がれる大事なものを受け取っていた。ああ、こぼれてく、もったいない。


 えっちのあと、うっすら目を開けると。真っ赤でそっぽを向いた花雪さんが。ああそうだったぁ! もう! 恥ずかしい! 隣行くね、ごそごそ。一緒にシーツにくるまろうね、そしたら先生がほら、間に入ってくれるから。


「二人とも今日はよくできたね、偉いよ。お疲れ様、ありがとう。とっても愉しかった」


「そ、それはよかったですわ」


「よかったです」


「しかしまあ、千歳はアドリブが利くんだね。よくあそこで生でえっちは嫌だって言ったね。いつもとは違うのに」


「なんとなく、そっちのほうが先生喜んでくれるかなって。ど、どうでした? 余計なことじゃありませんでした?」


「とんでもない、興奮したよ。ありがとう千歳」


「わぁ……嬉しいです」ぎゅっ。


「さ、さすが高校生は違いますの。お母さまよりよほどこなれておりますのね」


「そんなことないよ、変わらない。花雪さんもちゃんとえっちできてるんだから」


「で、ですけれど、明日から三日も、下着なしというのは、大変ですわよ?」


「大丈夫、先生の言うことだからできるよ。あ、先生、さっきの嫌は全部嘘ですからね? 演技ですからねっ」


「わかってるよ」


 ならよかった。


 それからそわそわ、なでなで、さわさわ。ふふふだった。


 野外露出の日はやっぱりとびきり、優しい。優しく、苛めてくれる。先生、大好き。


「私も大好きだよ、花雪、千歳」


 うふふふふ。
















 二人のご指名に席を立つ。とうとうこの日が来た。先輩の予言どおり、今私は……


 ノーパン、三日目。今日を無事過ごせばいつもの日常へ戻れるのに。昨日からお泊りの憲邇さん宅、朝のご挨拶に。立つの。


 隣は千歳ちゃん。なぜだかいつも以上に真っ赤な彼女と二人、みんなによく見える位置へと。大人数だから食卓はテーブルを三つ連ねる長方形、短い辺に憲邇さん、その反対側へ。二人並んで、そろりとワンピースをつまんで、指示を待つ。


 みんな私がノーパンだって知ってるからか、いつもより恥ずかしそう。でも、憲邇さんが見ろってするから。仕方なく。私も動悸が治まらない。ああ……辱め……


「じゃあ、みんなによく見えるようにして、互いの下着を確認して報告がてら挨拶しろ」


「は、はい憲邇さん」「は、はい先生」


 二人、そろりとワンピースをめくった……


 千歳ちゃんも、ノーパン、だった。


 二人の黒い茂みが、朝食の場へと披露される。
春花(はるか)さんはすぐ目を覆った、次いで柚香里さんも絵里さんも。次々と女たちが目を閉じ、そむけていく。そんな中主人は一人楽しそうだった。


 それが、せめてもの。


「え、えっと、おはようございます先生。ひ、
広子(ひろこ)さんは、ノーパン、です」


「ち、千歳ちゃんも、ノーパンが、下着、です、おはようございます、憲邇さん」


「なるほど、そうだったのか。よくわかったよ、こっちへおいで、下ろすな」


 びくっ。かあっ。見せた、まま? うう、ひどい、恥ずかしい……


 ワンピースをめくったまま辱められ、私たちは憲邇さんの傍へ。みんなの後ろを通るのがまた、うわ、恥ずかしい。


「後ろ向け、見せなさい」


「……」


 お尻を向けて、そっちもめくる。なんにも着けてない二人のお尻が、憲邇さんに丸見え。ちらり千歳さんと目が合い、恥ずかしさのあまり涙ぐんでた。私もだわ、うう。


 さわり、その二つのまん丸に手が伸びる。さわ、られ、た……みんなの前で、こんな場所で……ひどい、はず、恥ずかし……!


「よくできたね、二人とも。今夜は二人ともしんし、ああいや、広子だけにしようか。広子、今夜も私の家へ来なさい、泊まれないなら、早めにね」


「はい、憲邇さん」


「もういいよ、よくやった」


 さっと元に戻す。ふう、ふう。ああ、うう、恥ずかしかった。


 今夜、優しくしてくださいね。優しく、苛めてくださいね。また目隠し、嬉しいな、へへん。


「じゃあ、二人は今日一日その格好だよ、いいね? 千歳、覚えてるな? 忘れたら千歳は、ひどいお仕置きだよ」


 なんだろ、今の含み、更なる辱めがありそう。


「は、はい先生。頑張ります」


「一応言っておくけれど、誰かにバレてもお仕置きだよ、当たり前だけどね。肝に銘じておくように」


「はい」


 二人しっかりと。ええ、それはもう。


 いってきますのキスが。とびきりの蜜味になっていた。








 ノーパンでのお勤めは非常に捗る。どうしてかの緊張感がいいみたい。誰かに知られたら、と思うと油断できず、それがいい意味でプラスに働いていた。前も今も、なんて捗りよう。この三日、どうかしたのと同僚に心配されるほど、私は好調だった。


 ただこの三日、トイレに立ったり、かがんだり。着替えるときだって細心の注意を払って、脱ぐたびに思い知らされていた。エスカレーターには乗れないし、階段も辺りを見渡してから上る。この三日、えっちもお預け。昨日期待してお泊りしたのにお預けで、この前の熱い夜を思い出しては、悶々としてる。こんな辱めされてるのに、って。ああやらしいな、私。


 制服にお尻がくっきり浮き出てないか、いつも心配。ああ誰かに知られたらどうしよう、この前はノーブラ、今回はノーパン。ああ、担当の高校生が夜のおかずにしてたらと思うと恥ずかしくてたまらない。替わってほしい。


 ……でも。だけど。私が危ないことをしているのは患者さんにとっては関係ないこと。しっかりしないと。憲邇さんが悪いんだからって、悪者を作ればいいんだわ。そうよ、バレたら憲邇さんに責任とってなんとかしてもらえばいいのよ。恥ずかしいという思いをどうにか、どこかへやってしまえばいいの。頑張れ広子、負けるな広子。終わってしまえば憲邇さんが優しく、苛めてくれるぞ。


「よっ、最近調子いいじゃん。どしたの?」


「先輩……」


 
(いずみ)先輩に肩を叩かれる。私……い、言おうかしら。どうしよう。


「せ、先輩こそ最近調子いいじゃないですか。式の日取りが決まって」


 やっぱり、言いづらい。同じ仲間だとしても。


「閻魔がさー、うるさいのよ。張り切るしかないじゃない? ほらあたし普段の素行が悪いでしょ? 点数稼いどかないとさ」


「そ、そんなことないですよ。先輩のほうが仕事ができるじゃないですか」


「あはは、そんなことないない。広子ちゃんのほうがナースとして立派よ、おっぱいとか」


「なんでそうなるんですか」


「だってあなた」


 ぼそぼそ。や、やっぱり。同類にはわかるんだ。


「……へぇ、ふぅん。ほんとにそうなんだ」


「あ、あ」


「カマかけただけよー。ふふ、相変わらずね」


 ひどいっ。先輩ったらっ。


「頑張んなさい、乗り越えた先には丘があるわ。丘から見下ろす景色は最高よ」


「よくわかりません」


「ここを越えたら楽ってこと。どーせあの野郎のことなんだから、わかるでしょ?」


「……はい」


「それじゃあお仕事頑張りましょう、今日はあなたがでしょ?」


「……はーい」


 そうなのだ。今日は私が憲邇さんと昼食予定なのだ。ああなにを言われるんだろう、とほほ。確認、きっとされ……


 ……先輩は、おばあちゃんを意地でも自分で世話する、施設になんて入れてやらないと、覚悟を決めてからなにかが吹っ切れたみたい。毎日が楽しそうだった。


 私も、そうあれたらいい。そう思って、制服を直して、仕事に臨もう。ああそれにしても、これ本当にお尻のラインくっきりしないかしら……
















 帰宅してすぐお出になられたご主人様は着替える間を与えてはくれませんでした。今日は私、メイドの
良子(りょうこ)が野外露出だそうです。


 メイド服で、露出なのです。ああはしたない。不幸中の幸い、今日は広子さんや千歳ちゃんと違って、下着はあるということでした。


 もしノーパンで野外露出だよ、なんて言われたら。考えただけで背筋が寒くなる。そんな辱め、ああご主人様、はようございますの……ん……


「良子は妄想好きだな?」


 ぎくっ。「な、なんのことでしょう」


「今なにか妄想してただろう」


 ぎくぎくっ。「し、してませんっ」


「ふぅん。ならいいんだ。なんだか良子は妄想癖のあるように見受けられるからね」


「し、失礼ですねっ。まったくもう」


 大当たりですご主人様。いつもいつも、あなたに優しく穢される妄想、しておりますわ。


 運転席のあなたに、首っ丈なのです。


 めろめろのままだとすぐに着いてしまいました。どこでしょう、ここは。


「時間もあまりないし、ここでご飯もしよう。露出と言えばやはり店内だよね!」


 なぜだかにっこにこのご主人様。二十四時間営業のハンバーガーショップに立ち寄り、不審者丸出しでした(私もメイド服ですし)。


 春花さんはマンション踊り場、まゆちゃんたちは国道近くの空き地、そして絵里さんはショッピングセンター内の電気店。リサーチは済んでいるのです。なるほどなるほど、店内で店員さんに知られぬよう露出なのですね。


 店内は明るい様相に明るいいらっしゃいませの声。夜なのに店員さんは女性で、ちらりと一瞥されましたが特に注視はされませんでした。奥にも何人か店員さんが、ドライブスルーもありますのでそちらに応対している様子。


 すたすたとカウンターまで歩くご主人様。そろそろと後ろについていきます。


「良子はなに食べる? あ、店内で。私はこのビッグマックとてりやきバーガー、それからフィレオフィッシュを、全部セットで。飲みものは全部コーラで」


「よ、よく食べますねぇ」ぴっぴっと入力も終わり、私の番。「えーと、ハンバーガーのセット一つ、飲みものは私もコーラで」


「それだけでいいんだ? じゃあ以上で」


 お会計を済ませ、番号札代わりの紙を受け取り、空いた席を探します。夕食は過ぎた時間帯、店内にはお客さんは一人、二人しかいませんでした。


 これなら。大丈夫、かも。
L字型に席が並ぶ店内、カウンターから斜めの場所を位置取り、お店の人からの視線は壁が邪魔して見えないところをうまく選んではくれました。しかし、ほかのお客さんがまだいます。私はそちらに背中を向けたほうの席へ座ろうとしましたが、ご主人様がダメだよと、反対側へ座らされました。


 ハンバーガーを食べている学生でしょうか、青年の顔が見えます。その後ろにもおばさんがいます。目を合わせようと思えば合わせられる。そんなところに……座ってしまいました。


「安心しなよ、時間もないし軽くを数回に分けてやるだけさ」


「ええっ……ええー……」


 どくん、どくん。胸が高鳴ります。


「せっかくだし良子はお店巡りにしようか。そこで軽くを何回かやるんだ、ああ悪いけど、深くはしないよ、まだ早い。今するとお前は調子に乗りそうだからね」


 はい、乗ります。きっといけないメイドになるでしょう。さすがご主人様なのです。


「多分あれくらいじゃ腹が膨れないだろうから、もう一軒食べもの屋さんを回って、それから、この時間だとどこが空いてるかな、適当にドライブして、明かりのあるお店に入るのもよさそうだ」


「そ、そうですね。ご主人様とドライブなんて嬉しいです」


「顔がぎこちないぞ、ふふふ。大丈夫だよ、軽くだから。まずは下着だけって決めたんだ、気分が乗らない限り」


 嘘つき。まゆちゃんも千歳ちゃんもおっぱい見せましたよ? 海ではやりすぎたと反省しているからといって、露出させるのが大好きなご主人様列車が止まるとは思えません。


 どんとこい、です。


「幸い人もいないしね、こっちに注目してもいない。残念だけど。メイドが珍しくないのかなぁ」


「あちらの学生さんは多分お勉強でしょうし、おばさまもなにか読んでるみたいですね」


 ここからだと見える。よかった。


「まあいい、そんなもんさ。じゃあ、良子」


 ぼそぼそ……かああ……俯きかけ、でもと、えいと、前を向き。頷くのです。メイドの務めなのです。ご主人様のご要望を満たすのは。


「八十六番でお待ちのお客様ー」


 声がかかる。ご主人様が頷く、私も応える。そうして立ち上がり、メイド服の胸を張って、歩いていった。


 カウンターの前に立ちます。トレイ二つ分のハンバーガーたちができ上がっていました。ごくり、生唾を飲み込みます。声、出す、出すの。


「ご、ご主人様っ、ひ、一人じゃ持てませんので、お願いします」


「ああごめん、すぐ行く」


 気づきませんように……店員さんはともかく、ほかのお客さんが振り返りませんように……ああダメ、ご主人様がそんなことより早くしろの目だわ、ううっ。頑張れ、良子っ。


 メイド服のふんわりスカートの裾を、持ち上げ。後ろをゆっくりと上に上げました。こちらに歩くご主人様からは私のガーターリングに靴下、そして真っ白ショーツが丸見え、お尻が丸見え……恥ずかしい……誰も、誰も私を見ませんように……誰も入店しませんように……店員さんからは見えないのがせめてもの、ああ、恥ずかしい……ご主人様、早く済ませてください、は、早く、撮って……


 誰かが店内へ入って来いらっしゃいませの声同時にカメラのシャッター音なんで聞こえるのでもこれでいいよねスカートを下ろします。


 ほっ。終わった。隣に来たご主人様に思わず擦り寄り、くっついてしまいました。


「こら良子」


「あ、ごめんなさい」


 ぱっと離れる。い、いちゃいちゃしちゃった。ふう。二人でトレイを持ち、前の場所へ。


「ご主人様、ひどいです」


「ごめん、誰かが入店するとは思わなかった。いやぁ、露出って難しいね、撮影も」


 すぐにビッグマックに手をつける。そうです、もっと周到に準備してくださいませ。そうしたらいくらでも、ごほん。


「しかし誰も来なかったらカメラのシャッター音で不審に思われるかもしれなかったねぇ。うぅん、そうだな、なにか話しながらのときや店員さん、周りの人をなにかに注目させている間を作ればいいわけだ」


 ぶつぶつ、真面目に露出のことを考える変態さんです。まったく、メイドにはありがたい限りです。カメラは一体どこに隠して撮影なさったのでしょう。ハンバーガー、割とおいしいですね、もぐもぐ。


「今日のも載せろよ、いいな?」


「はい、ご主人様。ポテトいかがですか? あーん」


 ぱくっ。食べてくれるご主人様、ふふふ。大好き。


「今来たお客さんたちはテイクアウトか……ふむ、じゃあもう一つ、良子」


 ぼそぼそ。かああ。うう、ひどいご主人様です。こ、この位置だと繰り返しになりますけれど、み、見え……


 にっこり。「早くしろ、私が食い終わる前に」


「は、はいご主人様」


 例の二人を見、夢中になっているのを何度も確認してから、胸元のリボン、ボタンを外して……


 前をはだけ、させた。真っ白ブラが丸見え、になる。ふんだんにあしらわれた巧みなフリルが、私の豊満と言っていいくらいに育ってくれたバストが、丸見え。熱い、熱いですご主人様。視線が、あなたの視線が……


 かしゃり。また撮影されました。そそさと戻そうとするとお叱りの目、ううと手を膝に。


「もう少し、いいじゃないか」


「……ご主人様ぁ」


「そのままでいろよ、いい格好だから」


「……」


 辱めでした。まだ胸をぺろんとしていないことが救いです。ああこの時点でこうも恥ずかしいのに、胸を露出するなんて千歳ちゃんまゆちゃん、よくできたものです。私、恥ずかしくって、とても、ああっ……


 羞恥に、塗れた、唇は。あまりにもとろけそうなほど、蜜の味でした。


「いいよ、戻しなさい」


 そそさ。ふう。よかった、二人とも夢中ね。よかった。


「さて、早く食べてしまいなさい。私は終わったぞ」


「え、あ」


 あれだけあったものをご主人様はあっさりと平らげておりました。私もハンバーガーの残りを食べてしまいます。ポテトもなかなか、おいしいんですね。


 食べ終えた紙類を処理し、お店の外へ。今日は晴れて星明りが眩しいほど、そして海沿いは風も強く、涼しい。ああめくれます、危ない危ない。


 夜に見るご主人様は、精悍な顔つきでますますいい男でした。


「よし、次はファミレス行こう、パスタが食べたい」


「はーい」


 二人車に乗り、空いた夜道を走らせました。ご主人様は髪フェチなので、途中何度も髪を梳かしにきました。少し照れます。


 同じく二十四時間営業のファミリーレストランへ。メイド服で入ると店内は割と盛況、若干の恥ずかしさが。こちらなど見もせずお話にお食事に夢中でしたけれど。


 禁煙席に二人、並んで。ご主人様はミートソースとほうれん草とベーコンのソテー、海草サラダを頼んでおりました。私は先ほどのと緊張でなにも食べられそうになく、ただ、と、ガトーショコラがフェア中だったのでお願いしておきました。甘いものでもないと大変です。まったく。ご主人様にも食べさせやすいですからね。


「意外と盛況だな、ふむ、どうしよう」


「お、お手柔らかにお願いします」


 今度の席はさすがにあちこち人に囲まれ、とてもじゃないけれど胸など露出しようものなら、ひそひそです。


「上がダメなら下しかないな。脚を広げろ」


「は、はい……」


「なんだか盗撮っぽくなるけど、まあいいか。わかるよな?」


「……」


 そういえば春花さんもやられたそうな。すすす、すそすそとメイド服を持ち上げていきます。そうしてももの上にメイド服が乗っかり、膝小僧から先が露出します。


 空けた脚の間から。のぞくショーツを、かしゃり。音が喧騒に紛れて消えていきました。


「お待たせいたしました、こちら海草サラダになります」


 ことん、置かれている間も、戻してよいとの指示はありません。テーブルの下に隠れた私のメイド服がどうなっているか、運んできた店員さんは知らぬままに去ってゆきました。


 胸の高鳴りが止まりません。どきどきどこどこと、大はしゃぎです。恥ずかしいのに……私ときたら淫らなメイドでした。ご主人様の命令をこなす喜びに飢えるあまり、きちんとできると恥を越える歓喜に沸いているのです。ああなんてはしたない、どうぞお叱りくださいませ、ご主人様……


「全部届くまで、そのままでいろ」


「……はい……」


 じっとりと、私は焦がされてゆきました。耐えるのもまた、楽しい。一品ずつ運ばれる食事に、びくつき。前のめりの体はきついと言う。バレなかったとほっとため息、はぁ。


「ケーキはあとでって言ったっけ、じゃあいいや、戻しなさい」


 そそさ、もぞもぞ。膝小僧にメイド服がある感覚がないと、なんともまあ不思議です。


 もぐもぐするご主人様をじっと見ます。こんなにも露出させ上手なご主人様。ああ、愛しい。


「しかしまあ、これくらいみんな周りを気にしてないなら上もできそうだなぁ。うん、よし、良子」


 ……囁かれる愛撫は、私を溶かしてゆきます。ごくり、でも、逆らえないのです。


 そわそわと辺りを見渡し、誰もこちらなど見ていないと確信してから。さっと手早く、胸元をはだけさせました。また私の真っ白レースが、フリルふりふりが、白日の下に……先ほどとは違います、短い間でも、これだけ、ああ思うと恥ずかしい、恥ずかしい、ご主人様、大好き……


 カラーン、なにかが落ちる音。私の椅子の下に、フォークが。


「ごめん、拾ってよ」


 そのままで。……泣きそうになるのを我慢しながら、そっと手を伸ばし、席の外へ体を出して手を伸ばし、フォークを拾いました。


「ありがとう」


 右手のところまで差し出せ、と。ご主人様は本当にお上手でした。私はかがみながら前へのめり、手を伸ばしてフォークを渡します。テーブルの上で大きな胸のブラが、踊っていたことでしょう。


 その間、誰かに見られたかどうか。確認する術はありませんでした……! 恥ずかしい! 羞恥の極みです、もう!


「いいぞ戻して。いいじゃないか、まだ下着だけなんだから」


「そういう問題ではありませんっ、もう」


 そそさと、戻して。はぁとため息。店内露出、大変です。大変ですっ、もう。


「まあまあ、そうカリカリするな。もうデザート頼むか」


 ベルを鳴らしておりました。気づけばもうミートソースもあと少し、サラダもほうれん草もほんのわずか。早いです。それとも、私が気づいてないだけ?


 露出してると、時が経つのが早いのかも。


 届いたガトーショコラはまずまずでした。


 お店の外、もういい時間。明かりはあちこちにあります。さて、どこへ行きましょう?


「いろんな二十四時間営業があるといいのになぁ。やりやすいのに」


 ぼそりとまあ、なにを呟いていらっしゃるのやら。


「じゃあまあ、見えるところにあるレンタルビデオ店にしようか。ちょうどいい、十八禁コーナーもあるし」


「……はい、ご主人様」


 正直
AVの類は一切見たくありませんけれど。プレイの一環ならば仕方ありませんものね。


 車が少し走り、煌々と明かりのある不夜城へ。ちょっと大げさだったかも。でも確実に土方と思しき中年のおじさんが入る理由って、ああ偏見だ、私の頭がピンク色。


 夜も半ばの、人はそれなりにいる店内。どこでするのでしょう。もちろんのこと、監視カメラだってあるでしょうに。ああほらあそこも、あそこにも。やっぱり角が多いですね。


「……ふぅん。人の心理とは不思議なものだ」


「え? どうかしましたか?」


「いや、こことなると良子、注目の的だよ」


「え」


 さぁっと顔面蒼白になる。じろじろ、ほんとだ見られてる。あ、う、恥ずかしい。メイドが珍しいの? さっきは全然、なんで?


「これは難しいなぁ。うぅん。まあ知ったことじゃあない。良子、こっちへきなさい」


「え、でも」


「いいから、私と一緒なら平気だよ」


 腕を引っ張られるままに、十八禁のコーナーへ。バツ印の垂れ幕をくぐると、そこはめくるめく肌色の世界。ああ、うう、どこを見ればいいのやら。さっきのおじさんだ、ああ違う別のおじさんだ。じろじろ、こっち、見ら、見られ……!


 ご主人様の裾をくいと、引っ張ります。


「こ、ここは、恥ずかしいです」


「一人しかいないよ」


「周りがもう、責め苦ですっ」


「存外良子と同じ格好のやつもあるねぇ。さすがにデザインは全然違うけど」


 どうして男性はほいほい平気な顔していらっしゃる? ああ、そんなの見せないでください取らないでくださいっ。


「あはは、面白いね。どうしてそんなに焦ってるのか知らないけど」


「早く出ましょうっ」


「ふぅん。いいよ良子、二択だ。どっちがいい?」ひそひそ声に変わる。「あの人がいなくなってからここで監視カメラへ露出か、自分で選んだ
AVをカウンターに持っていくか」


 ぞくり。……この顔は、面白がるこの顔は、許してくれぬご主人様です。どんな懇願をしても、きっといいからやれと仰るに違いないのです。


「十秒以内に決めないと両方やらせるぞ。十、九、八」


 七、六……焦りが早鐘を打ち、胸が苦しくなります。ど、どちらが、どちらがまだマシ? 五、四……ああ、ああ、ああ! ど、どっち? どっちがご主人様許してくれる? 喜んでくれる? 三、二……!


「ろしゅ、つ、します。ここで、しま、す」


「よくできました。いやぁいろんなのがあるなぁ。勉強になるかもしれない。でもAVはAVだしねぇ」


 急に普通の話を、普通の声色で。黙っていると不審がられると思ったのでしょうか。楽しそうです。私は……宣言してしまった、自分から……監視カメラへ向かって、露出する、だ、なんて。


「やっぱり女の人ってこういうところは入れない? こういうの、見たくない?」


「わっ、私は遠慮したいです。恥ずかしいです、早く出たい」


「まあちょっと待ってよ、せっかくだから夜を楽しみたいじゃないか。なにか参考になるものがあれば二人はより親密になれる」


 それはそうですけれど。た、確かにここに並ぶものが参考になるのなら勉強がてら観るのもありかもしれませんけれど。やっぱり恥ずかしい。やめておきましょう。


 などと話しているとおじさんが出て行きました。下しか向けないので足が動いていくのでしかわかりませんが、きっとそうでしょう。ほかに誰もいない状態になります。ゆっくりと顔を上げ、ご主人様を見……


 にっこり笑顔に、篭絡されるのです。


「カメラはあれ、角のやつ」


「だ、誰か来たら」


「すぐ知らせる、助けてやる。そこはね、私だって嫌だ」


 ほっと、最低限に安堵し。そろ、そろ、とカメラの前まで。上空から斜めに辺りを撮影しているカメラの、真下へと。


「こういうのって音声まで拾ってるのかなぁ。うぅん、まあ話すと聞こえるし、黙ってよう」


 言葉とは裏腹、話し続けるご主人様。ど、どのようなポーズをご所望でしょう? ご主人様の言うとおりにします、しますから、早く教えてください。


「三回目なんだから自分で考えてやれよ、早く。私が
OKを出すまで、な?」


 ぞくぞくぞく……はぁ。ひどいご主人様。大好きです。


 軽くなど、許さないと。満足するまで何度でもやらせるとの、仰せです。ああどうしましょう、どこまでやればっ。


 とりあえずはご主人様の大好物、スカートたくし上げをして、カメラにも下着が映るよう真下から少し距離をとりました。斜めを映す監視カメラに、これで下着が映ったはず。こ、これでどうでしょう? かしゃり。


「うぅん、いろいろな種類があるなぁ。でもやっぱり、どれを見ても彼女のほうが綺麗だなぁ」


 許してはくれません。ではお尻は? くるっと回って今度はお尻をぺろん、見せます。カメラ目線でじっとり見上げて、これでどうです? かしゃり。


「あ、この子良子に似てるねぇ。ああうん、こういうのは似てる人を見るものじゃあないな」


 ダメでしたっ。ど、どうしましょう。な、ならばっ、リボン外して、ボタンも、胸元はだけさせ、のっ、真っ白ブラを丸見えにして、かがんで谷間を強調なのですっ。ど、どうですか? 上からのカメラなら私の谷間が、丸見えですよっ。かしゃり、かしゃかしゃっ。


「もう一つそそるのがあれば借りるけどなぁ。うぅん、やっぱり彼女に勝るものはないみたいだ」


 もう一つ、ですねっ。えっと、ええっと、どうすればっ。たこさんになった頭はパニックに近く、足音が幕の向こうから聞こえるたびに悲鳴を上げそうになります。それほど恥ずかしく、たまらない。次はなにをすれば満足なさるのか考えられない、どうしようっ。


 ……見せるのよ、良子。自分から、はしたない大事なところを、見せるのよ。胸でいいじゃない、自慢のバストでしょ。ひけらかせばいいの、ご主人様はにっこり許してくれるわ。きっとそうよ。自分からやれば、きっと、ああでもご主人様に言われたい、胸を見せろよと、言われてからがいいっ。どうしましょうっ。


 ……ぐいと、かがんで、ブラの谷間に、指を入れ。下ろし、ました。両方の手で、谷間に指を入れ、ブラを、ずらし、ました。私の
Eカップが、ぽろんと、顔を出します。監視、カメラにっ、丸、見え……! 恥ずかしい! ご主人様、許して、これでどうか、お許しください……


 かしゃ、かしゃ、かしゃ……かしゃり。……ぞくっ、ぞく……


 ぽん、なでなで。「よくできたね、そこまで。自分からなんて偉いぞ、よくできました。もういいよ、戻しなさい」


「はい……はぁっ」


 ブラを戻しリボンを戻し、元のメイド服へ直ります。はぁ、はぁ。どきどきしたぁ。誰も来なくてよかったです。


 誰もいないのをいいことに、カメラの下で、キスまでしました。甘い果実が、口の中でとろけます、ん……


 真っ赤な頬に手を寄せられ、私もと重ねます。にっこり笑顔のご主人様、愛しい。


「じゃあ出ようか。せっかくだしなにか借りてく? ここのじゃなくて」


「い、いえ、特になにも」


「ここまでやってくれたんだ、なんでもいいぞ?」


「……帰りたい、です。一刻も早く」


「ふぅん、そっか。なら帰ろうか」


 二人、手を繋いで。いけないコーナーから出るとまた注目を浴び、恥ずかしい。でもと、ご主人様についていきました。ふら、ふらと。


 車内で落ち着き、ほっとため息。はぁ、大変だった。


「ご主人様……きちんとご命令はこなしました。ご褒美、くださいませ」


「うん、わかってる。よくできたね、あそこまでするとは思わなかったぞ、偉い偉い」


 なでなで……うふふ。ありがとうございます。


「大丈夫、監視カメラってね、異常がない限り見たりしないんだ。まあ、大丈夫だろう」


「そうでないこともあると思います。油断大敵です」


「あはは、そう。ならそう思っておくといい」


 車は静かに発車しました。暗い夜道をゆっくりと、走ってゆきます。


 私はずっと、しでかした羞恥の数々を思い出しては、噛み締めていました。……うう、恥ずかしい……胸を自分から、見せちゃった……








 でも二人の城(もっと大勢いますけれど)に帰れば、もっと乱れる、メイド。玄関先でどんと突き飛ばされ、尻餅をつくと、ご主人様は衣類を脱ぎ捨てておりました。こんなところで、と思いますが、殿方が急かすので仕方なく、応じるのです。こ、ここで焦らすのが女性のたしなみなのでしょうが、私はえっちなメイド、自分から……望んでおりました。ご主人様にここで今すぐ、蹂躙されたい。獣のようなセックスに応じたい。切に願ってさえいる始末。いけないメイドなのです。


「今日は熱帯夜だな、玄関開けておこう」


 ぞくりっ。……背筋を駆け抜ける、いけない感覚。「風も入っていい気持ちだ、なぁ?」


「……」静かに、頷きます。ええ、構いません。夜ですもの、誰も訪ねてはきませんわ。全員ここにいるのも、わかっておりますし。


 でも、誰か外を通るくらいは、ありえる。そこに想像がいってしまうともう、赤面が止まりませんでした。ああ、恥ずかしい。


「火の用心の拍子木、もう終わったかな?」


「ご、ご主人様の帰る前にしておりました」


「そうか、残念」


 ちらりと奥をのぞくと、きっと出迎えに来てくれたのでしょう、まゆちゃんらしき人が壁から顔を出して覗き見しておりました。私に気づくとさっと顔を隠して逃げます。早く行ってくださいな、誰にも聞かれたくないのです。


 ご主人様が上にのしかかるようにして、私の両膝の間に膝を置きました。私をゆっくりと押し倒し、ぷつぷつとボタンを外していきます。リボンも外され、胸元をはだけさせられました。ああやっぱり、着たままえっちですのね。なんて本望、嬉しい。


 半脱ぎへと脱がされていく、達成感。本日頑張ったご褒美に、とびきりの優しい。監視カメラの前と同じく、
Eカップの自慢のバストが、ぽろんとのぞきました。じいっと見られています。嬉しい、嬉しいなぁ。


「メイド服、確実に汚れるけど、いい?」


 こくり。何着も予備はあります。どれだけしつらえたかしれません。平気です、ご主人様が望むなら、当たり前なのです。


「よかった」ちゅっ。


 谷間に顔を埋められました。それほどあることが嬉しく、なんだか撫でたくなります。けれどそんなこと、メイドがおこがましいのです。絵里さんならやるでしょうけど、あちらはこれほど豊かでありませんからね。谷間をすりすりと味わうご主人様のやらしさがありがたく。くすりと笑みがこぼれます。


「あっ」


 むにゅっ、と。揉まれると。なんだか声が漏れます。おかしいな、今日はお胸も、感度が……


「今日の店内露出、どうだった?」


「とっても恥ずかしかったです。見つかるかと思ってどきどきしました」


「そうか、それは大成功だ」


「あっ、ん……」むにゅん、潰されるほど揉まれると、いけません。いけないのです。


「店内は野外とまた違う味わいがあって楽しいんだ、またやらせるよ? いいな?」


「はい、ご主人様」


「いい子だ」ちゅ。さわわ。ふふふ。


「それじゃあ店内露出で興奮したかどうか、確かめるか」


 すっと手が、ショーツの中へ。勝手に脚が閉じようとし、でも間に挟まる男性の膝が、それを打ち払います。するすると忍んでくる男の指が、私のいけないところに侵入してきました。


「んっ……ご主人様……」


「あれ? おかしいな、濡れてないぞ。淫らなメイドのお前は興奮して濡らしてるはずなんだがなぁ」


「わっ、私はそんなはしたないメイドではありません。濡らしてなど、い、いま、ん……」


「そうか、良子は露出好きじゃあなかったか。残念。まあ、露出好きにしてやるよ、今からじっくりな」


「はい、ご主人様」嬉しゅうございますわ。


 くちゅ、くちゅといじられました。時折手を合わせ、唇合わせ……胸に顔を沈められ、吐息が胸の先にかかるくすぐったさ。あそこを押す男の指、拒む脚、開かされ。見つめ合う視線、乱れた着衣。冷たい床、玄関は開いてる。風が髪をかすかに揺らし、ご主人様を逆立てる。


 上に見る、人の、恐ろしさ。怖いほど透き通った瞳に、飲み込まれ。海へと、落下してゆくのです。


「好き……」勝手に口が、動くほど。


「私も好きだよ。挿れるぞ」


 いつの間にか片足だけ脱がされたショーツ、いつの間にか濡れてる私に、ご主人様が挿入って、きました。


「あっ……ああ、ご主人様……」


 メイドの癖にいつも、ご主人様に愛玩されている。これ以上の至福はありませんと、きつく抱き寄せました。ああ、がっしりした背中、きっとえっちのしすぎで鍛えられたのですね。


「露出してたお前、綺麗だったぞ」


「もう、そんなの言っても、嬉しくありませんよーだ」


「それは残念だ。本当に、私の好みかな、露出している女は美しいと思えるんだ」


「変態、んっ」


「だから私のメイドさん、ずっとし続けろよ、いいな?」


「はい、ご主人様」


 あなたの言うことは永劫、聞き続けます。どんなことでも、きっと。


 硬い廊下の上で犯されました。メイド服のまま犯されてゆきます。私にぴったりのご主人様が挿入ってこようとし、一度距離を置き、また挿入ってこようとする。それの繰り返しを受け続けました。そのたびに私は喘ぎ声を漏らし、淫らなメイドでした。揉まれても、突かれても声の出る。いやらしいメイドなのです。ご主人様に蹂躙されるのが、こうも……気持ちいい……気持ちいいの、です……私という花はご主人様を受け入れ、喜びに咲き誇っていました。淫らに、いやらしく。


「ご主人様ぁ……あっ、あっ、ん……んっ、んっ、あっ、あっ、ああっ」


「動くたびお前の胸が揺れてるぞ、やらしい」


「嫌、嫌です、言わないで……」


「いいじゃないか、すごく興奮する。お前の胸はやらしいよ」


「嫌……」でも、ぞく、ぞく…


 責め立てられるはメイドの本懐。言葉でなじられ、身体で押され、嬉しがる。ああ淫らな、メイド。


「そういえばホームページ見たよ、お前の」


「ああっ、見ないでくださいませ」


 恥ずかしい。見られたんだ。


「載せておけと言った写真がなくってね、手錠を着けたやつ。どうしたんだ?」


「……あんまりにも、恥ずかしくて……パティちゃんには、渡しませんでした、あーっ」


 ごつんっ、ぐりっ、ぐりっ……ぞくっ、ぞくぞくっ。


「あー、ご主人様、許して、ごめんなさい、でも、でも恥ずかしくって、あーっ」


「店内露出楽しかったです、と言え」


「はい、店内露出楽しかった、あっ、ですっ」


「自分の恥ずかしいところを晒して興奮しました」


「自分の恥ずかしいところを晒して興奮しまし、んっ、たっ」


「私は露出好きの変態メイドです、どうかお仕置きください、ほら言えっ」


「は、はいっ、はいっ。わ、私は、あん、ああ、露出好きのお、変態、メイドでございますっ。はぁ、あ、あ、ああ、えっと、どうかご主人様の愛のこもったお仕置き、くださいませえ、あっ、あーっ」


 やっぱり、だ。言わせられると、ぞく、と、快感、が、押し寄せる。止まらない、ほど。なじられたい、と。もっと、と。ああいやらしい、メイド。メイド失格、ね。


「認めたな、ド変態」


 ぞくう……「は、はいすみません、私は変態メイドですぅ」


「露出を強制されて嬉しがるのか、見せたがりの変態だな」


 ぞくっ、ぞくぞくう……ぐちゅ、こん、ぐちゅ、こん……


「こうやって玄関開けて、セックスの最中まで見せたがるんだな? そうだと言え」


「ああっ、そんなぁ。言えません、それだけはっ、違うのです、あーっ」


「言えよ、認めろよ。そうなんだろう? お前は見せたがりの変態露出狂なんだろう? メイドのくせにな、なぁ?」


 ぞくぞくぞくう
 ……ごつん、ごつん……はぁ、はぁ。ご主人様の低いあまぁい声に、迫られると。違うのに認めたくなって、しまう。どう、しましょう。ああ。ん。認めたら本物の変態メイドに、なってしまう。それは嫌なのです。けれど、この声色に、惑わされて……ぐちゅ、ぐちゅ、むにゅん、むにゅ……ぼーっ……ああ胸、揉まれると気持ちいいなぁ。あそこ、突かれると感じちゃうなぁ。言っちゃおうかなぁ。


「言えないなら大声だそうか? 隣の人くらいは来てくれるぞ、この辺親切なお節介が多いからね」


「ああごめんなさい、許してください。ほ、ほかのことならなんでも言います、私は、淫らじゃ」


「嘘つけ、認めろよ、楽になるぞ? 三秒待つ、言えないなら大声な、三」


 ぞくっ
 ……そんなもの、私はすぐに結論が出るのです。


「はい
 私はセックスの最中まで見られたがりの、変態メイドでございますぅ 変態の露出狂で、申しわけありません


 ああ、言っちゃったぁ……違うのに、見られたくなんてないのに、とうとう……でも、でも……言わせられると、こんなに……感じてる……気持ちいい……濡れてる……


 ごつん、ああーっ。ああ、気持ちいい。


「言ったな淫乱め。そんなに見られたいなら自分で声出して誘えよ、なぁ? 今自分はなにをしているか声に出して言え。そうして見てくださいと誘うんだ」


 ああひどい、ひどいご主人様
 大好きです。大好きです。


「言わないならまた大声出すぞ、いいのか? ああそうだ、携帯で友人でも呼び出そうかな、いいものが見られるって」


 すぐに携帯を取り出すご主人様。考える間など与えてはくれないのです。なんという優しさでしょう。私は、私は……


「い、今大好きなご主人様と、あっ、えっちしてます、えっちしてるんですっ。はぁ、玄関でえっちしてます、仲良ししてるんです。メイド服で、あっ、ご主人様に犯されていますっ。大好きなご主人様に生で犯されてるとこ、見てくださいっ」


 やっぱり涙が出ちゃう、恥ずかしい……ああまたやらしいこと言っちゃった……何回も、ご主人様ぁ……誰も、誰も来てませんよね? ひどい、大好き。


 さわわ、すりすり。なでなで、ようやく、ちゅっ。


「よく言えたね、偉いよ良子。すっごく興奮した。頑張ったな。じゃあご褒美あげる。一つしかないけどね、欲しいだろう?」


「……」こくこく。


「よし、あげる。綺麗だったよ、良子。大好きだ」


「はい、私も、好き……っ! あーっ! ご主人様っ、あーっ!」


 それからの振動で私という花は正に咲き乱れたのです。ずんずんずんずんされ、快感に喘ぎ、むせぶほど。ずぷずぷずぷずぷされ、刺激に酔い、踊るほど。ごつんごつんああっ、気持ちいいっ。ご主人様が侵入してくる快楽に勝るものなどないと、思えるほど。熱く滾ったご主人様が気持ち、よかった。で、でもなぜか、なでなでも若干、いいと思いました。不思議なものです。ああ、ん、やっぱりあそこが、いい。すごく、いい。ご主人様、私たち相性ぴったり、です、っ、ねっ。


「良子っ、射精すぞっ、いいなっ、メイドだから生でなっ」


「はいっ、どう、ぞ……
 ああーっ あっ、あっ、ああっ ああーっ


 射精して、いただきました
 メイドのくせに、生で……あっ、う……はぁっ、ご主人様……注がれる、大量の精子、を、打ちつけられ……私は、絶頂に達したのです。なんと淫らな、いえ正しい。ああ、ん、イッちゃっ、た あそこから全身へ広がる快感に、イッちゃっ、た だってご主人様のご慈愛を、受けたのですもの。それはオーガズムに達しますわ。ああいつものことですけれど、こんなに気持ちいいのは初めて、かも。また新しい達し方、でしょうか。ご主人様にどんどん開発、されてるのですね……ああっ、まだ、感じる……ご主人様が、入ってくる……


 脈打つ身体が、収まるまで。しばらく待っていました。長い長い仲良しの快楽に……ご主人様は海ですから、文字通り溺れ……ああ、気持ちよかった。こぽこぽ、二人の愛の証なのです。


「気持ちよかったぞ、良子。私のメイドさん」


「はい、私も、とっても気持ちよかったです」


「それはよかった。いやぁでもお前は見られたがりの淫乱メイドだったんだね」


「ちっ、違います。あれはプレイの一環で認めただけで」


「あはは。そういうことにしておこうか」


「違いますからねっ」


「はいはい。うぅん、誰も来なかったか。外はまあ当然として、家からも」


「それは来ませんよ。見たがる人なんていませんから」


「良子の声、聞こえなかったかなぁ。残念だなぁ」


「残念ではありませんっ。もう」


 聞こえていたら、と思うと。震えます。早く戸を閉めて欲しいと思います。


「さすがにもう閉めるか。ほいっと。いやぁ、でも店内露出も楽しかったなぁ。またやろうっと」


「もう、いやらしい。あ、お手伝いは結構です、私がやりますので」


「そう? 悪いよ、私も」


「いいえ。後片付けはやらせてください、私の楽しみなのです」


「そこまで言うなら……」


 拭き拭き、綺麗にする。メイドの楽しみなのです。ご主人様が汚したところを、綺麗にするのです。ふふ、たーのしいっ。


 ……な、なんでしたら。そちらも、綺麗にしますけど?


「ん? なにその目。私の顔になにかついてる? それとも」


 ぼそり。ぞく……こっくん。事後にまで感じたい、変態でごめんなさい。


「じゃあやってもらおうかな」


 では、と。許可をいただいたのでそろりと、事後のはだけた格好のままでご奉仕なのです。ぺろ、ぺろ……ご主人様の味……舐めて綺麗に、しますね、ふふふ……ああ、ビターな大人の、味です……でもどこか、ほんのり甘い……


 舐めあげると恍惚とした充実感に浸る、淫らなメイドでした。


「ありがとう、綺麗になったよ。お前はよくできたメイドだな」


「ありがとうございます。もったいないお言葉」


「いや、いいメイドだよ。ありがとう。毎日本当に感謝してるよ。これからもよろしく頼む。昼も、夜もね」


「はい、ご主人様」


 どんなときも、私はあなた様のメイドでございます。


「で、では、そろそろ、他の方の夜這いへ、いってらっしゃいませ」


「あ、うん。ありがとう、行ってくる。すまないね、お前と寝られればいいのだけれど」


「いえ、充分です。ご主人様、そんなところを気にするほうが余計なんですよ?」


「……いや、敵わないな。ありがとう。じゃあ、お言葉に甘えて。今日は楽しかったよ、また」


「はい」


 歩いていく、半裸のご主人様(ズボンまで穿いてもらいました。でないといけません)。後ろ姿もまた凛々しいなぁ。ぼー。


 大好きです。大好きなのです。めろめろ。うふふ。ああ、今日こそ宿るかなぁ。うふふ。
















 携帯で送られた憲邇さんの指令を、忠実にこなしている。最近めっきりはまったのか、また目隠しをして。私はずいぶんいやらしくなった。憲邇さんと同じ職場になった二年前では、考えもしなかったことを、してる。でも……嫌じゃない。あの人の指令をこなすのは、とても、充実感がある。恥ずかしい、けれど。


 憲邇さん宅に着いてから、私と先輩の部屋で、自ら目隠しをして、ドアを開けたまま、ドアに向かって、ノーパンのスカートをめくったままで、じっとしている。いわゆる、放置プレイ(だと思う、詳しくないもの)。私の陰に咲いたものを、見せている。誰が通ってもわからない、誰が見たかも、わからない。お客さんが来てもやめるなと、言われている。ドアが閉められたら、また開けろとも。


 どきどき、していた。簡単な指令だよと、本文にあったけれどそんなのは嘘だ。いつもなら下着を見せるだけだけれど、よりによって今はショーツを履いていない。その状態でめくったまま、じっとしていろ、腕を下ろすな、だなんて。最初に見たときは目眩がした。けれど、きちんとできなかったら八月にえっちはなし、と言われ、仕方なくやっている。そう、仕方なくなの。しょうがないからやっているの、憲邇さんの求めだから。


 こんなことをしていると、隣に看板を置いてあるようなものだわ。『私は痴女です。どうぞいやらしいところを見てやってください』って。なにをされても文句は言えない、男の人が見たら犯されたって、自業自得。ああ……恥ずかしい……


 足音がするたびにびくっとなる。緊張と心臓が早鐘を打ち、喉が渇いてくる。でも下ろせない、見せていなければならない。確実にドアが開いているから不審がられる、のぞかれる。私のあそこが、見られる。もう何度も足音がし、それが止まり、のぞかれている感覚、視線。全部感じている。恥ずかしくてしょうがない。誰が見ているのかもわからない。そんなまま。確実にこの家の住人に見られた。憲邇さんの命令だってわかっているでしょうけど、その後足早に通り過ぎるのがなにもかもを物語っている。
奈々穂(ななほ)ちゃんに見つかってないのがせめてもの救いだった。こんな状態で声をかけられたら、ああ、背筋が。


 夕食は食べていいと言われた。見られたのに。うう。と、確実にわかっている人が何人もいた。でもなんとか無視して、恥ずかしさを我慢して乗り越えた。でも食べたらまた、憲邇さんが帰ってくるまでずっとだと、携帯は言ってる。何度見ても文面は変わらなかったから、やるしかない。八月、私だってえっち強化月間にちょっとは、賛成なんだから。


 ……手も疲れてくる。もういっそ、スカートを上に入れてしまって、めくれっぱなしにしておきたくなってくる。今日も憲邇さん遅いのかな、露出させるのかな。また足音がする、恥ずかしい、見ないで、今度は、ああ立ち止まったっ。うう……


 私は……じっと誰とも知れぬ人に見られ続け……頭が混乱していった。羞恥の地獄へと落ちていき、段々……えっちなことしか考えられなくなっていった。憲邇さんが帰ってきたらうんと甘えよう。優しくしてもらおう。苛めてもらいたい、罵ってもらいたい。きちんとできたからとご褒美にうんとキス、それからプレゼントに縄で、縛ってもらって、うんと焦らされて、私が大声でお願いしますえっちしてと、言ってから挿入でしょ、最中もドアを開けたままがいいなぁ、それで大声で喘ぐまで動いてもらわなくって、なにも抵抗できない私に生ナカダシされるの。そうしたあとに優しく抱きしめてもらって、よくできたねって褒めてもらうの。それがいいなぁ。早く憲邇さん帰ってこないかなぁ。私ちゃんと陰毛見せてますよ? 大事なあそこ、見せてるんです。頑張ってます。憲邇さん……大好きなご主人様……


 待つ、放置プレイは。私の頭の中から、憲邇さん以外の情報を淘汰させていった。憲邇さんのことしか考えられない。愛しのご主人様のことだけを考えて、もじもじと過ごしていった。ああ、丸見え、恥ずかしい……と、繰り返し、繰り返し。憲邇さん、早く来て、なでてください、と。繰り返し。


 永遠とも思える長い時間を過ごして。私の肌を汗がべっとりと流れるまで時間が経ち。ようやく憲邇さんの匂いが香る。足音、空気も憲邇さんだ。ぽんと頭に手を置かれ、なでなで。


「ただいま、広子」


「お、お帰りなさい、憲邇さん」


 低い声、甘い。甘いなぁ、いい声だなぁ。


「どうやらきちんとできていたようだね。ノーパンを確かめるために言ってみたはいいけど、うまくいくかどうか不安だったんだ。しかし……緊張した? 汗びっしょりだよ」


「そっ、それはもうっ」うわずる声。「大変でしたっ。いろんな人に見られて、でも誰かわかんなくってっ」


「そうだろう、怖かった? もう大丈夫だよ」


 ぎゅっと抱きしめてもらった。私はぐすり、それで泣き、泣いてしまい……


「うわあああん、怖かったです、憲邇さん、怖かったぁ。お、男の人に見られるかもって、うわああん」


「よしよし、泣かないでくれ。よく耐えたね、偉いよ」


 汗びっしょりも構わず、思いっきり抱きついてしまう。うわぁ、安心するなぁ。ぐす、いい硬さだなぁ。


「私、ぐす、頑張りましたぁ。ご褒美、ください、キスしてぇ」


「いいよ」ちゅっ。うふふ、ちゅっ、ちゅう。ああ、気持ちいい。なんて嬉しい口づけ。


「ちょっとやりすぎたかもしれないね、今後は控えるよ」


「お願いします、バカ」


「まあでも、忘れた頃にはまたやらせるけどね」


「……はい、憲邇さん」


 目隠しの向こうはやっぱり、大好きなご主人様だわ。この人になら一生、ついていける。楽々な、ほど。


「こっちへおいで、ひとまず座りなさい。疲れたろう」


 導かれるままにベッドへ座り込む。疲れ、たのかな。どちらかというと精神的にかも。隣に憲邇さんもいるし、全然平気。温かい。


「……? あれ、憲邇さん上半身裸ですか?」


 背中のべたつきは汗をかいたあとだ。私と一緒。


「暑いからねぇ。本当は裸がいいんだけど、注意されたんだ」


「そうですよ、裸でなんていないでください」


「うぅんでもなぁ、暑いんだよ、本当。どうせ脱ぐじゃあないか」


「それとこれとは別です」


「うぅん、参ったなぁ」


「お願いします。裸でいられると困ります。ズボンだけでいいですから、穿いてくださいね」


 でないと、みんなえっちかと身構えてしまう。ただ裸でうろつくだけでも大問題だ。


「わかった、わかったよ。しかしこれは大変だ……じゃあ暑くてもう脱ぎたいから、広子」


「はい、憲邇さん」


 えっち、します。なんでもします、よ。へへ。どんとこいです。


「お前は私のなんだ?」


「はい、従順な性奴隷です」


「私の言うことはなんでも聞くか?」


「はい、なんでも聞きます」


「よし、お前はいい女だ。今日は頑張った褒美をやろう。なにがしたい? ああ、目隠しはさせてやるよ、嬉しいだろう?」


「はい、ご主人様。えっと、そうだなぁ」


 やっぱり縄がいいけど、私が我慢できなくなるまで焦らされるのもいいなぁ。放置プレイはやったし。じ、実はコスプレもしてみたいんだよねぇ。絵里さんみたくチャイナは、むちむちだからいいとしても、も、もう一回セーラーに身を包んだら、憲邇さん喜んでくれそうだし。


「おい、お前は主人を待たせるのか?」


「は、はいすみません。えっと、でしたら、苛めてください。で、できたらお優しく」


「ふぅん、苛められたいんだ?」


「はい。ご主人様に苛められると嬉しがる女なんです」


「へぇ」ぎし、ぎし。「罵られたり? ぶたれたり?」


「はい。嬉しいバカな性奴隷なのです」


「ふぅん」


 うわぁ、にっこりしてそうな声。目隠ししてなかったらにんまりしてる憲邇さん、見られるのになぁ。


「わかった、精一杯頑張るよ。お前はやらしいからな、満足させられるとは思えないけど」


「と、とんでもないです。ご主人様のほうがやらしいです」


「嘘つけ、こんなことしてるくせに」


 あっとスカートがめくられる。私は慌てて押さえるも、憲邇さんの手が強くて逆らえなかった。


「ノーパンで過ごしたんだよな、今日も。三日だっけ、よくやるよ」


「だ、だって憲邇さんがやれと」


「いやいや、お前だって興奮したんだろう? 楽しかったんだよな?」


「ひ、ひど、ち、ちがい」


「言えよ、楽しかったです、またしたいです興奮しました」


「ち、ちが、ちが……」


「ふぅん、そうか。言えない女に用はないな、またな、広子」


 立ち上がる音。あ、あ、あ。わ、私は手探りで必死に、憲邇さんを手繰った。


「い、言います、だ、だから待って、ください」


「スカートめくって言え」


「は、はい」さっとする。見せる、あそこを。


「ノーパンで三日過ごして興奮しました」


「はい、ノーパンで三日間過ごして興奮しました、私は変態女です」


「いいぞ、わかってるじゃあないか。次」


 ぼそぼそ、はぁん。わかりました、言います。


「今日は一日、ノーパンをひけらかしてぞくぞくしていました。目隠しをして誰か知らない人に見られたと思うと感じていました。そのたびに股をくねらせる卑しい女です。どうかご主人様の猛るものでお仕置き、してください」


「そこまで言ってないのに自分から言うんだな、淫売め」


「はぁっ、すみませんですぎたことを」


「いいよいいよ、お前が卑猥なのは今に始まったことじゃあないものな。ふふふ、本当は今日のやつは次の段階もあるんだが、今教えると大変そうだ、やめとこう」


 そっと顎をなぞられる……はぁ、はぁ。どうしよう、頭がぞくぞくしてる。なんでだろう。言わせられるだけで、なじられるだけで、私……


 感じてる。じんわり濡れて、るの。


「お仕置きはなにが欲しい?」


「ご主人様の精がほしいです」


「かしこまらなくていいぞ、お前の好きな言葉で言え」


「……ご、ご主人様の、おち○ちんが、ほしいです……そ、そこから、精子を注いでほしい、です。わ、私のおま○こに……」


「変態だな、お前」


 びくっ。「自分からよくそこまで言えるよ、女のくせに卑猥なやつだ。どうかしてるぞ」


「……ご、ごめんなさ……っ」


 さぁっと、指が、あそこをなぞる……びくびく、ぞくぞくぞくっ、はぁ。き、気持ちいい。こんな軽くされる愛撫が、どうして。


 快、感。


「ここに挿れて欲しいんだな?」


「はい、っ、そ、そこです」


「挿れて欲しいならそれなりのポーズがあるだろう、広子?」


「はいご主人様」


 奴隷のポーズと言えば、四つんばい。憲邇さんのほうへお尻を向け、四つんばいで自ら、スカートをめくった。私のお尻と、あそこが丸見え。憲邇さんに、見せるの。自分から。


「いい格好だな、広子」


 さわりとお尻をなぞられる。びくっと、私はそれも気持ちいい。別の手が急に乱暴に胸を揉みしだき、ブラウスのボタンを弾き飛ばして、ブラもめくった。


「ぁっ……んっ……ぁ……ぁ……」


「相変わらずいい胸してるな、揉み甲斐抜群だぞ」むにっ、むにっ。


「はい、ありがとう、っ、ございますっ」


「尻もいいぞ、いい形をしている。やらしいな」さわさわっ、むにむにっ。


「はい、ありがとう、っ、ございますっ」


「私はこの太ももも好きだぞ、美しいじゃあないか」すべすべっ。はぁっ。


「ああそんな、お褒めいただき光栄でございます」


「でもまあ、一番はここかな」


「ぁっ……」


「こんなちょっと触るだけこんなに濡れる。今日のお前はどうかしてるぞ」ぐっちゅ、ぐっちゅ。


「……ご主人様のご命令を、っ、はっ、こなすうちに、そう、なって、っ、しまいました」


 放置プレイに罵られ、か、感じたのです。


「そうかそうか、それは嬉しいよ。見てて気持ちいいな、こんなに濡れてると、ずっとこうしていたくなる」


 くちゅ、くちゅ……あっ、あそこばっかり、いじ、あっ、揉まれ……太ももを滑られ、お尻を撫でられ、キスはお預け……あそこは本当にぐんぐん濡れてる。早く憲邇さんがほしいって蠢いている。なのに憲邇さんは愛撫するばっかりでいっこうに挿れようとしてくれない。ただただ、じれったいけど気持ちよく濡れていくだけ、だった……


「ぁっ、ぁっ……ご、主人様、あのっ、あっ、あのっ」


「なに、どうした。今いいところなんだ、四つんばいのお前をずっと眺めていたい」


「……っ、んっ、んっ……ぁっ……い、挿れ、挿れて、くだ、さい……っ」


「なに? なにか言った?」


「い、挿れ、っ、挿れて、えっちしてぇっ。憲邇さんがほしいのっ、えっちしてっ」


「一丁前に言うじゃないか。私の気分だよそんなもの。もうしばらくしたらしてやるさ。どうしてもって言うなら、なにができる?」


「そ、そんなぁ……ひ、ひどっ、ひっ、んっ、ぁっ、ぁっ……」


 じらされてる……快感が……じれったい……でも気持ちは、いい……いいの……でも、もっとが、知ってるから……私は……


「く、首輪を……つ、着けます。ご主人様のものである証拠を……で、ですから」


「へぇ、そう。よろしい、それなら合格だ。ただし自分で買えよ、ついてってやるから。自分で選ぶんだ」


「はいご主人様。ど、どうかご慈愛、くださいませっ」


「わかったよ、広子」


 ずぷっ……
 ああ、快感 気持ちいい たっぷりじらされてからのえっちって、こんな、ぁん……


「ご主人様……ぁっ、ぁっ、ぁっ」


「広子……さすがだな、気持ちいいぞ」


「ああ、ありがとうございます。ぁっ、んっ、んっ、ぁ、ぁ、はぁ」


 ご主人様が動いてくれた。お尻をぱんぱんやらしく鳴らして、何度も突いてくれる。緩急のついたやらしい腰使いが、私を苛め抜いてくれる。あそこが歓喜に叫んでいた。とびきり、濡れてる。感じてる。じらされて、苛められての、えっちは、とびきり気持ちよかった。


「お前はどうだ、気持ちいいか?」


「はい、とっても、気持ちいいですっ、んっ」


「念願のセックスだ、もっと声出していいぞ」


「やっ、我慢するのっ。ご、ご主人様にも、聞かせたくないの、ぁっ、んっ、はぁっ」


「なんだ、残念だな。ふふ、だがまあ、そんなお前もかわいいよ、綺麗だ……美しいぞ、広子」


「ありがとうございます、嬉しいっ」


 なでてももらっちゃった。へへ。褒められると気持ちいいなぁ。感じちゃうなぁ。


「ぁっ、ぁっ、ぁっ、んっ、ぁっ、ぁ、ん、っ、はっ、っ、んっ、ぁっ」


 ご主人様は逞しかった。私を執拗に苛め抜いてくれる。引っかいて、擦れて、快楽に満たしてくれる。もう……気持ちよすぎてどうにかなりそうだった。気が遠くなる、快感が、ああこんなにも、気持ちいい……ご主人様に胸を揉まれると完全性感帯、感じすぎてしまう。びりびりする。身体がふわふわ危なっかしい。ご主人様に突かれると浮いて、飛んでっちゃいそう。無理矢理後ろを向かされてキスしてもらうと、泣いちゃうほど嬉しい。嬉しいの。泣いちゃうの。涙が目隠しから流れていくほど、たくさん泣いてる。気持ちよくて、温かくて、ありがたくって。私なんかに優しいご主人様。そんな私の涙まで、拭いてくれるの。感じないわけなかった。お尻が鳴ると喘ぐの。あそこをぐいぐいされると喘いじゃうの。声、聞かせたくなってくるの。


「ぁっ、ぁっ、あっ、あっ、あん、ご主人様、好き、好き、あっ、んっ」


「私も好きだよ、広子。いい身体のお前が大好きだ。お前は一体誰のものだ?」


「ご主人様のものですっ、あんっ」


「私の言うことに?」


「絶対服従ですっ、んっ、っ」


「なにをされても?」


「文句は言いませんっ、はっ、ぁっ、あっ」


「よく言えたね。ふふ、お前おかしいだろ。今言わされてぐっと締めつけたぞ」


「やぁ、そんなの言わないでぇ……っ」


 ぐちゅっ、ぱんっ。はぁっ。気持ちいいっ。


「もう一度言え、お前は一体誰のもの?」


「ご主人様のものですっ、はぁっ」


「私の言うことに?」


「絶対服従ですっ、あっ、あっ」


「ほら見ろ、今締めつけたろう? 誤魔化すな」


「や、やぁ、言わないでぇ……」感じちゃう。


「なぁに、簡単だろう。お前がまた認めればいいだけだ。さっきはできたじゃないか。ほら、言わされると感じる淫らな女ですと、言うだけでいい」


「言いません、嫌ぁ……っ、はっ? あ、あれ?」


 動きが止まる。目隠しの向こう、振り向くと。憲邇さんがまた笑っているような。


「簡単じゃないか、やれ」


「嫌、恥ずかしい」


「じゃあこの昂ぶったものは自己処理しようかな、今のお前を見るだけで簡単そうだ」


 すす、ぐぐ、抜けてきそう……ああやだ、やだやだ、私は完全あなたの虜なのに。


「お願い、抜かないで、やぁ……い、言います、なんでも言いますぅ。わ、私はやらしいことを言わせられると感じる、淫らな性奴隷ですっ。はぁっ。ご主人様、最後までえっち、してっ」


 ぐちゅん
 はぁ 突っ込まれちゃった、やらしい 言わせられたあとの再挿入は、とびきりの蜜味だった。


「いいぞ、言えるじゃあないか。お前は言いたがりの淫売だよ、覚えておけ」


「はぁ、そんなぁ。ひ、ひど、ぁっ、ひど、いっ、っ」


 認めたくはない。絶対確実にそうだけど、認めたくはない。嫌だわ、そんな淫らな、ああ気持ちいいっ。


「ぁっ、あっ、ぁっ、あっ、んっ、はぁっ、はぁっ、あっ」


 もう声が我慢できなくなりつつあった。大きな声が出てる。恥ずかしい思い裏腹、気持ちよさは倍増していってる。段々と昂ぶる憲邇さんを受け止めるたびに、快感があそこを突撃し、私の身体を壊していく。憲邇さんの汗の匂いがここまで届くほどお互い汗をかき、匂いでえっちな気分が増している。硬い憲邇さんが侵入するたび、私はいやらしい喘ぎ声を漏らし、我慢しているのに胸を潰されるほど揉まれるだけでもう、声が高く嬌声となる。お尻を軽くなぞられたらおしまいだ、身体がびくつき、悦楽に痺れてしまう。叩かれたりなんかしようものなら、馬のようにはしたない声で喘いで、ご主人様大好きと叫んでしまう。そうして気持ちよくなってくれているご主人様がそっとキスを運ぶと、ぽーっとした赤面の嬉しさと心地よさに包まれるの。目隠ししてても見える、憲邇さんの凛々しい顔。見とれて、海に溺れるの。そこからまた、突くのが再開して。私のあそこが蹂躙されるとあまりの気持ちよさに、い、たっ、イッ、達し……!


「ご主人様っ、あっ、あんっ
 はぁ、お、おね、おねがっ、あっ」


「なにかな、聞こえないな」


「私、もう、もうっ……はぁっ。ご主人様っ、して、してっ」


「なにか言えっ、言うんだっ」


「はいっ。ナカダシしてくださいませぇっ



「よし、よく言った。お前はかわいいぞ、広子っ」


「あん
 ご主人、様ぁ ……ぁっ ぁっ、ぁっ ああ…… ふふ、あっ ああ……いっぱぁい


 ナカダシをしてもらう。ご主人様の射精で、私広子奴隷は、イッたの。達しましたの。ご主人様の大量の精子が、生で注がれていく、快楽……溺れるのは簡単、一生浮き上がれない……ぁ、ぁ、ぁ……気持ちいい……絶頂、だわ……ま、まだ……ぁ……ぁぁ……


 四つんばいで、びくびくって。ご主人様をきっちり、受け止めました。抜けるとこぽこぽ、たくさんすぎてこぼれました。もったいないです。


「ご主人様……」


「広子……」


 ようやくようやく、目隠しを外してもらいました。久しぶりの外の視界に、いの一番に憲邇さんが映り、惚れ惚れします。ふふふ、カッコいい。ああ、爽快な気分。


「よくできたね、広子。偉いよ。今日はお疲れ様」


「いえ、私も楽しかったです。頑張ったかいがあったっていうか、き、気持ちよかった」


「へぇ、そう。それはよかった」


 なでなで。ふふふ。ありがとうございました。とっても楽しかったですよ。


「三日間お疲れ様。大変だったね」


 それから後始末をして、二人で布団に包まりました。このあともまだ夜は浅いし、憲邇さん夜這いするんだろうな。それまで、お相手してもらおうっと。


「本当大変でしたっ。もうしないでくださいねっ」


「広子の仕事振りからすると平気っぽかったけどね。まあ控えるよ。それより」


「……はい。一緒に来てくださいね、自分で選びますから」


「ついでにいろんなものを選んでもいいぞ、好きにするといい」


「もう、やらしいんだから」


 選びませんよ? 首輪だけです。ふふ。もう既に持ってるものかとも、今になって思いましたけど。よかったまだで。


 それからごろごろ、ちゅっちゅして。ふふふ。楽しかった。ああ、気持ちよかった。本当、憲邇さんとのセックスはいつも、とびっきり気持ちいい。ご主人様もだと、いいな。


「おやすみ、広子」


「おやすみなさい、ご主人様」


 くすりと笑い、眠りへ。ご主人様、大好き。またえっちしてくださいね。またなんでも、言いますから。


 広子はすべて、あなたのものです。ふふ。
















































































 第六十一話あとがき的戯言




 こんばんは、
三日月(みかづき)です。


 日付が進まないよー。お話が進まないよー。でも書くのが楽しいよー。もっとエロく! もっと萌えを! 探求したいと思います。でも普通のお話もいいよね。


 本日の弱音・作中ですら野外露出撮影をうまくするにはどうすればいいか見当もつかない。どうしよう。フィクションのお約束に頼るのは最終手段なのです。どうしよう。


 それでは今回はこの辺で。ここまでお読みくださりありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。




 
20110404 三日月まるる




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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

2011/08/27 19:44 | 小説COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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