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「ごめんなさい」その八十三_第八十話_顔が見えなければセーフ

 こんばんは、三日月です。
 お盆ですね。こんなときに更新できるとは、インターネットはやはり便利です。みなさんはお墓参り、しましたか? できるときにできるといいですよね。
 拍手コメントメール、ありがとうございます。ほんに嬉しや。
 次回予告のコーナー! 次回はとうとう泉さんの結婚式です。
 それでは第八十話です。どうぞ。


























 八十 顔が見えなければセーフ








 病院でのお昼、
(いずみ)広子(ひろこ)と時間が合ったので一緒に食べていると、相良(さがら)がやってきた。


「よお
深町(ふかまち)クン。ちょうどいいや沢田(さわだ)サンに小林(こばやし)サン、朗報だぞ」


「なんだい、朗報って」


 にまーっと相良の顔がだらしなく広がる。


「喜べ、休みだ。休みをもらった」


「ああ、よかったじゃあないか」


「違う、お前らもだ。というか、うちの病院のスタッフ大体全員に、順番に、となる、らしい」


「ええ? どういうことだい、なにか、あったのかな」


「あったあった。院長のやつがな、体壊して、なんでか忘れたけど入院しただろ、ここに」


 そういえばそうだった気がする。


「そしたら、愕然としたらしいぜ。俺らスタッフの働き具合に。とてもじゃあないが、患者側として安心して任せられないほど、疲れ切ってる、無理してるって」


「ありゃりゃ。そりゃまー、あたくしたち頑張ってますけど、そこまでじゃあないですのに」


「いや、院長はこれはまずいってさ。質の悪いサービスを提供するわけにはいかないし、寝不足のやつがどの面下げて治療だのなんだの、まっぴらごめんだってな」


「そうはいっても……現状働くスタッフを回すのだってかなりぎりぎりのはずだぞ? そんな私たちに休みなんかとれるものか?」


「そこでだ。うちの院長はスタッフを限りなく増員して、回せないか試したいそうだ。緊急じゃあない、そう深町クンのような人から休みに入ってもらって、回るか試しつつ、そうしている間にもスタッフを増やして、とにかく人員を増やしてちゃんとした体調で治療に当たらせたいってさ」


「増やすったって、医師がそうごろごろ転がっているはずもないだろう」


「ああ、だからほら、まだ俺ら雑多な、ぶっちゃけ俺らがやる必要ないこと、やらされてるだろう? 書くものが多すぎじゃねえか。その辺の手伝いの人員を増やして、深町クンらに休みを与えている間に、医師らスタッフを引き抜いたりするそうだぜ」


「へぇ……休めるならそれはありがたいね。でも患者さんの予約があるけど、それはどうなったんだ?」


「話はついてる、お前にも向こうにも連絡もいってるから心配するな、あとで確認しとけ。可能だったから言ってるんだ」


「本当かい? それはそれで大変だったろう」


「ああ、そうらしいな。で、ゆくゆくは忙しい部署をあまり忙しくないようにしたいそうだ。そうなったら俺もサラリーマンみたいな勤務になれるかもしれない、ってさ」


「それはいいじゃないか」


「ああ、そりゃあもう。どちらにせよ、俺たちの奮闘が実になったみたいで嬉しいな」


「そうだね」


「あら、お二人ともなにかしているんでしたっけ」


「沢田サン、俺らは俺らで、やれることをやってるんだ。とりあえず医者の数を増やそうってな。それだけさ」


 ああ、それだけだ。それだけで、いくつもの問題が解決するんだ。実際に増えるのは何年後か知れないけれど、それでも。


「あらま、それは嬉しいですわ。看護師も増やしていいと思いますわよ」


「もちろんだ。増やしてもらえるよう頑張るつもりさ」


「ふふ。なんだかいい顔するようになりましたね、相良先生」


 広子が言うと少し照れたように首を振る相良。


「まあ、毎日充実してるよ。おっとそう、休みの日だけどよ、お前は運がいいぞ、三連休だ。月末前の金、日が休みな。お前確か、元々土曜休みだろ?」


「ああ、そうだね。それは土曜も休んでいいのかい?」


「元からの休みに足せないと意味ないだろ、そうさ。沢田サンも小林サンも一緒だ、金、日が休みな」


 泉も広子も、今週の土曜は休みなので、偶然にも三人、三連休になるな。これは嬉しい。


「んじゃ、よかったな。これがうまく回れば、俺も来月か再来月か、また食べ歩きに出られるな、あいつ連れて」


 相良は以前から、日帰りでもとあちこちを食べ歩きするのが趣味だったりする。忙しくて最近は行けてないそうだが、それなら休みがもらえればなんとかなりそうだ。ぜひ彼女を連れて行ってほしいものだ。


「ふふ。おいしいとこ見つかったらぜひ教えてくださいね、相良先生」


「ああ、もちろんだ。じゃあな深町クン、沢田サン、小林サン。よっしゃ! いっちょ張り切るぞー!」


 なんともわかりやすい。しかし休みのほしくない人はいないだろう、わからんでもない。


「あ、じゃあせんせー、これ、月末のどこかお出かけ、ずいぶん楽になったんじゃあないですか」


「確かにね。ちょっと予定を考え直すよ」


「そうしましょう。はい、あーん」


 広子の差し出したウィンナーを食べる。


「うん、おいしい。ふむ、じゃあどうしようか……」


 それから三人、お昼の時間を月末のことを語りながら過ごしていった。
















 レオタード姿で普段を過ごすのはとても、とてもとても恥ずかしいものでした。深町様の仰せは確かにそのとおりではありますが、それでも恥ずかしいものは恥ずかしいのです。私はもう三十九の二児の母、
八尋(やひろ)春花(はるか)なのです。


 で、ですが、やはり深町様の言うとおり、この格好ではいるもののずっと深町邸の私たち八尋一家の部屋に閉じこもっているのは、卑怯な気もするのです。
静香(しずか)さんや千歳(ちとせ)さんはそれは役割柄、深町様のお部屋にいるのはそれは当然ですが、私は違います。


 平素どおり、この格好のままで過ごしてこそ、旦那様もご満足なさるでしょう。私はそう決め、なんとか今日のこの日を過ごしてゆきました。


 明日は登校日。明日もまだまだ、深町様の調教は続くのです。張り切り、ましょうっ、春花っ。


 そうして勇気を出し、自室より出て、キッチンへ向かいます。昨日お誘い頂いたロールケーキ練習教室をやっているはず、なので、私もお手伝いにと。


 キッチンではチアリーダーの格好をしたままエプロンを着けたまゆさんみゆさんたちと、本日がお休みの皆様ご一緒にロールケーキ作りに精を出していました。静香さんが昨日は張り切る予定でしたが、深町様の許可は下りなかったそうです。


「まあお母さま、ようやく来ましたわね」


 
花織(かおり)の言葉に皆様がこちらを振り向き、レオタードを凝視しているように感じ、なおさら恥ずかしくなります。萎縮しますが一度えいと、気合を入れて面を上げ、にっこりと微笑んで見せました。


「ええ、遅ればせながら、私もお手伝いできたらと」


「ちょうどよかったですわ、お母さま、花織ときたら味見味見と、クリームを舐めすぎですの。どうにかしてくれませんか」


「むう、お姉さまだって味見しているではありませんかっ」


「花織は食べることが目的になっていますわ、ロールケーキを作るのが今日の目的でしょう、もう」


「はいはい、その辺にしておきましょうね。花織、心配しなくとも完成したらいーっぱい食べられますわ」


 むむむとにらめっこするかわいい自慢の娘二人をとりなし、こんな格好でとはいえ、私もケーキ作りに参加しました。一応、エプロンを着けてですので、少々殿方のお好きな格好になっているのかもしれませんけれど……


 じーっとこちらを見ている視線を感じ、振り向くと、まゆちゃんがほっぺに生クリームをつけたままこちらを見ていました。


「……
憲邇(けんじ)さん、そういうのも好きなの? スカートだし」


「え、ええっと……そう、みたいですわ」


 なんだかもじもじします。子供とはいえ、同じ釜の飯を食う仲であるハーレムの女の子、じっと見られると気恥ずかしいですわ。


「ふぅん。わかった。なんていうお洋服?」


「レオタードですわ。私は一応、これはバレエ用なのですが」


「ふぅん、れおたーどかぁ。ね、ね、お母さん」


「まゆは別のをあの人にプレゼントしてもらうんでしょう? あんまりあれもこれも一気にするのはよくないわ」


「むー。けちー」


「まゆが新体操やバレエを習いたいっていうならもちろん買いますけどね、あの人のための衣装はお金が余ったときだけで、無駄遣いしませんからね」


「ちえっ。しょーがないね。憲邇さんお金ずんずん使っちゃうもんね」


「ねー? せんせぇお兄ちゃん、なんでもかってくれるし、いっぱいぷれぜんとだもん。ななほえんりょしちゃうよ」


「おお、
奈々穂(ななほ)ちゃんすげーなー。あたしえんりょしないもん」


「だめだよ、あれはどおらくものだよっ」


 またどのテレビからの影響か、奈々穂さんはたまに言葉遣いがおかしくなりますわね、ふふ。


 それからロールケーキ作りを手伝ってゆきました。
絵里(えり)さんや良子(りょうこ)さんはさすがに料理上手、甘いものを作るのも上手で、よい先生となっていましたわ。ただ、たまに私に視線がきますけれど。うう。まゆさんやみゆさんのチアリーダーはかわいらしくて、それはそれはお似合いのため皆様あまり気にはなさらないようですが。うう。


 じろじろと体のラインを見られてしまう。これがもし異性だったらと思うと、恥ずかしくてしょうがありませんわ。け、けれどまだ、同じ仲間同士気が楽ではありました。


「春花さん、一枚いいですか?」


 と、そこへ、メイド長の良子さんがカメラを片手に、なんと私を撮りたいというのです。


「ご、ご主人様が、春花さんがエプロンを着けたなら撮っておきなさいって。春花さん、携帯まだでしょう? なので私が」


「……」


「は、春花さんも、せっかく今日は休日ですし、携帯の一つや二つ、買っておいたほうが便利ですよ」


 誤魔化す言葉も今は遠く、この姿を撮影される恥ずかしさがすべてに勝ります。しかし、けれでも、深町様の仰せなのなら……


 私はこくりと頷いて、良子さんに一枚、二枚と、エプロン付きのレオタード姿を撮影してもらいました。


「ありがとうございました。あ、ご主人様が、お買い物に出かけるなら上にお洋服を着てもいいとメールがきましたよ」


「そ、そうですか」


 携帯電話というものはやはり便利なのですね。で、では、この機会に買っておきましょう。


 深町様のお言葉を、もっともっと頂くために。
















『ぁん、あなたあ
 はい、産みます、あなたの赤ちゃん産みます だからください、あなたあ


 えっちな映画の上映会を、私、千歳猫と静香猫さんとで、見ている。二時間見たら一時間お休みのえっちな映画館。今の絵里さんのはとてもとてもえっちで、でもあったかくて。なにより先生がとても気持ちよさそうでいいなぁって思う。


 こうして裸に首輪を着け、ベッドに紐で繋がれていると、本当に猫さんになった気がする。先生の猫さん……いっぱい、猫さんなら甘えてもいいかなぁ。静香猫さんみたいに、すりすりしたい。


 ……実はまだ体に落書きが残ってる静香猫さん。今の姿を如実に表す、『牝猫』で『性奴隷』の『憲邇専用』猫さん。体に優しいマジックで書かれたものは、少なくとも今日一日くらいは太ももから消えてくれそうになかった。


 その、猫さんと二人、いえ二匹で。一人えっちをしている。静香猫さんはこのえっちな映画を見て一人えっちをしなさいとのご命令だったそうで、なら、だったら、私もと願い出たの。その、最初は私はいいって言ってくれたんだけど、先生にちょっとでも進みたいって、ちょっぴりわがままを言っちゃったかも。でも、先生はにっこりいいって言ってくれたし、一人えっち、頑張ってるの。ほんとは今日はやめようって考えてみたいなんだけど、静香さんが猫さん八月ずっとするならって、やっぱりやるんだって。お散歩の前にはやめるからって、よくわからなかったけど。


 本当は静香さんはみんなと一緒に今日はロールケーキの練習教室をしたかったみたいなんだけど、先生がそれより猫さんで八月残りなんだからって、一人えっちのほうを優先しなさいって言われたみたい。お料理頑張る静香さん、ちょっと見てみたかったけど。


 私も、そっちより先生を満足、させたいもの。


「……ぁ、せんせ……せんせ……そんなとこいじっちゃやです……っ」


 静香猫さんはやっぱり先生にしてもらう想像しながらえっちしてる。もちろん私も、先生にいじってもらってると思い込んで、自分のあそこに指を伸ばしていくの。


「……っ、先生……先生……っ」


『あん
 あなたあ ああ うー はぁ……


 画面の向こうでは絵里さんがナカダシされてた。いいなぁ。いいなぁ。って、これ録画だった。なんで忘れるかな、はぁ。


「……いいね、絵里さんは」


「うん、いいね」


 静香さんと頷き合う。と、お互いの裸が見えちゃってすぐあっち向いちゃうけど。


「きっと猫さんも完璧にやっちゃうんだよ。にゃんしか言わないんだよ」


「そこまでなりきっちゃうのかなぁ。すごいなぁ」


「千歳さん、猫まねうまかったですよ、さっきのせんせに」


「そう? そういえば、兄からも母からも
(いさお)ちゃんからもお前は動物のまねがうまいって言われたような」


 あ、勲ちゃんで思い出したけど、今日
石丸(いしまる)さんとお茶だった気がする。あとでお断りの連絡しとかなきゃ。


 猫さんになったんだもの。私は今日から三日、猫さんなの。


「あたしなりきりたいんです。参考にもう一回、してくれませんか」


「うん。なあ、なあ、にゃあ」


「おお」


 な、なんだかそうしてじっと聞かれると照れちゃうな。恥ずかしいよ。


「せんせが帰ってきたら、にゃあんでお出迎えしましょうね」


「うん。猫さんになりきるの」


 二人でそっと微笑み合う。と、いちゃいちゃしてる絵里さんと先生が変わり、今度はどこでなにしてるんだろう、と思ったら、映画はここでいったんおしまいみたい。


 すぐに良子さんがやってきて、次のをセットし、一時間後に備える。私たちはほっと小休止に、いじるのをやめた。


「さて、そろそろいい時間ですね。おしっこの時間にしましょう」


「え」「え」


 良子さんが恥ずかしそうに俯きつつ、でも先生の言うことを伝えてくれた。


「今日はおしっこはあらかじめ決めた時間にさせなさいってご主人様が」


「わぁ、ペットらしいです。ね、千歳さん」


「うん。いいですよ、行きましょう」


「そ、そう? さ、さすがのお二人さんですね。じゃあ、今から外しますね」


 かちゃかちゃとリードがベッドから外れ、私たちはようやく自由の身になる。けど、今からするのはおしっこなの。


 四つんばいで良子さんの後ろをついていく。廊下を歩いていくと通りすがりの
詩音(ふみね)さんに出会い、かあっと赤面しちゃう彼女にこっちも恥ずかしくなり、俯くと、良子さんに引っ張られる。ああ、これ先生だったら今の、嬉しいだろうなぁ。はぁ。良子さんはこの辺、きっと先生にしっかり言いつけられてるんだろうなぁ。すごいや。


 そのまま三人は庭に下り立ち、良子さんはリードを持ったまま明後日を向いててくれた。やっぱりしているとこを見られるのは恥ずかしいし、助かるかも。


 静香さんはもう慣れたものなのか、ちょこんと猫さんみたいに座って、その場でおしっこをしていた。す、すごいなぁ。お、お座りみたい。


「や、の、そんな見られると恥ずかしいです……」


「あ、ごめんなさい」


 すごいな、壁の向こうすぐは外なのに。気にせずおしっこをしていく静香さんに、私もお座りみたいに座りこんでみる。良子さんがおしっこの終えた静香さんを拭いてあげていて、そ、そこまでとなるとまたなんだか恥ずかしくなり、緊張してきた。お、おしっこしなきゃ、しなきゃって思えば思うほど、できそうから遠ざかってしまう。


「はい、綺麗になりました」


「ありがとうございます、にゃ」


「わ、私にしなくともよいのですよ、もう」


 なりきりすごいな。わ、私も早く、おしっこ、済ませたい……と、思うほど出ない、感じが、する。


「千歳さん、出ませんかね? 今出ないと次はちょっとありますよ?」


「……」


 ちょっと涙ぐんでしまう。どうしてこんなところでちゃんとできないの、と、自分を叱咤しても、出ないものは出なかった。しばらくそうして待っていても出ず、とうとう良子さんもしびれを切らしてしまう。


「うぅん、出ないなら戻りましょうっか。千歳猫さんは次まで我慢してくださいね」


「……はい、にゃ」


「ちゃんとおしっこできた静香猫さんはご褒美で甘いものあげますね」


「ありがとうございます」


 そうしてまたリードに引かれ、四つんばいでお家へ戻っていく。はぁ。できなかった。次まで我慢できるかな、あそこでお漏らしなんかしたら、恥ずかしすぎるよ。


 とことこと戻っていくとまた詩音さんに出くわし、かあっとお互い赤面してからまたリードを引っ張られてしまう。


 私たちは、本当に、ペットなんだ。


 ぐいと引き上げられる首にどこか、えっちを感じて、なんだかどきどきしていく。詩音さんは目をぎゅっと閉じてすぐ引き返し、私たちも先生の部屋へ戻っていく。しっかりとベッドに繋がれ、良子さんは出て行くとすぐに戻ってきて、ペットの餌箱用のお皿にアイスクリームのバニラを置く。


 それを、今朝のご飯のとき同様、犬食いをしていく静香さん。艶めかしく体を動かし、お尻を振りながら口だけでアイスを舐めていく静香さんは、なんだかとっても、色っぽかった。


「おいしいです」


「そ、そっか。それはよかったです。はぁ」


 なんだか良子さんのほうがどきどきしてるみたい。メイド長はそろそろと次の映画をセットし、流し始めた。


『ぁん、憲邇ぃ。好き、大好き、もっとキスしましょう? ぁ、んっ』


 次は
柚香里(ゆかり)さんだった。ぺろぺろと容器を舐めるなりきり静香さん(すごすぎる)から餌箱を取り上げ、良子さんは「じゃあまた二時間後に」と立ち去っていく。


 また二人、一人えっちの時間。ときどきお互いの体見ちゃっても、なるべく気にしないようにしつつ、映画を見ていく。


「……ぁっ……せんせっ……」


「先生……先生っ……」


 先生帰宅までに絶頂、ナカダシしてもらったときのあれがくるかどうか。私にはわからなかった。
















 今日のろしゅつは、わ、わたしかぁ。ちゃ、ちゃんとできるかなぁ。この前のスカートめくりだって恥ずかしかったし、花火大会のときだって、ううう。今日見た猫さん二人みたく、うまくできるかなぁ。で、でも、わたしだって十四歳だもの。ちゃんとできる。きっとできる。


 わたしだって、詩音だって、憲先生の女なんだから。


 なにをするかわかんないでそわそわするときは、絵を描くに限るな。わ、わたしはどっちかっていうといつもだけど、でも、描くのに限るの。


 憲先生が帰ってくるって言った時間まであと少し。八月ももう少しで終わる日の夜は、珍しく涼しげだった。


 それはそれとして、昨日の花火すごかったなぁ。ひゅうんって、すごく綺麗だったなぁ。黄色紫オレンジ……たくさんの色の花火が、あんなに大きく咲くなんて。


 よし、とその花火が咲く夜空を描いていく。さらさらと色鉛筆が走り、あのときの夜空が再現されていく。もうちょっとおっきかったかな、ちょっと明るすぎるかな。なんて、夢中になっていると。


「ただいま、詩音」


「わっ」


 また急に憲先生が声をかけてくれた。部屋の入り口にちょっと苦笑いしながら立ってる。い、いつの間に?


「お、おかえりなさい、憲先生」


「ただいま。ノックしても声かけても返事なかったしさ、ああこれはまた夢中になって描いてるなって」


「ご、ごめんなさい。描くと止まらなくって」


「いや、いいよ。今はもういい? もうちょっと描いてたいかな?」


「いえ、平気です」


「そっか。じゃあ、外に出ようか、私は準備万端……ああ、せっかくだ、一緒に部屋に来てくれ」


「はい」


 憲先生に連れ立って、憲先生の部屋へ向かう。スケッチブックを片づけ、明かりを消して部屋を出る。今日多分、ここで、その、だから。綺麗かも最終チェック。よし。憲先生とここでその、になっても、平気。


 憲先生の三歩後ろをとことことついていく。すぐについた憲先生の部屋にがちゃっと扉を開けて入っていく憲先生に、わたしも続いた。


 部屋の中では、裸に首輪の静香さんと千歳さんが想像どおり、いて、そしてテレビがえっちをしている柚香里お母さんを映していた。二人とも自分で自分をいじってて、一人えっちをしてた。今日偶然廊下で見たときより、ずっといやらしいっ。わたしは恥ずかしくて見れず、すぐ部屋の外に視線をやった。


「ただいま、二人とも」


「お帰りなさい、にゃあん」


 二人でなりきりだ、すごい。しかも千歳さん、すごくうまいよね、なんでだろ。


 憲先生はそんな四つんばいの二人によしよしをして、猫さんにやるように喉をごろごろってしてあげてた。ほんとの猫さんみたいに、二人とももうれしそうに微笑んで憲先生の脚にすりすりしてた。


「いい子にしてたかい、よしよし。そうだ、ボーナスはできたかな?」


「いえ、あたしも千歳さんもなかなか難しくって」


「先生がやっぱり、気持ちいいですから」


「そうかそうか。ならいい。所詮ボーナスだし、できなくても。じゃあ、良子に言ってご飯にしてもらってくるよ。ペットの自覚、わいたかな、千歳」


「……」かあってなって小さく頷く、千歳さん。


「ならいい、千歳猫ちゃん? ふふ」


「……にゃあ、ん」


 ごろごろと今度はなでなで。ますます千歳さん甘えるように憲先生にすりすりしてた。


「じゃあ、出ようか。お前たちは帰ってからかわいがってやるから、ちゃんとまたいい子にしてるんだよ」


「はい、にゃあ」


 やっぱり千歳さん、すごくうまい。上手だ。今度わたしが猫さんになるとき、ああいう風にしよう。


 それから家を出て、憲先生の車に乗りこむ。助手席でシートベルトを締めると、車は今日のろしゅつ場所へと、走り出していった。


「先にご飯、いや露出終わったらご飯にしようかな、詩音はもう食べちゃったよね」


「はい」


 今日はちょっと遅くなるので先にご飯食べてなさいって、憲先生から連絡があったから、食べちゃってた。あ、でも憲先生はまだなんだ。


「本当はみんなと食べたいけど、露出優先だからね! 早く出ないと、今日はお店でやる予定だからさ」


「そ、そうですか」


 もう、えっちすぎです。もう。


「あそこはちゃんと……隣だっけ……ミラーになってたはず……ターが確か三割くらい……ような、どうしてかはおいておいて、うぅん」


 なにかぶつぶつ言ってるけど、聞こえないな。憲先生、えっちのことばっかりずっと考えてるのかな。変態さんだ。


 やがて車はショッピングセンターにたどり着いた。この時間になってもやっているけど、もう一時間ちょっとで閉店だ。


「このくらいの時間なら、人も少なめでちょうどいいんだ、いいお店だよ、ここは」


 憲先生、いいの意味、変です。もう。


 また憲先生の後ろをついていって、大きなお店に入っていく。車の数も少なめで、いくつも別々なお店が並ぶ店内にも人はあんまりいなかった。


 でも、いることはいる。通り過ぎていくあの男の人に見られるかも、って思うと、どきどきするなぁ。はぁ。


 お母さんみたく、なるのかな。わたしも。


 やがて憲先生お目当てのお店に着く。そこは男性用のお洋服屋さんで、ここからがこのお店ですよとガラスで仕切っている透明な壁に、英語で店名が書いてあった。あれ、その透明なガラスに、上からなにかシャッターみたいなのが途中まで下りてる。


「ここ、どうしてかあそこくらいまでブラインドシャッターが下りてるんだ、ちょっと前から。なにか上のほうに消せない汚れでもついたのかなって思ってたんだけど、これは使えると思ってね」


「つ、使えるって?」


 憲先生はにっこり、笑顔になった。カッコいい……け、けど、この笑顔は危ない笑顔だっ。


「いいからちょっとこっち来なよ、詩音」


「は、はい」


 とことことついていく。その透明な仕切りのお店側に立つと、ちょうどわたしの首から上が、ブラインドシャッターに隠れて外からも内からも見えない形になる。首から下、白のワンピース姿だけが、お洋服屋さんの外に見えていく。


「ね、ぴったりだろ?」


「……な、なにがでしょう」


「詩音の顔だけ見えないで露出できるだろう、ってことさ」


 どくん。憲先生はとっても、えっちだ。


 すぐに店員さんに見られないか確認しようとすると、後ろにはわたしの背丈と同じくらいの高さにお洋服がハンガーにかけてあって、さっき見た奥のレジにいる店員さんからは、顔以外は死角になってた。四角いお店の面積のうち、外側に面しているのは角の入口から入って左側のここと、右側の面だけ。左側のこっちなら、ハンガーの並びでわたしの体は見られることはない。かけてあるお洋服の高さとブラインドシャッターの高さが絶妙にわたしのろしゅつを隠してくれる、んだ。


「わかったね? じゃあ、外に向かってワンピースめくって」


「……はぃ、憲先生」


 言われたとおり白いワンピースをめくって、スリップもめくって、白にピンク色の水玉ぱんつ(とガーターリング)を、見せていく。どくどくするけど、これなら顔も見ないし見られないしで、ち、ちょうどいい、かも。ああでも、恥ずかしいよ。わたしお外で、ぱんつ見せてる……


 ちら、と店員さんを確認すると、なにかしてるのかこっちは見てない。ほっとする。


 憲先生はぱしゃり、一枚撮っちゃった。ううう。


「顔さえ見せれば、あんな美少女が露出してる、ってわかるのにね」


 どくん。け、憲先生、い、言わないでください。


「び、美少女は言いすぎです」


「あはは、そこが引っかかるかい? まあいい、ちょっとそのままでいなさい。せっかくだし私も洋服なにか買おうかな」


「……」


 外の様子は見えない。でも、そうして憲先生がお洋服を見ている間にも、ここの前を通る人がいる、かもしれない。そう思うと、恥ずかしくて恥ずかしくてでも、見えないからいいかもがせめぎあって、よくわからなくなってくる。ああ、誰かいるかも、いないかも、見られてるかも、見られてないかも……


 恥ずかしい。


「次、お尻で少しいようか」


「……はぃ」


 今度はお尻を外へ向け、同じようにワンピースをたくし上げていく。外からはお尻が丸見え、でもそのままで、いるの……


 憲先生が品定めをしている間、わたしはずっと、気が気でなかった。誰かお店に入って来やしないかも、気になって仕方なかった。でもひとまず、その間は誰も来なかったのでほっとする(また撮られたけど)。


「じゃあ、ワンピース脱いでスリップになりなさい」


「はぃ、憲先生」


 えいしょっとワンピースを脱いでいく。憲先生のご命令、聞かなくっちゃだもの。


 脱いだ白ワンピは憲先生に預かってもらう。わたしは、同じく白いスリップ姿になる。今日はろしゅつの日だから、包帯はちゃんと巻いてある。


「詩音、包帯、どうする? あれなら、私が隠すよ?」


「……ぃ、いいです。これがわたし、ですから」


「……そうか、強いね、詩音は」


 なでなでしてもらっちゃった。そ、そんなことないですよ。柚香里お母さんだってしてたんだし、もう、もう、いいんです。


 いいの、できるの。できる、できるんだから。どきどき、するけど。


「じゃあ、人が外を通るまで待とうか。そんなに時間ないけどね」


 びくっとなる。そ、そんな。ひどい。わたしは思い切って憲先生の袖をつまんだけど、何枚か撮ったあとつーんって知らないってされちゃった。


 どきどき、すっごくする。足音に集中しようとしてもできなくって、いつくるかいつ見られちゃうかわからなくって、ちょびっと怖い。いっそならって、早く誰か横切って、女の人が、って、ずっと願ってる。


 でも、自分の体を隠したりは、しないの。スリップで、いるの。ああ、恥ずかしいよ……


「ふむ、たまには帽子でもかぶろうかな、そろそろ夏も終わりだろう」


 って憲先生が独り言を言うと、わたしにちょんと触って合図をくれた。思わず外を見ようとしたけどシャッターが邪魔で、ああ見えないんだった。でも耳をすますと、確かに足音が近く、通ってる……!


 恥ず、かしい。


 実際に目の先を見たわけじゃあないのに、スリップ姿に視線が突き刺さった気がして、思わずもじもじしてしまう。顔は、顔は見られてないから平気、って、何度も自分に言い聞かせた。


 足音が、過ぎる。ほっと一息つくと、憲先生は満足げな顔してた。


「確実に見られたよ、詩音」かああっ。「一瞬足音止まったの、わかったろう? お前を見て足が止まったのさ」


「い、言わないで……」


 気づかないフリ、してたのに。


「まだまだ、続けるよ。今日はもう一軒行く予定だしね」


「そ、そんな」


「ひとまず壁伝いにこのお店一周しようか。ああ、スリップ脱いで、下着姿でね」


 ひどいこと、言うの。でも憲先生、ちゃんとできたらなでなでくれるって言うから、すぐに従っちゃうの。


 従っちゃうよ、だってなでてくれるんだもの。


 わたしは、スリップを脱いで白にピンクの水玉下着姿になり(スリップも下着だけど)、勇気を出して一歩、また一歩と、歩いていった。透明な壁伝いに歩いていき、その壁の傍に立つマネキンの横を通り過ぎて、角に立つ。そこから右折し、そこも歩いていく。入口から対角線に当たる次の角まで歩いていくのは、途中レジが横から見えてしまい、店員さんがこちらから見えてしまう。幸いまだなにかしてるのか気づいてなく、そのままにわたしは次の角まで歩いていった。


 そこから、試着室のあるお店奥の壁際を歩いていく。憲先生が後ろについててくれるけど、入口のほうを向いている店員さんが振り返れば一発でわかっちゃう。けど、でもと、勇気を出して一歩ずつ進んでいったの。


 お店の人がどう、動くか。すごく心配、だった。


 そうして最後の面、また透明なガラスにブラインドシャッターが下りてるところを、歩いていく。憲先生はそっち側の外に人がいないか見てくれたけど、時間も時間だしといなかったみたい。


 でも。一瞬だけ、角にある入口の開けたところに出ると、フロア全体がそこから見えて、しまった。わたしはこっちこそ向いていないし距離的にも遠いけれど、人がいることに悲鳴を上げかけ、そのまま最初の位置のブラインドシャッター傍まで走っていっちゃった。


 胸が、熱い。


「よしよし、よくできました」


 憲先生のなでなでがもう、気持ちよすぎだよ。うふふ。途中で何枚も撮られたことも忘れるの。


「じゃあ、下着も脱いで」言いながら憲先生は今度は録画してた(もしかして今までもかも)。


「……はぃ」


 言われたとおり、ブラを脱いでいく。専用のセミオーダーしたブラを外し、ショーツを下ろして、憲先生に渡し、全裸になる(靴下とガーターリングはいいみたい)。


 ブラインドシャッターで隠れた顔以外、外からはわたしの、生まれたままの姿が見えちゃってる。まるで、服を着ていないマネキンのよう。だけれどここは、男性用のお洋服屋さん……


 憲先生が先に体にある傷を不思議な力で消してくれてた。けど、わたしは憲先生と目と目で会話し、傷があってもいいですよと、言っておいた。


「偉いね、詩音は」


「憲先生のおかげです」


「いや、君がすごいのさ」ちゅって、キスまでもらっちゃった。


 消えてた傷が元通り出てくる。けど、わたしはそうして人前に傷をさらすことに、もう、充分な耐性を持っていた。


 成長、したの。すっごく、したんだから。


「美しいよ、詩音」


「ありがとうございます、憲先生」


 そうして憲先生にじろじろと見られてしまう。かあっとなって、恥ずかしくてもじもじするけど、でも隠さないでおいた。


 ああ、外からも見えてるかもしれないんだ。そう、憲先生が外を指すとわかり、また恥ずかしくなる。でも、体は、外向きで。わたしの胸やあそこを、外に、向けていった。


「ふむ、もう一人くらい通るかな。待とう。いいね?」


「はぃ」


 そのままわたしは、外にふくらみかけの胸と、まだ生えてないあそこを、見せ続けていった。憲先生が楽しそうに(撮影も)しているからちょっと平気になり、顔が出てないことも合わさってなんとか、しゃがまずにはいられた。胸がすっごく早く動いてるけど、なんとか大丈夫なの。


 でも、そうして待っていると、こつこつと足音が聞こえてしまい、それがぴたっと、止まるのまでわかってしまう。わたしは心臓が止まるかと思うほどばっくんばっくんして、息もできなかった。


 恥ずかしい、よ。


 ……そうして、視線を感じて、どれだけたったかわからない。けれど、やがてこつこつとした足音はそこを去り、幸いにもお店には入ってこなかった。


 ほっとするとどっと疲れがやってくる。はぁ、ふぅ。どきどきしたぁ。


「よろしい、よくできました。ワンピースだけは返してやろう」


「は、はぃ憲先生」


 渡されたワンピースを着ていく。一枚だけとはいえ、これで体全体が隠れてくれた。


「へぇ、それだけ着ていると、いいね」


「な、なにがですか」


「隣にいたら、詩音のかわいい胸が見えるんだ。一枚撮ろう」


 さっと思わず胸元を隠しちゃった。そのあとにぱしゃり。ちょっぴり残念そう。け、憲先生なら、い、いっかなぁ。恥ずかしいけど。


「さて、じゃあラスト、ここでの締めは店員さんの後ろ行って、彼に見えるようにワンピースめくりなさい。お尻も見せるんだよ」


「はぃ、憲先生」


 店員さんの後ろまで回りこむ。店員さんは結局今までずうっとなにかしていて、こっちには一度も気づかなかった。


 その、背中に向けて。わたしはワンピースをめくり、自分のまだ未熟な部分を見せていった……


「あれー、おっかしーなー」


 びくっとなる。急に声を出した男性店員さんは、がしがしと頭をかいて作業を続けていき、こっちには結局気づかなかった。ほっ。どき、どき。


 お尻もぺろんと見せたけど、こちらを振り向くことはなかった。これ幸いと、ちゃんとできましたと憲先生にすり寄る。


「よくできました。じゃあ、次のお店行こうか」


「はぃ」


「隣来いよ、お前がもっと見たい」


「はぃ憲先生」


 憲先生の隣を歩く。ワンピース一枚のみはちょっと不安だけど、なるべくしゃんとして歩いていった。


「いいぞ、お前のかわいいとこが見える。今度昼間でも、その格好でデートとかよさそうだ」


「え、えっちぃ」


 でも、隠さないけど。


 お洋服屋さんを出て、巨大なショッピングセンターを出ると、下着なしは心もとなく感じる。ううう。け、結構恥ずかしいよ。見られてるわけじゃあないのに、通り過ぎる人が気づくかもって、大変だ。今日も風、それなりにあるし、突風とか。


 次のお店は、そのショッピングセンターの隣のお店だった。ファミリーレストラン。あ、ご飯だ。


「憲先生、ここでご飯ですか?」


「うん、ついでだし」


「ご、ご飯ならもうろしゅつやらなくても」


「いや、ついでにやる、ああいや、露出ついでにご飯だ、露出がメイン」


 ううう。え、えっち。


 営業時間はかなり遅くまでやってるところみたい。こんな時間帯なのに、さっきのお店とは打って変わって、人がそれなりにいて、席は埋まってた。喫煙席からは煙たい匂いがする。ちょっと苦手だな。


 憲先生は入口から奥のほうの禁煙席、窓際でいいですかって聞いて、お店の人にOKをもらってた。こっちこっち、と手招きするままについていく。ああ、お店の人、今わたしワンピースだけって気づかないかな、ほかのお客さんたちも。胸がまたいっぱいだよ。


 着いた席は外が見える窓ガラスのすぐ傍で、隣に席は一つだけ、ここからは仕切りで隠れて向こうの席は見えなくなっている。今座るとき見たけど隣に誰もいなかった。角度的に店の奥なので、隣を通らないとわたしたちは見えない、と思う。通路挟んで向こうは、席がこちらからすると縦に並んでいて、ちょうど壁だ。トイレは遠いけれど、反対にトイレに行く人もここを通らず、見つからない場所なんだ。ファミリーレストランって、こういうところ多い気がする。ほかのお客さんそんなに見えないの(そんなに行ったことないけど)。


 もう夜だけど、ここを利用するのか、窓の外に人、歩いてるな。あ、駐車場からここの入り口まで歩く人、ここのすぐ横通るんだ。ここが入り口から奥だから、位置関係的に通るんだ。


 通るんだ。お、お店の中では見つからないけれど、外から見えちゃうんだ。ううう。


「大丈夫、お店の中なんて見てる人いないだろう?」


「そ、そうですけど……」


「よし、なににするか決まったぞ」


 すぐにボタンで店員さんを呼び、二人前、ううん三人前はありそうな量を頼んでた。お腹空いたよ、という憲先生の顔は、確かに空腹を訴えていた。


「ひとまず隣に来てよ、一枚撮ろう、今の詩音を」


「ううう。い、いいんですかぁ、大きな音、出ますよ」


「気にしないよ、お店もそういう張り紙してないし、最近は携帯で料理を撮影してブログに載せたりするしね」


 そ、そうなんだ。じゃ、じゃあ、携帯のすごく大きな音で注目を浴びるってこともないんだ。そ、そこはいいな。


 とことこと歩き、憲先生の横に座る。憲先生はそこでカメラを取り出し、わたしを一枚撮った。


「めくって」


「はぃ」


 さっとワンピースをめくる。憲先生を見つめたまま。また一枚、のーぱんのあそこを見せているえっちな女の子が、残っちゃった。はぁ。


「よし、戻りなさい。ここは比較的注文が届くまで早いから、三分にしよう。三分間だけ、脱いで全裸でいなさい」


「……はぃ、憲先生」


「ああ、席は戻って、外からも見えるようにね」


「は、はぃ」


 とことこと反対側の席へ戻る。よいしょっとワンピースを脱いで、憲先生に渡した。代わりに下に敷くハンカチをもらう。


 全裸で、お店の中の、椅子に、座る。どこかひんやりとした椅子の、感触が厳しい。ハンカチ越しでさえ、伝わってくるものが、あった。


 どくん。どくん。今日は心臓が大忙しだ。ああ、今通ってく人、何人もいたっ。外、外いっぱい、ううう。お店の中は動く人こそ多いけど、こっちは見えない、来ない人ばっかりなのに。はぁ、はぁ。ふぅ。


 いいのか悪いのか、外を通る人は、こっちと目が合うことはなく、あっという間に通り過ぎていくから、じっとは見られなかったけど。でも、絶対視界に入ってるよっ。見られてるっ。


 また憲先生はそんなわたしを撮影する。テーブルの下からぱしゃり、あそこを。上でも胸をぱしゃり。わたしはどきどきが止まらなくって、胸が張り裂けそうだった。


 三分間。永遠にも感じられそうなくらい、それは大変な時間だった。外を通る人は三分なのにそれなりにいて、このお店に来る人このお店から出る人、いっぱい。それはそれは、多くの人に、見られ、見られ、ううう……


 恥ずかしさでいっぱいに、なる。全身がまっかに燃えて、今にも弾けだしそう。隠したい、肌を隠したい。けど、でも、それはできない。


 憲先生が、すごく楽しそうに、笑ってる、から。


 ……三分が経った。憲先生からワンピースを返してもらい、それを着てほっと一息。スリップ含め下着一式も返してもらい、急いで着ていった。


 言ってたとおりお料理がすぐやってきて、憲先生はぱくぱくそれを食べていく。いい食べっぷりで、あーんのしがいがあった。ふふふ。憲先生の食べてるとこ、見てて飽きないなぁ。


「おいしいですか?」


「ああ、おいしいよ。お前が食べさせてくれるからかな」


「またもう。うふふ。はい、あーん」


 わたしこそごちそうさまなの。うふふ。


「ああおいしかった。お、イチゴパフェが今は安いんだな、頼もうっと」


 最後のデザートを憲先生が頼む。すぐに来たお店の人に伝えて、食べ終わった食器は下げてもらった。


「もうちょっとしようか、詩音」


「はぃご主人様」なんとなく次はそう呼んじゃった。だってご主人様だもの。


「下着が見たくなったんだ、下着姿になりなさい。スリップも脱いでね、そのままで、デザートが来るまで待とう。着たら、ワンピースを合わせるみたいにそのまま自分に当てて誤魔化しなさい」


「はぃご主人様」


 白ワンピを脱いで、スリップも脱いでそっちは憲先生に渡す。白ワンピだけ横に置いておいて、わたしは外から丸見えの場所で、白にピンクの水玉な下着だけで過ごしていった。


「ようやく夏が終わりそうだねぇ」


「そ、そうですね」


「夏はいいけど、秋も好きでね、私は。ご飯はおいしいし」


「そ、そうですね」


 そんな世間話をしている間も、外を通る人はいて、わたしは人が通るたびにびくっとなり、恥ずかしくてたまらない。心臓平気かな、もう十年分ぐらい動いてないかな。


「お待たせしましたー」


 といきなりお店の人が現れ、わたしはあわわと慌ててワンピースを自分にあてがう。見られちゃったかも、と思うより早く、女性店員さんは一礼して戻っていった。い、忙しいのかも。はぁ。ほっ。


 すぐにワンピースをどかし、憲先生に下着姿であーんをしていく。おいしいとほっぺを緩ませる憲先生に、こんな格好とはいえ、わたしもほっぺがゆるゆるだ。


「うん、おいしいよ、詩音を肴にデザート」


「も、もう。えっち」


 でも、きちんと見てもらうの。誇らしいの。


「あ、水ないですね。わたし入れてきま──」


 ハッとする。ううう。わたし今下着だよ。


「お、いいね。その格好のままで入れてきなさい。裸でないだけ、マシだろう?」


「……は、はぃ」


 白にピンクの水玉ブラとショーツ、同じくピンクのガーターリングと靴下のままで、わたしはコップを持って席を立った。ここはお水はセルフサービスだから、席を立って入れに行かなくちゃいけない。


 つまり。ほかの人の座る席を、どうしても横切ってしまう。


 わたしはまだ十四なのに、見られた人から変態って思われるかも。


 早くしなきゃって思えば思うほど、足は遅くなっていった。席の横を通るたび、そこで話している人がこっちに気づくかもと、思うけどそっちは見れない。憲先生の視線はずっと感じるけれど、それ以外も混ざっているかどうか、どきどきしすぎてわからなくなっていった。


 気がつけばお水と、ドリンクバーのジュースが入れられる機械の前に立ってた。カタカタと少しだけ震えながら、憲先生のお水を入れていく。こんなとこお店の人に見つかったら……想像が、わたしの動きを止める。胸の熱さがもう大変で、持ってるコップが冷たい。そこにお水を入れていくけれど、勢いはどうしても、軽く震えるからよくはできない。ちょろちょろとたまっていくお水に早く、早くと思うほど長く感じ、背中に視線が集まっているのに気がついてしまう。


 見られ、てる。


 ようやくコップにお水は溜まり、きゅっと蛇口を止める。ここからだ、振り返ったら、見ている人いっぱい、いるかもしれない。背中の視線がすごい、振り返れない。ど、どうしよう。で、でもこのままここでじっとしてたらもっと見られちゃうよ。店員さんが通って、なにか言われたら大変だし……


 ぎゅっと目をつむり、憲先生のことを考えて思い切ってくるり、振り返る。


 席から身を乗り出してこっち見ている男の人、いっぱい、いた。すぐにさっと隠れるけど、いた。いた、いたのっ。


 崩れ落ちそうになるほど、恥ずかしさがわたしを襲う。このままでいればいるだけまた、見られるとわかっているのに、また一歩も歩けなくなる。ここからだと憲先生はやっぱり見えず、震える体にもう一度むちを打つほかなかった。


 俯けば自分が見えちゃう。前を向くの、詩音っ。


 きっと目線を前に出し、また一歩、一歩と歩き出していった。男の人たちの席の横を通るたびこっちを見ている視線がぎんっぎんに感じるけど、無視して歩いていくの。


 憲先生、大好きだから。


 ようやくわたしたちの席に戻ると、全身が疲れたって悲鳴を上げてた。全身まっかっかだよ、はぁ。


「よくできました。お前は最高だよ、詩音」


「あ、ありがとうございます。み、見てたんですか」


「もちろん」


 変態っ。


 すぐにワンピースとスリップを返してもらう。お水をごくごく喉を動かして飲む憲先生だけをじっと見て、気を落ち着かせていった。ううう。憲先生の相手は大変だよ。


 でも、あーんだけは、すごく楽しい。うふふ。


 そうしてデザートを食べ終えてようやく、本日のろしゅつはおしまい。ほかのお客さんのことはあまり見ないようにして、ファミリーレストランをあとにする。


 帰宅する車の中、わたしはじっと、憲先生に大好きですと見つめ続けてた。








 帰宅するとやっぱりわたしの部屋に押し倒される。自分の長い髪が扇状に広がり、憲先生を見上げる形になる。


 その瞳の、海があまりにも綺麗だから。吸いこまれそうに、なるの。


「んっ、む、はぁ……」


 上からキスで襲いかかってくる憲先生。わたしもそれに応え、舌を絡めていく。憲先生はわたしの髪を珊瑚礁の味がするって言ってたけど、憲先生のお口だって、綺麗な海の匂いとかする、気がする。


 憲先生の指がワンピースを伝い、中に潜りこんでいく。それは下着の上からわたしのあそこを探り、何度もこすっていった。


「んっ、ん……んぅ……」


 わたしの準備は柚香里お母さんほど早くはないけれど、今日はすっごくどきどきしたからか、あそこの興奮もすごかった。思ったよりもすぐにぬれ、憲先生を受け入れられるようになる。


「お前も才能あるかもね」


「な、ん、ないです」


「挿れるよ」


 いつの間にかショーツを脱がされ、憲先生はとってもおっきかった。まともに見ると恥ずかしくなり、そっぽを向いている間に、憲先生がはい、入ってくる……


「ぁ、ん、憲先生……っ」


「詩音、かわいいぞ……今日の詩音はとってもね」


「ぁん、ろしゅつ好きすぎます、っ」


「大好きさ、お前のような美しい女が、羞恥に歪む姿はな」


「えっちぃ、はっ、はっ」


 憲先生はまずはゆったりと動いていく。ずんずんというよりは、ぐちゅぐちゅが続く感じ。お互いに唇を合わせながら、呼吸を合わせていくの。ときどき憲先生ったらお腹すべすべってしていくから、びくびくっと体が跳ねて、しまう。ううう。お腹弱いのに、憲先生ったらしつこいんだ。


「はー、はぁーっ……憲先生……好き、好き」


「私も大好きだよ、ふぅちゃん」


 ああうれしいな。耳元で憲先生にささやいてもらうととっても、気持ちいい。声が気持ちいいよ、絶対だよ。


 だんだんぐちゅぐちゅがずんずん、突くのが早くなっていく。憲先生がずん、ずんって腰を動かして、わたしを揺らしていく。小休止でまたキスと一緒にお腹をするうって触られてびっくびくしてしまう。


 けど、でも。そのお腹、ちょっぴり、気持ちいい、かも。


 憲先生はそのお腹から指を上にずらし、ブラをずらしてそこにあるふくらみかけをなぞっていく。わたしはないも同然のおっぱいを触ってもらえるうれしさに、心地よさが混ざっていった。


「ぁ、ん、ふふ。憲先生おっぱい大好きですね」


「そりゃそうさ、好きな女の胸は気になってしょうがないよ」


「んっ、はっ、憲先生っ」


 憲先生はしつこく胸をもんでくれた。わたしはどことなく気持ちよさが胸から頭へ通っていく気がして、とってもうれしい。


 なにより憲先生が、うれしそうに興奮して、荒い息で胸をもんでくれる、から。


「お前の胸、とっても柔らかいぞ」


「ゃ、やです、言わない、で」


「お前の身体、すごく気持ちいいぞ、詩音っ」


「ぁんっ」


 ずんっ、てされる。わたしはあわあわとえっちな声が出て恥ずかしい。でもとお礼を言おうとして、憲先生が激しくなってきてできなくなる。ずん、ずんって、わたしの体を持って、突き当りまで何度も何度も突いてくれた。うれしい。うれしくって、わたしもだんだん気持ちよくなってくる。がんばって両脚を憲先生に絡めようとして、離れたくなくって、でも脚が今日の気持ちよさに動いてくれなくって。ただただ憲先生に突いてもらうのを感じて、大好きと返すだけだった。


「はっ、はっ、好き、好きぃ、憲先生っ」


 わたしのお腹をかたぁいものが通り過ぎていく。ごいんっとぶつかるたび、わたしはえっちな声で応えていく。憲先生の興奮がこちらまで伝わり、わたしもあそこをいっぱいにぬらしていく。「綺麗だよ」や、「かわいい」って何度も言ってもらい、そのたびにわたしもあそこが反応していく。


 気持ちいいと、ぬれる、の。もうわかったん、だから。


「詩音もやっぱり才能抜群だよっ。今日めっちゃくちゃ濡れてるし、締めつけてくるっ」


「あぅ、ふぁ、そんな、言わない、でぇ」


「いいやお前は興奮したんだっ、人前で肌を晒してな、変態めっ」


 どくん、どき、どき。もぞもぞと脚をくねらせて、しまう。


 ろしゅつのとき、傷のことなんてどこかへ行ったこと、見抜かれてる。


 もうわたし、傷よりもろしゅつのえっちのほうが、強いの。憲先生は、お見通しなんだ。


「いけない子だ、お仕置きが必要だね」


「やぁ、お仕置き、やですっ、はーっ」


「ダメだよ、お仕置きに生
膣内射精(なかだし)だ」


 それお仕置きじゃないですよ、えへへ。


 うれしいわたしに、憲先生の動きはクライマックスだ。ずんずんぐちゅぐちゅ、激しく突かれていって、わたしもだんだんえっちな気分でいっぱいになる。


「ほらいくぞ詩音っ、膣内射精だっ」


「はぁーっ、はぁっ、はい、憲先生」


「おま○こ大好きって言えっ、変態詩音っ」


「はぁ、い、ふぁ、おま○こ、大好きっ、大好きなっ、はぁーっ、変態詩音ですっ」


「詩音っ」


「ぁぁ
 憲先生……っ お腹、いっぱぁい えへへ……っ


 憲先生に生ナカダシされ、る。わたしはぞくぞくとびりびりに支配され、とっても気持ちよかった。どくどくとあつぅい精液が注がれ、その量といったら半端じゃあなく、すぐにお腹いっぱいになる。わたしもこれで妊娠したくってたまらなかった。受精、してますように。はぁ。


 それから憲先生は隣に来てくれ、よしよしとなでなでしてくれる。ふふ。これもとっても気持ちいいんだ。


「今日はよかったよ、お前。うまく露出してくれて、うまく見られて」


「ううう。えっちっ。恥ずかしかったんですからねっ」


「ああ、だから大成功だ」ぎゅううって抱きしめられちゃった。ううう。うれしくってしょうがないよ。たまらないよ。


 そうして苦しいほど強く抱きしめてもらったから、わたしは今日の恥ずかしいのが全部飛んでっちゃった。不思議。


「結局マジックミラーだって気づかなかったなぁ」


「え? なんですか?」


 聞こえなかった。


「なんでもない。大好きだよ、ふぅちゃん」


「わたしも大好きです、憲先生」


 ちゅっ。キスをして、ごろごろいちゃいちゃをしていくの。そうしているうちに今日のろしゅつとえっちで疲れたのか、すぐ眠気がやってくる。


 うぅん、憲先生がよしよししてくれるから。すぐに心地いい余韻で眠っちゃうの。


 憲先生……今度はもうちょっと、やさしいろしゅつにしてくださいね。


「おやすみ、ふぅちゃん」


「おやすみ……なさい」


 今日もぐっすりと眠れそう。
















「フレッ、フレッ、けーんじさん! がんばれがんばれけーんじさんっ!」


「ふ、ふれえっ、ふれえっ」


 みゆちゃんと二人で憲邇さんをおうえんしてく。へへへ。憲邇さんさっきろしゅつに出かけて詩音さんがばぁして、それからすぐこっち来てくれた。起きててよかった。


 朝したみたいに、もっかい憲邇さんをおうえんするの。憲邇さんまずは目で楽しみたいって。


 くるって回って、ミニミニスカートがふわぁってなる。きっと憲邇さんに、のーぱんのあそこ、見えちゃってるの。えへへ。


「大好き大好き憲邇さんっ、がんばれがんばれ憲邇さんっ」


「大、好き、憲邇さまっ。がんばれ憲邇、さまっ」


 ぴょんぴょんとんでボンボンフリフリ。上のゆにふぉーむとスカートがひらりひらひら。憲邇さんでれでれ。そのまま二人でせーのって大きく足上げておうえんすると、丸見えちらりってまた憲邇さんでれでれ。写真いっぱい。ろくが中だって。えっち。


 あたしもこんなことして、どっきどきしてる。自分から見せちゃうんだもん。えっちだよ。えっちなの。


「うむ、かわいいぞ二人とも」


「えへへ」「えへへ」


 みゆちゃんと二人でわきゃわきゃしちゃう。うれしいね。


「よしまずはまゆからだな、犯してやる」


「えっちー」


「うるさい、四つんばいになれ、ベッドで」


「はいごしゅじんさま」


 ぎし、とベッドをゆらして、その上に四つんばいになる。憲邇さんにお尻を向けてて、じいっと見られてく。


「ほら、おねだりしろ」


「はいごしゅじんさま。まゆのおま○こ、かわいがってください」


 言いながらミニミニスカートをめくっちゃう。憲邇さんにあそこ丸見えだ。憲邇さんにんまりして、すぐに指があたしをいじめてくるの。


「こう言うのもいいぞ、淫乱チアリーダーにおま○こしてくださいってね」


「うん、わかった。あっ、えっちないんらんちありーだーまゆに、あっ、いっぱいおま○こしてくださいませ」


 わぁ、憲邇さんますますにっこり、あ、あそこぎんぎんだ。す、すごいなぁ。入るかなぁ。


「よくできました。いい子だね、まゆ。みゆ、お前も隣来い、四つんばいだ」


「はぃ憲邇さま」


 ぎしぎし、今度はみゆちゃんもベッドに上がってくる。みゆちゃんも憲邇さんによくされていって、あたしはあそこをいじめまくる指に、息が上がってきた。


「はぁ、はぁ、あっ、あ、あっ」


「んっ、ふぁぅ、さまぁ」


「今日一日どうだった? 家を出て遊んだりしたかい?」


「うぅん、恥ずかしいよ、のーぱんはさ」


「はぃ、お家で過ごしてました」


「まあ、チアリーダーの格好でうろつくと確かにあれだし、そこまではいいか。写真はいくらか撮ったんだろう?」


「うん。あ、あ、ああっ」


「さまぁ……好きぃ」


「私も好きだよ、みゆ、まゆ。ふふ」


 そうやって憲邇さんいじいじされちゃうと、あたしすぐぬれちゃうんだ。感じちゃうんだ、気持ちいいって。


 だって憲邇さん、大好きだもん。大好きな人とえっちは、すぐ感じるんだから。


「いいね、私もすごく興奮するよ、チアリーダー。ほら、挿れてくださいは?」


「うん、おち○ちん、いれてください」


 あたしがお尻をちょっとだけつき出すと、ずぶう、って。入ってきた、憲邇さん、入ってきた。あ、あ、おっきいよう。


「あっ、あっ、あんっ」


 ぬちゅぬちゅ、憲邇さんが動いてく。憲邇さんのおっきいのが入ってくるたびに、あたしはぎゅうっとシーツにぎって、はぁって息はいてる。憲邇さんにみりみりっていれてこられるの、好き。ごっつん、ごっつんで、ぶつけられるの、好き。


 気持ち、いいの。えっち、いいの。


「ふふ、やっぱりチアリーダーはいいな。そのコスプレの日でも作ろうかな」


 ちょっとお休みで、憲邇さんちゅってキスくれながらおっぱいもんでくれた。ぴんてなったとこ、ぴんってされるの。はぁ。


「うんっ、あっ、あっ、ああっ……はぁ、いいと思うよっ、かわいいもん」


「はぁ、はぁ、憲邇さまぁ」


「そうかい? じゃあ、チアリーダーも含めてコスプレの日とか、なになにの日とかもうちょっと考えるのもいいかもな」


 それからまたごっつんごっつん、ぶつけられていく。小さいあたしのあそこはすぐ行き止まって、憲邇さんのおっきいのはすぐ奥にぶつかって止まる。止まるたび、かたい憲邇さんをいっぱい感じて、はぁって息出ちゃうの。あんって、えっちな声、出ちゃうの。あえいじゃうの。


 憲邇さんがお尻をなでなで、するするさわってなぞっていくとなんだかびくびくってなる。ああお尻も、いいんだ、いいんだ。お尻、ちょっぴり恥ずかしい、のに。


「憲邇さんっ、あっ、んっ、あっ」


「まゆ、いいぞっ。お前っ」


 今度はキスばっかり。キス大好きな憲邇さんと舌と舌ぶつけあって、よだれでべとべとにしあう。憲邇さんのおっきいのがその間もぐんぐんあたしをいじめて、いっぱいあそこも顔も涙が出てくるんだ。


 でも気持ち、いいんだ。


「憲邇さん、いいよお、いいよ、いいの」


「ああ、私もいいぞ、お前のおま○こ、気持ちいいぞっ」


「えっちい、あ、あ、あんっ」


 ぎっしぎっし、ベッドが動いていく。憲邇さんが激しく動いて、あたしをいじめて、だんだん早くなってくる。憲邇さんのおっきいのすごくかたくなってて、男の人だ。あたしがいいって、わかる。わかってきた。憲邇さんのこれ、あたしいいよって、ことだ。


「憲邇さんっ、好きっ、好きっ」


「私も好きだっ、まゆっ」


「憲邇さま、はぁ、はぁぅ」


 ぐちゅぐちゅおま○こ、憲邇さんが大好きでいっぱい。大好きだからぬれちゃうの。憲邇さんにいっぱいつかれて、大好きだからぬれちゃうの。憲邇さんのと、あたしのえっちなお水で。


 ぱんぱんお尻を叩くみたいに打ちつけられていく。だんだん、だんだん早くなっていって、憲邇さんももうそろそろ、白いの出したそうだ。


「まゆ、まゆっ、ほらおねだりしろっ」


「うん、うんっ。えと、あん、大好き、憲邇さん大好きっ」


「ああもうまゆっ、好きだっ」


「うん、ナカダシ、してえっ! えっちないんらんちありーだー、まゆに、してえっ!」


「してやるっ、まゆっ」


「ああっ
 ああ あん……っ はぁ 憲邇さん、いっぱい


 憲邇さんの白いのがいっぱい、入ってきた
 えへへ、いっぱいだぁ。どっくんどっくん、どんどん入ってくるう……あたしはびくびくって体が動いちゃって、こぼれちゃわないか心配だった。


 それが終わると、どさってベッドに倒れちゃう。ぴくぴくって体のはしっこのほうが動くけど、とっても気持ち、よかったな。ああ、白いの出ちゃってる。もったいない。飲みたい、なぁ。


「け、憲邇さま」


「ああ、しなさい」


 ぺちゃ、ちゅぷ、あ、くわえてる。みゆちゃんくわえて憲邇さんきれいにしてる。あ、それが終わったら今度あたしにもきた。ん、くすぐったいけど、みゆちゃんにちゃんとあそこ、なめてもらう。そうして、あたしの分のせーし、くちうつしでもらっちゃった。


「ん、ふぁ
 ありがと、みゆちゃん」


 にがいのに、なんでおいしいんだろ。なんでこんなに、あまあく感じるんだろ。


「んーん、はぁ、ふぅ」


「とっても気持ちよかったよ、まゆ」


「えへへ、ありがと。あたしも気持ちよかったよ」


「それはよかった。じゃあみゆ、お前の番だ」


「はぃ。えっちなちありーだーみゆにも、えっちなこと、してください」


「してやるとも。えっちな応援のお返しだね」


「ふぁ、ぁ、憲邇、さまぁ」


 みゆちゃんの番、じっと見てようっと。ぎゅっと目をつむって、あそこぺろぺろなめてく憲邇さんにたえてってる。ぎゅっとシーツにぎって、ちょっぴし涙出てた。


「みゆもノーパンチアリーダー、ちょっと興奮してたんじゃあないか? 今日、濡れやすいぞ」


「あぅ、言わないでくださいぃ。はぁ、はー」


「どうなんだみゆ? 言えよ」


「はぃ、ちょびっとだけ、どきどき、しましたっ。のーぱんは恥ずかしくって、大変で、えっと」


「それでこんな濡れるのか、露出狂みたいだね」


「あぅぅ、言わないでください、えっちぃ」


「みゆは露出すると興奮するんだもんね」


「それは憲邇さまですぅ」


 いいな、こういうの。あたしもいじめられるのどきどきするけど、みゆちゃんたちのやっぱり、前もそうだけどすごいや。へへ。あたしもさっきいじめられちゃったし。


「ほら、興奮するチアリーダーみゆも、ほしいんだろう?」


「はぃ、憲邇さまがほしいです」


「じゃあおねだりだ」


「はぃ」みゆちゃんもちょっとだけお尻を突き出して言った。「みゆのあそこに、憲邇さまのおっきいの、いれてくださいませ」


「どこに、なにを? ちゃんと言わないとダメだよ」


「ううう……お、おま○こですぅ。おま○こに、憲邇さまのおち○ちん、いれてくださいませ」


「よろしい」


 ずぶう、って。はいってった。わ、わ、憲邇さんおっきすぎだよ、あれすっごくかたそう、わぁ……じゅぷじゅぷって、こすれたときに出る二人のえっちなお水の音、すごいや。


「ああ、憲邇さまぁ。好き、好きぃ」


「私も好きだっ、みゆっ」


 憲邇さんあんな顔なんだ。キリって、ぴしってなってる。みゆちゃんえぐえぐしてるけどとってもうれしそう。憲邇さんも気持ちよさそうにぱんぱんついてって、そっちのえっちな音もいっぱいする。


「やっぱりチアリーダーよかったんだね、みゆ。よく締まっていいぞ、お前の身体」


「やぁ、なんだか恥ずかしい、です」


 キスまの憲邇さん、みゆちゃんに自分のほう向かせて、キスばっかり。その間もあそこ動かしてぐちゅぐちゅにしていってる。あたしとおんなじしかないぺたんこのおっぱいもたくさんたくさん触ってる。


「おっぱいも柔らかいしあそこもぎゅうぎゅうでたまらないよ、みゆ」


「やぁ、憲邇さまったらぁ、あっ、あぅ」


 二人はそのまましばらくぱん、ぱんって、ぶつかりあっていった。憲邇さんはまた耳もとでぼそぼそ「かわいいよ」とか、「大好きだ」ってあまあまなこと言ってくれてる。いいな。あたしたちはそれがとってもうれしくって、涙いっぱいになっちゃうもんね。あそこもお水いっぱいになるんだ、憲邇さんにいいこといっぱい言ってもらえると。みゆちゃんもおんなじで、憲邇さんの動くのになんだか合わせていつつ、「みゆも大好きですぅ」って返してってる。はぁはぁって息つかれてるけど、とってもうれしいって顔に書いてあった。


「ぁっ、あっ、ふぁっ……さまぁ……んっ、んぅ……好きぃ……っ」


「みゆ、みゆ……」


 ちょっと休んではキスして、またぱんぱん動いて、またちょっと休んでキスして、またぎっしぎっし動いていく。憲邇さんのこうげきは止まらなくって、お腹とかのきんにくがきゅってなっていく。何回もつばで橋ができてくずれて、そのたびに見つめあってる。みゆちゃんのまん丸お尻に憲邇さんがぶつかるたびに、えっちな声でみゆちゃんがあえいでくの。二人の熱いのがこっちまで伝わってきて、えっちなにおいがいっぱいする。あたしもへとへとじゃなかったらお手伝いでみゆちゃんとちゅうとかおっぱい触るくらいできるけど、はぁ。見てよっと。


 憲邇さん、きれいだもん。カッコいいもん。お腹きゅってなって、胸もうでもきゅってなって、カッコいいもんね。


「ふぁぁ、憲邇、っ、さまぁ、ん」


「みゆ、いいぞ、綺麗だ」


「あり、がっ、うう、さまぁ……ふぁ、んっ」


 ぱんぱん、ぱんぱん、憲邇さんついてついて、つきまくりだった。そうしてだんだんぱんぱんってなるのが早くなってって、音も大きくなっていく。


「そろそろ
射精()すぞ。よしほら、みゆはどうしたい? どこがいい?」


「あぅ、あそこ、が、いいです」


「わかった、スカートにかけて汚してやろう」


「ううう……おま○こ、おま○こに、生ナカダシ、してくださいませぇっ」


「よろしい、みゆっ」


「ああっ、憲邇さまぁ、はぁーっ、はーっ憲邇さまぁっ」


 もうちょっとで終わるのがこっちにもわかってきた。憲邇さんが思いっきりぶつけて、ぱんぱんぐちゅぐちゅうるさい。みゆちゃんのえっちな声もいっぱいで、熱いのがすごくなってこっちにぶつかってくる。


「射精すぞみゆっ、みゆっ」


「憲邇さまぁ
 ぁっ ぁっ えへへ……っ 大好きぃ


 みゆちゃんにまた生ナカダシしてってる。どっくんどっくん、またすごい量。みゆちゃんもどこかぴんってなってって、びくびくしてきっとぞくぞくどきどきになって、気持ちよくなってるはず。みゆちゃんはしゃせいしてもらってもすぐぬけるのはやだから、ぬかずにそのままでちょっといてもらってた。


「イッたね、みゆ?」


「はぃ。みゆ、イッちゃいました」


 うっとりした顔、色っぽいよ、みゆちゃん。へへ、でもそれなら、あたしもだもんね。


「よかったね、みゆちゃん。えへへ、あたしもさっきイッたんだよ、憲邇さん?」


「ああ、わかったよ、私にも。ふふ。二人ともその年で絶頂に達するなんてさすがだね」


「憲邇さまが、そう、ちょうきょうしたんですよぉ」


「そだよ、憲邇さんのせいだかんねっ」


「あはは、そうかそうか。それは悪かったね、いやよかったか? まあいいや」


 憲邇さんがようやくぬけて、みゆちゃんがばたんきゅうしちゃう。ごぽごぽって白いのがみゆちゃんからあふれて、さっきのあたしと一緒だ。へへ。あたしもみゆちゃんがしたのとおんなじように、憲邇さんの白いのぺろおってなめてとって、みゆちゃんのあそこの白いのもぺろおってとって、くちうつしでみゆちゃんにあげちゃうの。


「んぁぅ、はぁ
」「へへ、おいし」


 それから憲邇さんにまんなかにきてもらって、三人でいちゃいちゃしてくの。キスいっぱいキスまさん、なでなで、ごろごろ。


「ああ気持ちよかった。ありがとう二人とも、チアリーダー。ふふふ」


「えへへ」「えへへ」


 あたしらこそありがとうだよ。憲邇さんこんな喜んでくれたんだもんね。


 はぁ、気持ちよかった。またチアリーダー、なっちゃおうっと。


 次のがばぁがあるからうでまくらはやめて、でも憲邇さんにそい寝してもらって、あたしたちはとっても気持ちよく眠っていったの。


 憲邇さん、大好き。
















 春花はシンプルなレオタードを着ていた。無地の薄いピンクで、色合いの少し濃い同じ色のスカートつきだ。


「言いつけどおり、下になにも着ていないね?」


 私の言葉にまたかあっとなるかわいい春花は、かすかにこくんと頷いてくれた。


「いやぁお昼に写真送ってもらったときにハッとしたんだ。そういえばこれ下着はどうなってるんだろうって。いやぁ、レオタードはバニーガールと違ってくっきり出るから、着てるんじゃあないかと思ってね」


 もしかしたらバニーさんも着ているかもしれないが、それはそれでいいか。今度誰かにバニーガールを着せるときに聞いてみよう。


 今度は春花たちの部屋で、春花を襲わせてもらおう。本日レオタード姿でいてくれた、かわいい春花を。


「そういえば花雪もレオタードは持っているんだよね?」


「え、ええ」


「ふぅん。そっか、それなら二人で一緒にもできるな」


「ま、まあそんな……」


「いいじゃないか、かわいいぞレオタード」


「わ、私、そのようなこと、考えたこともないですわ。バレエの練習着でしかありません」


「いいさそれで。男のフェチだよ、気にすることはない。ただ私が着ろと言ったら着ればいいんだ」


「は、はい深町様」


 もじもじと身を揺らす春花は見ていてとてもかわいい。かわいければかわいいほど、やはりいじめてくなってくる。私はよりよく見ようと彼女を手招きした。


 一歩ずつゆっくりと部屋の中を歩いてこちらにやってくる春花を、目と鼻の距離になってからじっと観察をしていく。レオタードを着るのはバレエは姿勢が大事だから、その体のラインをよくわかる格好でないといけない、というのを、どこかで聞いた気がする。真偽のほどは定かではないが、今の春花のくびれのある肢体がよくわかりはする。すらりと伸びた両手足、身長の割にふっくらとした豊かな胸、しっかりとへこんでいる腰の、ひょうたんがよくわかる。お尻はスカートで隠れはするもののむっちりと張りのあることを私は確認済みだ。


「よし、くるり一回転してみろ」


 少し二人の間を空け、春花が一度ターンをする。バレエで手慣れたのかいつもはどこかぎこちないのに、今日はしっかりと回転をし、綺麗だ。ふわっと揺れるスカート具合も完璧で、とてもそそる。終わるとどこか気恥ずかしそうにはにかむ、春花のかわいさは異常だ。


「いい子だ。ちょっとバレエのポーズをしてみてくれ、なんでもいいから」


「は、はい」


 春花は片手を上へ伸ばして、一直線になる体と垂直にもう片方の手と片足を伸ばしていく。ぴんと張ったその姿勢はとても美しく、しなやかだ。私はしばらく、その姿を見るだけで満足になってしまう。美しい。


 ポーズをとったためか、下着のない胸の突起が明らかにもなった。いい目の保養だ。


「うん、いいよ、ありがとう。いや、さすが綺麗だね」


「あ、ありがとうございますわ。はぁ。な、何分年月だけは重ねて参りましたので」


「それはすごいことだよ。なにごとも続けるのが一番難しい」


 そう言ってからおいでと彼女を招き、かき抱いていく。下着のないレオタードの感触は彼女の体にかなり等しく、香る黒髪にもいい気分にさせてもらえた。


 抱きしめた体を離し、春花と目を合わせる。軽く目を閉じた彼女の唇へ、自分のものを合わせていく。


「んっ……」


 よく私のほうが甘いと言われるが、キスのたびに思うがそれは彼女たちのほうだろう。こんなにも甘い口づけは存在しない、と、キスのたびに思う。


 続けて舌を交じり合わせ、春花の柔らかく小さい舌と口内を堪能していく。しばらくそうしてお互いを感じてから口を離すと、その間に透明な橋が架かった。目を閉じたままの春花のおでこにちょんとキスをし、ベッドへと押し倒した。


 春花はセックスのときに目を開けない。絵里もだしほかにもいるが、見るのが恥ずかしいとなる、彼女たちのなんと愛らしいことか。


 私はスカートをめくり、レオタードをずらして彼女の膣内へ指を侵入させていった。びくっと体を動かす彼女を、またキスで落ち着かせつつ。


「ん、はぁ、さま……」


 春花もキスが好きだ。こうしていると落ち着くのがこちらまで伝わってくる。しばしの間そうやっていじるだけで、体は感じてくれ、受け入れようとしてくれる。その準備が整うまでに、いくばくもかからなかった。


「挿れるよ、春花。今日はどうしてほしい?」


「……や、優しく……」


 震えるか細い声は、いつ聞いてもぞくぞくする。優しくと言われるのが、どうしてか心を揺さぶるのだ。私はいつもするように、できるだけ優しくなるように正常位で挿入していった。


「……ぁ……ぁ……深町様……っ」


 春花の膣内はぬるぬると私を受け入れ、締め上げる。私よりずいぶんと低い背の春花の膣内はきつく、より締めつけてくれる。身を堅くして男の襲来を受ける春花をリラックスさせようといったんそこで止まり、言葉を紡いでいく。


「春花、
挿入(はい)ったぞ、お前は私のものだ」


「はい、はい深町様。そのとおりでござい、ますっ」


「かわいいぞ、春花」


「ああそんな、もったいないお言葉……」


 最近、私自身は変化を感じないが、なんだか春花含め女の子たちがずいぶんしおらしくなっていて、嬉しい。春花と言葉を交わすだけでも、なぜだか興奮がやってくるのだ。私は嬉しい言葉に少し己を硬くし、ゆっくりと動かしていく。


「……ん……ふぁ……んっ」


 レオタードの上から胸を揉む。すぐに直に触りたくなり、レオタードの肩紐を片側だけずらした。すると春花の豊満な胸がぽろりと転ぶように出てきて、またいっそうぞくぞくする。それを乱暴につかみ、ぐしゃりとつぶすように味わっていった。


「ふぁ、ぁ、ぁ……っ」


 胸に舌を這わす。春花は恥ずかしそうに身をくねらせ、私から一時逃れようとするが許さない、お互いの手と手を重ねたあと、舌は余すところなく春花の胸を味わっていった。


「ふぁ……嬉しい……っ……また、繋がりましたのね……っ」


「ああ、お前はこうして手を繋ぐのが好きだったな、ふふ。かわいいやつだ」


「そ、ふぁ、そうは言いますけれど、嬉しいものは嬉しいのですわ。なんだか、心も繋がっていく、気が、ふぁ、し、して、っ」


「ああ、そうだね」


 小休止にころころと撫でてやる。すぐにまた戻して手と手を絡め、唇を合わせていく。半分だけのぞいた乳房がいやらしく、春花の隆起した乳首がレオタード越しに判別もできまたそそる光景だ。ずらしたレオタードに挿入しているのまた楽しい。うまく録画できているといいが、ふふ。


 それからまた、ゆっくりと動いていく。春花にはゆっくりがいい、互いに感じていくのがわかる。水の擦れる擦過音は春花に羞恥を伝えるらしく、音が大きいときに軽く首を振る。いやいやをするように。そこがまた愛らしいのだ。


「春花、気持ちいいぞ」


「ああそんな、恥ずかしい」


「いいじゃないか、気持ちいいのはいいことなんだよ」


「……そ、そうですわね……ふぁ、ん、で、でも、やはり恥ずかしいのは恥ずかしいですわ」


「あはは、そうかい。それはいい、好きだよ、春花」


「ああ、ありがとうございますわ。私も……好きですわ」


「好きです、あなた。はい、もう一回」


「……す、好きです、あ、あ、あな、た……」


 いっそう恥ずかしそうに赤面する、春花のなんとかわいいことか! 膣も反応を隠せず、私のアレも怒張し、硬くなってしまう。思わず腰も早くなろうものだ。


「ふぁっ、ぁ、ぁ……っ……さまぁ……」


「私も好きだよ、お前」


 びくっと跳ねる春花の身体、揺れる胸。かわいい。そうしてまた、こちらに言われると膣が蠢くのだ。たまらない。


「かわいいぞお前っ、綺麗だぞっ」


「ふぁぁ、うう、ありがとうござ、ふぁ、ん……ござい、ますわ」


 必死でついてきてくれる春花。涙ぐむ顔をそっと拭きつつ、腰を動かしていく。と、今日はまだに気づき、春花に言う。


「脚絡めろよ、お前」


「はいあなた、ああ言ってしまいました」


「それでいいんだよ」


 ぎゅっと脚を絡める春花。一生懸命に手を伸ばし、背中で繋いでくれる。一心同体になろうとする春花がかわいく、私は思い切り打ちつけ、春花を貪っていった。


「んっ、ぁっ、んっ……ふぁっ」


 レオタード姿の美しい春花が乱れていく。私の責めに顔を歪ませ、嬌声を発していく。それは本当に淑やかで、乱れてはいるものの品がある乱れ方はとても美しかった。私はいつも、そうした淫らなのに淫らじゃない春花に興奮し通しで、こんな女を犯していると、思えば思うほど息が荒くなっていく。美しいお嬢様をレオタード姿にさせ、突いていく。それはなんとも言えない、陶酔にも似た感動を私に与えていた。


 美しい。春花は美しかった。セックスにおいてさえ。体だけでなく乱れ方でさえも。


「好きだ、お前」


「好きですわ、あな、あなたっ」


 奥にぶつかるまで突いていく。緩急をつけ、何度も春花を泣かせていく。目を閉じたまま喘ぐ彼女を見ながら、ときに激しく、ときにゆったりと春花を攻撃していく。春花は突かれるたびにはみ出た胸を揺らし、喘ぎながら絡めた脚に力を込めてくれる。そっと長い髪を撫でると、微笑んでくれるのが嬉しい。ほっぺにキスをし、ますます微笑ませ、そうして一気に突くのだ。


「ふぁ、はぁ、はぁ」


 すると春花もあの声で応えてくれる。それが嬉しくてもう一度繰り返し、同じように春花を喘がせていく。膣は愛液に塗れ、滑りよく私を受け止めていく。硬い締めつけは強く、私を叱ってくれる。じゅぷ、じゅぷといい音をさせながら。


 私はだんだん気持ちがよくなり、そろそろと昂った己を解放したくなってきた。また春花のそれもほしがっているように蠢き、収縮していく。


「よし春花、そろそろ射精すぞっ、いいなっ、孕ませるぞっ」


「はい深町様っ」


「よし言えっ、言え春花っ」


「はい、ふぁ、なか、なまな、んっ、はぁ、はぁ……生なかだし、してくださいませ、深町様っ」


「足りないっ」


「ああそんな、恥ずかしい……お、おま○こに、なかだしを、はぁ、ふぁ」


「よし射精すぞ、孕めっ、春花っ」


「んん……っ
 ふぁぁ ふぁ、はぁ、はぁ 深町様…… ああいっぱい、いっぱい……っ


 思いっきり奥底で春花に膣内射精をした。どくどくと己が解放され、えも言われぬ快感に浸っていく。春花はがっちりと私を脚でつかんだまま、びくびくと蠢き、一緒に達してくれたのかあそこもきゅうと締めつけて強かった。


 それが終わると結合を外し、春花はぴくぴくと軽く動きながら、ゆっくりと脚を下ろしてくれた。私は隣に寝ころび、春花をよしよしと撫でてやる。


「とっても気持ちよかったぞ、春花。今日は一日、ごくろうだった」


「まあそんな、ありがとうございますわ」


「春花はどうだった?」


「はい。とても気持ちよかったですわ」


「そっか。よかったよかった」


 しばし安らぎの時間。キスをついばむようにしたり、ぎゅっと抱きしめあったり、頬をすりすりしたり。


「ああそうだ、そろそろ春花も携帯電話を買ったほうがいいんじゃあないかな。今日のお昼、良子から送られてきたし」


「はい。そう思いまして、本日花雪と一緒に購入しておきましたわ」


「お、そうか。それはいいね。使い方で困ったら私になり誰なり、聞くといいよ。教えてあげる」


「まあそんな、お手間をかけるわけには」


「いやいや、こっちだってそれを使ってやりたいこともあるし、携帯は便利だしね、いろいろと。教えてあげるよ」


「ありがとうございますわ、深町様」


 そうして春花はゆっくりと眠りに落ちていった。寝顔もなんとかわいいことか。くうっ。


 私もそこでしばし過ごしてから、ゆっくりと次の二人の元へと、春花を起こさないようにして向かった。


 かわいかったぞ、春花。
















 結局イけなかった(おしっこは一応次のでできたけど、あれも恥ずかしかったなぁ)。静香猫さんもで、やっぱり先生じゃないと大変みたい。私は今夜、話に聞いていたお散歩にどきどきしていて、えっちな映画が終わってしばらく先生を待つ間、とても胸を高鳴らせていた。


 期待と、恐怖。二つが一体になって私を襲い、千歳猫をびくつかせる。


「ちゃんとできるかな」


「できますよ、千歳さん。猫さんになりきりましょう」


「うん」


 こつんと静香さんとおでこをぶつける。えっちな映画が終わって結構経っているので、えっちな気分は少し遠くへ行っちゃってた。


 二人ともが全裸で首輪をして、一人は身体にやらしい落書きがあって、ベッドに繋がれていることをのぞけば。


 そのまま少し先生を待っていると、待望の扉が開かれる。先生だ。私たちは二人でリードの続く限り、そっちまで四つんばいで近づいていった。


「よしよし、元気だったかな」


 先生もちゃんと私たちを猫扱いしてくれて、ごろごろと喉を鳴らすように触ってくれて、よしよしと撫でてもくれた。


「ずっと部屋は窮屈だったろう、散歩に行こうか」


「はい」「はい」


 リードが外され、先生が手に持って引っ張っていく。私たちは首から引っ張られる感触にああ猫だ、って自覚いっぱい、自分の意志で自由に動けないってまたこの形でもわかって、ぞくぞくしてしまう。


 静香猫さんもう、うっとりしているもの。


「おっと、そのままだと外の地面は痛いからね」


 一度先生が止まり、なにか軟膏を私たちに塗ってくれた。なんでもこれで地面に直接肌を触れても痛くないとか。先生自作、自慢の一品だって。変なの。


「これすごいよ、全然痛くないんだから」


「そうなんだ」静香猫さん、そうしてマッサージみたいに塗ってもらってるときでさえ、先生にじっとり愛の視線を送ってた。


 私も、肌をすべすべと滑っていく先生の指の感触に、どこか恍惚に似た感じを受け取っていた。なんだか、気持ちいい。


 それが終わってから、またリードを引っ張られていく(先生は撮影のカメラを持って)。四つんばいで暗い廊下を通り過ぎ、静かな玄関を開け、外に出る。八月も終わりの真夜中はとても涼しく、風も微風程度で過ごしやすい。その、裸だしね。いつもなら石ころもある地面が、さっきの軟膏のおかげで全然痛くなかった。


 私たち二人は、先生の後ろを歩きたかったけど(一応四つんばいも歩くよね)、先生が見たいからって前を歩かされちゃった。裸の私たちを後ろからじっくり眺めていたいんだって。言葉どおり先生の前を歩くと、視線がカメラのまでお尻とかに感じてちょっぴり恥ずかしい。でも、見てもらえることにまたちょっぴり、嬉しいけど。静香猫さんと目を合わせ、ちょっとだけ眉を困らせるの。先生、しょうがないねって。えっちだねって。


 そのまま歩いていくと、夜とはいえ誰かに会わないかやっぱりちょっと怖くなってくる。でもこんな状態でお外を歩いてる、解放感が少し心地いい。お外でこんなことしてる、っていう、気持ちが、喉の奥を通り過ぎていくの。ごっくん、って。一歩歩くたび、四つんばいで歩くたび、いけないことをしている、見つかると大変って、一歩ごとに感じちゃう。でもそれがなんだかえっちで、えっちな興奮に感じて、くるの。


 左隣の静香猫さんも、おんなじような興奮っていうか、気持ちなのか、どこかとろんとした目つきで歩いていってる。静香猫さんスタイル抜群だから、歩くたび胸が揺れて揺れて、とびきりやらしい。目が合うとすぐ向こうも下のほう見て、おんなじだよって言うけどそうかなぁ。私ちっちゃいから、揺れてないと思うけど。それに先生からだと、角度によっては落書きも見えちゃうよ。えっち。


 曲がり角のたびに止まれって首輪をぎゅっと引っ張られ、少し苦しい。のに、それがなんだか嬉しくって、先生を見上げちゃうの。先生は私たちが先に行く前に、人がいないか一応角の先を見てくれて、いないのを確認してから歩きなさいってまたリードを引っ張ってくれる。引っ張られるたび、私、本当の猫さんになっていく気が、する。


 それから月明かりの下をこつこつと歩いていった。こんな格好でなんだし、恥ずかしいけど、でもお外に出て動ける解放感はやっぱり結構感じる。一日中あそこに監禁されていると少し息が詰まるのは事実で(そこがまた、その、らしくってそれに耐えなくっちゃとも思うけど)、お外を歩くのは楽しかった。ああ、だから犬さんとか、散歩好きなんだ。


 ……わ、私本当、芯から動物になりきっちゃってるな。うぅん。いいのかな。今気づいたけどこれって、よく考えたらお犬さんだよね。ま、まあ先生が猫さんって言うなら猫さんだけど。


 やがて町内にある公園までたどり着く。先生は一旦ベンチに座り、一息ついていた。私たちはその近くの水道の蛇口に繋げられ、たの。


「いい夜だねぇ」


 先生が夜空を見上げて言う。私たちも空を見ると、そこには確かに大小さまざまな星々が輝いていて、とても綺麗だった。


「こんな夜を散歩するのはなんだか楽しいね。ああ、そろそろおしっこの時間だね、二人とも」


「えっ」


 先生はにっこりと、公園の街灯に照らされながら言った。「おしっこの時間だよ、二人とも。ペットなんだから、言われた時間にするものだろう? 室内で飼ってるんだ、粗相があったら困る。ほら」


 先生が指さすのは、公園中央の木々だった。夏の日差しから守ってくれる、あそこで、しなさいと。


 先生は立ち上がりリードをつかみ、そっちへ引っ張っていく。ぐいぐい引っ張られなんだかうっとりしつつ、でもの、恥ずかしさがこみ上げてきた。先生のお家はまだお庭で、見つからないからいいけど、ここ、そんなことしてる間に誰か来たら……


 考えているうちに木々の傍に座らされる。先生はじっとこちらを見て、いつでもどうぞといった風貌。私たちは顔を見合わせ、先生を見上げ。それを二回ほどしたところで、静香猫さんが動いた。


 ちょこんと座り、猫さんのやるおしっこのポーズ。じっと先生を見上げながら、おしっこが出るのを待っていく。すると先生はすぐ違う違うと手を振った。え?


「片足あげて、木にかけるようにしなさい」


「はいご主人様」


 それ犬さんですよ、との返事をする間もなく、静香さんは四つんばいから片足を、上げ。犬さんのおしっこの、ポーズ。そうして、すぐにぴしゃぴしゃとおしっこを、していった。この暗いのでもわかる彼女の赤い顔、わずか震える肩。恥じらいながらもすぐこなせる、静香猫さんすごい。先生は何枚も写真を撮って、外で大変なことしてる静香さんを残していった。


 おしっこが終わると、先生が濡れたあそこをティッシュかなにかで拭いてくれる。


「いい子だ、よしよし」なでなでしてあげつつ、軽くちゅって。いいな。


「ほら、早くしないと人が来るかもしれないよ、千歳」


「は、はい」


 で、でも、猫さんみたいにちょんと座ってやるならともかく、犬さんみたいに足上げるの、勇気、うう……


「千歳」


 ぐいとリードを引かれる。なぜかぽっとほっぺが熱くなるのを感じて、私はなぜかなぜかすっと、片足を上げていた。


 自分の意志で、ご飯も食べられなかった。外出もできない。そしてトイレにも好きに、行けない。ご主人様の先生次第、そう、自分ががんじがらめとわかる、今の紐、をぐいと引っ張った、こと。


 私は、ペットだ。千歳猫、だ。首輪に書いて、あるの。


 ……最初はこうしてしなさいと言われてもでなかったおしっこが、なぜか急に、すぐに出てきた。犬のように足を上げた私のあそこから、またぴしゃぴしゃとおしっこが出ていく。先生はまた何枚も撮り、録画し。ぽーっとなるまっかっかの私を、残してくれた。


 おしっこが終わると同じようにあそこを拭いてくれ、よしよしとなでなで、キスがもらえた。嬉しい。


「ふむ、じゃあ少しここにいようか。静香、前と同じ、寝転がってみてよ」


「はいご主人様」


 ごろん、と静香さんが仰向けになる。本物の猫さんが猫じゃらしとかにじゃれるように、両腕を胸の横に、両足を上げていた。


 ぞくりとする、本当の猫さん。


『牝猫』で『性奴隷』で『憲邇専用』の、猫さん。


「よしよし」


 その静香さんにまた本当に猫さんにやるように、お腹をごろごろと撫でてあげていく先生。静香猫さんは楽しそうに「あん」と鳴き、お腹を滑る指先にうっとりと目を潤ませて、先生の腕にじゃれついて、いた。


 おっぱいも、あそこも、そうしていると丸見え、で、揺れて、動いて、いる。


「千歳」


 どくん。次は、私だ。できるかな、やらないと。去っていく指先に名残惜しそうな静香さんから、先生は離れてこちらを見下ろす。


 ゆっくりと、横になり、そういえば軟膏全身に塗ってもらってたの、このためだったんだとようやく気づきながら、仰向けに、なる。同じように手を上げ足を上げ、猫さんのように丸見えにして、いった。


 どきどきの興奮が、私をよぎっていく。猫さんになって、いくの。


「よしよしいい子だね」


 同じようにお腹をごろごろしてもらう。私も思わず先生にすり寄り、両手両足でじゃれつきにいった。


 猫さんだ。猫さんだあ……


 そうしてしばらく私たちをなでなでしたあと、何枚も写真を撮り録画は続き(いっぱいいいよって、かわいいよって言ってもらっちゃった)、先生は楽しそうに私たちを見下ろしてくれた。じっと視線がもちろんいやらしいところへきて、目線でえっちなことをされている気になってくる。先生はそうして、仰向け丸見えの私たちをじっと見つめていった。


 私たちも先生を見つめ、星空を見上げる。先生も綺麗だけど、こうして寝転がってみる星空も、綺麗だった。


「綺麗だな……綺麗な夜に、綺麗な女たちだ。いい格好だよ、本当に、お前たち」


 ちょっとびくってなる。でも二人で目を合わせて、また赤くなって俯いちゃう。お互いの裸が、目に入るから。俯いても見えちゃうから、やっぱり明後日のほうを向いちゃうけど。特に静香さん、おっぱいがおっきいから仰向けでもゆっさゆっさしてて、たぷたぷ揺れてえっちだもの。


 それよりもっと、まっかっかなのにどこか嬉しそうな顔のほうが、えっちだけど。


「ふむ、静香はどうしようかな。まだ一週間以上あるし、焦ることもないか。でも静香猫ちゃん、こうしてお散歩するだけで楽しいと感じてくれるようになるといいね」


「はいご主人様」


「鳴きまねしてよ鳴きまね」


「にゃあ」


 仰向けごろにゃあんですると、なんだか静香さんほんとに猫さんっぽく見えてくるな。なんでだろ。


「千歳も」


「はい、にゃあ、なあ、ん」


「おお、千歳やっぱりめちゃめちゃうまいじゃないか、ぴったりだね」


 嬉しいような嬉しくないような。


「静香は月末どうしようか……それよりなにか着せたいな、明日か明後日にでも」


「猫さんは裸ですよ、せんせ」


「いやいや、最近はペットにも洋服を着せるのがおかしくないからさ。着せたいんだ、えっちなのをね」


 そっか。そういえばそうかも。えっちですね。


「よし、そろそろ帰ろうか」


 先生がリードを引っ張り、帰宅していく。帰り道も誰かに会わないかどきどきして歩いていったけど、結局誰とも会わずにこれた。深夜のお散歩、とっても楽しかったな。えっちで、先生喜んでくれたみたいだし。


 そうして二人は軽く砂を払い、先生の部屋に招かれる。


 そこで今夜も、えっちしてもらうの。








 また私たちは首輪でベッドに繋がれる。その、紐の長さが行動範囲。きちんとその中にベッドがあり、私たちは二人ともそこへ上がらせてもらう。そうしてから先生の言葉どおり、四つんばいになりお尻を先生に向けた。


 先生はいやらしい手つきで、二人分のお尻をなぞる。私たちはびくつき、潤んだ瞳で先生を見やる。先生は楽しそうにお尻を撫でまくり、それから大事なとこへ愛撫をしにきてくれた。


「ぁ、ん」「ふぁ、ん」


「ふふ、すぐ濡れてくるな。興奮はしていたか」


 言葉どおり、私はあっという間に先生が欲しいと、身体がねだりにきていた。ぴちゃぴちゃと透明な液体が跳ね、先生を誘いにいく。


「散歩するだけで濡れてしまうようになったら、考えないとね」


「ぁ、お仕置きは、ん、や、です」


「お仕置きじゃあないさ、次のステップを、だよ。まあ、しばらくかかりそうだ、この感じだとね」


「ぁ、ん」「ふぁ、う」


 先生が二人分をいじっていく。指先がお腹の中に入り、敏感な場所をまさぐっていく。私たちはえっちな声を出し、先生を楽しませていくの。


「どっちが先がいい?」


「……」「……」


 それは自分から誘っちゃうから、なかなか言えないの。


「お好きなほうからどうぞ、ご主人様」


 言えるのは静香さんみたいなこと、だけ。


「じゃあ、先に静香にしよう」


 ずぷっ、と先生が静香猫さんのあそこに、入っていった。静香猫さんは顔を歪ませ、


嬉しいと言っている。綺麗だな、前も見たけど……


「ふん、お前猫の素質抜群だな、愉しかったんだろう? こんなに締め付けてっ」


「ぁっ、ぁっ……んっ」


「言えよ、愉しかったって」


「はいご主人様、大好きです」


「なに言ってるんだお前」ぱしり。お尻を叩かれ、先生は楽しくってたまらない顔、静香さんは気持ちいいって、喘いでいく顔。


「ぁん、ご主人様……っ、はぁ、猫さんが、その、大好き、です、なるのが」


「なんだそうか、わかりづらいよ。愉しいか愉しくないかで言え」


「んぁ、んぅ……はぁ、はぁ」


「言えよ」言葉と同時にずぐんと先生のモノが突き刺さる。「あんっ」同じく同時に静香猫さんが喘ぎ、震えながら宣言をしていった。


「楽しかった、です、とっても……んっ」


「変態だな」ぼそっと耳もと。あああれ、耳から感じちゃうよ。「お前は猫扱いされて喜ぶ、ド変態なんだな」


「ぁっ……



 静香猫さん、今の言葉でめちゃくちゃ感じてる顔だ。とろけたみたいにうっとりして、涙ぐみながらでも快感を感じてる。


 私の耳と、一緒だ。


「違い、ます、ぁ、ぁ……せんせの言うこと、こなせた喜びですっ」


「ますます変態だよ、そんなの」


「んあ
 ひどいです、せんせっ」


「ふふ、でもそれなら、かわいくていいぞ、静香」


「せんせ……っ」


 腰を持った先生の動くのが早くなっていく。ぱん、ぱんって、お尻にぶつかる音が激しく、ベッドがぎしぎしいっていく。先生のアレがどうなっているかちらりと見てしまい(だって先生見たいもの)、その具合の大きさ硬そうさ、すご、す、すごかった。静香さんはそれを受け止め、じゅぷじゅぷ気持ちいい液体を流していく。


 後ろを見るとそれが鮮明で、それよりなにより先生の責める顔が、とっても美しかった。私もその顔見るだけで、なんだかとろんってしちゃう。素敵、だよ。


「ぁっ、ぁっ、せんせっ、せんせっ」


「静香っ」


 二人ともとっても気持ちよさそうだった。私は横からそんな二人を見続け、静香さんの胸がぷるんぷるん揺れるのや、先生の妖しい目、静香さんの涙目、そして先生の肩、腹筋……や、やだ、肩も腹筋カッコよすぎだよ、はぁ……あんなに硬くして突かれたら、きっと気持ちよすぎだよ。


「せんせっ、好きっ、好きっ」


「私も好きだぞっ、静香」


 二人は息ぴったりだった。しばらくそうして動き続け、小休止でキスをし合い、おっぱいが揉まれていく。私のあそこも忘れずいじる先生のいやらしさはすごく、すぐ隣でのえっちにどきどきして濡れていくの。


「ああ、気持ちいいよ、静香猫の
膣内(なか)


「せんせも、気持ちいいですっ」


「そういうときはこう言えよ」


 またぼそぼそ言い、ぱんぱんが強くなる。言おうとしてその強さに喘ぐしかできない静香さん。


「ぁんっ、ぁん……っ、はぁ、おち○ぽ、気持ちいい、ですっ、あぁ……っ」


「ち○ぽ好きな淫乱だね、牝猫だよ、お前」


「はい、はい、はいっ……っ、書いてあるとおり、あ、あたしは、淫乱な牝猫でございます」


 どきどき。ぱんぱんがまた強くなっていく。


「まったくどうしようもないな、お前は。中三でそんなとは恥ずかしい、きちんと躾けないとな」


「はい、しつけてくださいませ、ぁん、ご主人様」


「よし静香、躾けの生膣内射精だ、いいなっ? お前はこれで達しないとお仕置きだぞ、牝猫っ」


「はいご主人様っ。ぁっ、ぁっ、あっ」


 先生がひどく早くなって静香さんにぶつかっていく。二人ともとっても気持ちよさそう。先生は顔まで引き締まり、静香さんは顔がとろけて、瞳うるうるに涙ぐみ、激しいご主人様を受け止めていく。


「よし、そろそろ射精すぞっ、お前、イクときはイクって言えよっ、牝猫っ」


「はいご主人様っ、んあ、んっ、んっ」


 二人は最高潮に高まり、私まで熱気が届いてくる。激しい動きにやがておしまいが見えてきた。


「ぁっ、ぁっ、ぁっ、い、イク、イッちゃ、ぁっ」


「いくぞ静香っ、静香っ」


「はい、あんっ
 イク、イッちゃう…… ん、あ ああ……っ せんせ……っ いっぱい、おおす…… イッちゃっ、たぁ……っ


 先生が生ナカダシしたみたい。びくびくびくっと二人とも全身が震え、注がれる音がこっちまで聞こえてきそう。先生はすぐびしっと戻ったけど、静香猫さんはびくっ、びくって痙攣していて、先生が離れるとどさって崩れ落ちてた。


「気持ちよかったよ、静香」


 先生がさわさわとお尻を撫でてあげてた。イッた顔の静香さんはそれで嬉しそうに微笑み、満足そうに目を閉じて余韻に浸っていった。


 イク。えっちの、女の子の、射精。教えてもらったんだから。私も、その、言ったほうがいい、よね。


 とりあえず、私はいいですかと先生を見上げ、いいよと承諾をもらうとよじよじと静香さんのあそこ(落書き傍)に顔を近づけ、溢れ出た白いものを舐めとっていく。そこを綺麗に舐めとると、今度は先生のアレも綺麗に舐めとらせてもらう。


 そうして、静香さんに口移ししてあげた。とろんとした幸せそうな静香さんは、こく、こくんと少しずつ飲み、満足そうに「おいしい」って言ってくれた。うふふ。


 私もおいしかった。先生の、白い、精液。


「次いくよ、千歳」


「はいせん、ご主人様」


 後ろを見るまでもなく、先生はまた硬くしてくれてた。私は四つんばいでお尻を突き出し、先生に腰を持ってもらいながら挿入されていく。ずぶずぶと侵入してくる先生の硬く大きいモノは、私をとてもえっちな気分へと導いてくれてた。


 気持ちいいと、一緒に。


「ふぁ、あ、先生……」


 先生に貫かれるのは、気持ちいい。まずはゆったり動いてくれる先生に、私も自分を少しずつ合わせていくのは、とっても気持ちよくなっていけた。


「千歳、どうだったい今日は? 興奮したかい?」


「は、はい、ふぁ、と、んっ、とってもっ」


「猫の自覚、わいた?」


 こくんと頷いておく。すると先生は満足そうに頭を撫でてくれ、また猫にやるようにごろごろと喉も撫でてくれた。それから一度勢いよく突いてもらい、私はえっちな声が出てしまう。


「ふぁぁ、ん、先生、先生」


「いい子だ、千歳、その調子だ」


 ぺろりと耳を舐められると、ぞわぞわぞわぁって全身が波打ち、震えながら気持ちよさが全身を伝っていく。快感に身をよじり、私はびっくりしましたと先生を見上げた。


「いいじゃないか、かわいいぞ、千歳」


「ありがとうござ、ふぁ、ございます」


 しばらくぱんぱんと腰をぶつけてもらう。幸いなことに横の静香猫さんは目を閉じていて、見られていない。そう思えば、今は先生と二人っきりでえっちしている気分になれた。


 先生の硬いのがねっとりと私に絡まってくる感覚がお腹からしてくる。ずぷずぷと進んで最後にぶつかり、きゅうと自分が締まるのを感じる。そうしていったん戻ってまた奥にぶつけられると、なんとも言えない快感が頭からお腹から全身を襲っていく。


 気持ち、いい。えっち、気持ちいい、の。


「先生、好き、好きっ」


「私も好きだっ、千歳っ」


 ぱんぱんと突かれるのが早くなり、リズムに緩急がついていく。ゆっくりと突き進められながら耳をはむはむされると、全身がびくびくびくってはしゃぎまわってしまう。それくらい耳が弱く、また責められると気持ちよくなってしまうの。先生はその私の弱点を知り、何度も何度も舐めてくれる。私はそのたびに身をよじり、くねらせ、あんまりいじるとやです、と、先生に言ってしまう。すると先生はいいじゃないかと、ますます楽しそうに私をいじめてくるの。


 すごく、嬉しい。


 小休止し、先生は私の小ぶりなバストをさわさわと揉んでくれ、お尻も同じように触ってくれてた。キスも交わし、口の中を先生に蹂躙されていく。その、舌で押し進められるのも好き。気持ちいいの。


「ふう、よし。千歳、お前は牝猫だな?」


「はいご主人様。私は牝猫です」


「浅ましいセックス大好きな牝猫だな?」


「はいご主人様」


「繰り返して」


「はい。私は浅ましいセックス大好きな牝猫です」


 言うと、先生のあそこがどくどくって、大きくなったのを感じる。私はそれが嬉しくてたまらないの。


 同じように、言わされるとちょっぴし、私も感じる、から。


「まったく淫乱な牝猫ばっかりで困るよっ」


 ぱんっ、と勢いよく突かれる。私はえっちな声で応えて、先生を楽しませていくの。


「ふぁ、っ、ごめ、ああっ、ごめんなさい」


「私は淫らな性奴隷でございます、はい言え」


「んっ、わ、私はみだ、らなっ、んっ、性奴隷で、ござい、っ、ますっ」


「なにをされても文句言いません、ほら」


「なにをされても文句、あっ、言いません」


 先生が激しく腰を打ち付けてくる。私はだんだん早くなっていくスピードに、自分を合わせるので精いっぱいだった。


「よろしい、お前は誰のものだ?」


「深町憲邇ご主人様のもの、ふぁぁ、です」


「よろしい。いい子にご褒美あげようか、白いのが大好きなんだよね?」


「はい、大好き、っ、です」


「ほしいならほしいって言えよ」


「ください、先生の白いの、あそこにくださいっ」


「どこに、なにを?」


「ううっ……」


 やっぱり恥ずかしいよ、って、言い淀んでいると、そこでぐいっと、リードを引っ張られる。「言えよ」


 ぞくぞくって、したの。私その瞬間、とってもぞくぞく、したの。


「……お、おま、おま○こ、に、ご主人様の精液、く、ください、生ナカダシ、してください、ませ」


 また先生のあそこ、硬くなって、おっきくなった。嬉しい。気持ち……


「よろしい、よく言えました。お前にも躾け代わりの膣内射精してやるよ、千歳っ」


「ああっ、先生、先生っ、ありがとうございますっ」


 最後に向かって走り出していく。先生がぱんぱん腰を打ち付け、あそこがずぶっ、ずぶって進んでは戻り、ぶつかっては戻り、私に快感を伝えてくれる。真夏の熱気に包まれて、先生のいい匂いがこちらまで伝わってきて、興奮する。ときどきキスをもらうたびにおいしい唾液を交換し合う。その間はバストを揉まれ、ツンととがった胸の先を回すようにいじられ、ぴんと弾かれたりする。それが終わると腰が動き、回すように突かれ、えっちな声が出ちゃう。先生、大好きって。


「よしそろそろだ、射精すぞっ、千歳っ、千歳っ」


「はいっ、イク、イきま……っ
 ふぁ、ふぁぁ ふぁ、う ああ…… ご主人様 いっぱい


 熱い精液が私のお腹にどんどん注がれていく。いっぱいしてきたはずなのに信じられないほどの量が入ってきてくれて、とても気持ちいい。私はびくびくっとさっきの静香さんみたいに体を震わせ、快感をただただ味わっていった。


 それが終わると、どさっと静香さんみたいに崩れ落ちる。荒い息を整え、心地よい火照った余韻に浸っていくの。


「気持ちよかったよ、千歳。イクって言ってくれて嬉しいよ」


「は、はい」かなり恥ずかしかったけど、そっか。よかった、言って。「私も、とっても、気持ちよかったです」


「よしよし、それはいいね。ああ静香、ふき取る前に四つんばいになりなさい」


 あ、静香さんがさっきのお返ししようとして起き上がってた。でも先生の言葉に四つんばいになってる。


「千歳も、ほら、四つんばいになりなさい」


「はい」


 言われたとおり、二人並んで四つんばいでお尻を先生に向ける。ごぽ、ごぽって白い液体がこぼれてって少し、恥ずかしいな。


「うん、いい眺めだ、静香も少し流れてきたし、なにが書いてあるかわかるしな」


「えっちです、せんせ」


 ぱしゃ、ぱしゃっ。先生はそうして白濁液を溢れさせながら並ぶ私たちを撮ってご満悦。それから静香さんにいいよと告げ、私も同じように綺麗にしてもらった。


「ん、おいし」「おいしいですね」


 口移しの白いのは、別格なの。私のなんだから。


 それが終わって先生が二人の間に入ってくれる。よしよしって撫でてくれて、ちゅっ、ちゅってキスいっぱい。ぎゅうぎゅう抱きしめてももらっちゃうの。猫さんよくできましたって、ほめてももらっちゃった。うふふ。


 はぁ、やっぱり、えっちっていっぱい動くから、眠気がすごいよ。うとうとしながら、先生の胸板を借りようとして、猫さんを思い出してやめておく。すると先生が腕枕してくれて、とっても嬉しい。


 私はとても気持ちよく、眠りの海に落ちていった。


 先生、大好き。
















































































 第八十話あとがき的戯言




 こんばんは、
三日月(みかづき)です。


 ここのところずっと花火大会での露出ばかり考えていたので、今回の露出はなんだか新鮮な気持ちで書けました。不思議なものです。


 あと今回の露出は、以前より(相当以前なのは本当申しわけないです)リクエストのあった、マジックミラーとブラインドシャッターを使ってはどうか、というものを、作者なりにこなしてみました。いかがだったでしょうか? よければ感想などいただけたらなと。個人的にはかなり面白かったので、また機会があればやるかもしれません。その前にまだまだリクエストは残っているのですが……


 それではここまでお読みくださり、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。




 
20130621 三日月まるる




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テーマ : 官能小説 - ジャンル : アダルト

2013/08/15 23:00 | 小説COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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